CV:麦人
人物像
シリーズのほとんどの作品にてラスボスを担っている。 スキンヘッドに、両目を横切る赤い2本の傷のような模様が特徴。
一人称は基本的に「私」。(一部シリーズでのみワシ)
Dr.ケインの最高傑作とも評価される高い戦闘能力と優秀な頭脳、多くのレプリロイドを引きつける高いカリスマ性を持つレプリロイド。
元イレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長であり、エックスとゼロ(当時)の上司でもあった。
ハンターとして信頼の置かれる存在であったが、X1での反乱を機としてレプリロイドのための世界を創造する為に世界征服を企んでいる。そのためにはイレギュラーハンターと同じ平和のために戦う組織を利用するなど手段は厭わない。
反乱を起こした際にイレギュラーハンターの指揮権を掌握したようで、本来であれば立場上同格であるはずのアルマージなどもシグマの指揮下に加わっており、結果としてイレギュラーハンターの大部分がシグマとともに反乱を起こす結果となった。
ハンター時代のメイン武器はビームサーベル。ボディパーツを纏ったエックスにも大ダメージを与えるほど高出力で、シグマ自身の機動力も手伝い遠距離武器をメインに扱うレプリロイドが多い中でも不利は感じさせない(一方で、ゼロの扱う鉄パイプと鍔迫り合いを演じる一幕も・・)
イレギュラーハンターX収録のムービーでは一足飛びで相手の懐に入り、サーベルを敵の急所に一閃して仕留めるという離れ業も見せている。
その正体は、シグマウイルスという悪性のコンピュータウイルス。 プログラムそのものが本体として独立しているため、ボディは仮宿に過ぎず破壊されても何度も復活を遂げることができる。
その姿形、武器、大きさ、舞台なども作品ごとに変わっており、統一性がない。
主に第二形態まで存在し、第一形態は人型、第二形態は大型化する傾向にある。
エックスとの関係
エックスに対しては、成長の可能性こそ感じていたものの、当初は自分の脅威にとはならないと考えていた。
しかし以後幾度も対峙し計画を阻まれたことにより、段々と憎しみにも似た執着心を抱くようになる一方、レプリロイドとしての能力に一目置くようになる。
ゼロとの関係
ゼロに対しては後述する事件の因縁もあってか、高い能力を持つレプリロイドという認識があったようである。
独自にその過去を調べる、計画のために利用しようと画策するなど、エックスよりも執着の程が露骨になっている。
各シリーズでの動向
X1当時は「人間を抹殺してレプリロイドだけの世界を作る」という目的は明らかになっていたが、なぜシグマがイレギュラーとなったのか、その理由は不明であった。
X1で登場したシグマはダミーのボディであり、エンディングのスタッフロールが終わった後にしばらく待つとラストでその事実が示唆される。
X1にてダミーのボディを破壊されて以降は自分自身は表に出ず、黒幕として暗躍するようになる。
カウンターハンター、Dr.ドップラー、レプリフォース、レッドアラートなど、己の手足となる者達を意のままに操り戦乱を引き起こした。
X2で初めて「シグマウィルス」としての正体を現す。
その後のX3にはドップラー博士により抗体のワクチンプログラムを開発され、ラストバトルではそれを用いた攻撃を受け完全に消滅するかに思われた。
だが、結局これでも倒されることは無く、幾度となく復活を続けることになる。
X4では、巨大イレギュラー「イレギオン」を利用してスカイラグーンを襲撃させ、その罪をレプリフォースに擦り付けてイレギュラーハンターとを衝突させレプリフォース大戦を発生させた。
前日譚としてまだ彼がイレギュラーハンターであった時に発生し対応した、謎の紅いイレギュラー(ゼロ)によるハンター惨殺事件について描かれている。
最初は優勢を保っていたものの、段々とゼロの戦闘能力に翻弄されてしまい、結果としては辛くも勝利を収めたものの、破壊寸前に追い詰められることとなった。
両まぶたの傷はこの戦いの際に付いたものと思われる。
また、このときにゼロに仕込まれていた「ロボット破壊プログラム」に感染したことで「シグマウイルス」に変貌し、ウイルスの方が母体となった。
X5では久々に表に現れ反乱を起こす。ダイナモを雇い、スペースコロニー「ユーラシア」を地球へ落下させる。
