マリア・カデンツァヴナ・イヴ
まりあかでんつぁゔないゔ
CV:日笠陽子
プロフィール
誕生日 | 8月7日 |
---|---|
年齢 | 21歳 → 22歳 |
血液型 | AB型 |
身長 | 170cm |
スリーサイズ | B96W62H90 |
人物像
ミドルネームの「カデンツァヴナ」の由来は「即興演奏」「演奏者任せ」を意味する音楽用語の“カデンツァ”から。
その性格は大胆にして豪気。正々堂々とした勝負を好み、翼程ではないが彼女も独特の芝居がかった口調で話し、相対する者に威圧感を与える。
しかし、本来の彼女は優しい性分の持ち主である。
プライベートでは、よく気が付きよく面倒を見る優しいお姉さんであり、翼からは姉を通り越して「母親の顔になっている」と指摘されていた。
「G」時点においてギア装者唯一の20代でもある。
年齢はC85のスタッフ本において判明したが、20歳以上であることは放送当時から推測されており、話題を呼んでいた。
セレナが6年前に13歳で死亡しているため、彼女の姉であるマリアは、必然13+6=19歳より年上になるのである。
一方この年齢設定だが、放送の直前段階までは10代に設定されていたらしく(絵コンテの書き込みなどに見られる)、彼女の一部グッズに、第1話サブタイトルでもある「ガングニールの少女」というフレーズが、そのまま使われてもいる(恐らくは当初の未成年設定だと武装組織の首魁という立場とはいえ少年法により減刑されてしまうために成人設定になったと思われる)。
マリアは2つのギアを纏える装者であり、これを「ダブルコントラクト」と呼ぶ。装者とギアとの相性が存在するので、これは例外中の例外と言われている。
(参照:戦姫絶唱しないシンフォギア)
ちなみに趣味は将棋。「マイターン!」など将棋を思わせる台詞が端々に出ている。
XDにも「マリアの意外な特技」というメモリアカードがあり、この設定が活かされている。
来歴
戦姫絶唱シンフォギアG
もう一人の主人公といっていい役回りを演じた。
デビューからわずか2ヶ月で全米ヒットチャートの頂点に登り詰めた気鋭の歌姫。
ミステリアスにして力強い歌声は国境を越え、世界中に熱狂的なファンを多数獲得している。
その正体は武装勢力「フィーネ」の一員にして日本政府の管理下にない黒いガングニールの適合者。
風鳴翼とのコラボレーションライブが行われたその日、ルナアタックによって公転軌道を逸れた月の地上落下という未曾有の極大災厄を回避するべく自ら「新世代のフィーネ」を名乗りナスターシャ教授と暁切歌、月読調らと共に全世界に対して宣戦布告した。
主人公と同じ装備で戦うライバルの立ち位置だが、本作では翼との対戦カードのほうが強調されており(OPでも戦っている)、戦闘スタイルが似ている者同士、幾度も重厚なチャンバラ戦を展開した。適合率の差の問題でそのまま戦うと押し切られてしまうため、翼が本来の実力を発揮できない状況に追い込む戦法がよく用いられた。
米国の聖遺物研究機関「F.I.S.」にて切歌、調、そして妹のセレナらと共にフィーネの魂の器を見出す観測対象「レセプターチルドレン」として扱われていた暗い過去を持つ。
セレナとは6年前のネフィリム暴走事故に於いて死別しており、彼女の纏うギアを形見として所有する。
また、彼女のレセプターチルドレンとしての経歴はウェル博士を引き込むためにナスターシャによって利用され、彼女も「ギアを纏い戦う毎にフィーネの記憶が彼女を支配していく」という嘘を纏い、新生したフィーネとして立ち振る舞った。
世界を救うためにあえて悪役を演じることを決めたが、その決意を完全に貫くことが出来ず、誰かが傷つき命が奪われる様に心を揺さぶられることも多く、結果として作戦にない行動を取ってしまうこともある。
また、ギアを纏わない人間に対してその力を振るうことに否定的で、戦いに対して煮え切らない感情を胸に抱いていた。
後に自らの甘さを抱えたままでは人類も仲間も守れないと考えを一変し、心の痛みを押し殺してでも、計画を強硬に推し進めることを決意しウェル博士に賛同。
