概要
『ドラゴンクエスト』シリーズにおける、モンスターの分類系統の一つ。
いわゆる人間タイプのモンスターだが、種族レベルで明確に人外の存在もこの系統に含まれており、獣系や悪魔系との区別が曖昧なところもある。
『ドラゴンクエスト』には人間に友好的なモンスターが多数登場するが、モンスターと人間の区別は厳密にされており、特にプレイヤーが操作する主人公キャラが人間に対して武器を向ける描写は忌避される傾向が強く、人間との戦闘は「訓練・試練」「競技」「自衛・鎮圧」などの大義名分が確保されるイベント戦に限られる。
フィールドやダンジョンで遭遇し戦うことになる存在は、見た目や行動が人間と似通っていても、その内面は人外の存在と化した「怪人系モンスター」と位置付けられる存在である。
逆にイベント戦で対峙する人間のキャラクターは、怪人系を中心にモンスターの色違い、もしくは色の違いもなくそのままの姿で表現されることが多い。
一覧
各属を初登場タイトルごとに列記する。後発のタイトルで登場した新種については、登場タイトルを括弧で記す。(派)は派生作品。
DQⅠ
DQⅡ
DQⅢ
- まほうつかい、エビルマージ、アークマージ、デビルウィザード
- ドルイド、げんじゅつし、きめんどうし
- さつじんき、エリミネーター、デスストーカー、カンダタ、カンダタこぶん(Ⅴ)、やみのせんし(派)
- まじょ、まほうおばば
- シャーマン、ゾンビマスター、マクロベータ
DQⅣ
- リリパット、アローインプ、どくやずきん、レッドアーチャー(Ⅹ)、ノクス・アルクス(派)
- ピクシー、おにこぞう、バアラック、うらぎりこぞう、子鬼ブリック(Ⅹ)、グリゴリぼうず(Ⅹ)
- ほのおのせんし、ブリザードマン、ゆきのじょおう(Ⅴ)、ダークファンタズマ(派)、炎の精霊(派)
- コンジャラー、ピサロのてさき、カメレオンマン、カロン
- しりょうつかい、ビビンバー、ブラックマージ
- オーガー、てっきゅうまじん、オーガソルジャー(Ⅶ)
DQⅤ
- おおきづち、ブラウニー、とげこんぼう(Ⅹ)、ブラックチャック(Ⅹ)、創世の樹の番人(Ⅹ)、ビッグハンマー(派)
- まほうつかい、まどうし、グレゴール、
- とつげきへい、ランスアーミー、じゃしんのへいたい
- まものつかい、エビルマスター、ムチおとこ
- まほうじじい、ネーレウス、ハッスルじじい(Ⅺ)
- へびておとこ、ダークシャーマン
DQⅥ
DQⅦ
- そらの狩人、フォレストガード
- 木馬の騎士、ドンガンバ
- ダンビラムーチョ、キングムーチョ、ネンガル
- キラーストーカー、じごくの番人、ぶとうか、ナプト、あやしい男
- まさかりぞく、バーバリアン
- やみのとうぞく、ブラックサンタ、あらくれ、ドンホセ、さんぞく
- ブッチョマン、ドワーフスミス
- じごくのピエロ、デーモンレスラー、デス・アミーゴ
- コスモファントム、どうくつまじん
- まかいぐんし、ダークビショップ、じごくのしきょう、タイムマスター
- ジェネラルダンテ、デビルマスタッシュ
- まどう兵、トンプソン、さんぞくマージ、マシンマスター、マシンジェネラル
- プチット族、コロボックル族、メガヒーロー、ギガヒーロー(派)
- ネクロバルサ、バリクナジャ、武闘魔ガウラド(Ⅹ)、ファラオ・ナジャ(Ⅹ)、魔創兵ゲゾラ(Ⅹ)、ファラリスブル(Ⅹ)
- だいまどう、あんこくまどう、ボトク
- ほうらい大王、アントリア
DQⅧ
- プークプック、コサックシープ、笛吹き羊男、デスケルト、アンゴラモーア(Ⅹ)、ムッチーノ(Ⅹ)
- パペットこぞう、マペットマン、ドールマスター
- ウィッチレディ、デスセイレス、吹雪の魔女
- ノックヒップ、レッドテイル、ジャンバラヤン
- バベルボブル、モビルフォース、グレートジンガー
- なぞの神官、闇の司祭、ブラックルーン、やみのみつかい(派)
- アイスビックル、オーシャンクロー、クローハンズ
DQⅨ
- とっしんこぞう、エビルチャリオット、じごくぐるま
DQⅩ
- あおだけ童子、ふくまねき、コトブキーノ、バサラーナ、えんまのつかい
- 疾風テング
- ばくだんサーカス、岩のり童子
- デスマエストロ、ヘルコンダクター、アモデウス、オルフェウス
- ゆめにゅうどう、インキュバス、ドッグラマッコイ、ナイトメーア
DQⅪ
系統変異
ブッチョマンの下位種であるダークドワーフはゾンビ系。