エックスたちの活躍で被害は最小限に抑えられたものの、予め世界中に散布されたウィルスと相乗して、地球を壊滅状態に陥れることに成功する(X6以降はこの崩壊した世界が世界観となっている)。
また、Dr.ワイリーと手を組み、ゼロを覚醒させようと企んだ。
巨大なファイナルシグマWに変貌し、エックスと戦うものの敗れ、死ぬ間際にゼロとエックスを口からの光線で破壊したが、ゼロのバスターで倒されてしまった。
それ以降の作品では、世界征服よりも、エックスたちに対する執着心が優先されているような言動を放つようになり、ゼロの覚醒も目論む事はなくなる。
X6では、ゼロのDNAを悪用したゲイトの手によって復活。 (ただし、シグマ曰く「あの程度では死なぬわっ!お前の助けなど必要なかったわ!」らしい。)
これまでにない程の短期間での復活により、不完全なせいかゾンビのような姿で現れ、言動もたどたどしいがエックスやゼロに対する執着心は変わっていない。
第2形態・ヘルシグマに変貌するものの、エックスとゼロの敵では無かった。
しかし、撃破された直後にもかかわらず
「無駄だぞ!無駄だ!わかるだろ? 死なんっ!このぐらいで…わかるだろ?」
と既に自身の復活を確信しており、エックスやゼロも少々うんざりした反応を見せる。
X7では、「センセイ」という呼び名でレッドアラートのリーダー・レッドに接触し、コピー能力を有したアクセルを利用して「組織の強化」と偽り、エックスとゼロのDNAデータの収集を計画する。
ゼロからはゴキブリ扱いされ、
「貴様ら(エックスとゼロ)の命を自分のものにするため、何度でも、何度でも、な・ん・ど・で・も蘇ってやる!!」
と、言い放つ。
ライフルを駆使してエックス達に襲い掛かるが敗北し、巨大な第2形態で挑むものの敗れる。
最期はアクセルと共に共倒れをしようとするも、アクセルが化けたレッドに不意を突かれ、彼の攻撃で奈落の底へと突き落とされた。
X8では、ルミネ誘拐に伴う新たな計画にて暗躍する。
また、新世代型レプリロイドの能力を利用してのコピー体をいくつも配置していたが、本体に満たない戦闘力によってエックスたちには見破られていた。
これまでと違い人型形態のみの戦闘だが、全身が変色し、悪魔のような異形の姿となっている。
新世代レプリロイドを自身の子どもたちと称する。
全力でエックス達に挑むものの、返り討ちに遭って倒された。さらにルミネによって亡骸を足蹴にされてしまった。
イレギュラーハンターXにおいては、本シリーズ作品上での描写や設定と比較して、その背景が若干変わっている。
戦いの目的はエックスの「レプリロイドの可能性」を知るため「レプリロイドの未来を賭けた戦い」となっている。
のだが、エックスやVAVAから狂ってるとまで評された。
各形態
ロックマンX1
シグマ(第1形態)
最強のハンターとして君臨していた頃の姿で戦う。ケイン博士に製造された当初のボディでもある。
ビームサーベルを装備しており、これを使って斬りつけてくるほか、 壁を蹴っての三角跳びも披露。額のランプのようなパーツからはビームの弾を撃つ。
弱点武器はエレクトリックスパーク。
サーベルが強力だが使用はエックスが地上に居る時限定。ビーム弾も地上に居なければ当たることは無い。そしてこちらが壁を蹴っているとシグマもつられて壁を移動してくるので強力なサーベル攻撃を封じつつパターンはめが可能となる。
イレハン版では若干強化され、額から撃つビーム弾が天井近くまで届くようになり、ハードモードでは空中から地上に居るエックスに向かって急降下しながらサーベルを突き立てる攻撃が追加された。
エンディングでのシグマ曰くこのボディは分身のようなものとのことで、この時点から既に本体がボディと別であることが示唆されている。
ウルフシグマ(第2形態)
X1バージョン
イレギュラーハンターXバージョン
未完成の狼形巨大メカニロイドと合体した姿。
掌から放つ稲妻、口からは火炎やビーム弾を放ちいずれも驚異的な破壊力を誇る。
その火力からロックマンXシリーズ最強のボスとも言われている。イレハンでは攻撃の種類が増えるもののやや弱体化。
アームパーツ装備時のスパイラルクラッシュバスターか、ローリングシールドでしかダメージが通らない。
オリジナル版ではローリングシールドの方が効率がいいが、イレハンではアームパーツをカプセルで入手せずゼロから受け取っている場合そちらで使える最大チャージショットの方が与えるダメージが大きい(ゆえに、イレハン版ではカプセルでアームパーツを入手するメリットが薄くなっている)。
