プリキュアオールスターズの敵
あまりにもきぼがおおきすぎるてき
プリキュアに戦いを挑んできた謎の怪物。何故戦いを挑んできたかは不明(ザケンナー、ウザイナー、コワイナーの影が映る描写がある)。
ライブ会場でプリキュアを待ち伏せしていた。
だが、下記に登場する様な知略を持ち合わせていなかったせいか、最初からプリキュアオールスターズが揃った状態で戦闘となり、プリキュア・マーブル・スクリュー・マックスとプリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュとプリキュア・レインボー・ローズ・エクスプロージョンを同時に受けて消滅した。
強大な力を求めている悪意の塊。
力を求めて各地へ向けて4つに分裂し、怪物になりすましたりして歴代のプリキュアやパルミエ王国を襲撃し、その必殺技のエネルギーを吸収して進化する。また、戦力補強の為に怪物達を増産する。
だが、余裕の態度が仇となってプリキュアオールスターズの集結を許してしまい、プリキュア達の必殺技を一度に受けて派手に倒されて消滅した……かに見えたが……
暗黒の力を生みだす深海の闇。
希望の光の源とされる「レインボージュエル」を入手するべくプリキュアの活躍によって倒された敵幹部たちを深海からよみがえらせ、目標達成後は「フェアリーパーク」内の城に拠点を移している。
だが、観覧していた人々からの応援を受けて「キュアレインボー」へと進化を果たして復活したプリキュアオールスターズの活躍によって徐々に逆転され、最終的には彼女たちの必殺技である「プリキュア・レインボージュエル・ソリューション」を受けて倒された。
邪悪の神にして闇の意思そのもの。今までのプリキュアたちに敗れ去った敵たちの集合体で、オールスターズDX三部作における事件すべての黒幕。
人間世界とそれぞれの妖精の世界を繋いでいる力の源「プリズムフラワー」を破壊すべく闇の世界の魔女、フリーズン・フローズン、サーロイン、シャドウ、ムシバーン、トイマジン、サラマンダー男爵を復活させ(トイマジンとサラマンダー男爵は既に改心している為、ただの再現だと思われる)、彼らの全滅後は直々に地球に降臨して一撃でプリキュアオールスターズを変身不可能状態にした。
だが、地球に存在するすべての人々からの応援やプリズムフラワーの最後の力でプリキュアオールスターズが復活する事態となり、肝心のプリズムフラワーも心の大樹から新しいプリズムフラワーの種が生じ、自分だけ消滅すると言う憂き目を見る事になった。
身体を無数に分裂させ、虎視眈々と集合復活のときを狙っていた懲りない悪意の塊。
だが、破片の内の1つであるフーちゃんが坂上あゆみと出会た事で思考に変調をきたし、攻撃対象が「あゆみが嫌いなもの」にシフトしてしまう。
しかも、フーちゃんがキュアエコーの説得を受けて改心してしまい、フーちゃんと刺し違える形で今度こそ消滅した。
「影水晶」がグレルの負の感情を察知し、彼の「こころ」から生まれた存在。
最初の内はプリキュアを「変身しなければただの少女」と妬ましく感じていたグレルに同調し、「プリキュア教科書」を参考にしてプリキュアたちの戦闘スタイルを分析して歴代妖精と変身アイテムを奪って変身能力を封じた。しかし、徐々にグレルの制御下から離れ、妖精世界の学校や太陽の破壊を目論むなど悪事の規模が肥大化してしまう。
だが、誕生の切っ掛けであるグレルがエンエンからの想いやキュアパッションとキュアビートの説得を受けて改心した影響で負の感情が弱まり、元の「影水晶」に戻った。
悪夢を吸い取る「夢の妖精」(バク)で、尻尾は悪夢を吸い取る掃除機に変化する。
極端なほど息子「ユメタ」を溺愛しており、いつも寂しそうにしているユメタのために、人間界の子供を「夢の世界」に閉じ込め、そこでユメタと遊ばせる。子供を取り戻そうとするプリキュアたちを悪夢獣を使役して排除しようとする。
だが、次第に悪夢獣の制御が利かなくなっていき、悪夢獣から子供を守るプリキュアたちの行動を目のあたりにし、ユメタに悪夢をみせているのは自分自身だと思い知らされる。事件解決後は自立したユメタを見守ることにした。
子供に悪夢をもたらす怪物たち。
最初の内はマアムの命令に従っていたが、マアムの狂気に同調する形で徐々に暴走して、初期の緑色のテディベアのような姿から巨大な赤いタコのような外見へと豹変した。1体1体の戦闘力は低い為、人海戦術やバズーカや巨大ロボなどと言った武器、合体などで補っていた。
だが、キュアエコーの浄化技「プリキュア・ハートフル・エコー」によって、せっかくドームに閉じ込めたプリキュアオールスターズが解放され、前述の最終形態も敗北して弱体化した所を、改心したユメタとマアムに吸い取られてしまった。(ただし巨大悪夢獣の消滅後も新たに何体か登場していることがエピローグにおいて明かされている)
世界をまたに駆ける大怪盗の2人組。
