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デジタルアニメの編集履歴

2021-10-11 10:51:28 バージョン

デジタルアニメ

でじたるあにめ

コンピュータ上で動画データを作成するアニメーションにこと。

概要

1990年代以降、コンピュータの進化、コンピュータの使用によるコスト低下、富士フイルムのセル画用セルの生産中止、セル専用塗料(アニメカラー)の調達問題などが重なり、それまでのセルアニメからデジタルアニメへの移行が急速に進展した。


日本では1997年から2002年の5年間に、セル画からデジタル彩色へと移行していった。


テレビアニメでは、1997年4月の『ゲゲゲの鬼太郎 (第4シリーズ)』(第64話以降)や『超特急ヒカリアン』等で本格的にデジタル彩色の導入を開始したが、それ以前の作品にも部分的にデジタル彩色が使用された事がある。


1998年GONZO制作のOVA作品『青の6号』は当時珍しかった3DCGを多用したことでも注目され、OVA初のフルデジタルアニメとして宣伝された。


アナログ時代にはフィルムで撮影されていたが、デジタルアニメではコンピュータから直接ビデオへ出力するため、フィルム撮影が不要となりコストダウンがされている。フィルムとビデオでは映像の質感が異なり、アナログのフィルムは柔らかい質感、ビデオはクリアな映像が特徴である。当初ビデオ映像のデジタルアニメはは従来のフィルムアニメより、クリアで明るすぎる発色に違和感があったりするといわれていたが、2007年以降はデジタルテレビの普及もあってセルアニメを凌ぐ美しさを持つ作品もみられる。


色数の制限が無くなってほぼ無限のバリエーションが使えるようになり、グラデーションなどが、これまで以上の表現が可能になった。


制作中にデジタルへ移行したアニメ


セル画と併用したアニメ


関連タグ

アニメーション セル画

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