「女性に暴力を振るうとは最低の男ザマスわね!」
概要
Quest19「猛牛、脱退!?」に登場した邪気が眼鏡に宿って身体を作り出したことで誕生したオルグ魔人。
ツエツエを除くと唯一の女性オルグで、一般怪人としては「本編初かつ唯一の女怪人」である。ただこちらは頭部がそのままピンク色の巨大な眼鏡となっており、その頭頂部には赤い4本の角が生えている。
胴体はまるでボンデージ姿のようになっており、性格も男を手玉に取る悪女。
口癖は「~ザマス」。
眼鏡に変身した自身をかけた対象を意のままに操る「アイグラスキャプチャード」という能力の持ち主であり、そうやって女性を操っては様々な男性を巧な口車に載せて貢がせていた。
戦闘では目から発する光線技の「アイグラスビーム」で相手を攻撃し、防御技の「アイグラスバリア」で身を守る。ガオホワイトがツエツエと対決しているため自身とは対戦しなかったので上記の女性特有のセリフをレッドに放った。
活躍
ガオの宝珠の強奪を目論むヤバイバとツエツエの依頼を受けると、草太郎と旧知の女性である詩織を操ってガオバイソンの宝珠を奪ってのける。
だが、操っていたはずの彼女が自力で精神操作を解除したために正体を現す結果となり、その事に動揺している間にガオメインバスター・ファイナルモードを受けて倒される。
巨大戦ではガオバイソンが不在のためにガオキングに百獣合体できないパワーアニマルの攻撃をアイグラスバリアで防御するも、海に沈んでいた宝珠を発見したブラックに召喚されたガオバイソンにバリアを破られた挙句、宇宙空間まで放り投げられ、落ちてきたところにガオキングの怒涛一閃サージングアローを受けて真っ二つになり爆散した。
余談
モチーフは眼鏡であり、同モチーフの戦隊怪人としては『秘密戦隊ゴレンジャー』の眼鏡仮面以来の登場である。
冒頭のセリフはレッドに向けたもの。
声を演じた金野女史は『地球戦隊ファイブマン』の銀河皇帝メドー以来、11年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じる事となった(特撮作品で言えば『重甲ビーファイター』のジェラ以来)。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) オルグ魔人