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アリス・シンセシス・サーティの編集履歴

2020-09-13 01:18:28 バージョン

アリス・シンセシス・サーティ

ありすしんせしすさーてぃ

ライトノベル「ソードアート・オンライン」(電撃文庫刊)の登場人物で『アリシゼーション編』全編を通してのメインヒロイン。

CV:茅野愛衣

概要

第四部「アリシゼーション」編のヒロイン。

ユージオ幼馴染アリス・ツーベルクその人。18歳。

彼女がアドミニストレータによって『シンセサイズの秘儀』を施され整合騎士になった姿で、青いドレスに黄金の鎧を着用している(原作11巻での初出時のみ鎧が白)。

騎士らしく誰よりも高潔で真面目な、絵に描いたような才色兼備の優等生である(そしてツンデレ)。

物語が進むとともに大きく性格が変わることが特徴。


30番という若い番号ながらその強さは整合騎士第三位。

実質的には第二位のファナティオよりも上であり、ベルクーリを除けば最強とすら言われる。

なお、Web版では整合騎士の人数の違いから番号は30ではなく50番であった。


きれいなダクネスなどと放言する咎人は禁忌目録抵触により連行します。いいですね?


能力

剣の腕は作中ではトップクラスであり、速さと重さを両立した重い一撃が特徴。

その剣筋はキリトですら歯が立たず、後にはGM装備のスーパーアカウントとすら互角にやりあっている。

神聖術も天才的でアドミニストレータの後継者と目されており、彼女をもって整合騎士団は完成するとされる(その才から、アドミニストレータは機が熟したらアリスの体を乗っ取る予定であった)。

Alice and Administrator


神器金木犀の剣』

センシティブな作品

アリスの振るう黄金の剣。彼女が現れるまで誰も扱う事ができなかった代物。

元となったのはアンダーワールドにセントラル・カセドラルが立つ前、そこに存在していた『世界最初の破壊不能オブジェクト』である金木犀の樹。

完全支配術は刀身を黄金色の幾千もの花びらに変えて広範囲へ攻撃するというもので、一枚一枚が大地を穿つほどの威力を持つ。

記憶解放術はカセドラルでチュデルキンに使用したようだが、詳細は不明。


劇中の活躍

アリシゼーション編

初登場時は冷酷な態度で一行を困惑させるが、これはシンセサイズによって「アリス・ツーベルク」としての記憶を失い整合騎士として新たな人格が形成されたため。

とはいえ、過去の記憶の断片を時折思い出しており、キリトと一時行動を共にした際に彼からルーリッド村のこと、かつての自分のこと、そしてアドミニストレータの悪行について聞いたことから公理教会への反逆を決断、右目の封印を破ったことでラースが待ち望んだ人工知性『A.L.I.C.E.』となった。


キリトとユージオと共にアドミニストレータと対峙するが、UWのシステムを掌握する彼女には敵わず途中で倒れ、目が覚めたときに目にした光景は突然倒れこんだ隻腕のキリトの姿だった。

『War of Underworld』

ベルクーリの提言でアドミニストレータを欠いた公理教会の立て直しに奔走するが、アドミニストレータを討ったキリトを粛清すべしとする意見が出始めたことから、彼を連れてカセドラルから出奔、ルーリッドに帰り村はずれに建てた丸太小屋でキリトの介護をしながら半年を過ごす。

この間、戦いから離れたことや妹セルカ・ツーベルク、そしてキリトの世話を通じて性格がかなり柔らかくなっていき、それまで押さえ込まれていた健気さや精神的な弱さを見せるようになる。同時にアドミニストレータの元にいた頃は何も考えないで只守るべきとしていた人界の秩序の実態(ダークテリトリーの侵攻に興味を示さず、都合の良い時だけ罪人の自分にへつらう醜悪な村人達)を目の当たりにして、自分達が守ろうとしたものが本当は守る価値などないものだと思い始め、剣技さえも曇らせていた。ダークテリトリーの軍勢がルーリッドの村にも攻めてきた時には禁忌目録と帝国基本法に諾々と従い(父とセルカだけは間違いだと分かっていた)、今度は自分がダークテリトリーの軍勢を招いたと罵倒する身勝手さに一度は本気で人界そのものに愛想が尽き、キリトと家族、丸太小屋作りを手伝ってくれたガリッタだけ連れて村を見捨てようとも考えた。


しかし、感情を失っても戦おうとするキリトの姿を思い出して自分の求めるもののために戦うことを決意。失われた右目が復活してダークテリトリー軍を撃退した後にキリトを連れて人界軍に合流、後方に配属されていたロニエティーゼにキリトの世話を任せ、前線に出る。

シンセサイズの影響で幼少期の自分をまるで別人のように感じていたが、大戦時の天幕にて、ロニエとティーゼを前に心意を使い、一時的に空色ワンピース・白エプロンのかつての姿を取り戻した。

これをきっかけに、「アリス・ツーベルク」は確かにかつての自分だったと受け入れることとなる。

戦場ではファナティオに「真の神の力」と言わしめるほどの超大規模神聖術を発動させ、戦況を大きく変えたが、これによりガブリエル・ミラーに捕捉されてしまうことになる。


現実世界

アリス(制服)

すべてが終わった後、機械の体を得て現実世界へとログアウト。

本人の希望で帰還者学校の制服を着用している。

世界初の真性人工知能として世間の注目を浚うも、マスコミの心無い質問に対し毅然とした態度で応対した。

フラクトライトの存在が明るみに出たことで、宗教をはじめあらゆる分野に激震を与えることになった。


慣れないリアルワールドでの生活に疲れつつあったが、後にキリトとアスナとともにわずか数時間ながらも200年後のアンダーワールドへ一時帰還する。


なお、文章ではモーターの駆動音や皮膚素材などいかにもロボロボしい外見になっているが、挿絵やアニメ版では仮想空間内と全く変わらない姿で描かれている。


ユナイタル・リング

アリスちゃんアリス(ALO)