しかし、苦渋の決断は完全に裏目に出てしまい、組織の方針に異を唱えた調の離反を招き、ひいては彼女の親友であった切歌と互いに戦わせてしまう結果を生む。
更に人類救済の要として起動させたフロンティアはウェル博士に奪われ、結果的に月の落下を加速させる事態へと繋がってしまう。
これを止めるためにマリアは自らの目的と月の落下の事実を世界に向けて発信し、ガングニールの歌を以って高めたフォニックゲインでカストディアンの遺跡たる月を再起動させるべく奮唱する。
それでもマリアの力は及ばず、更に彼女の動きを知ったウェル博士によって、ナスターシャを排除される。これに逆上したマリアはウェルに殺意を向けるが、そこに駆けつけた響によって憎悪の槍を止められ、ガングニールを奪われる。
戦う術を失ったマリアは、響からかけられた言葉を信じ、彼女に世界を託そうとする。
しかし、記憶の中のセレナの影に、「自分が本当にやりたいこと」を問われたこと、そして生きていたナスターシャからの通信により、月機能回復のために必要なフォニックゲインが、マリアの歌う姿を応援する人々から集められたことを知り、彼女は再び奮起。
周囲から求められた「孤独な英雄像」から解き放たれ、誰かから支えられることの心強さを知ったことで仲間と二課の装者達の待つ戦場へと降り立ち、自らもその一員としてセレナの白銀のギアを纏い戦い抜いた。
戦いが終わった後、ガングニールを響に託し罪を償うべく服役するが、米国政府の死刑求刑が日本政府の立ち回りによってF.I.S.及び「フィーネ」の存在はなかったことにされ、フロンティア事変及び「フィーネ」の罪状は消滅。この際、国連との司法取引により「フィーネ」時代の彼女は「国連のエージェントとして潜入捜査を行っていた」という筋書きが加えられ、国連指導の特別保護観察の名目で監視下に置かれながらもアーティストとして再び返り咲いた。
戦姫絶唱シンフォギアGX
ロンドンでの翼とのチャリティーライブを終えた後に新たな敵の襲撃を受け、再度戦いに駆り立てられることになり、自ら進んで最前線たるタスクフォースS.O.N.G.への転属を希望した。
S.O.N.G.編入後は人助けの力を戦いのために振るうことを恐れるようになった響と対面し、自らがガングニールに相応しいと認めた彼女の再起を願い、奮い立たせた。
一方で、自らも「強くなければならない」という妄執に囚われ、修復・強化されたアガートラームを再び振るった際には、増設されたイグナイトモジュールを使いこなすことが出来ず、これを暴走させてしまう。だが、本当の強さは自分らしくあることだという極意に至り、この力を使いこなすことに成功。更にはオートスコアラーの一体ガリィ・トゥーマーンを撃破する。
自身の家族を喪ったこともあってか、風鳴八紘の翼に対する冷ややかな振る舞いに激昂したり、逆に彼の真意を知った後には、翼にそれを代弁する場面も。
キャロルとの最後の戦いに於いては、潜入したチフォージュ・シャトーにてシャトーの防衛機構が生み出した自らの過去の過ちの具現を断ち切る。そしてキャロルの放つ絶唱を響と共に受け止め制御し、己が力へと変換せしめた。
戦姫絶唱シンフォギアAXZ
魔法少女事変収束後、翼の父・八紘からの特命で事件のバックグラウンドを調査するために再度ロンドンへと赴き、翼と合流。その調査の中で、チフォージュ・シャトー建造の援助を行っていた組織として「パヴァリア光明結社」の名が浮上。それはF.I.S.の武装蜂起にも関わっていた、マリア達にとっても因縁の深い組織であった。
物語序盤から第6話までは、調や切歌共々LiNKERの不足に苦しめられる。LiNKERを完成させるための最後のピースを探すため、エルフナインと共に自分の脳内を覗き、そのピースの正体を突き止める。
第8話ではクリスが悩みを解決する間、単独でカリオストロと戦い、時間を稼いだ。遅れてやってきたクリスにも「いい顔しているから許すッ!」と不敵な笑顔で迎え入れる。最後はイグナイトモジュール使用とクリスとのユニゾンの相乗効果で勝利。
