概要
女性の生殖器官。
外性器(普段から見える性器)としては膣口、尿道口、陰核(クリトリス)、小陰唇、大陰唇が挙げられる。
一般に「女性器」という場合、特に性交に関わる器官を指すことが多い。
だが、尿道口は性交に関わる器官ではないし、女の子のおちんちんや悪魔の乳首と呼ばれるクリトリスも性感体であっても、SEXに直接かかわるわけではない。
とはいえ、女性器であっても勃起した状態(勃起クリトリス)になり、目立ちやすい部分ではある。
逆にアナルセックスという性交を行えるアナルは女性器に分類することもあれば、しないこともある。
とはいえ、厳密にはクリトリスは、その陰核亀頭のみが性器とされるのであって、クリトリス包皮は性器とされず、少なくともクリトリス包皮はアナル同様にモザイクを書けなくともいいとされることもあるし、陰核亀頭が包茎輪の奥に陥没した包茎クリトリスもそうであるとされることもある。
そして、オーラルセックスに使う口腔は、一般的には女性器とは言わない。
詳しい説明や図解はwikipedia:女性器を参照のこと。
また女性器は構造上、男性器つまり陰茎が存在しない為、尿の我慢出来る許容容量は男性の3分の1程しかない他、緊張感や恐怖心が高まり過ぎたり、局部に衝撃を受けると漏らしてしまうという事もこれが深く関わっている。
他にも感情の昂ぶりや力んだり、筋肉のコントロールを失うと、ちょい漏れを起こしてしまいやすい。
膣および膣口に雑菌や月経(いわゆる生理)で生じる廃棄物などが蓄積されやすく、そこで繁殖してゆく。その為、繁殖を抑える酸性に保たれているからか女性器からは酸味のある臭いがする。月経と重なる場合によっては、鼻を劈くようなキツイ臭いがしてしまう。これも女性の悩みの種の一つである。
結果、衛生的に男性器よりも女性器の方がデリケート且つあまり宜しくないものとされている。
上記の体の構造からご存知の方も多いと思うが、女性用のパンティーにはクロッチと呼ばれるパンティーの生地とは別にガーゼ生地の股布が縫い付けられている、生理用のナプキンを使うことで多少の漏れや臭いは限りなく抑える事が出来る。これは普段履いているパンティーだけでなく水着には専用の股布が備え付けられている。
女性器の向き
女性器には向きがあって、腰の前で上を向いている女性器と、腰の下で下を向いている女性器の二種類に大別される。
この女性器の向きによって、クリトリスや肛門の位置関係は変わるし、セックスの体位から立ちションの向き不向きまでも決まる。
下向きになる程、肛門に近くなる。
特に前向きの女性器はクリトリスが陰唇からはみ出て目立ちやすくなると言われている。
年齢によっても変化しやすく、若い世代では下向きが圧倒的なのに対し、中年以上だと上向きがなる人も多くいる。
これは膣口の筋肉が歳と共に衰えて下向きから上向きに変わる人が多い為。
又、男性ホルモンを多く浴びた女性は生まれつき上向きになりやすい。
女性器の締まり
女性器にはしまりがあり、これは穴のサイズや膣のしまり具合によって人それぞれである
一般的には締まりがキツイ方がいいとされキツイ場合は
俗称:まんこ
主に膣口を指す俗語である。元々関東地方を中心に使われていた言葉であり、
接頭語として「お」をつけて「おまんこ」という使われ方をすることもある。
現在では全国的に使われる言葉であるが元々性的ニュアンスを持った言葉ではなく
1990年代頃から現在の意味で全国的に広まったのではないかと思われる。
近畿地方では「おめこ」と呼ばれる事が多く全国的にまんこの意味合いが広まるまではまんこでは通じなかったようである。というか九州地方で「ぼぼ」、奄美大島・徳之島では「ほーたまきー」、沖縄地方では「ほーみー」と呼ばれるなど、各地でさまざまな呼び方があり、漫画『おるちゅばんエビちゅ』では、日本を都道府県別ではなく「女性器の呼称でなんというか圏」別で書かれた地図を広げているシーンがある。
まんこの起源については「真の処(まのこ)」説、「生まん処」説など諸説があり正確なものはわかっていない。なお明治時代は「幼女の(毛の生えていない)生殖器」を指したらしい。
誰とでも気軽に性交する女のことをヤリマンというがこのマンはまんこのことである。
一方で運気を上げる女性をあげまん、逆をさげまんというが
こちらの「まん」は運を表す言葉でありまんこではないので要注意。
ちなみに余談であるが三重県四日市の陶芸である万古焼(萬古焼)は
元々「まんこやき」と読んだがこのような事情のため現在は「ばんこやき」と呼ぶのが一般的である。
女性器に関するタグ
まんこ / マンコ / おまんこ / オマンコ / マンマン 緩マン ユルマン
方言・隠語