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概要

正式タイトルは『なつもん! 20世紀の夏休み』。

2023年7月28日にニンテンドースイッチ用のゲームソフトとして発売された。

発売元はスパイク・チュンソフト

開発は『ぼくのなつやすみ』シリーズで知られるミレニアムキッチン

キャラクターデザイン絵本作家のヒョーゴノスケが担当した。

「ぼくなつ」シリーズと同じく発売年より一昔前の日本小学生夏休みをテーマとしており、今作では1999年の架空の地方都市を舞台となっている。

プレーヤーは主人公のサトルを操作しながら昆虫採集、魚釣り、射的などを体験し、町の市民のリクエストに応じたり、家業のサーカス公演成功のためにストーリーを進めたりする。

「ぼくなつ」シリーズとの最も大きな違いとして、今作では一部の屋内を除いたステージが『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』のようなオープンワールド構造となっている。

またストーリーを進める上で数十mから推定100m近くの建物や断崖絶壁などの高所をよじ登る必要性がある他、そこからジャンプでの飛び降りやマント(風呂敷)使用での滑空で安全な着地に失敗しても無傷で済むなど、非常に超人的な演出が多い。

2024年6月19日には追加DLC「ゆうやけの島とラジオ局」が配信された。

登場人物

「ぼくなつ」シリーズの主要キャラクターを務めた声優も多い。

  • サトル

声:小市眞琴

本作の主人公であるサーカス団の一人息子。

家業の興行のため、夏休みの8月の一か月間をよもぎ町の民宿「明日葉荘」で過ごす事になる。

その身体能力はアドベンチャーゲームの主人公とはいえ凄まじい。

まぼろしサーカス団

  • パパさん

声:秋元羊介

サトルの父親であるサーカス団の団長で、中学1年生までよもぎ町に住んでいた事がある。

ジャグリングシーソーを担当。

  • ヒメさま

声:石井未紗

サトルの母親。

オートバイ(ウォール・オブ・デス)やデスホイールを担当。

  • トコトコくん

声:内野孝聡

サーカス団の若手男性で綱渡り空中ブランコ等を担当。

サトルにとっては兄貴分で、ややナルシストな一面がある。

自身の入団のきっかけにもなったラブちゃんに惚れているが、本人には相手にされていない。

作中で食事の号令係を務めており、夕方17時になるとサトルを迎えに来る。

  • ナガセさん

声:楠見尚己

団員達の大黒柱である恰幅の良い男性で、ジャグリングやトランポリン等を担当。

不思議な雰囲気を出しており、語尾に「ボ」をつける。

  • ラブちゃん

声:本名陽子

本名は吉田ラヴィンスキーで、空中ブランコを担当する女性団員。

自然や宇宙にまつわるスピリチュアル関連の知識があり、作中ではカード占いでサトルに今日のおすすめスポットを教えてくれる。

  • ラッキーさん

声:山本高広

ベテランの男性団員であるピエロで、経理も担当している。

サトルの事を「坊ちゃん」と呼ぶ。

  • トビヤマさん

声:坂本真綾

DLC「ゆうやけの島とラジオ局」から登場。

サーカス団の演出担当。

既によもぎ町に着いているはずだが、何故かサーカス団の前には現れず、ラジオ局に居座っている。

よもぎ町の主な市民

  • 今日子さん

声:本多真梨子

民宿「明日葉荘」を一人で切り盛りする女性主人。

料理が上手で、特定の魚を釣り上げるとそれを使って調理をしてくれる。

  • 純子ちゃん

声:永牟田萌

今日子さんの姪で、町の本屋の娘である中学生。

明日葉荘に滞在するサトルやまぼろしサーカス団に興味を抱き、親密になっていく。

以前は新体操を習っており、となり町に住む親友とは疎遠になっている。

  • シブヤ博士

声:元吉有希子

ヨースケ達がいつも集まっている「夏休み自由研究研究所」の所長。

普段は家業の「渋谷商店」の店番をしており、商品の販売だけでなくサトルからの買取にも応じてくれる。

  • ヨースケ

声:奈良徹

地元の小学生グループのガキ大将的存在。

探偵に憧れており、仲間で構成する「ラッパ森たんてい事務所」を発案した。

サトルを「客人」と呼ぶ。

  • ジロー

声:大谷育江

ヨースケの相棒である、小柄でおとなしい少年。

  • ヒデコ

声:小倉唯

メンバーの紅一点

ことわざの勉強を趣味としている。

  • 長岡さん

声:祐仙勇

明日葉荘に宿泊している男性探偵。

常に「あやしい」と呟いている。

  • 神社さん

声:菊地達弘

地元の神社の男性神主

ペットとして愛しており境内で数頭飼育しているが、柵の破損やいたずらなどで度々脱走されている。

