概要
そもそも地下芸人というのはデビューしたての新人から芸歴が10年以上もあるベテラン達による売れない無名芸人らの集いの事を意味している。その為、仕事は全く無く大抵の芸人としての仕事はあまり有名では無く寂れたビルの地下に設置された劇場でのネタ見せのみの為、次第に彼らの事を世間からは地下芸人と称するようになった。
しかし、実際には地上にある劇場にも野外の舞台にも出演する事もあり、マンションの一室みたいなところでトークライブをやったりすることも少なからずある。
大抵披露するネタは地上波や世間では決して見せることのできない過激ネタや下ネタなど色とりどりであり、所属事務所からも度々頭を悩ませている為、結果的に地下劇場にお払い箱扱いされている。その為、観客はわずか数人程度であり、場合によっては0人のケースも少なくない。また、YouTube登録し動画配信する劇場もあるがそれでも再生回数は殆どなく中には低評価のみばかりを押すパターンが多い。
無論、出演料も100円〜500円程度であり、殆どがノーギャラのパターンが多い。その理由は上記の様に全く知名度が無い上、客が疎な程度では劇場自体の収入すら無いので、この様な低賃金システムが定められている。
それでも彼らが売れたいのは当たり前であり、こんな過酷な状況で必死に食らいつきなら活動を続けた結果、遂に日の目を迎えてブレイクする芸人もいる。特に近年では、賞レースにて、結果を出す事が増えているのは勿論、何かしらのインパクトを残してブレイクするケースが続出している。
主な元地下芸人達
文化人
吉本興業
基本自前の劇場を持っているためあまり言われないが、劇場の支配人に嫌われていたりすると劇場に出してもらえないため地下ライブに出ていることも多い。
非吉本
SMA
かつては芸人の墓場と言われただけにあって結構存在するが、自前の劇場がある。
グレープカンパニー
マセキ芸能社
ケイダッシュステージ
太田プロダクション
サンミュージック
松竹芸能
自前の劇場がある
プロダクション人力舎
タイタン
ワタナベエンターテインメント
実はそこそこいる
その他事務所
現行地下芸人
関連タグ
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