ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ファントム(プリキュア)の編集履歴

2014-11-25 09:30:25 バージョン

ファントム(プリキュア)

ふぁんとむ

『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する敵キャラクター。

「我が名はファントム。プリキュアハンターだ……」


CV:野島裕史

概要

プリキュアハンター」の異名を持つ、クイーンミラージュの忠実な僕にして、最も信頼の厚い腹心の部下。

彼女の手の甲に口づけをすることが許されており、その寵愛の程が窺える。

赤い髪に整った顔立ちで、白いコートを身に纏い、左腕にガントレット、腰背部に巨大なダガーを装備する。

極めて高い戦闘力の他に幻影を操る能力も持っている、現時点では幻影帝国最強の戦士である。

ぱんだ??


寡黙かつ冷静沈着な性格で、「プリキュアを倒すために生まれた狩人」と名乗り、クイーンミラージュの為に世界中のプリキュア達を倒して来た。いわばプリキュアにとっては天敵ともいえる危険な存在でもある。

プリキュアという存在に対して敵視しているというより「愚かで下らない連中」と害虫のように考えており、戦闘力についても自分よりも格下として見下している。ただし、複数のプリキュアたちが協力したときに発揮する力は脅威と感じ危惧し、それについては警戒している。


第1話にて一瞬姿を見せただけでそれ以降出番はなかったが、上述の通り、世界中のプリキュアを倒して回っていた。本編への本格的に登場は13話からとなる。


クイーンミラージュからの絶大な信頼を得ている一方で、三幹部(ナマケルダホッシーワオレスキー)からは余り快く思われていない。

ぴかりが丘の攻略とハピネスチャージプリキュアの討伐に手間取っている三幹部たちは、ファントムがぴかりが丘のプリキュアを狩ってしまうと自分たちの立場がなくなると強く警戒している(特にオレスキー)。

ミラージュはこの三幹部の顔を立てる形で、「ぴかりが丘へお前が干渉するのはまだ早い」とファントムに命じている。

物語序盤の頃の主人公チーム「ハピネスチャージプリキュア」はファントムが本気を出せば簡単に倒せたのだが、この敵組織内の権力争いのおかげでハピネスチャージチームの命運は保たれていた。


ミラージュへの忠誠

ミラージュに対しては絶対的な忠誠を誓っているが、単純に組織の上役としてだけでなく、異性としてもミラージュの事を想っているようである。

それゆえ完全に忠実というわけでもなく、自分が動くことがミラージュのためになるという、ある種の自惚れの傾向があり、命令無しで独断専行する悪癖がある。

この性格と行動は組織の和を乱すとして、ミラージュからたしなめられている。

13話や21~22話ではミラージュに無断でぴかりが丘に出撃してハピネスチャージチームを危機的状況に陥れたが、23話でミラージュからは命令無しの独断行動を叱責された。

「ブルー 貴様!!」


そこから29話まで動きはなかったが、同話でミラージュから直々にブルー討伐指令を下される。

だがシャイニングメイクドレッサーの覚醒により敗北を喫し、しかも見下していたプリキュアたちに保護され看病されるというプリキュアハンターとして最大の屈辱を味わっている。


40話では、世界中の戦線でプリキュアに押され気味になり幻影帝国の敗戦が濃厚になってきたことを踏まえ、「これ以上の戦いはあなたを傷つけることになる」と、ミラージュが戦線に赴く前に終戦を提言している。ファントムにとっては幻影帝国の勝利よりもミラージュの安全の方が重い様である

結果としてミラージュ自ら動くことになったが、同行を命じられたとき、ファントムの顔はどこか悲しげなところがあった。


戦闘能力

プリキュアの戦い方や力を熟知しているなど、「プリキュアハンター」の異名に恥じぬ高い戦闘能力を有している。

普段は格下のプリキュアに対してはダガーを使用しないが、抜剣した場合は「プリキュア・ピンキーラブシュート」と「プリキュア・スターダストシュート」を同時にかき消すほどの威力を発揮する。

