概要
『ドラゴンクエストⅥ 幻の大地』の登場人物。
年齢は17歳。「青い閃光」の異名を持つさすらいの剣士。
ゲーム内では中盤より何度か主人公達の前に姿を現し、後半にてようやく仲間に加わる最後の人間キャラクターである。
作中では「カッコいい」「顔はいい」などと評されており、世界各地の女性たちの心を虜にしているなど、ドラクエでは珍しく明確にイケメンな容姿であることが判明しているキャラクターである。
しかし、後述するように「ドランゴ引換券」の名で呼ばれたり、やたらシスコン扱いされたりとネタにされがちで、仲間になったときにガッカリするキャラの代名詞でもある。
ニンテンドーDS版では多少初期レベルが強くなった、が……。
作中での活躍
- アークボルト城で最強と言われる(実際にかなり強い)兵団長ブラストを一人で軽く倒す
- 旅人の洞窟の最深部にいるバトルレックスに圧勝
- ラミアスの剣を横取りしようとする(剣の目の前に到着すると突然後ろから出現)
- デュランの前座になる(テリー - 1匹)
- 「まっ まて! オレをこのままにしてゆく気か!?」
- 戦士しかマスターしていないのにバトルマスターになる(本来は武闘家も必要)
- 牢屋や手錠の鍵を簡単に外す(漫画版のみ)
アークボルト城で兵士から「コテンパンにのされた」、「兵士長を軽くあしらった」という話が聞けるなど、大変強そうだという話を聞ける。そして直後に向かう洞窟にて如何にも強そうなバトルレックスを一方的に倒してみせるなど、その強さが本物であることを証明してみせた。
後に残り一人の魔王であるデュランと戦う際に前座として登場。直前に戦った敵の強さやバトルレックスとの戦いから激闘を予感させるが、実際には火力がちょっと高めな雑魚であった。
仲間になってから
デュラン戦後、彼を仲間に出来るのだが、なんとスーパーファミコン版では加入時のレベルが23しかない(ちなみに、この時点でのSFC版公式ガイドブックの奨励レベルは35)。普通に進めていた場合、パーティーの平均レベルは大抵40前後になっており、早足に攻略していた場合でも30は超えていることが多く、それを大きく下回る彼は大変な足手まといとなってしまう。
さらに彼は最初からバトルマスターの職に就いているのだが、何故かSFC版ではその下級職を戦士しか極めておらず、本来バトルマスターに必要な武闘家の職歴が全くないことも彼を使うことを難しくしている。
本作の武闘家は戦闘で大変便利な職業であり、「せいけんづき」「まわしげり」といった強力な特技を覚えられ、アタッカーにとって非常に重要な職業であるのだが、それらを全く覚えていないためにいきなりバトルマスターであるにもかかわらず大きくハンデを背負ってしまっている(完璧なる経歴詐称)。
また、ドランゴ相手に演出で使っていた「ドラゴン斬り」らしき技も実際には全く覚えていない。
それに加え、彼のステータス成長は早熟型に近い。
仲間になったレベル23のステータスは力以外のステータスが高レベルで高く、同レベルならHP、身の守り共にハッサンよりは高い、そしてかっこよさは男性にしては高く、素早さも非常に高いため、これだけ見ればレベル23にしてはかなり高水準のキャラである。
しかしその後、力以外のステータスはほとんど横ばいの成長曲線を取るため他キャラにあっという間に抜かれ、圧倒的に高かった素早さですらクリア推奨レベルの40くらいになると他キャラに抜かれ始める。この頃からようやく停滞を抜け出し掛かるものの、最終的にレベル99カンスト時にはごく平凡なステータスに落ち着いてしまう。
そしてなにより、彼を連れてくると仲間にできるドランゴの存在が大きすぎた。
ドランゴは仲間になってから終盤まで安定して一軍で使えるほど性能が異常に強く、連れているだけでゲームプレイが非常に楽になる。事前の期待度との落差が大きかったテリーとは大違いであった。
結果、アークボルト城にてドランゴを仲間にした後、テリーの装備品(特に雷鳴の剣)を引っぺがして入れ違いに酒場送りにするプレイヤーが続出した。これが「ドランゴ引換券」たる所以である。
ただしテリーは素早さと回避率が高く、重装備が可能なのでゲントの杖や賢者の石を持たせて回復役として扱うという手もある。また、低レベルクリアなど縛りプレイの場合はレベル23にしては高水準なその初期能力を活かし活躍することもできる。