なお、作中(XV終了時点)でクリスが普段から名前で呼ぶ人物はマリアのみである。
戦姫絶唱シンフォギアXV
OPにて彼女達の出身地と思しき場所のカットインが入っている。以前からウクライナの出身という明言はあったが、その中でも特に惨劇の地でもある。大量の特徴があるガスマスクが見えるそれはウクライナで起きた人類最悪の原発事故が起きた惨劇の地、チェルノブイリである。「XV」で判明したこの作品の時代は西暦2045年の近未来であるため、祖父母の世代がその惨劇に直撃した時代にあたるが、彼女達はどれほどの度合の関わり具合かは不明。
第2話では翼に誘われてサプライズゲストとしてライブに参加するが、ミラアルク率いるアルカノイズ軍団による大虐殺に巻き込まれてしまう。
それでも気丈に振舞い、これまで通りの現場指揮だけに留まらず、第5話では弦十郎らと共に裏方も務める。第6話では精神的に不安定になり苛立ちを隠せない翼を諫める場面も。
第9話では風鳴訃堂によって精神制御を受けた翼と激突。必死の説得により翼を正気に戻す。奇しくも状況が「G」の頃と逆になっていた。続く第10話冒頭では、シェム・ハと完全な怪物に強化されたノーブルレッドを相手に撤退の殿を務める。
ちなみにこの2話の間に訃堂による巨大化パンチ(しかもギアを纏っていない状態)とノーブルレッド3人による一斉攻撃を立て続けに受けたにもかかわらず「ピンシャン」しており、弦十郎のような身体的なタフさを持っていることも判明した。
第11話では「G」第1話のコラボレーションライブにて披露した「不死鳥のフランメ」を翼とのユニゾン曲として使用。アマルガムの出力による相乗効果も併せてミラアルクを打ち負かす。
XDでも、翼と一緒に年下の装者達を纏めており、かつての翼の相棒である天羽奏との絡みも見られる。イノセント・シスターでは向かった並行世界で出会ったセレナに姉として振舞っていいのかと悩む姿が見られたが、その真実を受けいれたセレナと世界を絆を超えた絆を育むが、段々とその愛が重くなることも。
また、夜空を舞う怪盗姉妹では、怪盗ギアを纏った際には最初は乗り気でなかったにもかかわらず徐々にノリノリで怪盗を楽しんでおり、本人の知らないところで事情を知ってる響を除いた他の4人がセレナ世界に来た際に怪盗としてギャラリーに注目を浴びてるところを見られてしまっている。
メモリアストーリーモンスターナイトでは、調と切歌のコーデによって猫のコスプレをしたが、周りからは可愛いという反応が来て可愛いじゃなくて怖いって言ってよ!と調と切歌とは真反対の反応にちょっと悔しがったりしている。 その後S.O.N.G当てにコスプレ代の多額の請求書が来た際には経費では無くて自分につけてくれと言っている。
それ以外にもマリアのイラストが書かれたメモリアストーリーでは、プライベートな彼女の一面が見られる。
TWIN_HEART_MELODYにて切歌と暁切歌(Another)が一緒にいた際に同席してた翼が本物の暁切歌しか知らないマリアのことを話せばいいのでは無いかと言った際に切歌は、マリアのトップシークレットとして、1人で寂しい時にピーと詳しくは明かされなかったものの精神的なダメージを食らっている。しかも相方や切歌探索の協力者がいる目の前で暴露されている。その後翼が気軽に連絡してくれてもいいものをと言ってたことから、恐らく1人で寂しい時、夜が怖くて泣いたりとか言ったものと思われる。
アガートラーム
マリアの妹であるセレナ・カデンツァヴナ・イヴがかつて纏ったシンフォギア。
白銀をメインとしつつ、赤と青が散りばめられたカラーリングとなっている。
家族や仲間の想いを受け止めたマリアが、破損したセレナのシンフォギアを「奇跡」によって起動させたものである。
アームドギアは戦乙女の剣。EXドライブ時には胸元からロングソードを、通常時には左腕の篭手から短剣をそれぞれ抜刀する。
絶唱特性は「エネルギーベクトルを操作する」というものであり、これはセレナが纏った際に使用されている。
