ブレイド(ゼノブレイド2)
ぶれいど
ゼノブレイド2の世界は前作と同様に「巨大生物の上に様々な生き物が住む」という世界である。
その巨大生物『巨神獣(アルス)』はコアクリスタルと呼ばれる青く光る結晶を生み出し、それに生物が触れることによって「ブレイド」と呼ばれる亜種生命体が誕生する。
この現象は"ブレイド同調"といい、作中含め、しばしば同調と略される。
全ての生物が同調できるわけではなく、素質がないものが同調を行おうとするとコアからの負荷に耐えきれず全身から大量出血を起こし最悪の場合死に至る。
そのため、同調ができた素質のある者は『ドライバー』と呼ばれ重宝されている。作中ではドライバーとブレイドは1対1で登場する事が多いが、ドライバー1人が複数のブレイドと同調する事も可能であり、ゲームシステム上でも戦況に応じて適時ブレイドを切り替えて戦う事ができる。
素質があればどんな生物でも同調できるようで一部の敵モンスター(主にユニーク)はブレイドを引き連れている。更には……
ブレイドはドライバーに武器を与え、自身の力をドライバーの身体に送り込んで強化させる。
戦闘は勿論のこと、日常生活の様々なサポートも可能であり、ドライバーであるか否かは作中世界では大きな意味を持っている。
但し、ドライバーとの物理的な距離が離れるとブレイドは弱体化してしまう。そのため、基本的にブレイドとドライバーは互いに近くにいることが多い。
ちなみにノポン族のドライバーは希少であることが作中で語られている。
生み出されたブレイドは人の姿から獣の姿など様々で能力等も異なる。
共通点として胸の部分には様々な形に変わったコアクリスタルがあり、ブレイドか否かを見分けるのはさほど難しくはない。
更にエーテルラインと呼ばれる血流にも似た模様が体に表れており、これが普段目立たないブレイドも自身の力を発揮する際には強く輝いて目立つ。
見た目や能力から「コモンブレイド」「レアブレイド」の呼称で大別される。その詳細については後述。
大気中や雲海のエーテルが活動エネルギーであり、人間における酸素に該当する。
人間とは違い肉体が成長することはないため、基本的にはエーテルさえあれば活動可能。
逆に言えば、エーテルが極端に薄い場所では息苦しさに相当する症状と共に歩くことさえも困難になる。
なお、人間と同様に食物を摂取することもできる。
また、人間にとって厳しい寒さや暑さはブレイドの活動の障害にはならない。
ブレイド自身はドライバーが無事であればどんな怪我でもすぐに修復される。
しかし、ドライバーが死亡するか胸のコアに大きなダメージを負うと再びコアクリスタルに戻り、その輝きは一時的に失われた状態となる。
クリスタルが輝きを取り戻した時、そのコアクリスタルは再び同調が可能になったことを表し、同調を行えば同一のブレイドが再誕する。
このクリスタルのサイクルが繰り返されることから、作中では不死の存在と言われている。
但し、コアクリスタルに戻る前の記憶(自身の名前と一部の固有知識以外)は全て失われてしまうため、ブレイド目線からすればそれは自身の死と大差ないとも言える。
性格も同様に生み出されたブレイドによって様々であるが、ドライバーの影響を受けてその詳細は変化する。
善人のドライバーのブレイドならば善人に、悪人のドライバーのブレイドならば悪人になる。
一部のブレイドが関連するクエストでは、以前のドライバーとの因縁が主軸となっている。
どのブレイドにも個体としての意思を持つ。
ドライバーとブレイド間には主従関係があるが、「ドライバーの命令には絶対」ということはない。
コモンブレイド
紺色のボディに白い装甲を纏った姿。
大抵のブレイドは小型のアルスに似た配色をしており、街中や敵対ドライバーが携えていることが多い。
敵対ドライバーのブレイドの中には、装甲の色が黒い個体もいる。
後述のレアブレイドには性能面で劣る部分が多い。
しかし、コモンブレイドだからこそ活用できる要素もあるため、一概に下位互換とはならない。
レアブレイド
上記のコモンブレイドとは容姿が大きく異なり、その能力も一線を画している。
詳細は各レアブレイドのページを参照。
天の聖杯(ここから本編の重要なネタバレ注意!)
ドライバーを持たずとも活動が可能な特殊なブレイド。
コアクリスタルの形状、色が他のブレイドとは異なっており、武器も固有のもの。
ドライバーと同様に同調を行うこともできる他、『デバイス』と呼ばれる機械兵器を使役する能力も持つ。
マンイーター
ブレイドが人(マン)を喰らった状態(イーター)。コアクリスタルの色は血が混ざったように変色している。
人間と同様に老いて衰えるようになったが、ドライバー不在でも活動を継続できるようになっている。その不死性を失う代わりに、更なる能力の強化を得た者もいる。
ブレイドであるが人間でもあるという存在のため、ドライバーになる事も可能。そのため、「ドライバーだと思っていたら正体はマンイーターだった」という展開が多い。
シュルク、フィオルン … ゼノブレイドに登場するキャラクターで、本作にもダウンロードコンテンツとして登場。アルストでブレイドとして同行できるようになる。
エルマ … ゼノブレイドクロスに登場するキャラクターで、上記2人と同じくDLCでブレイドとして同行できる。
ゼノギアス:「ギアに人間を組み込み戦闘力を高める」という非人道的な技術が登場する。マンイーターなどの元ネタ。
ウルトラマン/ハヤタ・シン:モノリスソフト取締役の高橋氏曰く、ブレイドとドライバーの関係性を簡単に例えるとこの二人の関係性に近いとの事。
ブレイドの正体
ブレイドとは、神がかつて世界再生の一環として、旧世界の人間達と同じ過ちをしないように用意した「命の記憶の循環」システムを構築する要素の一つ。
詳しくは、神のページを参照。
以下、ゼノブレイド3のネタバレ注意!!
生殖機能を持っている可能性が浮上した。
ミオ、セナ、カギロイ、リンカ辺りは特に『2』のメインキャラクターの人間とブレイドの間に産まれた子のようなビジュアルとなっており、シナリオでもそのような描写がされている。
ただ、『2』本編時点でブレイドと人間が添い遂げることはあったとレックスの育ての親・コルレルから述べられているものの、その間で子を授かるような描写はなく、前例すら1件として描写されていなかった。
しかし、『2』EDでクラウスが「最後の手向け」としてアルストにシステムの改変を加えるような描写があり、その一つとして世界樹(第一タワー・ラダマンティス)周辺を回遊していた巨神獣はルートを外れ、一つの大地となっていった。
雲海の消滅、巨神獣の大地化の時点で、アルストの「命の記憶の循環」システムには既に改変がされていることはほぼ明らかで、これと同時にブレイドにも同様に循環関係が変更され、生殖機能が解禁されたのではないかと推察される。
コメント
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すべて見る球に込めるは私の想い
どうも、皆さまごきげんよう。 今回はゼノブレイド2よりホムヒカのギャグ風味の小説です。 ED後という設定で、ありそうでなかった(?)ネタとなります。 後、ブレイドがいっぱい出てきますので。 ・・・・個人的には二人はレックスの事で頭が一杯になると暴走するだろうな、と思っています。 それではお楽しみ下さいませ~23,363文字pixiv小説作品