リメイクブースト
SFC版ではレベル23で武闘家職歴も無しとかなりどうしようもなかったのだが、リメイクであるDS版では加入時レベルが28に底上げされ、武闘家もきちんとマスターしたのでなんとか使用に耐えうる性能となっている。
しかし能力値の底上げはされておらず成長曲線は微妙なままで、さらに攻撃回避能力も取り上げられてしまったため、プレイスタイルによってはやはり採用する余地はなかったりする。
…というよりレベルが上がった分ステータスの伸びの低さが今まで以上に明確になってしまったりする。
具体的にはバトルマスターのテリーと、僧侶のハッサンで、レベル40ぐらいにおける力のステータスがほぼ互角。
頼みの綱の素早さも、レベルを上げていくとチャモロに抜かれてしまう(ついでにMPはいわずもがな雲泥の差、みのまもりでも抜かれ、HPでは並ばれてしまうため、補助役としてもほぼ劣化版である)。
ミレーユに「みのまもり」で抜かれ、ぶちスライムに「ちから」で抜かれると、もうかける言葉が見つからない。
そして何よりもドランゴの強化が凄すぎた。詳細はドランゴの項目に譲るが、彼女はこのリメイクで弱体化どころか超強化されてしまったのだ。結局立場は変わらないようである。
ただし、DS版では仲間モンスターが減ってライバルが少なくなったため、パーティーに入れられる余裕はできたかもしれない。
八百長疑惑
上記のような有り様だったため、「テリーがブラストやドランゴ等にどうやって勝ったのか」と議論になることが多い。
ブラスト兵士長の息子は「ボクの父さんすごい強いんだ!(中略)
でもこないだ旅の剣士の兄ちゃんに負けちゃったんだ。
きっとなんかあったんだよ!目にゴミが入ったとか クツにガビョウが入ってたとか……」
と語っていたため、実際にテリーが靴に画鋲を入れたのではという説がよく囁かれたりしている。
また、ドランゴについては出産直後で弱っていた説もあるものの、この時の戦闘ではテリーが本来使えないはずの派手な技をカッコよく使っていたり、さらには自分の卵を割られてかなり怒り狂っていた上、テリーに殺されて棺桶に入れられた筈なのに、いつの間にか生き返った上にテリーをずっと慕っていたりなど(特にDS版では完全に恋する乙女状態)のため、「ドランゴとテリーは最初からグルで実は八百長だったのでは」と疑われることも多い。
卵の中身が何故かヘルバイパーだったのも(『ドラゴンクエストモンスターズ』的に考えるとおかしいとは言い切れないのだが)やや怪しい。『ドラゴンクエストモンスターズ』の夢では卵はドラゴンキッズだったのだが…。
実際の真相は不明である。
もう引換券とは呼ばせない!
上記の様な有様を受けたか、スマートフォン版にてついにテリーが覚醒した。
まずは加入レベルの更なる引き上げ。加入レベルが33と、DS版から更に5レベル(SFC版と比較すると実に10レベル)引き上げられ、その時点での他の仲間と比較しても遜色の無いレベルに。更に初期ステータスも改善され、力が少しだけ、そして素早さがおよそ1.5倍程と大幅に高くなった。
職業面については、リメイク版で既にマスターしている戦士・武闘家を極めた状態に加え、魔法使いと僧侶もマスターした状態に。漫画版での「バトルマスター・魔法戦士どちらにでもなれる様修行した」の発言に嘘が無い状態になった上、パラディン・賢者にまでもすぐなることが出来、更に回復呪文もある程度使える為即戦力として帰ってきたのだ。
ただし成長曲線そのものは以前のものから変わっていないので、レベルを上げていくと最終的には微妙になってしまい、ずっとトップだった素早さもレベル60前後でミレーユに抜かされてしまうのだが、即戦力として加入初期から便利に使える分、以前よりはぐっと使い勝手がアップしたと言えるだろう。
全盛期
後発の『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』では幼少期の彼が主人公を務めた。作中では幾多のモンスターを従えていたが、未来である『ドラゴンクエストⅥ』ではミレーユ同様その力はものの見事に失われている。
また、幼少テリーの行く手には、『ドラゴンクエストⅥ』の大人テリーと思われる謎の剣士が作中に度々登場しており。『ドラゴンクエストⅥ』でのドランゴやデュランとの対決シーンを再現したイベントもある。