このダガーの刀身は通常状態では常に青白く発光しており、斬撃を衝撃波として飛ばす切先から謎ビームを発射するなど、多彩な攻撃が可能。

高出力モードに移行すると刀身は禍々しい真紅の光を発するようになる。


13話で初めて戦闘シーンが描かれた際は、「ぴかりが丘最強のプリキュア」の称号を持っていたキュアフォーチュン一人ではとても太刀打ちできず、彼女がキュアラブリーと共闘してようやく対等に渡り合う事が出来た実力者である。この時はブルーの命がけの交渉で彼を撤退させることができたが、この時点での彼は背中のダガーをほとんど使わずに戦っていたことを忘れてはいけない。


更に、14話冒頭ではロンドンで活躍する最強のプリキュアを始め、各国のプリキュアたちを次々に撃破していることが『プリキュアウィークリー』の名物キャスター増子美代を通じて報道され、(ファントムの名前は知られていないが)プリキュアハンターの名が世界中の人々の畏怖の対象となっていることが現実世界の視聴者らに伝え、いろんな意味でみんなのトラウマとしての印象を植え付けた。

変態


基本的にサイアークを使役せずに自分で戦うが、必要に応じて召喚するようで、頭上にダガーをかざして闇のエネルギー波を放射することで広範囲の人間を一瞬でサイアークに変化させる恐ろしい技を持っている。

サイアークを召喚する際の口上は「鏡に映る未来を最悪で満たせ!

第21話ではぴかりが丘全域に無数のサイアークを出現させ、ひめによるとブルースカイ王国もこれによってあっという間に侵略されてしまったという。

ファントムが召喚した個体は三幹部のものとは少々異なり、マフラーが白色でマントのようなものを装着しているほか、頭には青いがあり、サングラスの形状も異なる。世界への侵食能力は「巨大な紫水晶を無数に林立させる」というもの。 また、一体一体が三幹部のサイアークより戦闘能力が高く、しかも上述のように一度に大量に出現するためかなり手強い。


22話ではダガーを抜いた状態のファントムと4人のプリキュアが戦ったが、プリキュア側が一方的に蹂躙されるだけであった。だがプリカードの「大いなる願い」で新しい力を得たキュアフォーチュンがそのファントム以上の力を得て、彼を敗北寸前にまで追い詰めることができた。


そして30話ではミラージュから与えられた新たな力により、相手の影をまとって自らの精神と肉体を作り替える究極の変身能力を会得。これによって、キュアラブリーの影であるアンラブリーへと姿を変えてめぐみを追い詰めた。プリキュア史上初の男性キャラの女性化である(詳細はアンラブリーの項目にて)。


プリキュアの封印

プリキュアハンターの最も特徴的な点は、サイアークを生み出す際に出現するものと同じ棺桶形の鏡にプリキュアを閉じ込め、封印できることにある。

イーーーーーッヤッホウぅぅぅぅぅぅ!!!!!


封印のプロセスはプリキュア封印を参照。


因縁

ブルーとは浅からぬ因縁があるようで、30~31話で負傷して、ゆうこの看病を受けていた際、そこに居合わせたブルーに「貴様のせいだ、ミラージュ様が変わってしまったのは」と言い放つ等、激しい憎悪を剥き出しにしている。

因みに、上記の台詞から推察すると、彼はミラージュそのものに対する忠誠心を持ち、それに忠実なだけであって、幻影帝国の行動理念等に全面的に賛同し、従っている訳ではない模様。


逆にキュアフォーチュンからは、姉であるキュアテンダーを倒したために怨みを買っているが、13話でフォーチュンから姉の仇と叫ばれてもファントムの方は誰のことを言っているのかわからなかったようである。ファントムにとってはフォーチュンもテンダーも数いるプリキュアの一人にしか過ぎないため、気にも留めていないのかもしれない。