更にイレハン版では波動拳も効く。
ロックマンX2
ネオシグマ(第1形態)
両手にクローを装備したシグマ。
とても素早く、鉤爪を使った攻撃ではエックスを壁に跳ね飛ばすなど前作より大幅にパワーアップしている。
ワープしてから突然頭上に現れて奇襲をしかけたり、雷の玉を複数同時に発射するなどSFCシリーズのシグマの中ではもっとも多彩な攻撃を繰り出す。
初代と違って安易なハメや特定のローテーションはないが反撃の隙は多く、攻撃自体も対処法が分かればさほど回避困難なものはないので最も正統派のアルゴリズムといえる。
弱点武器はソニックスライサー。
シグマウイルス(第2形態)
本体であるウイルスプログラムを実体化させた、ワイヤーフレームのような頭の姿で登場。
本来実体のないプログラムであるはずだが、エックスに物理的な攻撃を行うことが可能。
口から、破壊光線と雑魚敵を吐く。
ダメージが一定以上となるとワープを繰り返し、エックスをワイヤーフレームの内部に取り込もうとする攻撃を使うようになる。
本体接触ダメージ自体はラスボスとは思えない程低い上、吐き出す雑魚敵のキャノンドライバーが体力回復アイテムを出すため、一撃の恐怖は他の作品に比べると薄め。
ビーム攻撃は画面端が安全地帯。
通常のバスターが通じず、フルチャージ以上のショットか弱点武器のみダメージが通る。
弱点武器はストライクチェーン。
その後X3やX5でも登場。
プログラムであることが鑑みられたためか、X3で登場したときはエックスの攻撃が一切通用せず、ドップラーの作り上げた抗体ウイルスでのみダメージを受けていた。
ロックマンX3
セイントシグマ(第1形態)
低、高、中と三つの異なる軌道を持つ火球を六発連続で発射してくる。 火球は床から壁へと伝って移動していく。ジャンプして空中からも使用。手には円形のシールドを持ち、体力が半分まで減るとこれを投げつけてくる。
全体的に挙動が早く、一発のダメージが重いかなりの強敵。
とはいえ攻撃パターンは完全ローテーションなので火球さえ安定回避できれば突破口は開きやすい。
後半のシールドブーメランは体力が少ないほど挙動が複雑(一定ではあるが)になるため、短期決戦を心がけたい。
実は完全な安全地帯が存在し(フットチップの使用前提であるが)、そこから弱点武器を連発すれば完封も可能。
地上の火球はジャンプ→棒立ち→ダッシュ→ジャンプ→棒立ち→ダッシュorジャンプで回避し、盾の上からスピニングブレードor画面中央にフロストシールドを置けばダメージを与えられる。
カイザーシグマ(第2形態)
ドップラーに作らせた、最強のボディを身に纏った姿。
ミサイルや爆弾、巨大なバスターなど強力な武器を多数搭載し、 特殊武器が通用せず、弱点武器が皆無に等しい程強い防御力を持つ。 ただし相変わらず頭が急所。
エックスの位置目掛けて撃ってくるミサイルが非常に強力で、数発まとめて撃ってくるパターンと一発ずつ撃ってくるパターンがあるが、まとめて撃ってきたミサイルに直撃すると未強化だと即死級のダメージを受けてしまう。
逆にバスター攻撃は攻撃範囲こそ広いがビームの攻撃判定内に居続けるとライフが1ずつ減っていくという仕様なので見た目ほど脅威ではない。
攻撃パターンはやはりローテーションで、爆弾を射出しながら画面左側へ移動→着地してミサイル攻撃→画面右側へ移動→着地してバスター攻撃…という順で繰り返す。
頭の攻撃判定がかなり小さいので慣れないうちは攻撃を当てられず敵の高い攻撃力に苦しめられるが、ダメージを与えるコツを掴めて来るとゆったりとしたローテーションの攻撃なので一転しておとなしく感じてくるだろう。
ちなみにゲーム中でのスピードは非常に遅いが、エンディングで表示されているパラメータ上ではヴァジュリーラFFよりも早い。
詐欺か。
ロックマンX4
シリーズ最多の3連戦となっているが、機種がプレイステーションに完全移行したこともあってか、前者2体はパターンが決まっていたりプレイヤーの立ち位置次第で攻撃が変化したりと攻略がしやすくなっている。
シグマファントム(第1形態)
ボロ布で全身を隠した死神のような姿。鎌を持っている。
ライジングファイア、龍炎刃しかダメージが通らない。これらでダメージを与えるとボロ布に引火し、めちゃくちゃ大慌てで消える。
チャージライジングファイアでは怯まないため、被弾覚悟でいけば一発で体力の半分以上減らせる。