フロンティア事変後、キャロル・マールス・ディーンハイムの生み出したオートスコアラーに対抗するべく、エルフナインによって魔剣ダインスレイフをベースとした「イグナイトモジュール」を増設された上で修復され、再びマリアのギアとなった。
適合係数の低さが目立つマリアだが、ちゃんとした訓練に裏打ちされた戦闘技術を獲得しており、実は戦力としての安定度合いは響よりも高い。
イグナイトモジュールによってシンフォギアの暴走を制御したその姿は、「白銀のギア」からかけ離れたブラックバージョンとも形容出来る姿を取る。
起動聖詠は「Seilien coffin airget-lamh tron(セイレーン コフィン アガートラム トローン)」。
上記以外の記録は、名称も含め全て「廃棄が決定された際に抹消された」とされており、あらゆる情報が不明となっていた。
アガートラームとは、ケルト神話の神・ヌァザの別名であり、彼が右腕に着けていた銀製の義手が、この名の由来となっているとされている。
この義手の欠片が白銀のギアとなったのではとも考えられるが、上述の通りヌァザの義手が「右腕」なのに対してギアの仕様は「左腕」が重装・キーパーツになっており、他の聖遺物と異なりその由来が何であるのか謎が多い。
そして第5期「XV」では、アガートラームという名称が便宜上のものにすぎないことが、放映前にして公式サイト上で明かされた。事実上「使用されている聖遺物の欠片は、ヌァザの義手のものではない」ことを示唆していた。その正体についてはさまざまな憶測を呼んでいたが、「XV」の第11話にてアヌンナキのエンキという人物がシェム・ハとの戦いの末、切断してしまった左腕であることが明らかとなった。まさかの義手ではなく神様の腕そのものとは。
ヘルメスギア(XD)
イベントクエスト「裏切りの独奏曲」に登場したマリア専用デュオレリックギア。
元々は当イベントの黒幕ジャンヌが用意された呪いのギア「イビル・アイギア」の力で歪んだ姿に変えられたが完全聖遺物「アルゴスの眼」と保護を依頼された完全聖遺物「ヘルメスの剣」を取り戻したがジャンヌは最後の手段として自らから「アルゴスの眼」を取り込み異形の怪物に変貌し一同をピンチに追い込むが妥協の手段として「アルゴスの眼」と「ヘルメスの剣」とのデュオレリックを決行。s2CAで不足分エネルギーを補い発動させる。そしてマリアとマリアの幻影(厳密にはヘルメスの化身)と戦いマリアが持っていたみんなと共に歌う思いから具現化に成功する。
「アルゴスの眼」の持つ空間認識能力に加えアルゴスを打ち倒したヘルメスの持つ俊足能力の同時運用を可能とさせた。
ガングニール
天羽奏、立花響らが纏ったものと同系統のギア。アームドギアは奏が振るったものと同デザインの槍。日本政府の管理外にあるためナンバリングはされておらず、また奏や響が用いる物が暖色を基調としているのに対し、こちらは黒く染められている。
アームドギアによる攻撃以外にも、纏ったマントを攻防一体の武具として多彩な攻撃を繰り出すことが可能。
マリア自身の適合率が低いため、運用には制御薬「LiNKER」が必須となる。彼女の適合係数は同じくLiNKERを服用していた奏よりも更に低いものだが、ウェル博士によって改良されたLiNKERにより、戦闘を行うことを可能としている。
起動聖詠は「Granzizel bilfen gungnir zizzl(グランズィツェル ビルフェン ガングニール ズィーズ)」。リズムが奏と似ているが、歌詞が異なる。
登場後しばらくはマリアのギアとして使われ続けたが、第2期終盤にてフロンティアで響と対峙した際に彼女に気合で強奪され、以降は響にこそその槍は相応しいと彼女に託された。
なお、装者が響に代わった後も、心を曇らせ歌えなくなった響に代わり一度だけガングニールを纏って戦っている。この際、「LiNKER」の服用を伴わない運用であったこともあり長時間の戦闘は不可能。更にはマント等の装備もない軽装状態となっている。(GX第4話)
ガングニール(XD ver.)