また彼の神社で毎朝ラジオ体操が行われている。

  • 良子ちゃん

声:福原綾香

おもちゃ屋ファニーの女性アルバイト店員。

日頃から近隣の肉屋魚屋も手伝っており、終盤にはサーカス団の屋台もサポートするほどの働き者。

  • マスター

声:蓮岳大

「5丁目カフェ」を経営する男性マスター。

町民楽団のメンバーでヴァイオリンを担当している。

灯台守のモリスケは双子の兄弟である。

  • オモチャ屋さん

声:楠見尚己

おもちゃ屋ファニーの男性店主。

よく水族館トドに似ていると言われているようで、その声と風貌はサーカス団のナガセさんとも酷似する。

町民楽団のメンバーでアコーディオンを担当。

  • 駅員さん

声:進藤一宏

よもぎ町駅の男性駅員

  • 駅前ママ

声:白城なお

よもぎ町駅周辺をよく歩いている妊婦。

  • 谷地頭さん

声:山本高広

ヒデコの父親である大学教授

若い頃はよく登山をしていた。

  • 工場長

声:坂巻学

ポンプを製造する工場の男性責任者で、侵入者には容赦しない。

サトルを見つけると厳しく注意をしながら入口の外に連れて行くため、ミッションの一つである工場の煙突に登るためには彼らの目を盗む必要がある。

  • 主任

声:土田大

工場長の側近と思われる男性工員。

町民楽団のメンバーでコントラバスを担当している。

  • 花火屋さん

声:拝真之介

町内の男性花火職人。

  • モリスケさん

声:小形満

岬の大灯台の灯台守(住込職員)である、「5丁目カフェ」のマスターの双子の兄弟。

町民楽団のメンバーでアコースティックギターを担当する。

  • 館長さん

声:土田大

町立博物館の男性館長。

化石や珍しい昆虫、魚などを持って行くと展示してもらえる。

  • 助手ちゃん

声:本多真梨子

博物館の女性職員。

町民楽団のメンバーであり、フルートを担当する。

  • DJ低気圧

声:高橋英則

DLC「ゆうやけの島とラジオ局」から登場。

よもぎ町で「ラジオ低気圧」を運営している。

実はお祭りにも観光客として登場していたが、DLCでその内面が掘り下げられる事になった。

となり町の市民

  • 秀人お兄さん

声:千葉翔也

となり町新聞社で号外担当として働く男性記者

  • 千春ちゃん

声:引坂理絵

時計塔内の資料館でボランティアをしている女子中学生。

純子ちゃんとは親友のようであるが、現在は疎遠となっている。

  • 運転手さん

声:弦徳

地元の路線バスの男性運転手。

町民楽団のメンバーであり、パーカッションを担当している。

  • たびのさん

声:イッキ

宿屋「洗濯船」の男性主人。

常に芸術とは何かと考えている。

  • ハチヤさん

声:伊丸岡篤

養蜂家

採取したニホンミツバチを持っていくとお駄賃が貰える。

天狗の山

  • 山じじい

声:ダンカン

歩荷として毎日山腹の山小屋まで資材を運んでいる。

その他

  • 小さな女の子

声:長江里加

よもぎ町をはじめあちこちに出現する神出鬼没の少女。

その正体は座敷わらしの類であると思われる。

鬼ごっこ的当てかくれんぼ等でサトルに遊んでもらうと喜ぶ。

  • ナレーション

声:藤木直人

その正体はおそらく大人になったサトルの声と思われる。

作中で少年期の回想や後日談を語る。

主題歌

Funnybunny

歌:本名陽子

the_pillowsの楽曲のカバー曲。

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  • その影の中に

    エンディングを踏まえての物語です。ネタバレにご注意下さい。 表紙はお借りしました。 また、去年の冬頃に書いたものです。DLCの内容は含まれておりません。 夏の終わりが近づいていますね。 二十世紀から今日までの目まぐるしい気候変動は、日の照り付ける暑さに拍車をかけました。自分自身、暑い日中は正直好きではありません。ですが、サトルの夏休みの片鱗はいつでも、どこにでも転がっています。今年の夏も、平日に子供が遊ぶ声や風鈴の涼しげな声を聞いてやっぱり夏が好きだと感じました。 八月という夏の代名詞が過ぎ去ってしまう三十一日を惜しみつつ、来年の夏を待とうと思います。
  • 夏の蝶(トコラブNL)

    なつもん!で小説書くとは思いませんでした。 トコトコくんのラブちゃんへの思いはただ可愛いだけじゃない気がします。 勢いで書いたので勢いで投稿します。勢いで直す可能性あり。

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