デスシグマ(第2形態)
ボロ布を脱ぎ去った姿。
目からレーザー光線、肩からブーメランを放つ。 また、先述の死神姿で使用していた鎌を使った攻撃も行う。
弱点武器はライトニングウェブ。ゼロの場合は落鳳破も効果的である。まあ、隙が多いので滅多斬りした方が早いが。
滅多斬りは2段目で無敵になるため、当てるなら1段目キャンセルにする必要がある。
ジャンプしながら2回鎌を投げつけてくるが、2回目の鎌投げが地面に刺さるか壁に刺さるかで次の攻撃が変化する。壁に刺さると目からレーザー、地面に刺さると肩からブーメラン。
レーザーのほうが回避が容易なので鎌投げは必ず壁に刺さるように誘導すると良い。
シグマガンナー&アースシグマ(第3形態)
なんと二体一組のラスボス。それぞれが体力ゲージを持っている。
シグマガンナーは人型メカニロイドと合体した姿。レーザー銃を持っている。
アースシグマはボロボロの大型シグマヘッド。吸い込み攻撃に加え、口から突風や岩を吐く。
ゼロは滅多斬りも有効。
どちらも無敵時間が非常に短く、攻撃パターン次第では交代前に1ターンで破壊することも可能。
ロックマンX5
シグマヘッド(OPボス)
濃縮されたシグマウイルスを積んでいる、シグマの頭部。
建設中の女神像の中に潜んでいた。
撃破時の爆発によって世界中にウイルスをばら撒くのが目的であり、最初からエックスたちに倒される事を前提とした存在だった。
サイコシグマ(第1形態)
マントを着けて登場するが、登場と同時に脱ぎ捨てる。なんのために着てたんだ?
サイコダッシュ、ヘルブレイド等を使う。
体力が減るとシグマウィルスを周囲に展開し、体当たりの攻撃範囲が拡大する。
弱点は一応雷属性だが、ダメージ演出が長いので普通に攻撃したほうがいい。
ファイナルシグマW(第2形態)
ワイリーが製作した究極のボディを身に纏った姿。 シグマの形態の中でも最大の大きさを誇り、顔だけで画面が半分埋まる。
エックス達が辿りつくのが予想より早かったため未完成であったが、
本人曰く「まー、これでじゅうぶんだ」
弱点は一応植物属性だが、ダメージ演出が長いので普通に攻撃したほうがいい。
ロックマンX6
バイオシグマ(第1形態)
ゾンビのような姿をしている。
動きは遅いが、口から吐くバグショットの速度は速い。 復活が不完全だったためか、全体的に挙動が遅くあまり強くない。
ゼットバスター連打や滅多斬りが手っ取り早い。
ヘルシグマ(第2形態)
皮を剥がされた巨大なゾンビのような姿になっており、体中にコードが接続されている。
下半身と両腕が地面に埋まっている為、 口腔に埋め込まれている発射口で攻撃を仕掛けてくる。そこしか攻撃が効かないが、ある方法で攻撃すると信じられないくらい瞬殺できる。
ロックマンX7
シューターシグマ(第1形態)
連射がきくライフルを装備している。
これまでのシグマには珍しく、銃で攻撃してくる(シグマガンナーはメカニロイドとシグマの融合体のため除外)。
弱点はウィンドカッターおよび双燕舞。
第2形態(名称不明)
ファイナルシグマW、ヘルシグマと並ぶ巨大な姿。
腹部から破壊光線、口から火球、手からプラズマ弾を放つ。
ロックマンX8
コピーシグマ(ボス)
チャージショット、ダッシュ斬り、目から火炎レーザー、手から跳ね返る弾を発射する。
その正体は、新世代レプリロイドが変身した偽者。最終ステージ「シグマパレス」ではわらわら湧く。
オリジナルシグマ(ボス)
黒く変色しており、悪魔のような姿をしている。
右手の大剣、目からの火炎レーザー、手からのリング光線、衝撃波を武器にしている。
コミックボンボンおけるコミカライズ
X1では一人称に「俺」を用い、原作よりも若々しい印象で描かれた。
ゲームとは異なり両まぶたの傷は指先に備え付けられた銃によって自ら付けたものであったが、 X4が打ち切りの形で終了しシグマがゼロに負傷させられるシーンは描かれなかったため、矛盾は避けられた。
裏切り者は即座に抹殺する冷酷さを持つが、アルマージの男としての誇りを懸けた戦いに理解を示し独断を許すという男気も持っていた。
とはいえ、忠義の証と称して部下の体内に自爆用の爆弾を仕込んでおり、基本的に部下のことは全く信用していなかった様子。
