データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | ゴースト |
ぶんるい | 変化 |
めいちゅう | 100 |
PP | 5 |
範囲 | 自分 |
効果 | 次の自分の行動までに相手の攻撃で倒されると相手もひんし状態にする。連続で使うと失敗する。(第7世代から) |
英語名 | Destiny Bond |
概要
第二世代から登場するポケモンの技。
この技を使ってから次の自分の行動までに相手に倒されると、そのポケモンを道連れに倒すと言う、単純かつ強力な技。
因みに「ひんし」にする効果でありダメージではない。効果に対してきあいのタスキやがんじょうなんて通用しないので注意(これらが効果を発揮するのは攻撃に対してのみ)。
優先度は±0なので技の発動は完全に素早さに準拠する。技は後攻でも使えるが、その場合はこちらが倒されるタイミングを見極める必要があるためやや扱いづらい。
また上記の通り次の自分の行動まで効果が持続するのでフリーフォールで行動不可にされた状態で倒されても問題なく道連れに出来る。
主に耐久型や「きあいのタスキ」持ちの最後の一撃として採用する事が多いが、読まれると「やけど」や「どく」等で無駄にされてしまう可能性もある。
その為、この技を採用する際は、相手が攻撃してくるのかそれとも変化技で道連れを避けようとするかを読む戦術把握力が物を言う事になる。
また、こだわりスカーフを持たせて無理やり上からみちづれを出して1:1交換を狙うという戦術もある。
上級者相手だと戦術がバレやすいが、弱小ポケモンのゴース等はタスキで耐えてトリックルーム→みちづれorおきみやげorのろいなどで揺さぶりをかけられる。
ちなみに基本NPCが攻撃技ばかりを使ってくるバトルフロンティアなどのバトル施設では非常に有効な技だったりする。とりわけゲンガーは2匹倒しやすいポケモンとしてよく利用された。
第7世代では連続で使用すると確実に失敗するようになったため、より高度な読みが要求されるようになった。
Zワザ化しても能力上昇はないが、自身をちゅうもくのまと状態にすることができる(このゆびとまれと同じ効果)ので、ダブルバトルで採用すると面白いかもしれない。
第9世代ではダイマックスが廃止されたため通りやすくなった。またサーフゴーの特性おうごんのからだでもみちづれは無効化されない。
ポケダンでは対象をしばらく痛み分け状態にして、こちらが受けたダメージをそのまま相手に与える。
アニメでのみちづれ
アニメで使用したポケモンはAGのホウエンリーグサイユウ大会に出場したカエデのムウマと新無印のポケモン・ワールド・チャンピオンシップスのマスターズトーナメントに出場したシロナのミカルゲの2匹のみだが、ミニコーナーの「オーキド博士のポケモン大検定」も含めるとソーナンス(オスメス両方)も該当し、オーキド博士をみちづれにした。
カエデのムウマの使用時には目が紫色に光り、オニゴーリのずつきで戦闘不能になった目から紫色の光が飛び出してサトシのオニゴーリを包み込んで戦闘不能にした。(ゴーストタイプであるムウマにはノーマルタイプの技は効果が無いはずだが、なぜかずつきで倒している。)
シロナのミカルゲはピカチュウのアイアンテールで倒される直前に、シロナの「ミカルゲお願い!」というみちづれ発動の指示に従った。出現した紫黒色の球体を離散させて禍々しい紫黒色のオーラを身に纏い、アイアンテールで倒されてかなめいしだけになったミカルゲから紫黒色のオーラが漏れ出してピカチュウを包み込んで戦闘不能にした。