概要
この『もどして』という悲痛の叫びは、漫画やアニメにゲーム、そして特撮をはじめとする実写ドラマ等の『見て楽しむタイプの作品』で作中のキャラクター・登場人物等が変身や進化、成長そしてイメチェン等で姿が大きく変わった際に『自分にとって良くない・好みでない(コレジャナイ)』と思う方に変化する事でコメントされる言葉や感想のことである。
『もどして』と言われるケース
他にも該当するケースをご存知の方は加筆をお願いします。
- 黒髪で清楚だったあの娘が金髪でギャルな容姿になってしまった。
- 可愛かったポケモンがいわゆるクリーチャー(怪物)と化してしまった。
- 眼鏡っ娘がコンタクトを使い始める、視力が大幅に良くなる、眼帯やサングラスにシフトチェンジする等でメガネをかけなくなってしまった(例:如月未緒、長門有希)。
- 幼くロリな容姿のヒロインが、十代後半な年齢の男主人公と同年代、もしくは大人のお姉さんな容姿に変化してしまった(例:ラフタリア、カエデ・タマモ)。
- あんなに可愛らしかったショタが筋骨隆々なマッチョになってしまった(例:アレキサンダー)。
- 長い髪の女性キャラが、バッサリと髪を切って(もしくは切られて)短い髪になってしまった。(例:三浦あずさ、天道あかね、カーラほか)
- 逆もまたしかりであり、『短い髪の女性キャラのロング化』に対して「もどして」と思う者も存在する。
- 設定上は同一人物なのだが、登場作品の続編やリメイクという事情から、それを描く絵師が変わった(もしくは作画担当自体はデビュー作の時と同じだが長年のブランクがあった)ことで作風や印象が大幅に変わり、デザインが大きく変わってしまった。(例:桃太郎電鉄の貧乏神、ゲゲゲの鬼太郎の猫娘等)
- お胸の慎ましいのがウリの女性キャラが巨乳になってしまった。
- 大切な人を失うなどで明るい、または優しいキャラが荒んでしまった(例:南雲ハジメ)。
- 主人公の味方(仲間)である動物やドラゴンの子供な外見をしたマスコット的なキャラクターが、人間の少女な姿になってしまった。(例:シャンタッ君)
- 片思いの相手である男主人公を一途に思うヒロインが、それ以外の多数の男と肉体関係をもつビッチと化してしまった。
- 人間態の頃は美女やハンサムだったが、怪物や魔物、妖怪、モンスターとしての醜悪やグロテスクな正体を晒してしまった(例:白雪姫の女王)。
- 当人からすれば(本来の姿に)もどっているのだが、読者・視聴者・プレイヤー目線での「もどして」と思われる。
余談
当然ながら「もどして」と思うか否かは当人の好みや感性・価値観によるところが特に大きく、自分にとっての「もどして」案件が自分以外にとっての「グッジョブ」案件になることも十分にあり得る(当然逆もまたしかりな)ので注意されたし。
関連タグ
グッジョブ:ある意味で「もどして」の対義語
コレジャナイ:『もどして』と思うか否かの判断材料
ブリアン・デ・シャトー→リブリアン:『ドラゴンボール超』宇宙サバイバル編に登場するキャラクター。変身ヒロイン物のお約束を逆手に取ったかのようなパワーアップをする。
『もどして』が発生する主な理由
作中関連
変身 進化(成長) イメチェン 巨乳化 鬱展開 擬人化 ビッチ化・ギャル化 幼児化・大人化・老化 闇堕ち(悪堕ち) 断髪 黒化(ヤンデレ化) マッスル化
大人の事情関連
制作サイド関連
路線変更:ただしこちらは前述の関連タグの語句のようにキャラクターや作品ではなく、制作サイドに向けられる語句である。