続編の『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』では条件を満たすと登場(リメイク版の『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』には乱入以外で登場しない)。大人時代とあまり変わらない口調になっている。
『ドラゴンクエストウォーク』のドラゴンクエストモンスターズイベントにも登場、若干子供らしい口調にはなったが一人称は『マルタのふしぎな鍵』と同じく「オレ」のまま。
外伝
テリーのワンダーランドの後日談を描いた作品『ドラゴンクエストモンスターズ+』では悪の親玉として登場。そのときは驚くほどにかっこよかったのだが、主人公クリオとの対決を描く前に連載が終了。後日掲載された読み切りでも彼らの対決が描かれることはなかったが、その際にテリーは闇堕ちしていなかった(読み切りは新装版5巻に収録)。
デュランに教えてもらった遊び
今のところいいところの無いテリーだが、遊び人を究めると「デュランに教えてもらった遊び」を覚える。内容は消費MP0で「ジゴスパーク」を放つというもの。どんな立場での経験でもちゃんと身になっているあたり、漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』におけるヒュンケルをちょっぴり彷彿とさせる。
まあシステム上、転職でテコ入れが出来る分、どっかの悪魔よりはマシということだろうか。
漫画版
序盤から既に登場しており、ボッツとハッサンが下の世界へ落下し透明人間状態で激突し吹っ飛ばされ、その後夢見の雫イベントを終えてミレーユが加入し、サンマリーノからレイドックへ向かう定期船に乗る前でニアミスしている。ニアミスというかハッサンの船や海に対する戯言が耳に入る距離だったが。しかしこの時はミレーユもテリーもお互いの存在に気づいていない。
ミレーユはグランマーズから敵対することを告げられており、中々言いだせず、テリーの方も「姉を守るため」に強い剣を欲したはずが、いつしか目的がすり替わってしまったことで気付かなかったというすれ違いが起こっていた。漫画版では外伝が三度描かれており、1回目は第2巻に、2回目は第4巻、3回目は第8巻に収録されている。
そして肝心の本人の強さだが……「青い閃光」の異名通りめちゃくちゃ強い。魔法剣士、バトルマスターどちらにもなれるぐらい修行しており、開錠技術も持っているため最低でも戦士・武道家・魔法使い・盗賊はマスターしている模様。剣術や体術、「イオラ」を使い敵を圧倒、アークボルトイベントのドランゴの攻撃を目にも止まらぬ速さで受け流し、閃光のごとく見開き2ページで仕留め、終盤のアクバーなど一刀両断にした(話の都合上仕方ないとは言え、少々哀れである)。
アークボルト後もボッツ達と旅先で出会うが、強い剣を欲するあまりデュランから与えられた「破壊の剣」を手にしてしまう。だがボッツ達との戦いでようやく何が一番大切かを思い出し、破壊の剣の呪縛から逃れ、名前通り破壊の剣を破壊。以降はボッツ達と行動を共にする。最終装備はミレーユがメダル王から貰った「奇跡の剣」。最終決戦では姉とダブルイオラ→イオナズンを放っている。
姉ミレーユに好意を寄せているハッサンをライバル視している素振りを見せるなど、姉と仲が良すぎるあまり、仲間たちに「禁断の愛の領域」とまで言われている。
派生作品での活躍
いただきストリート
初代コラボ作である『いただきストリート SPECIAL』から登場……したが、その時は子供時代の姿であり、ランクはB。プレイヤーオンリーキャラとして『ドラゴンクエストⅥ』の主人公が登場するが当然絡みはなく、セリフもあくまでモンスターマスター的なそれしかなかった。お店の名前は一件目から「ミセリン」「ショッパー」「テンテン」らしい。
その後長らく『ドラゴンクエストⅥ』からのゲストはハッサン一人の時代が続いたが、『いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY』で再登場。今度は大人でAランクと、強キャラ扱いと本編の不遇をいくらか払しょくできそうである。
まあ弱キャラとは言え『いただきストリートSPECIAL』の10年前から出ているキャラほど存在感はないけど!
