概要
ウルトラ戦士が、人間と同じ身長に変身した状態を指す。
ウルトラシリーズには通常サイズが等身大の宇宙人も多く登場するが、対するウルトラマンも少なからず等身大になる事がある。また、演出上地球人と一体化する時のウルトラマンは等身大で現れる場合もある。
とはいえ、ウルトラシリーズはあくまでも“巨大怪獣との戦いが売りの番組”であるため、一部の作品を除いて頻度はそこまで多くはない。が、セブンのように高い頻度で等身大の姿になる戦士もいる。
等身大に変身した事があるウルトラ戦士
最も等身大化の頻度が高いウルトラ戦士。等身大の宇宙人と戦う事も多く、室内や乗物の中などでしばしば等身大で活動し人間と会話する事もある。というか、1話からいきなり等身大となって、そのまま敵を撃破し円盤を処分する時だけ巨大化した。
ウルトラセブンの派生作品の主人公。原典同様、こちらも頻繁に等身大化する。一度も巨大化しない回も多い。
キングマイマイ戦の直前、トンネルに閉じ込められた少年を救助するために等身大に変身した事がある。
ブニョによって捕らえられた際に変身を強行するも、自身を縛っていた宇宙ロープの影響で等身大にしかなれなかった。
- U40のウルトラ人達
全員がウルトラヒューマノイド(ウルトラマンとしての姿)への変身能力を持つが、巨大化できるのは選ばれた勇者のみであり、通常は等身大である。
テツオンの体内にミクロ化して侵入する直前に等身大の姿を見せている。
数少ない等身大専用の変身バンクが存在するウルトラ戦士。レイビーク星人戦で等身大化した際には、初めて等身大のティガを目撃したホリイが動揺するシーンがある(等身大化自体は以前にも行っていたが、その時は目撃されていない)。
ディゴン戦で等身大化。
互いに等身大になって戦った事がある。
こちらも等身大での活躍が多い。
ダークファウスト戦で等身大化したが、すぐに巨大化した(メタ的な事情としては、当初は等身大での対決も予定されていたが、撮影時期が真夏の炎天下でスーツアクターに負担がかかる事から没になったという経緯がある)。
最終章で、地底世界からミズキを連れて脱出する際に等身大に変身。
前者はバーチャル空間で暴走するゼットンを倒すために空間に入る際、変身直後一瞬ではあるが光に包まれた状態での等身大でそのまま空間に突入。
後者は ババルウ星人を追って地球に再来した時に等身大化している。
『ウルトラ銀河伝説外伝ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』では、体力温存のためかこの状態で岩に鎮座しており、ニセウルトラ兄弟(SRチーム)が出現した際に巨大化した。
また『ウルトラマンジード』では、事故にあったレイトを助けるために病室の枕元に現れる。
ガピヤ星人アベルに正体を見破られた際に人間に擬態した姿である霧崎からトレギアの姿に戻った際には等身大のままであった。ちなみに、これはTVシリーズではメビウス以来となった。
バリスレイダーや等身大のバロッサ星人に応戦するために、緊急手段として変身する。しかし、この状態を維持できるのは50秒間と1分未満である。
月面基地でのゾンボーグ兵達との戦闘で変身。デッカーと共にゾンボーグ兵達やスフィアに取り込まれたヤプール人を撃退した。
ライバッサーとの戦いで変身した際、ぐんぐんカットがあったにもかかわらず何故か等身大であり、そのまま幼体と交戦した。
その後、月面基地での戦闘でも(こちらは能動的に)等身大に変身し、トリガーと共に奮戦した。
等身大で神永の前に現れた。これが本来のサイズなのか、ベーターシステムの応用なのかは不明。
ウルトラ戦士以外の戦士
地球出身の怪獣使い・レイオニクス。レイブラッド星人の遺伝子を持つレイが、レイオニクスとして完全に覚醒した姿。
こちらはウルトラ戦士というよりパワードスーツである。この宇宙ではウルトラ戦士扱いされている。
設定こそあれど実現していない、厳密には異なる戦士
ダダのミクロ化機によって等身大にされたが、再び巨大化した(等身大のダダと戦うために自分の意志で等身大化したという説もある)。ただしハヤタから変身する際に直接等身大になることはなかった。
三面異次元人ギギによってミクロ化された人々を救出する際に等身大化。人間と会話もしている。ただし、この時はムサシがミクロ化していた状態で変身したため、そういう意味では「巨大化」しており、ムサシからの「サイズの変わらない変身」はしていない。
ある理由で人間態に戻るのをやめているため、必要となれば等身大になって対応する。が、現時点では等身大化した映像作品はない。
関連タグ
巨大ライダー:逆とも言える。