概要
バッタの姿や特徴を持った娘。
バッタと言えば草むらに棲んでいる草食の、ジャンプするために発達した後肢で飛び跳ねる緑色の身近な昆虫として知られているので、多くの場合は緑色の衣装を身に纏った健康的な太ももをした女性として描かれている。
しかし、後述する文化的な要素によってクリーチャー的に描かれるなど、複雑な設定を設けられる場合がある。
日本の創作においては、バッタの改造人間(企画段階でドクロ男であったがスポンサーに反対され、顔が似ているというバッタに変更された)が悪の怪人軍団と戦う『仮面ライダー』の主人公の影響が非常に大きく、特に昭和ライダーでは信条として女性ライダーが登場しなかった(改造人間の十字架を背負うのは男だけで十分というヒロイズムであるとされる)。
そのため創作者の意欲を刺激することになり、二次創作としてライダー少女が描かれることになった。
また日本では別な虫として認識されているイナゴとは、世界的にはグラスホッパーとして同一視されており、食料が不足するなど特定の環境下において凶暴な性質に変わって群れを成し、植物質のものを食い尽くしながら長距離を移動する飛蝗(蝗害)を引き起こすことで恐れられている。
『黙示録』の蝗の主アバドンや、メソポタミアの熱風の悪霊王パズズなどはその災害がモデルになっているとされ、これらの悪魔が娘化されたものがバッタ娘として描かれる場合もあるのである。
なお生物学的にはオンブバッタなどが顕著であるが、雌のほうが大型であることが知られているので、長身女性として描いても面白いかもしれない。
各言語での呼び名
言語 | カナ表記 | 綴り |
---|---|---|
英語 | グラスホッパーガール(バッタ娘) / ローカストガール(イナゴ娘) / ケイティディッドガール(キリギリス娘) | Grasshoppergirl, Locustgirl, Katydidgirl |
ドイツ語 | ホイシュレッケ・メートヒェン | Heuschrecke Mädchen |
スペイン語 | ムヘール・サルタモンテス / ムヘール・チャプリン | Mujer Saltamontes, Mujer Chapulín |
イタリア語 | ドンナ・カヴァッレッタ | Donna Cavalletta |
フランス語 | ファム・クリケ / ファム・クヒケ | Femme Criquet |
タイ語 | サーオタッガテーン | Sao Takkataen |
インドネシア語 | ワニタ・ブララン | Wanita Belalang |
アイヌ語 | パッタキメノコ | Pattaki Menoko |
中国語 | 蚱蜢女(チャーモンニュイ) | Zhamengnu |
関連イラスト
この項ではバッタ目(直翅目)の娘化イラストを紹介する。
バッタ娘
イナゴ娘
コオロギ・カンタン・オケラ娘
カマドウマ・ウェタ娘
コロギス・リオック(オバケコロギス)娘
キリギリス娘
関連タグ
バッタ トノサマバッタ サバクトビバッタ ショウリョウバッタ オンブバッタ
仮面ライダー ライダー少女 仮面ライダー娘 仮面ライダー女体化
イナゴの女/ホッパー・ドーパント ムーア(仮面ライダーゼロワン)/仮面ライダーアバドン
クリーチャーと恋しよっ!:バッタ娘ここのえこころがヒロインであるnostalgia氏制作のフリーゲーム(※クリーチャーが苦手な人はリンク先注意!)
イナゴ女子:別な意味のタグ