概要
縄文時代の終わり頃に制作された土偶の一タイプ。土偶の中で最も知名度が高く、土偶界のアイドル的存在。
目の形が遮光器(エスキモーが用いた雪の光の反射を防ぐためのゴーグル)に似ている事から命名された(下のイラストのような実際に遮光器を付けた姿の表現ではなく、目の誇張表現と考えられている)。
派生
その重厚感溢れる風貌から、フィクション作品においても、敵キャラやゴーレムなどのモチーフに使われたりする。オカルト系の分野では、宇宙服のように見えるという事で、宇宙飛行士や異星人ではないかという説も有名。
遮光器土偶が出土された青森県つがる市にある五能線木造(きづくり)駅は、駅舎も土偶の形をしている。
主な作例
登場する作品
甘城ブリリアントパーク
京都アニメーションの2014年冬アニメにもパークキャストの一員としてそのままの姿で登場、セリフがなく全く動かないにもかかわらずクレープを売ったり、パークのPVで宇宙空間を漂うインパクトのある活躍(?)をしている。
妄想戦士ヤマモト
宗教団体めがねっ娘教団において、遮光器が眼鏡として認識されている為、日本最古の眼鏡っ娘即ち眼鏡の女神様としてご本尊と崇められている。
どうぶつの森シリーズ
おいでよ以降から家具として登場。
街へいこうよまでは「しゃこうきどぐう」名義で、入手方法はつねきちの店でしか購入できなかった。ただし一度購入してしまえばまたカタログで再購入が可能。
とびだせ以降では「いにしえのちょうこく」という名称に変更。やはりつねきちの店でしか買えないが、彫刻扱いになったのでカタログでも買えないレア家具と化した。その上、博物館に寄贈できるという訳なので贋作も存在する。見分け方としては、目が開いているか否かの違いである。
あつまれでもアップデートでつねきちの店でしか買えない彫刻として登場。本作では贋作としてのデザインが変更されており、目が開いていない代わりに怪しいアンテナのようなものが頭に付いている。しかも今回は贋作に限り触ると浮き上がるというギミックが付いている。
遮光器土偶をモチーフとしたキャラクター
- ドグーフ(ウルトラマンティガ古代に蘇る巨人)
- モズイ(ウルトラマンダイナ)
- ワダツジン(ウルトラQザ・ムービー星の伝説)
- ドグウちゃん(カスミン)
- シン(マーズ)
- ウラエヌス(ジャイアントロボ 地球が静止する日)
- シャッコー(機動戦士Vガンダム)
- ヤジロン→ネンドール(ポケットモンスターシリーズ)
- シャッコウモン(デジタルモンスター)
- ツチバンバラ(イナズマン)
- ドグウ怪人(バトルフィーバーJ)
- 遮光器土偶のピカリ眼(天装戦隊ゴセイジャー)
- ドグランダー(超力戦隊オーレンジャー)
- ゾクピンク/ネコゴロツキ(激走戦隊カーレンジャー)
- ツチダマ(ドラえもん のび太の日本誕生)
- 土偶マン(キン肉マン)
- いしにんぎょう、ミステリドール、どぐうせんし(ドラゴンクエストシリーズ)
- バチガミ、ファーストエネミー(新幹線変形ロボ シンカリオンシリーズ)
- フォボス(ヴァンパイアシリーズ)
- アラハバキ(真・女神転生)
- つくよみ(はにい・いんざ・すかい)
- 土偶ロボ(天外魔境シリーズ)
- ドグー(グランブルーファンタジー)
- ドグちゃん、ドキゴロー(古代少女ドグちゃん)
- DOGOO(ノブナガン)