ドラゴンクエストヒーローズシリーズ
『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』では、突如アクトたちの世界に迷い込み、魔物の暴走に巻き込まれた。その後、異様な強さをもつヘルムードと彼が口にした「光の一族」という言葉に興味を抱き、アクト達と行動を共にすることとなる。
素早い剣術が得意で、攻撃と同時に分身を作り出す「はやぶさ斬り」や多段ヒットする竜巻を発生させる「しんくう斬り」、マシン系の敵に強い「稲妻雷光斬」、攻撃に体力回復効果を付与する「ミラクルソード」などのスキルが使える。テンション開放時の必殺技は「ジゴスパーク」。
これらのスキルを組み合わせる事で、体力を回復しながら怒涛の連続攻撃を繰り出せて、尚且つテンションも溜まりやすいという、最強の剣士に相応しい性能になる為、今作のプレイヤーキャラの中でも屈指の使いやすさを誇る。
また、作中でバトルレックス初登場時に「やりにくい相手」と、原作ネタを匂わせる発言をする。
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』にも仲間のハッサンと共に登場。その際は魔物の森の用心棒をしていた。
その経緯というのが、ラゼルたちの世界に辿り着いた矢先に森に迷い込み、その森の主「バトルレックス」に襲われるも、返り討ちにしたところ逆に懐かれてしまって、森から離れるに離れられなくなったというものである。この話は二人とのバトル後にハッサンの口から聞くことになる。
因みにバトル後にハッサンが「テリーは昔から妙に魔物に懐かれる」と言い、加えてDLCのステージでは、森の魔物達と行軍しているときに本人が「子供の頃を思い出す」とドラゴンクエストモンスターズの事を思わせるセリフが存在する。
ドラゴンクエストライバルズ
プレイヤーキャラクターの1人として参戦。
「戦士」という職業に属しており、武器を用いた攻撃的な戦術を得意とする。少年時代版も登場し、こちらは一人称が「ボク」。
ドラゴンクエストⅩ
バージョン3.3前期からドランゴと預かり所担当のおどるほうせきと共に魔法の迷宮に現れるようになった。彼にボスのコインやメダル・カードを1枚渡せば、代わりにそのボスを倒してくれて、その報酬をくれる。ただし、メタルモンスターのコインやイベントで配布されたコインなどの一部は倒してくれないので注意。また、ドランゴに話しかけると福引券がもらえる。コイン等を渡せる・福引券がもらえるのは1度の遭遇で1度ずつのみ。報酬は本人に会うかレンドア北にいるロンデから受け取ることが可能。報酬を受け取らないと、コイン等は渡せない。
担当声優・俳優
声優
俳優
- 風間俊介:舞台『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』
余談
一説には開発途中まで彼が『ドラゴンクエストⅥ』の主人公になる予定であったが、堀井氏の意向によって主人公が変更になったという話もある。
初期設定のオレンジ髪のテリー似の主人公の公式画も残されており、結局ドラゴンクエストは傍観するファイナルファンタジーとは違い、没入が重要なので却下された(鳥山明曰く「こういうキャラは脇役にして生意気な発言をさせたほうが面白い」とのこと。一方で、『FINAL FANTASY Ⅶ』では中二病受けする生意気な美形主人公の案があっさり通っていた)。
唯一の肉親である姉と生き別れになっていたという境遇ゆえ、互いを想う気持ちが強いのは仕方ないのだが、上記の漫画版や、『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』など、強烈なシスコンキャラとして扱われることが多い。
アニメ『ドラゴンクエスト(勇者アベル伝説)』にはトビーという、テリーに容姿・運命ともに酷似したキャラが登場する。
その後?
大魔王デスタムーアを倒す旅に途中から同行することになったテリーではあるが、イベントで仲間にすることもできるという立ち位置のアモスを除き、実はただひとり大魔王討伐後の立ち位置(職業)が明言されていない人物でもある。
家業等を継ぐ主人公、ハッサン、チャモロ。
仲間にする前のように夢占い師の道を歩むミレーユ。
そしてデミス王の城にて従事するバーバラ。
仲間達が悉く平和になった世界でのその後の人生をどう過ごすのかが示されている中で、テリーがエンディングで何をやってるのか?というと「ゲーム中で既に主人公達がイベントクリア済みのアモールの洞窟を一人で潜る姿」と「ダークドレアムを単身で呼び出している」というものであった(隠しダンジョンに挑むためのヒントになっている)。
正直ダークドレアムは非常に強く、本作のやり込み要素のひとつである。マダンテを複数人に覚えさせての2ターン撃破などに挑む超絶やり込みをする人はいるが、到底1人で倒せるような相手ではない(※)。
そのため、ただひとり何らかの未来が語られたわけでもなく、不穏な行動をとっているようにも見えることや、この作品自体が俗に「天空シリーズ」と言われる作品の最も古い時代の物語と言われていることから様々な憶測が飛び交うようになってしまった。
※:一応単身撃破は可能と言われている。ただし、敵からの呪文やブレスに無敵になる「はぐれメタル」職に付いた上で「スカラ」を使用してさらに防御力を上げ、相手の行動パターンを把握し、高い耐性と防御力を貫通してくるターンは「アストロン」で回避し、ひたすら猛攻に耐えながら、それでいてなるべくMPは節約しつつ戦うというものである。「しんぴのよろい」を用いて自動回復を付けたり、「ほしふるうでわ」で先制を取れるようになればもう少し楽になるかもしれないが……果たしてこのエンディングでのテリーはそれほどまで鍛えていたのだろうか?
関連タグ
主人公(DQ6) ハッサン ミレーユ バーバラ チャモロ アモス
ヒュンケル:『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。美形の青年。孤児だったところ、幼少期に人間の手で家族と引き離される。初登場時は闇落ちしていて敵として登場するなどが共通。