狩人VS神


実際、22話でフォーチュンからテンダーのプリチェンミラーを見せられたことで、ようやくテンダーのことを思い出したくらいである。

そのキュアテンダー/氷川まりあのことは、「キュアテンダーは数あるプリキュアの中でも最強だった」と認めている。

しかし妹を庇って敗れたテンダーのことを「甘い性格がたたって敗北した、最も愚かなプリキュア」と称しており、完全に見下している。


また、ぴかりが丘やぴかりが丘神社には何か苦い思い出を持っているらしい。本格的に登場した13話では、手強いプリキュアたちがぴかりが丘にいることをディープミラーから聞いたことで顔つきが変わっている。同話ではクイーンにぴかりが丘への出撃の許しを得ようとしたが「ぴかりが丘は三幹部に任せているので、お前は手を出さなくていい」と言われて止められている。

ただファントムにとっての「手を出さない」というのは「トドメを刺さない」程度の意味であり、

同話にて偶然ブルーとキュアラブリーと遭遇したときは、ブルーに対して怒りをぶつけて死なない程度に痛めつけようとした。クイーンからの自粛令があったのでキュアラブリーにはちゃんと「手を出すな」と警告はしたが、ブルーを守るために戦う意思を見せたため、そのときは容赦なく狩ろうとした。この戦いにはキュアフォーチュンも乱入したが、やはりフォーチュンも自分の方からファントムに戦意を向けたため、ファントムは相手をしている。

ハピプリ41話 お前が…


もっとも、この時ブルーが「刺し違えても止める」という覚悟をみせた時は、ブルーの死を望まないクイーンを想って手を引いており、何よりもクイーンの思いを尊重していることが伺える。

このぴかりが丘神社を巡る因縁は、ブルーやクイーンの回想も含め、劇中で度々話が出てくる「千年前の神様と少女の恋物語」と関わりがあるような描写がなされている。


その正体は?

31話では、ファントムはクイーンミラージュが悪に染まる前の巫女の姿を思い出しており、少なくとも300年前から生存しており、悪落ちする前のミラージュを知っている者ということになる。

姿は変われど変わらぬ思いで・・


また、この回でゆうこから、かつての愛犬に重ねられたことによりわんトムなどというネーミングを頂戴し、新たに犬キャラが定着し始めた彼ではあるが、その回想がミラージュを下から見上げるような視点だったため、ファントムは実際に元は犬やそれに類する動物だったのではないかという予想も上がっている。

なお、アンラブリー状態では獣のような姿のエネルギー体を召喚(?)して攻撃するという技を使っている。


いささか唐突な印象のある攻撃であったが、あるいはこれもファントムの正体にかかわる描写だったのであろうか?


ゆうことの出会い

プリキュアに敗れたあと、ゆうこの看病によって傷が回復し、彼女に主であるミラージュと面影が重なるようになってゆく。

ファンゆう

ハピネスごちそうさま


看病されたあとは、ゆうこに「ごちそうさま」と感謝の意を示し、それ以降は気持ちがゆらぐことになる。

ごちそうさま

31話


結果として、ゆうこの行動によって浄化され、本来の姿に戻ることができた。

ファンファンさんとハニーさん♪


劇中の活躍

  • 第1話

幻影帝国でのクイーンミラージュの演説シーンに1カットだけ登場。以後は13話まで一度も登場しなかった。

他の幻影帝国主要メンバーはOPアニメに出てくるのに彼だけは出てこず、事前の番組紹介情報などで一切触れられなかったうえ、敵キャラクターということもあって非公式バレでも彼の情報は本編開始後も漏れ出ることなかった。

「登場が事前にOPで予告されていて、正体も視聴者にはバレバレ」であったキュアハニーキュアフォーチュンとは違って、ファントムは正真正銘の「謎のキャラ」として1クール目の頃はしばしばファンの間で話題となった。

なお、最古のイラストはこの第1話放映日にあげられている

お前は誰だ


  • 第13話

アフリカ大陸東北部の砂漠地帯にてキュアナイルと戦い、封印するというインパクトあるデビューを飾る。

幻影帝国の城に久々に帰還し、成果報告。

「他に手ごわいプリキュアはいるか」という問いに対し、ディープミラーが日本のぴかりが丘になかなかしぶといのがいると回答。さっそく討伐に向かうつもりだったが、オレスキーたち三幹部が「ぴかりが丘は自分たちが攻略を任せられているエリアなので責任がある。ファントムはこの町には手を出さないようにして欲しい」とクイーンに嘆願。クイーンは一応これを享受したため、ファントムはぴかりが丘への干渉は自粛することにした。

