概要
2023年12月9日に情報解禁。
今回はシリーズで初めて「恐竜」をテーマとしている。また、劇場版シリーズでは「嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!」以来17年ぶりにシロがメインとなるようである。
前作エンドロール後のオマケ映像ではブラキオサウルスに乗るしんのすけが描かれた。
監督はシリーズ初参加となる佐々木忍氏、脚本はTVシリーズの脚本を担当しているモラル氏が担当。
公開されたポスターでは、しんのすけがティラノサウルスを無謀にも虫取り網で捕獲(?)しようとしている他、オリジナルキャラクターとされる恐竜「ナナ」も描かれている。
その後、公開日が8月9日に決定した。
あらすじ
夏休み、現代に恐竜を甦らせた一大テーマパーク"ディノズアイランド"が東京にオープンし、子どもも大人も恐竜に夢中な恐竜フィーバーを迎えていた。
その頃しんのすけ達は、シロが出会った小さな恐竜"ナナ"と特別な夏を過ごし、野原一家もシロとの出会いを思い出して新たな絆が生まれていった。
そんななか、ディノズアイランドをオープンさせたバブル・オドロキーは「ある秘密」がバレる前にとあの手この手でナナを探し、ナナを巡ったアンビリ~バボ~な争奪戦が勃発!しんのすけは、ナナの秘密を知るビリーと出会い、一緒に行動することに。
しかし、そんな中発生したトラブルで恐竜たちが大脱走し、東京やカスカベで暴れまわる!!(ローンが32年も残る野原家も踏み潰されてしまった…)
しんのすけとシロ、カスカベ防衛隊はナナを守るべく超巨大恐竜達の闊歩する東京・渋谷で大奮闘することに……
主要ゲストキャラ
シロが出会った頭に赤い飾り羽根が生えた小さな恐竜。
背中の赤い背鰭や鰭状の尻尾からスピノサウルスの子どもと思われる。
シロやしんのすけ達と友情を深めていくが、ある大きな秘密を持っているようであり……。
恐竜が大好きな生物学の研究者。ナナの秘密を巡ってしんのすけ達と一緒に行動する。
- バブル・オドロキー(CV:安元洋貴)
ディノズアイランドの創設者。
ある秘密がバレる前にナナを探し出そうとする。
- アンジェラ(CV:戸松遥)
ディノズアイランドのガイド。
- アンモナー伊藤(CV:オズワルド伊藤俊介)
ディノズアイランドの運営、システム管理者。名前の由来は「アンモナイト」から。
ディノズアイランドのスタッフ・三葉虫部隊の三人。名前の由来は「三葉虫」から。
登場する恐竜及び古生物
- ティラノサウルス
- ビスタヒエヴェルソル
- グアンロン
- ブラキオサウルス
- トリケラトプス
- アンキケラトプス
- ステゴサウルス
- アマルガサウルス
- ディモルフォドン
- タペジャラ
- トゥパンダクティルス
- プテラノドン
- アロサウルス
- アヌログナトゥス
- パキケファロサウルス
- イグアノドン
- モノニクス
- ヴェロキラプトル
- ユタラプトル
- アリオラムス
- アンキロサウルス
- オルニトミムス
- ギガノトサウルス
- カルカロドントサウルス
- アクロカントサウルス
- シアッツ
- カルノタウルス
- アーケオケラトプス
- ギガントラプトル
- シノサウロプテリクス
- バリオニクス
- ナヴァホケラトプス
- スピノサウルス
余談
本来この映画は32作目のはずだが、テレビ朝日の「クレヨンしんちゃん」公式サイトのニュースや、しんのすけを演じる小林由美子氏のコメントでは「31作目」と書かれている(前作『超能力大決戦』は全編3DCGかつ従来の劇場版とは別ラインでの制作だったため、『超能力大決戦』は初の番外編扱いとなった)。
『ドラえもん』では、恐竜を含めた古生物をテーマにする作品は幾つかある一方で「クレヨンしんちゃん」では恐竜を題材に扱うのが稀有であった(背景はよく分かっておらず、『ドラえもん』シリーズとの差別化なのかも不明)。
過去に「クレヨンしんちゃんのまんが恐竜おもしろブック」が出版されている。
2024年は世界で初めて命名された恐竜であるメガロサウルスの記載から200年が経ち、『ゴジラ』シリーズ公開から70周年となる年である。
関連動画
関連項目
超能力大決戦…前作
オラと博士の夏休み…2021年に発売されたクレヨンしんちゃんのゲーム作品。こちらもストーリー上で恐竜が登場する。
炭の町のシロ…上記と同じく2024年に発売されたのオラ夏の続編。本作同様シロがキーパーソンとなる。