イベントクエスト『太陽の三撃槍』に登場。元は平行世界の二課に所属する了子宛に、「錬金術師協会」から送られてきた「ガングニール」の欠片を、ギア加工して奏の予備として所有していたもの。これを借りて持ち出し運用された。
外見はほとんどGXにおける変身時に近く、鎖骨の周囲が露出していたりマントがないなどの特徴が目立つ。
こうして同イベントでは念願のガングニール姉妹そろい踏みが実現し、戦姫絶唱シンフォギアXDのOPアニメで描かれた響、奏、マリアの3人同時のガングニールが実現した。
マリアが装着した経緯としては、同イベントで響が敵の罠で脳領域を侵食されてしまい、仲間達は仮想領域への侵入を試みるが、他のメンバーの消耗が激しい中、奏のみが平気だった様子からガングニール装着者の負担が少ないことを看破したため。
そのため急遽自分の世界に戻った平行世界の奏が、了子に大急ぎで要請し、貸与されたものをマリアが使用することとなる。事件解決後は出所を聞かれた際の政治的な軋轢を危惧した二課との協議の結果、内緒でS.O.N.G.に預けられることとなり、使い手となったマリアが実質的に受け取ることになった。
ちなみにこのガングニールは理論上、元々予備として使う予定だった奏に加え、恐らく響も運用可能なものだと考えられる。
使用技
単体技
- HORIZON†SPEAR:ガングニール限定の技。アームドギアとなる槍の矛先を展開し、エネルギーを開放する砲撃。
- INFINITE†CRIME:左腕の篭手から引き抜いた小太刀を周辺に展開・放出する高範囲攻撃。その性質は翼の千ノ落涙に近い。
- EMPRESS†REBELLION:アームドギアの短剣を蛇腹状に変化させての多角的な斬撃。魔法少女事変でのエクスドライブ時には刃の一つ一つが剣状になったばかりか、それらを分離してのビームによるオールレンジ攻撃さえも可能としている。
- SERE†NADE:左腕のアーマーに接続したアームドギアを大剣状に変形させ、ブースターで突撃しつつすれ違い様に対象を斬り裂く必殺剣。
- HORIZON†CANNON:-HORIZON†SPEARのアガートラーム版。アームドギアを収納した左腕アーマーを砲身に変形させて放つ砲撃。
- TORNADO†IMPACT:左腕から短剣を円状に展開し高速回転させ竜巻を纏いながら対象に突撃し攻撃する。
- SILVER†GOSPEL:携えて振るう短剣の刀身を蛇腹剣のように変化させ、新体操のような動きで周囲一帯を斬り裂く。
- DIVINE†CALIBER:-蛇腹剣で十字を切るモーションの後、左腕ユニットを爪状に変形させてから相手に突き出す。そして相手には無数の十字架状のエネルギーが襲う。
- 銀の左腕
「“全て”に届く可能性を秘めた少年の左腕」を顕現させた重装の左腕を、全身全霊とともに対象に叩きつける。たとえ相手が「無敵」であったとしても、あらゆる原理を貫き必ず『未来』を繋ぐ一撃。……要するに単なる素手喧嘩(ステゴロ)であるが、このおっさんが関わる作品世界では、大抵の場合においてコレが最強なため、これでいいのである。
連携技
- Vi†aliza†ion:マリアのアガートラームと響のガングニールの合体技。二人のギアのパーツが巨大な黄金の右手と白銀の左手に変化し、巨大な敵を突き破る。ネフィリム・ノヴァを「バビロニアの宝物庫」へと封じ込んだ響達が脱出する為に使用し、その出口の正面に立ちはだかるネフィリム・ノヴァを突き破って脱出に成功する。そのエネルギー量は、ネフィリム・ノヴァを一挙に臨界点に到達させて大爆発で自壊させるほどの膨大さを誇る。技名の†はt(ティー)ではなく†(短剣符)である。
- Change †he Fu†ure:クリスとの「絆のユニゾン」によって編み出した合体技。2人のアームドギアを合体させて戦闘機のような形状のアーマーに変形させ、突貫する。こちらも技名のTが†(短剣符)になっている。
歌唱曲
戦闘曲
烈槍・ガングニール
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:Evan Call / 歌:日笠陽子
始まりの歌(バベル)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:喜多智弘 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
銀腕・アガートラーム
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:岩橋星実・Evan Call / 歌:日笠陽子
銀腕・アガートラーム (IGNITED arrangement)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:末益涼太 / 歌:日笠陽子
『ありがとう』を唄いながら
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:喜多智弘 / 歌:日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
旋律ソロリティ
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
Stand up!Ready!!