ただ、クイーンは三幹部に「そこまで言うからには、これ以上の失態は許されない」と釘を刺しており、今後の流れ次第でどう動くかはわからなかった。


この13話では偶然にキュアラブリーキュアフォーチュンのコンビと遭遇している。この時のファントムは上記の自粛要請のこともあり、こちらからプリキュアに手を出そうとはしなかったのだが、プリキュア側からファントムに戦意を向けたためにそれに応じて戦い、ほとんど本気を出していないにも関わらず二人を圧倒した。この時はブルーの説得によってファントムは撤退し、その後は再びぴかりが丘を離れて世界各地でのプリキュア狩りを続けた。


  • 第14話

イギリス、シドニー、ローマなど世界各地でプリキュアを封印し、各地の都市が陥落していく様子がニュース番組『プリキュアウイークリー』で伝えられた。


  • 第16話

マドリードを守っていたプリキュアを倒す。全体的にヨーロッパが狙われやすいんだろうか


  • 第20話

プリキュア墓場の初登場。

経緯は不明だがここでキュアエコーのそっくりさんと戦っていた。当然、無残に封印される。

今週の衝撃シーン

しかし、このプリキュアが墓場に自力でたどり着いたなら相当な実力の持ち主だし、ファントムがここを戦場にするようにおびき寄せたならある程度は強敵と認められていたことになる。


  • 第21話

ハピネスチャージプリキュアの活躍で愛が大きくなっているぴかりが丘を見渡した後、「しかし、愛が大きければ大きいほど、失った時の絶望は大きくなる」と敵視しているブルーとほぼ全く同じ主張をして、襲撃するには良い頃合だと考えたファントムは独断でぴかりが丘の攻略を始める。

自粛令のためにこちらからプリキュアに手を出さなかった13話と違って本気でプリキュアを狩りにきたファントムの姿は、彼の真なる実力を視聴者に見せつけることとなった。

ファントムのサイアーク召喚シーンが初めて描かれ、大量のサイアークを一瞬で作り出せるという能力が発覚する。

自分を執拗に狙うキュアフォーチュンを鬱陶しく思ったのか、彼女一人をプリキュア墓場に閉じ込め、そこで処刑宣告を行った。

余談だが、墓標群に封印されているプリキュアたちの中に今度はキュアマーチのそっくりさんがいた。

なおは昔から(ry


  • 第22話

前話からの続き。キュアフォーチュンへの処刑が始まった。ファントムはプリキュアに「絶望」を与えることで弱くなることを知っており、他人のために苦しい思いで戦うプリキュアなんて存在がいかに下らないかと罵倒を重ねながら攻撃をする。

プリキュア封印も全てはミラージュの為に世界を不幸で満たしすことで彼女の心を癒すための行為であり、過去の因縁から人を護る行為自体を甘い考え方だと切り捨て、友情にも人を愛する行為と同じ、またはそれ以上の激しい怒りを見せるなど半ば狂気めいた一面を垣間見せた。

また、自身が敗北することは彼女の心を更に傷付けることになるため、それが許されない事だと強く思っているあたり、ミラージュ本人に心惹かれているような描写もあり、自身の怨恨も含めてプリキュア狩りに勤しんでいるかの描写が垣間見見られた。


キュフォーチュンを変身解除状態にまで追い詰めたうえ、彼女のプリカードを奪って燃やしてしまい、彼女の心をへし折ろうとする。

しかし、キュアプリンセスから譲渡された「大いなる願い」によって新たに真のプリキュアとして生まれ変わったキュアフォーチュンにダガーを折られてしまい、さらに浄化必殺技の直撃を受けるという屈辱的な状況に追い込まれる。

