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逆襲のアスラン

ぎゃくしゅうのあすらん

「逆襲のアスラン」とは、ガンダムSEEDファンの中で語り継がれるネタのひとつ。
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概要編集

数あるガンダムシリーズの中でも屈指の人気作であるガンダムSEEDシリーズ

2024年には最新作である機動戦士ガンダムSEEDFREEDOMの公開が決定し、多くのファンの胸を踊らせた。

しかし、そんな中で一部のファンから、主要人物であるアスラン・ザラのこれまでの行動を見て、とある憶測が飛びかり始める様になった。


それが逆襲のシャアならぬ逆襲のアスラン説である。


なおその内容はざっくり言って「現行人類に絶望したアスランがネオザフトの建国を宣言、しかしネオザフトの理念に疑問を覚えたアスランがネオザフトを離反。ネオザフトとオーブの決戦の火蓋が落とされる」というアスランの頭がおかしくなったとしか思えないモノ


なぜ、そんなネタが生まれたのか…? ここではその経緯と同時に、これから公開されるであろう最新作に期待する憶測もまた共に説明する。


ネタの経緯編集

まず、その原因となったのが、本シリーズの主要人物であるアスラン・ザラの存在である。

元々彼は初代ガンダムのライバルキャラであるシャア・アズナブルのリスペクトキャラなのだが、1作目のSEEDは無印、2作目のDESTINYはZをモチーフにしている事から、劇場版は「逆襲のシャア」をモチーフにするのではないかと当初は思われ、「もしかしたらアスランがシャアと同じように、新たなる敵対勢力の最高指導者としてラクスをも裏切るほどのヤバい事をしでかすのではないか?」と憶測するファンも少なくない。


実際にアスランはこれまで何度も陣営を裏切る様な行為を繰り返しては周囲(特にシンを始めとしたザフト)に迷惑をかけまくっており、これもネタにされる一因だと思われる(現にアスランは人気キャラにもかかわらず、この件については批判的な意見も多く、彼を演じた石田彰氏ですらアスランの行動に批判的である)。


そして最新作の予告編を見てみると…。

  • アスランが変装した姿で怪しげな行動を取る。
  • キラシン達と一緒に写っているシーンがほとんどない。
  • そもそも予告編自体、アスランの出番がない。

…など、明らかに不穏な空気を見せている。


しかも2023年11月19日に公開された勢力図におけるアスランの所属は、アークエンジェルでもザフトでもなく、メイリンと同行の非政府機関ターミナルとなっている事が判明。

もしかしたらホントに裏切っちゃうのでは…? そうなればDESTINYでアスランに散々振り回されたシンは決して彼を許さないだろう。


ただ、ビジュアルポスターのイラストではシンと共にラクス率いる世界平和監視機構コンパス所属のパイロットスーツを着ている事から、劇中の終盤にてアスランが至急ジャスティスに乗り込むべくターミナルからコンパスに所属が移籍する可能性は高く、「やっぱりいつもの様に、最終的には裏切って着いた組織を更に裏切って戻ってくる」パターンなのだろうか…?


しかし…編集

その一方で予告編を見るからに「今回はキラが敵になるのではないか?」という新たな憶測まで生まれてしまっている。

実際、予告編2弾のラストにおける登場人物の台詞を聞いてみると…。


ムウ「キラ、やめろ!」

マリュー「ダメよ、キラ君!」

ラクス「どうか…キラを止めてください…」


などと、明らかにキラの暴走を匂わせる台詞がうかがえる。

そして最終予告編では、何とキラがとある人物によって闇落ちされるかのような衝撃のシーンが…。


もっとも、劇中(特にDESTINY)の無双ぶりを考えると、ある意味アスランが裏切るよりもタチが悪いかもしれないが…(おまけにアスランは、これまでキラによってを殺されたうえ、DESTINYでも散々彼の行動に振り回された事を考えると、アスランもアスランなりにキラを許さないかもしれない)。


そして…編集

アスランのみならず、キラまでという、SEEDシリーズの主役2人が闇落ちという不穏な可能性が広まりつつある最新作。

もし仮にそうなったとしたら、「一体誰がこの2人(もしくは片方)を止められるんだ?」と思いたくなるだろう。が、その候補とも言える人物が一人、可能性として浮上している。


それが本シリーズの3人目の主役であるシン・アスカである。


DESTINYにおけるシンの扱いは散々であり(「キラに大切な人達を間接的に殺される」「アスランに裏切られた挙句、最後は敗北する」など)、そんな彼に同情・共感したファンは決して少なくはないだろう。

また、彼がパッとしない活躍しか出来なかった理由としてシンの精神的憔悴も原因として挙げられる。キラがアムロ、アスランがシャアならシンはカミーユでありそのキレっぷりや生身の人間にバルカンをぶっ放すなどの行動(強制収容所を目撃してしまったが故の行動で、カミーユのような憂さ晴らしではない。また、されている側もそれ専用の装備を足につけた虐殺用量産機を生産しているような連中なので文句を言う資格はない)からもそれを示唆されている

そして自分のような戦争の被害者を生まないためにと力をつけたのにやっている事はオーブ兵であった恩人を知らずに撃ち、祖国を侵略、ディストピアの形成の手伝い(それも親友に自分の命は長くないからお前がやってくれと言うタチの悪い脅迫を受けてのもの)であり、最後には恋人の乗る機体を仇(フリーダム)と見間違え、死んだ妹救えなかった娘の名を叫び錯乱しながら攻撃を仕掛け、アスランに叩き落とされるというカミーユのような発狂こそしていないがその一歩手前のヤバい状態であり、実は万全の精神状態で戦えた事はほぼない。

それ故に何の気兼ねもなくぶちのめしてもいい一片の正義すらない「世界の敵」相手ならキラやアスランすら上回る力を持っているのではないか?という説が存在していた。

実際、制作陣らも「劇場版ではシンを大いに活躍させたい」と意気込んでおり、最新作におけるシンの活躍を期待している人もいるはず。


中にはDESTINYにおけるアスランの行動を根に持っている人もおり、「最新作でもしアスランが裏切ったら、是非ともシンにリベンジさせたい」と願う者もいるが…。

因みに今回の最新機であるイモータルジャスティスガンダムには、「実はシンが搭乗するのではないか」という説がある。前述の項目における憶測が正しければ、もしかしたら途中でアスランと乗り換えるのかもしれない。


果たしてアスランは劇場版でもまたもキラ達を裏切ってしまうのだろうか…? それとも今回はキラが敵になってしまうのか…? そしてシンはそんな彼ら(あくまで推測だが)の暴走を止め、DESTINYの汚名を返上する事ができるのだろうか…?



最後に編集

以上の様に、様々な憶測がファンの中から唱えられており、期待と不安を同時に抱えるファンも決して少なくなかった。

しかし、これらはあくまで「憶測」に過ぎなかった。


そして実際に最新作が公開され…アスラン・ザラは多くのファンの予想を裏切り、面白さという意味では期待「は」裏切らなかったどころか大いに上回って行った旨伝えておく。


そして、シンも劇場版にてイモータルジャスティスに登場するという予想が当たった他、一切の遠慮もいらない「世界の敵」相手にキラやアスランにも劣らない……もしくはそれ以上の戦果を挙げて活躍したのであった。


関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM:2024年に上映された実際の作品。「アスランはSEED FREEDOMのFREEDOM担当」と呼ばれる位には大暴れしていた。


ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY


アスラン・ザラ:今回のネタの元凶。

キラ・ヤマト:新たな闇落ちの可能性…?

シン・アスカ:最新作における最大の期待の星。

逆襲のシャア:元ネタ。

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