概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』に初登場したキャラクター。
名前の由来は恐らく「アスナロ(翌檜)」。
ホウエン地方のフエンタウンジムのジムリーダー。ほのおタイプのポケモンの使い手。
勝利すると「ヒートバッジ」と「オーバーヒート」のわざマシンが貰える。
キャッチコピーは「やけど しそうな じょうねつの ひと」。
まだジムリーダーに就任したばかりのため、どのように振舞えばいいのか分からず、わざと厳めしい話し方をするなど試行錯誤をしている。
一日の疲れをとるために町の温泉に通っているらしい。
どの地方かは不明だが、彼女の祖父はかつて四天王の一人だった。
そこに関聯して、ハジツゲタウンのNPCから
「フエンタウンの ジムリーダー アスナとは 戦ったかね? あの娘の おじいさんは すごかったよ なんでも ポケモンリーグの 四天王だった らしいからね きっと アスナも これから 素晴らしい トレーナーに なるだろうね」
との台詞を聞くことができる。『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』のPWTでアスナ自身が
「四天王だった おじいちゃん 譲りの 才能と 火山の 近くで 磨きあげた ホットな 技 あなたに みせてあげるよ!」
と言っているので、この祖父が同地方の四天王のゲンジではないかという説があったが、公式からは否定されている。
他にも『ポケモンマスターズ』ではアスナ自身が祖父について「元四天王」「小さい頃はそれがプレッシャーだった」と発言しているので、現役は退いている模様。
第8世代ではホウエン出身のほのおタイプのジムリーダーとしてカブが登場。
使用するタイプやポケモン(コータス)など共通点があり、祖父ではないかという説が新たに浮上した。
しかしゲンジのように公式からの声明は出されていないものの、カブは若い時分にガラル地方へ渡っている事が明言されているため、実際に祖父である可能性は高くない。
しかし、ホウエン出身のほのおタイプトレーナーという事で、血縁ないしなんらかの面識がある可能性はある。
ORAS版
リメイク版の『ORAS』でも役割に変更はない。
表情が付いたので振舞い方の模索の様子がより分かりやすくなっている。
ゲンシグラードン・ゲンシカイオーガとのバトル後に120番道路にある日照りの岩戸に行くと、彼女から「ここには珍しいほのおポケモンがすんでいる」という情報を聞くことができる。
アスナもそのポケモンを探しに来ていたようだが、手持ちにフラッシュを使えるポケモンが居なかったらしく、主人公と会話した後に準備を整えるためにフエンタウンに戻っていく。
特別体験版では、トクサネシティの海岸でTVインタビューされている。ただし、これは2回目以降の事なので初回で探しても見つからないので注意。
容姿
(左:RSE版、右:ORAS版)
炎のような赤い髪と大きな胸が特徴のへそ出しの女性。髪は無造作に後ろで結っている。
『RSE』での服装は炎のマークが付いた丈の短い黒いTシャツ、赤いベルト付きのジーンズ。
リメイク版の『ORAS』ではトップスは赤いチューブトップになり、腰のベルトの代わりに温泉のタオルのような物を付けている。
アニポケ
CV:夏樹リオ
「アドバンスジェネレーション」第55、56話に登場。祖父も登場している。
2体のマグマッグに『マグ』『メグ』とニックネームをつけており、マグは作中でマグカルゴに進化する。
他媒体
ポケットモンスターSPECIAL
第4章の「ルビー・サファイア」編から登場。
外見は幼めで、前髪が右目にかかっている。
未熟ながら努力家で一図な性格。ジムリーダーとしての責任感が強く、生まれ育ったフエンタウンのことを心から愛している。基本的に砕けた言葉遣いだが、原作と同じくジムリーダーとしての場面では厳めしい態度を取ることもある。
サファイアの挑戦を待ち受けていたところを、アクア団の幹部たちに襲われ、痛めつけられた挙句、人質にされてしまう。誘き出されたサファイアと共に始末されかけるが、死闘の末に救出され、アクア団の計画を止めるために彼女と行動を共にする。
作中でも過酷な目に遭っているが、自分自身の力不足や町を守れないことに対して傷ついている面がある。
サファイアとは友人関係となっており、助けられた経緯から彼女への信頼は厚い。司令塔のナギからは厳しく指導されながらも、後輩として可愛がられている。祖父が四天王(だった)という設定はこちらでも健在であり、アスナの行動原理に大きく影響している。
最終決戦ではナギ・テッセンと共にアクア団の幹部たちと再び対決し、苦戦を強いられながらも、イズミを撤退に追い込むことに成功した。
ポケモンマスターズ
CV:社本悠
バディはコータス。ほのおタイプの☆3テクニカル。
メインストーリー第3章で勝負し、クリアすることで仲間になる。
特攻・急所率を自己バフで上げられる自己完結バディーズ。防御も上げることができ、おにびで相手を火傷状態にできるため、物理相手ならタンクも熟せる。
攻撃技は威力の低いひのこしかないが、バディストーンボードで「相手やけど時威力上昇5」×2、「急所時威力上昇5」、更にひのこの威力アップパネルが大量にあるので、最終的に1ゲージ技でありながら十分な火力を出すことが可能になる。
手持ちポケモン
本作の中盤の壁として名高い強敵。
最大の特徴は各ポケモンが"威力140"を誇る大技「オーバーヒート」を繰り出してくること。
ゲーム中盤でポケモンの能力値が低いこともあり、初挑戦の場合効果抜群どころか等倍のポケモンが即死することになる。
その上前座のマグマッグは「にほんばれ」で火力強化と弱点の水技の威力半減を行ってくる。
晴れオーバーヒートは半減ですら容易に倒してくるので、対炎ポケモンが少ない場合はにほんばれを使われる前に倒すか、5ターン稼いで晴れを解除してからマグマッグを倒すなどのような対策をしよう。
何より厄介なのが切り札であるコータス。
エメラルド版では持ち物の「しろいハーブ」で「オーバーヒート」の特攻低下を打ち消し、威力そのままで2連続使用というコンボを繰り出してくる。
「オーバーヒート」で特攻が低下してくると物理技の「のしかかり」による物理攻撃にシフトし、「メロメロ」で♂のポケモンの自由まで奪ってくる。
さらに鉄壁の物理耐久を持っており、生半可な地面技では落ちない。
幸い特殊耐久は薄いため、オーバーヒートを他ポケモンで凌いだ後に水ポケモンを出せば苦労はしない...と言いたいが、にほんばれが残っている場合は水半減なので晴れがなくなるまではのしかかりでジリ貧になりがち。
『ルビー・サファイア』
『エメラルド』
初回時
再戦1回目
再戦2回目
- ガーディLv41
- ポニータLv43
- マグカルゴLv43
- バクーダLv43
- コータス(切り札)Lv45
再戦3回目
再戦4回目
『PWTホウエンリーダーズ(ブラック2・ホワイト2)』
『PWTワールドリーダーズ、タイプエキスパート(ブラック2・ホワイト2)』
- コータス(切り札)
- バクーダ
- シャンデラ
- バシャーモ
- ヘルガー
- ブーバーン
『オメガルビー・アルファサファイア』
- マグマッグLv26
- ドンメルLv26
- コータス(切り札)Lv28
関連イラスト
関連タグ
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他のほのおタイプの使い手
カツラ(トレーナー) オーバ ポッド(トレーナー) パキラ(トレーナー) カキ(トレーナー) カブ(トレーナー) メロコ