しかしここまでやってもまだ倒れはせず、満身創痍の中で戦いを続けようとするが、そこにクイーンミラージュの巨大な幻像が現れる。

「ブルー 貴様!!」


  • 第23話

前話からの続き。クイーンミラージュの悪の女王としての圧倒的な威圧感はファントムの比ではなく、幻像から放たれたエネルギー波の一撃でプリキュアたちは撤退するはめになってしまった。

このぴかりが丘侵攻はファントムの独断で行われたものだったらしく、ミラージュの不興を買い、呼び戻されてビンタを食らった挙げ句、スタンドプレーを慎むように釘を刺される

ワンドロ 無限ビビビビ

(本編ではこの時のビンタの描写は音のみで、実際には描かれていない。「顔面への殴打」に対する伝統的タブーは、ここでも適用されている)。


  • 第29話

以前の失態で活動を停止させられていたのかしばらく出番がなかったが、この回の終盤でミラージュから出動命令が下る。

それは「ブルーを倒せ」という指令であった。

「本当によろしいので?」と確認を取ったところ、ミラージュがブルー討伐を強く望む返答をしたため、これでブルーを倒す大義名分を得たファントムは怪しく微笑んだ。


  • 第30話

再びブルーの前に現れたファントムは、ブルーを守るキュアラブリーと13話以来の再戦。当時よりもはるかに力をつけたラブリーの実力を認めたファントムは、奥の手としてミラージュから与えられた新たな力を使う。それは、相手の「影」を奪って纏うことで、その相手の心の影を具現化した存在に生まれ変わる能力。ファントムの肉体と精神が再構成される驚愕の変身バンクシーンを経て、キュアラブリーのコピーにして反存在であるアンラブリーが顕現する。

最近の

キュアラブリーに匹敵するパワーをもつうえ、めぐみの記憶を自身のものとして持つアンラブリーは、めぐみが自分では見ようとしなかったコンプレックスをつきながら精神的にも追い詰めていく。

めぐみは本当は誰の役にも立っていない、幼いころと変わらない幼稚な人助けごっこをしている自分に自己満足して、将来の現実的なビジョンから現実逃避して無為な時間を過ごしているだけだ、と指摘され、それを心の奥では認めてしまい戦意を失うめぐみ。

敗北必至の状況に陥るも、駆け付けた仲間たちの励ましによって再び奮起。自分のことを自分で信じることはできなくても、代わりに友達が信じてくれるならば何だってできる。吹っ切れたキュアラブリーの攻撃はアンラブリーから自らの「影」をはがし取り、ファントムは元の姿に戻る。

この一連の流れによってシャイニングメイクドレッサーはプリキュアたちの力を認め、合体必殺技「プリキュア・ハピネスビッグバン」の発動権限をプリキュアたちに与えた。ドレッサーから放たれる強大な光の直撃を受けたファントムはついに地面に倒れ伏す。22話での覚醒したキュアフォーチュンの全力でもファントムの膝を折ることはなかったので、ファントムに土をつけたのはこれが初めてである。

ハピネスな ファントム・・・

しかし、それでもまだ浄化や消滅に至る段階までは至っておらず、息はある状態。次回予告では何とキュアハニーに助けられ、看病される姿が描写され、視聴者を騒然とさせる。

  • 第31話

「プリキュア・ハピネスビッグバン」は本来ならばファントムの魂を救い浄化するはずであった。しかし、ミラージュを残して自分だけが幸福になることをファントムが望むはずはなく、自らの強烈な意志の力で幸せの波動に飲まれまいと抵抗。結果、身体に負担が及んで傷つき消耗してしまった。

プリキュアたちは意識を失って倒れ伏したファントムそれを放っておくこともできず、ブルースカイ王国大使館で看病されることに。その頃ミラージュは、ファントムが死んだと思い込んでか悄然としていたが、ディープミラーから「彼は生きているが、囚われの身となった」と聞かされて血相を変え、オレスキーを奪還に向かわせる。やはりこの二人の関係は、ただの「女王と忠実な僕」という間柄だけではなさそうである。