ALOではアンダーワールド同様に飛竜に乗るべく、竜騎士になれるケット・シーを選択。ネコミミとシッポが付いてなんだかネコネコカワイイ姿となり、一部ではにゃりす様と呼ばれたり呼ばれなかったりしている。

装備は形状こそ異なるものの、青いドレスに金色の鎧と剣という配色はそのまま。


ユナイタル・リングに転移後は、6時間の猶予期間の後に全防具が装備が使用不能に。

アスナリーファ と共に《アマネ草の荒布の服》(白ワンピ)を作成してパン一を晒すことだけは防いだ。

リズベットとの合流後はやはり青地の服に金色の鎧、バスタードソードで装備を整えている。


人間関係

エルドリエの師匠であり、彼からは「アリス様」と呼ばれ尊崇されている。彼に対しては素っ気なく振舞うものの、本心では大切に思っている。

エルドリエ曰く、ふとした時に見せる嫋やかで儚いその姿こそが彼女の本当のアリスとのことで、彼はそんな彼女を「あらゆる逆風に毅然と頭をもたげながらも今にも折れてしまいそうな水晶の花」とも表現していた。


騎士団長ベルクーリのことは、小父様と呼び慕っている。

副団長ファナティオとは、容姿やベルクーリとの関係性もあってあまり関係は良くなかったが、後に打ち解けた。


キリトのことは当初こそ罪人であったが、カセドラルでの戦いで本来の自分を教えてくれた経緯で共闘。廃人となった彼の世話をする内にキリトに惹かれていき、現実世界の会見では『愛している』と公言し、一歩引いた姿勢のリーファやシノンと異なり全く諦めていない。


キリトの仲間達との関係は基本的に良好だが、アスナだけは出会い頭に剣を交えて互いにキリトが自分のだと公言して以来、実力や美貌は認め合っても犬猿の仲

実質的な居候先であるラース関係者に対しては、神代凛子には「博士」と敬意を払うが、菊岡誠二郎比嘉健は苗字で呼び捨てにしている。


ゲーム版

アニメ化に先駆けて各世界線に先行登場。CVがついたのもこちらが先である。


ホロウ・リアリゼーション

DLC第3章「神に抗いし者」にて初登場。

魔物退治の任務の途中で突如アイングラウンドの世界に飛ばされてしまう。


生粋の仮想世界の住人たる彼女にとっては異世界召喚も同然の状態であり、慣れない横文字や異世界の法則(ゲームシステム)に四苦八苦していたところをキリトに保護され、アンダーワールドへの帰還方法を求めてしばしアイングラウンドに留まることになる。


フェイタル・バレット

It is not the original world?Alice.16 FB.ver

…はずだったが、今度は世紀末の荒廃した地球へとたらい回しにされてしまう。

しかしSBCグロッケン崩壊の危機に対し、騎士として無辜の民を守るべく自身は二の次で協力を申し出てくれる。

なんかもうどこぞの独立部隊でもやってけるんじゃないかな。


今回は白い軍服「ワンダーサーコート」を着用。これまでの青系の女騎士からガラリと印象が変わっている。

装備はUSAS-12っぽいショットガンと中量クリティカル型の光剣。

後者は仲間キャラクターで唯一の6番カラー(金色)であり、さらに専用スキル「天穿華」を保有している(アリスの依頼をこなすことで主人公も習得可。ショットガンも同カテゴリの中では本作で唯一のフルオートタイプであり強力…なのだが、現実では変t(ry。なぜこんなものを選んだかはステイシア様でもご存知ないだろう…)。

その他のスキルも攻撃力上昇やスーパーアーマー付与の自己バフなどアサルトロールらしい脳筋仕様となっている。


そして隠しエピローグにてあの男の暗躍が発覚。

ユージオの様子といい、アンダーワールドの安否が心配される。


千年の黄昏

番外編たる本作でもやはり任務中で突如ALOに飛ばされてしまう。

HR以上に状況を理解できておらず、混乱からシルバー・クロウをダークテリトリーの勢力と勘違いし撤退に追い込む程に叩きのめしてしまった。

冷静さを取り戻した後はひとまずネガビュ&黒の剣士合同チームに保護されることになる。


……が、データベースを覗くと恐ろしい事実が明らかになる。

このアリスは比喩的な意味での異世界=仮想世界内の移動ではなく、本物の並行世界に存在するアンダーワールドから正真正銘の異世界転移してしまった事が発覚。

転移元の世界は大丈夫だろうか?


余談

金髪碧眼で宝剣を携えるドレスで重鎧の高潔な女騎士」という属性からどこぞの騎士王を連想する者は少なくなかったが、Type-moon15周年記念企画のイラストでその騎士王とまさかのツーショットが実現している。

奈須きのこにはデビュー直後にすき焼きをおごってもらった縁である。

ちなみに作者によるとコンセプトとして、「多くの作品で洗脳されたキャラが味方になる際は、洗脳前の人格に戻るけど、その洗脳後であった人格はどうなるの?」というものである。


Fate/SAO


Pixivにはこんなパロもあったりする。


関連イラスト

SAO アリス

her name is Alice


眼帯ver

リリース・リコレクションALICE


初出時ver

アリス・シンセシス・サーティ


関連タグ

サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。

ネタタグやカップリングはキャラクターの個別記事及び下記のカップリング一覧を参照。


アリス・ツーベルク ソードアートオンライン SAO 異世界召喚


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