逃げる
にげる
向き合わない、立ち向かわない事。
概要
- 対象となる事物に向き合わない、立ち向かわないで逃げ帰る、距離を置くこと。
- 自分の行動や失敗に対しての報いや罰を受けたり、責任を取らないこと。
- 危険や脅威から距離を置く、安全や防御に徹すること。
- ロールプレイングゲームなど、エンカウント後に戦闘から離脱すること。
また、『○○逃げ』といった形で用いられることもある。
逃げる理由は様々。
- 自身の身の安全や財産を守るため。
- 失敗の責任を取りたくない、また過去のトラウマなどを再現させないため。
- 無駄な犠牲やこれ以上の損害を防ぐための戦略的撤退。
- 利己的な理由
- 現状に耐えられない、現状に飽きることで新しい環境を求め今いる世界から抜け出す。
圧倒的不利な状況から逃げること自体は悪い事ではないが、普段から高い給料を貰っていたり傲慢な態度を取りながら、いざ事が起これば真っ先に逃げたり、責任転嫁なんてしようものならフルボッコの炎上である。
最初は協力や投資をしていたが形勢が不利と見るや、沈みかけた船と見限って手のひらを返す、勝ち馬に乗るために裏切るといった行為を含める場合もある。
もちろん困難に真っ向から立ち向かい反撃や撃退を行う者、絶好のチャンスと見る者、一瞬の隙や身近な物品を応用してチャンスを虎視眈々とうかがう者まで様々である。逆に追い詰められて逃げ場がなく、逃げる事すらできない場合もある。
戦闘においては、損害の拡大を防いだり形勢を立て直すための戦略的撤退という選択肢もある。ただし勝手な判断で逃げれば敵前逃亡となり射殺されても文句は言えない。
正当な「逃げる」
一部で「逃げること=恥ずかしい」といった風潮もあるが、悪意を持った相手や危機的状況によっては非常に有効な対抗策である。「相手に従わない」と併せて持っておくのも重要である。
護身術など素人が殺す気満々な相手に勝てる見込みはほぼ無いため、逃げること(距離を取る・近付かない)は最強の護身術でもある。
「これが普通」「~しないのは悪いこと」といった罪悪感を相手に背負わせこき使う、強制加入させるといった事例も珍しくないが、自殺・過労死するくらいなら逃げる、相手に罪悪感を感じる価値もない。そもそも悪意のある人間と正常な話し合いなんて成立するわけがない。悪人に黙ってハイハイと従って、金も時間も奪われて自殺や過労死なんて美徳もへったくれもない。