「どうだ、分かったかね?俺の体はクシャミ菌で一杯だ。もし嘘だと思うなら、俺の体を斬ってみな。クシャミ菌が空中に飛び散り、風に乗って街中にばら撒かれるぞ!」
概要
第16話「クシャミ大作戦」に登場するプリプリカンが作り上げたドーラモンスター。
人間態はピエロだが、怪人としての姿はヤシの木の幹を思わせる胴体に複数の食虫植物が合体したような非人間的な外見をしている。
戦闘では2本のツルをムチのように扱い光弾を発射して攻撃して来る他、くしゃみが止まらなくなるクシャミ菌を粉として相手に浴びせる。クシャミ菌はドーラエンドス自身の体内にも詰まっており、斬れば広範囲にクシャミ菌が風に乗って散布されて大惨事に繋がる恐れがあるため、相手は迂闊に攻撃出来ない。弱点は水であり、本人だけでなくクシャミ菌にも有効。
くしゃみによる呼吸困難で人々を根絶やしにしようと言うバンドーラの作戦を遂行すべく、ピエロに化けてイサムと言う少年に近づき、クシャミ菌が詰まった金色のボールをサッカーボールに使わせることで、子供達をくしゃみ地獄へ叩き落とそうとした。
活躍
仲間とのチームワークを持たないイサムというサッカー少年の前にピエロの姿で現れると、クシャミ菌の詰まった金色のサッカーボールを与え、イサムに蹴らせて多くの子供達をくしゃみで苦しめた。
その作戦に気づいたボーイを触手で圧倒すると、彼にもクシャミ菌を浴びせてくしゃみを止まらないようにさせるが、その際偶然斬りつけたパイプから噴射された水で怯み、一時退散。
これに加え、ボーイのくしゃみも水を浴びると消えたことから弱点が水だと完全に露見してしまう。
その後再来し、クシャミ菌を警戒して手が出せないジュウレンジャーを圧倒しつつ、バンドーラにより巨大化を遂げる。巨大戦ではボーイが合流したことで弱点を突かれてジュウマンモスのモスブリザードで氷漬けにされた挙げ句、最期は守護獣ティラノザウルスから止めのティラノソニックを喰らって消滅した。
余談
声を演じた岸野氏は後のエピソードでドーラシルキスの声も当てている。
ちなみにくしゃみと言う事で、ナレーションの大平透氏はハクション大魔王を演じており、このエピソードの予告と番宣で「ヘ~ックシュン…!」「へクシュン!」という台詞があった。
リメイク版にあたる『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』ではパイノオクトパス名義で登場し、島田敏氏が吹き替えを担当する。
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