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:岩橋星実・Evan Call / 歌:日笠陽子
旋律ソロリティ (IGNITED arrangement)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:末益涼太 / 歌:日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
Change the Future
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤永龍太郎 / 歌:高垣彩陽・日笠陽子
アクシアの風
作詞:上松範康 / 作曲:上松範康・藤間仁 / 編曲:藤間仁 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
六花繚乱
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介・笠井雄太 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
白銀(しろがね)の炎 -keep the faith-
作詞・作曲:上松範康 / 編集:竹田祐介 / 歌:日笠陽子
PERFECT SYMPHONY
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤田淳平 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣・水瀬いのり
Xtreme Vibes
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤田淳平 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣・井口裕香
戦闘外の曲
Apple
作詞・作曲・編曲:上松範康 / 歌:日笠陽子・堀江由衣
Dark Oblivion
作詞:Evan Call / 作曲:上松範康 / 編曲:藤間仁 / 歌:日笠陽子
不死鳥のフランメ ※XV第11話では戦闘曲として使用
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々・日笠陽子
星天ギャラクシィクロス
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:末益涼太・菊田大介 / 歌:水樹奈々・日笠陽子
Angelic Remnant
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々・日笠陽子
備考
「WA2」のアシュレー・ウィンチェスターの影響が見える響に対し、マリアの立ち位置はその宿敵である、ヴィンスフェルト・ラダマンテュスを彷彿とさせる。
一方、彼女自身の人となりは、「主人公と同じ武器を使う」「LiNKERを服用している」「妹がいる」「使命と本心の間で板挟みとなる」など、「WA4」のクルースニク・アートレイデに近い。
またアガートラームは「WA2」に登場した、英雄アナスタシア・ルン・ヴァレリアの聖剣・アガートラームが元ネタであると言える。
同名の武具は「WA3」と「WAXF」にも登場するが、マリアとナスターシャのネーミングを考えると、「WA2」の方が直接の由来と考える方が自然である。
また、剣形態の形状は「WA4」に登場する武器、クラウ・ソラスに若干似ている。
また同じく作品に音楽が関連し主人公の黒色版の鎧でありマントを身に着け、変身者においても「資格のない者が変身し理由は違えど身体に負担を掛け、リスクを背負う」「血縁によって関連する運命付けられた特別な力を持つ」「観測的に扱われた暗い過去」など、対の関係を含め『仮面ライダーキバ』の仮面ライダーダークキバと共通点を多く持つ。
また、「槍を武器にする」「マントの形状を変化させて戦う」ことや、「左手の装備から剣を取り出したりエネルギー弾を打ち出したりできる」ことから、仮面ライダーナイト及び仮面ライダーナイトサバイブとの共通点も見られる。
余談
「XV」本編にて第2話の時点では2045年の1月が舞台ということが判明している(街中のポスターより)。
公式サイトよりマリアの年齢は「XV」では22歳とされているため、逆算すると生年月日は2022年8月7日ということになる。
そうすると、「AXZ」は2044年の出来事ということになる。ところがあるシーンで描写されたカレンダーは、実際の2044年のカレンダーとは曜日が一致しない。
単なるミスなのか「AXZ」が放映された時期に合わせたのか(2017年と考えると曜日が一致する)は定かではないが、公式が明言していない以上あくまで考察の域であるため注意。
関連タグ
シンフォギア ガングニール(シンフォギア) アガートラーム(シンフォギア)
マリア(荒川アンダーザブリッジ):髪色、血液型が被る同名キャラ。なお、彼女の中の人はフィーネである。⇒外の人繋がり
マリア(吸血鬼すぐ死ぬ):名前が同じ、しかも中の人が同じ
ゼクス・マーキス:目的の為に悪を演じる、妹がいる、使用する力に耐えられず血を吐くなど共通点の多いキャラ
和実ゆい / キュアプレシャス:変身ヒロインや戦うヒロイン繋がりであり、変身後の髪型と髪色がマリアと物凄く似ている。
夏木花/仮面ライダーアギレラ:目的のために悪を演じるも途中で自分を見失い、一時期自暴自棄になるが、共通の敵を倒すために主人公と共闘しその後仲間となった繋がり 変身後の姿に白が入ってるという共通点も
アンジェリーナ・クドウ・シールズ:『中の人が同じ』、『初登場がアニメ2期』、『アメリカの組織に所属』、『非情になりきれない』、『歌が上手い』など共通点多し。彼女も立場上は敵だったが、最終的に主人公たちの戦友となる道を選んだ。
なお、彼女はれっきとしたアメリカ人である。