大森ゆうこの献身的な看病と、彼女の思い出話には感じ入るものがあったのか、恩を仇で返すようなこともせず、オレスキーのサイアークが暴れている隙に黙って帰ろうとする。追ってきたブルーを攻撃しようとするが、「大切な人のいる場所へ帰ればいい」というゆうこの言葉の前に拳を収め、「ごちそうさま」の一言を残して去って行った。

プリキュアたちと馴れ合うようなデレは最後まで自らに許さなかったが、ごはんの前では敵も味方もなかったようだ。

  • 第40話

帝国、謁見の間にてオレスキートリオが居並ぶ中、ミラージュを気遣い「これ以上の戦いは貴女をより傷つける」と、戦いの終結を迫る諌言をするが、即座に却下される。この直後、根拠無き大言壮語をしようとしたオレスキーはビームを掠められたのを見ると、扱いの違いは明白である。

また、第31話と、第40話の彼の態度からすると、彼はミラージュへの忠誠心とブルーへの憤りと憎悪で動いており、幻影帝国自体への忠誠心は著しく低いか皆無である事が明白になった。


その為、今後の展開次第ではディープミラーに牙を剥く可能性もある。

続く41話ではファントムとしての最後の戦いとなりハニーと交戦。その中で、ハニーに心も開きかけるも、おそらく黒幕の介入で凶暴化‼

狂暴的な力でなりふり構わず叩きのめすものの、ドレッサーの力で浄化される。


以外にもその姿は…


pixivでは

プリキュアハンターと言う設定上、プリキュアオールスターズ関連のコラボ等、他のシリーズのプリキュアと関わるイラストがいくつか存在する。

プリキュアのメッカファントムに狩られたマナさん


作中ではプリキュアを敵視して封印している彼だが、pixivではプリキュアをコレクションして悦に浸る変態じみたプリキュアファンとして描くシニカルなネタも多い。→変態ファントムさん

孤高の狩人


「ファントム」「プリキュア」で検索するとファントム(『仮面ライダーウィザード』の怪人)とプリキュアのコラボイラストが引っ掛かるので注意。

漢字学的プリキュア道vsプリキュアハンター

ちなみに彼の服装はなんとなくウィザードに似てたりする。


服装といえば、どことなく某コーポレーション社長にも似ている気がする。

ずっと俺のターン!!


中の人について

担当声優の野島裕史は『ハートキャッチプリキュア!』で砂漠の使徒の幹部の1人・コブラージャを演じている。両者とも美形だがファントムは冷静沈着、コブラージャはナルシストと性格は違うし、一人称もコブラージャが「僕」であるのに対し、ファントムは「俺」である。


なお、他に『プリキュア』シリーズで作品を跨ぐ複数の敵幹部を演じた声優は以下の通り。


松本保典ジュナ(無印)、ウエスター(フレッシュ)

高木渉ウラガノス(MaxHeart)、ブンビー(5/GoGo!)

岡村明美霧生薫:2代目(S☆S)※パートナー妖精のフープと2役、ホッシーワ(ハピネス)

子安武人スコルプ(GoGo!)、オレスキー(ハピネス)、フュージョン(DX&NS)


…さて、皆さんはお気付きだろうか。

実は松本・高木・岡村が演じているキャラは、いずれか一方が最終的にプリキュアの味方となっている(太字体のキャラ)のである。その線に沿うならば、もしかしてファントムとオレスキーも或いは…?


関連タグ

ハピネスチャージプリキュア! 幻影帝国 プリキュアハンター

天敵 みんなのトラウマ 美形悪役

変態ファントムさん わんトム


館長 レジーナ(一度はプリキュアを封印・コレクションした悪役の元祖)

バイオハンター・シルバ サー・カウラー(ヒーローを狩るハンター繋がり)

ミラー共通項あり(正義の戦士を狩る性根最悪なハンター繋がり)

タイタン(聖闘士星矢Ω)共通項あり

ゼットン ン・ダグバ・ゼバ(視聴者のトラウマ関係繋がり)

ファントム零(「立てなくなったらテメェのせいだぞ!!」)

海馬瀬人外の人繋がり

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました