バスローブ姿のカラ松が狼に襲われた!
そんな事件にまさかのあの名探偵が復活!?
※本作の公式サイトから引用
概要
『おそ松さん』(第3期)に登場するエピソードで、第10話Bパートのサブタイトル。初回放送は2020年12月22日(21日深夜)で、6つ子のメイン回である。
なお、元々は同年12月15日(14日深夜)に放送予定だったが同日に急遽生中継が決定した全米女子オープンゴルフ選手権による特別編成で放送休止となった為、最終的に1週間遅れでの公開となった(他の放送局や配信サイトも同様の措置が取られている)。放送延期を受けて、12月29日(28日深夜)に2話連続放送予定。
また、諸事情により同日に放送された他のエピソードについてもこちらの記事で記載する。
ストーリー
Aパート『ZANSU』
とあるご時世で街の店が相次ぐ休業を続ける中、チビ太・デカパン・ダヨーン・ハタ坊はとあるアスレチックで猛特訓するイヤミと出会う。もうすぐ開催されるイベント『ZANSU』に向けて必死な様子に感化された4人は、彼と一緒にその大会に出場し日本に元気を与える事を決意した。
そして当日、難攻不落のアスレチックで次々と参加者が脱落する中で何とかイヤミだけは第1ステージをクリアするが、第2ステージで彼も呆気無く脱落してしまう。今年は1人も成功者が出ないまま終了すると誰もが落胆した中、彼らの元にステージから現れた救世主とは・・・・・・?
Bパート『人狼』
ある日の夜、とある洋館でカラ松が何者かに殺害される事件が発生する。翌日、既に白骨化した彼の死体を発見したトド松はバスローブに刻まれた爪痕からこの館内に人狼が潜んでいる事を確信し、残りの生存者と一緒に会議を開いた。
占い師の彼以外に集ったのは人間で村人のおそ松と十四松、裏で人狼側に味方をする裏切り者のチョロ松、そして明らかにカラ松を食べた事が原因で口周りに血痕が残るだけでなく胃もたれもしていた人狼の一松の5人で、議論の末に怪しいと確信した人物を絞首刑で処刑する事を決意する。ところが、この状況を上手く乗り切る為にチョロ松が占い師を扮した事やおそ松と十四松の2人がトド松に人狼とは無縁の内容を占わせようとした事などが重なり混乱状態になる。また、その状況で十四松から聞かれた一松の指名でトド松が処刑されようとした際にはおそ松が慌てて止めるものの、その行動で逆に十四松から怪しまれ疑いをかけられてしまう。
そして、追い詰められた中で遂に覚悟を決めた彼は本当の職業がかつてとある事件で大活躍したなごみ探偵である事を明かす。4人が困惑する傍で、早速おそ松は今回も無邪気な行動で仕事に取り掛かるが・・・・・・?
余談 (ネタバレ注意)
- Aパート『ZANSU』の構成は1987年からTBSで放送されているスポーツエンターテインメント番組『SASUKE』が元になっている。
- 本作と人狼のコラボについては既に二次創作の頃から存在していたが、現在では公式でも幾つかのメディアミックスで逆輸入されている。
- 今回は現実での『人狼ゲーム』を意識している為か、最初から明らかに犯人(人狼)見え見えだったにも関わらず、終始誰一人としてそれを指摘する者はいなかった。
- 十四松が言った出身地の"ニート村"は、とあるエピソードのゲストキャラが言った台詞が元になっている。
- 作中でおそ松がなごみ探偵を明かした際に"5年ぶり"といったメタ発言でチョロ松・十四松・トド松の3人に接している。
- なお、実際の『人狼ゲーム』に探偵は存在しないが『人狼ジャッジメント』であれば名探偵がある。
- 作中でおそ松がイライラしている十四松に粉を噴きかけた道具は、2008年〜2016年に週刊少年ジャンプで連載された島袋光年の『トリコ』のアニメ版に登場するおもちゃ『グルメスパイザー』が元になっている。
- 食べられたカラ松と人狼の一松以外の六つ子達が狼のフードを被って演奏するシーンは5人組ロックバンド『MAN WITH A MISSION』が元となる。白骨化したカラ松は狼のフードには被らずに参加している。
- 案の定、最終的に六つ子、トト子、イヤミ、ダヨーンを含む村人全員が人狼に食われてしまうのだが、その際おそ松だけがちゃっかり逃げ延びている。
- 今回のエピソードの放送前に、本作の公式Twitterでは『「おそ松さん」復活キャラ予想キャンペーン』が2020年12月11日〜同年12月21日に開催された。
- その後、実際の正解は初回放送後にチョロ松警部によって明かされた。
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人狼:表記揺れ