ミッドナイト(列車)

かいそくみっどないと

JR北海道が運行していた夜行快速列車。

基本データ

列車種別	快速
運行会社	JR北海道
運行区間	札幌駅(北海道札幌市北区)〜函館駅(函館市)
運行路線	函館本線・千歳線・室蘭本線・函館本線

概要

1988年に通年運行の夜行列車として誕生。

札幌駅と青森駅(青森県青森市)を同区間で経由していた寝台急行｢はまなす｣号の補完と、夜行バスへの対抗を目的として設定されたとされる。

列車名は、その名の通り英語での｢真夜中｣・｢深夜｣(midnight)に由来。

恒常的な途中停車駅は新札幌駅のみで、青春18きっぷのシーズン限定で大幅に増やした。

2001年に季節運行となり、2002年に廃止された。

車両

運行開始当初は、専用に改造されたキハ56系(キハ27形500番台)を使用。

基本的に全車指定席(一部車両はカーペットカー)の2両編成で運用され、多客期には自由席として普通のキハ56系やお座敷車、キハ54形、キハ400系(キハ40系改造)を増結するなど柔軟な運用がされた。

2000年には特急型のキハ183系4両編成に変更し、カーペットカーの設定を終了。

同形式の車両は函館運転所所属の波動輸送編成を使っていたため、国鉄色に復元された車両が使われる事も多かった。

最終時の停車駅

札幌駅-白石駅-新札幌駅-千歳駅-北広島駅-

苫小牧駅-東室蘭駅-長万部駅-八雲駅-森駅-

函館駅

関連動画

特に珍しい内容となった編成の一つ。

専用のキハ27形車両に加え、

・キハ56系

・キハ40系(キハ48-300)

・宗谷本線系統用のキハ182中間車

による5両での構成となった。

関連項目

JR北海道 快速 列車愛称

函館本線 室蘭本線 千歳線

夜行列車 気動車

はまなす

北斗(列車)

:現在も運行されている同一区間の昼行特急。