エックスに後を託して死んでいったイーグリードの破壊されたバスターをイーグリードの元部下であるオストリーグに見せつけ、「それしか原形を留めていなかった」と事実と異なる経緯を伝え復讐心を煽る卑劣さも見せている(実際はイーグリードのボディはエックスに敗北した時も5体満足の状態で、機能停止後、ゼロによって空に打ち上げられているため壊れたバスターはフェイクであった可能性がある)。
X2以降で一人称が「わし」に変化、これは後にゲーム本編にも逆輸入されることとなった(X7)。
戦闘力はラスボスらしくシリーズでも常にインフレ気味。
X1ではエックスのみが使用出来るという伝説の技であった「三角蹴り(ゲームでいう三角跳び)」をエックス以上のスピードで使用し、VAVAをも瞬殺したフルアーマー状態のエックスをビームサーバーでズタズタに切り刻み一時は機能停止にまで追い込んだ。
X3では更にインフレが加速し、X2におけるシグマを上回る強さを持つナイトメアポリスを一蹴し、それよりも更に強いVAVAMk-2をも圧倒的な力で撃破してきたフルアーマー状態のエックスをこれまた一方的にボコボコにした。
前述したとおりX4は打ち切りと言う形で終了したため、ほとんど活躍の機会は得られず。
作者にとっては毎回の如くラスボスとして登場するため、ゲームのように繰り返しの楽しみがない漫画という媒体では描き辛いキャラであったと言う。
余談だが「X3」では、エックスを籠絡するために彼の夢の中でサマードレス姿の美少女に変装し、挙句にオールヌード姿まで披露している。ちゃんと大事なところは隠していたが。
その他
講談社刊「ロックマンX4 XtoZ攻略ファイル」の記事などでは、この戦いによってゼロの持つウイルスに感染しイレギュラー化し、それがX1での反乱の原因ともなったとされているが、X8でルミネが語るところに拠れば、シグマは自らの意思によってイレギュラーとなっているという。(X8の8体のボスのイレギュラー化も同じ理由であるとルミネが語っている)
ちなみに麦人がアテレコをしている作品には、
必ずと言っていいほど「終わりだ!」と叫びながら繰り出す攻撃を持つ。
ロックマンエグゼに出て来た電脳獣ファルザーはバグであるグレイガを排除するワクチンプログラムであったが暴走してしまったという過去があり、エグゼ版のシグマと言える。
外部出演
プロジェクトクロスゾーン2
敵ユニットとして登場。VAVAの手によって復活しエックスとゼロに立ちふさがる。姿はX4のもの。
MARVELvsCAPCOMINFINITE
ウルトロンと目的の一致により結託したシグマがインフィニティストーンの力で合体し、ウルトロンΣとなってヒーロー達の前に立ちふさがる。
ベースはウルトロンだがちゃっかりケツアゴになっていたりトゲ腕輪がついていたりする。
全生物に対してサイバーウィルスを感染させるという目的がある模様。
最終形態として原作と似た巨大な姿、ウルトロンΩとなる。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
流石にシグマ本人は登場しないが、スピリッツ(スマブラ)としてX1の姿で登場。
灯火の星においては、シグマのスピリットはゼルダの伝説シリーズの宿敵・ガノンドロフに憑依している。
ちなみに戦闘BGMはロックマンX5のXvsZEROが起用されている。
ついに・・・・・・
2020年7月2日『ロックマンXDiVE』においてついにプレイアブルキャラとして登場することになった。
これまでラスボスとして対峙することが基本だったシグマだったがプレイヤーとして操作する日が来るとはだれも想像できなかっただろう。
仕様はX1及びイレハンのもので待機画面ではマントを脱ぎ棄てバットン、メットールを豪快に破壊する演出がとられている。
実装以前にも各作品の彼の武器をモチーフした装備があるため、装備させてみるのもいいかもしれない。
更にレイドボスとしてウルフシグマが期間限定で登場。
更に2020年10月21日にシグマファントムの登場が告知されている。
関連イラスト
関連タグ
吐き気を催す邪悪:扱いの難しいタグだが、上述いままでの非道ぶりを見れば正にこれ。
エンター・・・こちらもコンピューターウイルスと関連性がある。さらに何度でも復活する事が出来ると言う点では共通点がある。
グローラ・ザイファルト・・・戦闘前台詞としてX4の死神シグマの台詞を引用している。
牙鬼幻月・・・・こちらも同じ人が演じている他、「古き世界」も発言している。
ロックマンXDiVE:彼の使っていた武器(らしきもの)を使うことができる。そして・・・