歌とダンスの島国「ハルモニア」を制圧し、自身の野望の障壁となるであろうプリキュアオールスターズをあえてハルモニアに呼び寄せ、「ハルモニアの大臣」と偽り紳士的な対応で接して油断させ、プリキュアたちの変身アイテムと妖精たちを盗んで変身不可能状態にした。ただし、他のプリキュアオールスターズの敵と違って化物じみた戦闘力は皆無であり、本人達も戦闘能力が低いことを自覚している。
だが、オドレン達の所業を許さぬ変身アイテム達がプリキュアオールスターズの許に戻ってしまい、私設軍隊と言えるドロボーンも形勢不利を理由に逃走してしまい、プリキュアオールスターズへの抵抗手段を完全に失ってしまう。
更に、カーニバルが中断された事に怒ったハルモニアの守り神の暴走によってハルモニアの支配権を完全に失い、騒動を起こした罰でハルモニアの清掃係をやらされることになった。
ハルモニアを守護している神。
本来は温厚な性格で、ハルモニアのカーニバルさえ観られれば誰がハルモニアの統治者であっても構わないのんびり屋。しかし、オドレン一味とプリキュアオールスターズが交戦状態になった事を理由にカーニバルが中止になったので激怒し、理性を失ったまま口から火を吐いて暴れ回る。
だが、プリキュアオールスターズの合体技である「プリキュア・レインボー・トルネード」で鎮められ、最後はプリキュアたちのダンスを観たことで理性をとり戻した。
「プリキュアの涙」の強奪を目論む魔法つかい。
元々は孤児の少女で、魔法の先生である女性に拾われて育てられた経緯をもつ。彼女の後継者になるために弟子になり、究極の魔法を得るために必死の努力をするが、当の先生は子守唄を聞かせるだけで一向に究極の魔法を伝授しないまま、ソルシエールが15歳になった時期にこの世を去ってしまう。そんな失望感をトラウーマに付け込まれる形で「プリキュアの涙」を用いた秘薬で先生を蘇らせて究極の魔法を復活させる野望に取り憑かれて行く。
だが、「プリキュアの涙」の強奪の本当の狙いはトラウーマを本来の姿に戻す事であり、ソルシエールはトラウーマの手の平で踊っていただけであった。
すべての元凶がトラウーマであることを知ったことでプリキュアオールスターズに加担し、散々聞かされた子守唄こそが自分が探し求めて来た究極の魔法だと知って先生が自分を愛していないというのは誤解だったことを認め、トラウーマが滅びたことで今までの悪事を反省し、プリキュアたちに対して謝罪を行い、これからは子供に魔法を教える仕事をめざすことを決意した。
闇の世界に住まう黒き獣にして、「プリキュアの涙」強奪事件の真の首謀者。
ソルシエールの育ての親であり恩師でもある魔法の先生によって本来の姿と力を失ったので、究極の魔法の取得に失敗したと勘違いしていたソルシエールに近づき、「魔法の伝道師」と偽りながら「プリキュアの涙から作った秘薬には死者を一時的に蘇生させる力がある」という嘘の情報を伝えた。結果、キュアミラクルがもらい泣きした際に流した涙を入手してソルシエールを用済みにし、ソルシエールの屋敷と一体化した「闇の王」の最終形態へと変貌。「世界を無に帰す」という真の目的を達成させようと破壊活動を開始した。
だが、ソルシエールの歌(究極の魔法)と歴代妖精たちの「ミラクルライト」によってプリキュア達が牢から脱出して形勢は逆転、プリキュアオールスターズの総攻撃と、キュアミラクルとキュアマジカルの必殺技を受けて敗北し、まばゆい光に包まれて悲鳴を上げながら、現世から追い出される形で消滅した。
クライアス社の相談役を務める老年男性。
HUGっと!プリキュアとの戦闘中に言った負け惜しみの言葉をヒントに、時を操る装置「リバース・ザ・タイム」を搭載したパワードスーツを開発。装置の動力源となるトゲパワワを得るべくプリキュアが救った町や異世界を襲ってアスパワワを根こそぎ回収し、プリキュアオールスターズの集結阻止とクライアス社の最終目標である「人々が笑顔で暮らし続けられる世界を作るため、新たな苦しみが永遠に生まれぬよう、時間を止めることで未来を消滅させる」の達成を兼ねた時間停止を行った。
しかし、肝心のリバース・ザ・タイムは「プリキュア・チアフル・アタック」を2回も受けて機能を停止し、大量の「トゲパワワ」を吸収したパワードスーツがエラーを起こす形で暴走形態へと変化し、最終的には、地球を覆い尽くすほどの巨体へと変貌する。
だが、キュアエールが自分を含めたプリキュアの生き残りを鼓舞する為のエールに呼応する形でプリキュアオールスターズが完全復活を果たしてしまい、せっかく大量発生させた無数のオシマイダーは全滅。自身も歴代プリキュアの想いを受け継いだキュアエールたちの新しい浄化技である「プリキュア・オール・フォー・ユー」を受けて元の姿に戻り、ルールー・アムールに説得される形でクライアス社を退職した。
てるてる坊主のような謎の存在。
プリキュアたちの想い出を奪おうと目論み、彼女たちの口癖や技をコピーする特殊な能力を用いる。また思い出を奪われたプリキュアはパワーを失い、はぐたんと同じ大きさの3歳程度の幼稚園児の幼女の姿に退化してしまう。
だが、自身が取り込んだキュアエールによって悲しみが癒され、遂にはプリキュア55人による合体技「プリキュア・レリーズシャイニングメモリー」により浄化、本来の姿であるカメラに戻った。