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せな1/5

みわたすかぎりのせなおじょうさま

『魔進戦隊キラメイジャー』のエピソード37のサブタイトル及び5人に分裂した速見瀬奈を差す。
目次 [非表示]

前後のストーリー


「ネクストキラメイジャー!」

「え?瀬奈ちゃんが増えちゃった?」

「やったー!効率的!」

「そんな簡単には行かないよ…」

「やっと本番が来た。」

「お遊びはここまでだ。」

「待って瀬奈ちゃん!」

「次回もキラメこうぜ!」


概要編集

特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード37のサブタイトル。2020年12月27日に放送された。


ヨドンナとの戦いで5人に増えてしまったキラメイグリーンこと速見瀬奈と、現場に居合わせた大治小夜とのドラマが特徴。


監督:田崎竜太

脚本:荒川稔久



ストーリー編集

ある日、小夜と一緒に近くのカフェで過ごしていると、そこへヨドンナが現れたために交戦となり、ムチで瀬奈は5人に分裂させられてしまう。

分裂させられた瀬奈達にはそれぞれに1~5までの番号が付いており、性格も彼女が持っていたキャラが5人に分かれてしまっていた。主なキャラの内訳は以下の通り。


番号人物
瀬奈1前のめりなアスリートの瀬奈
瀬奈2ひたすらかわいい瀬奈
瀬奈3出来るOLの瀬奈
瀬奈4感激屋の瀬奈
瀬奈5最悪の予想をひたすら繰り返す瀬奈

当然と言うべきか、マッハは5人に増えた彼女の姿を見て、「見渡す限りの瀬奈お嬢様……眼福です!!」と何時もの太鼓持ち。

程無くして5人中4人は博多南無鈴によって直ぐに1つに戻ったのだが、最後の後ろ向きな瀬奈5だけは自分が戻っても足手纏いだとしてそのまま出奔してしまう。


その直後、オラディンを誘き出すためにスモッグジョーキーを駆り、ガルザが街に出現。直ぐ様キラメイジンギガントドリラー、そしてグリーンの乗るキングエクスプレスザビューンが駆け付けて応戦する。後ろ向きな瀬奈5が戻っていないグリーンは普段以上の高速戦法でジョーキーを翻弄するのだが、運悪くその攻撃の射線上に逃げ遅れた家族の乗る車が有った為、危うく彼女の後先考えない攻撃に巻き込まれる事態に発展。


結果としてキラメイジンが家族を救ったから良かったものの、グリーンはイエローとブルーから自身の行動を叱責され、さらにはその隙を突いたガルザによって再びキングエクスプレスが乗っ取られてしまった。


そんな中、後ろ向きな瀬奈5の存在が本来の瀬奈にとって必要である事を悟った小夜は戦線を離脱し、瀬奈5の捜索に出る。やがて海辺を歩いていた瀬奈5を発見し、小夜はそのまま逃げる彼女を追った。


波に足を取られ、ずぶ濡れになりながらも追い付いた小夜は、「その後ろ向きな性質が危機管理となっているからこそ瀬奈は何処までも突っ走れる」と、瀬奈5に自身の重要性を説く事で彼女を説得。これによって瀬奈5も漸く納得して本体と抱き合い、こうして全ての瀬奈は元の1つに戻るのだった。


余談編集

タイトルの元ネタは『らんま1/2』(アニメ版の劇場版3作目に限り、東映が配給を担当していた)。ただし話の展開はむしろこちらである。


次回予告で瀬奈が5人に分裂する映像から、この事で同じ女性メンバーである大治小夜とのガールズ回や、性格がバラバラな5人の瀬奈を期待する視聴者が後を絶たなかった。

実際の内容でも、小夜が海で5番目の瀬奈を追う展開から『火曜サスペンス劇場』や『仮面ライダーOOO』における主人公相方とのやり取りを連想する者が続出した。

ちなみに4人を元に戻す場面は無鈴役の古坂大魔王氏のPPAPネタが入っている。


ロケに関しても、近年仮面ライダーでもやらなくなった冬場の海で撮影。尚且小夜役の工藤美桜氏がCARATの制服だった手前、生脚に短パンというスタイルで海に浸かって撮影するという視聴者の方が心配するほどの過酷なロケが敢行された。

因みに工藤氏が『仮面ライダーゴースト』にて演じた深海カノンも劇中で分身した事が有り、図らずも嫁分身繋がりである。


何より2020年最後の放送だけに単なる女子回に終わらず、終盤に敵の首魁であるヨドン皇帝が姿を現した点も見逃せない。


関連タグ編集

魔進戦隊キラメイジャー キラメイガールズ 嫁分身

速見瀬奈:主役 大治小夜:準主役

ヨドンナ:元凶


ドリューン・サンブコピーフワ:最近のニチアサの分裂ネタ。

門藤操:体育座りで縮こまる瀬奈5の姿に彼を思い出した視聴者も少なくない。

デーボ・ヤナサンタ:5つに分裂して1つに合体する、個体ごとに数字が割り振られた点が共通する戦隊怪人。


4人のエースと黒狐2年後の特撮作品の映画でこちらもメインキャラクター4人に分裂する。

魔女の旅々:同時期に放送されたアニメの最終回において、大勢に増えた主人公登場するエピソードが流れた。

五等分の花嫁:5人になるということから、当時アニメ第二期が間近に放送される予定だったこの作品を連想させる内容で、まさに「五等分の瀬奈」である。また、マブシーナ中の人は同作で五女を演じている(これ以外の中野家の五つ子の中の人の『スーパー戦隊シリーズ』出演状況については五等分の戦隊を参照)。

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