曖昧さ回避
- 「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を指して言う場合もある。
- …というかPixivでのタグ登録もほぼそちらである(「ミニファミコン」とも)。
概要
2003年に生誕20周年を迎えたファミリーコンピュータ(以下「FC」)を記念して、翌2004年に3回10作品ずつに分けてFC作品が移植された。
定価はすべて2000円(税込2100円【当時】)。
実は生誕20周年キャンペーンの際の非売品である「ファミコン生誕20周年ゲームボーイアドバンスSP」に付いてきた「スーパーマリオブラザーズ」が先じて存在する。こちらはワイヤレスアダプタに対応していない。
サードタイトルも含まれているが、ファミコンミニでは全て任天堂が発売元になっている。
二人プレイがあるものはダウンロードプレイに対応しており、片方のゲームボーイアドバンスにダウンロードして二人プレイが可能。電源を切らない限りはダウンロードした側でリセットした場合はそのまま遊ぶ事もできる。
ゲームボーイアドバンスの画面に合わせて表示されているせいで若干押しつぶされたような表示になっている。
ラインナップ
※社名は発売当時のものに準じる。
※★はニンテンドークラシックミニ収録作品。
第1弾(2004年2月14日発売)
番号 | タイトル | オリジナルの発売日 | メーカー |
---|---|---|---|
01 | スーパーマリオブラザーズ★ | 1985年9月13日 | 任天堂 |
02 | ドンキーコング★ | 1983年7月15日 | 任天堂 |
03 | アイスクライマー★ | 1985年1月30日 | 任天堂 |
04 | エキサイトバイク★ | 1984年11月30日 | 任天堂 |
05 | ゼルダの伝説★ | 1994年2月19日 | 任天堂 |
06 | パックマン★ | 1984年11月2日 | ナムコ |
07 | ゼビウス | 1984年11月8日 | ナムコ |
08 | マッピー | 1984年11月14日 | ナムコ |
09 | ボンバーマン | 1985年12月20日 | ハドソン |
10 | スターソルジャー | 1986年6月13日 | ハドソン |
『スーパーマリオブラザーズ』は2005年にも発売20周年を記念して再発売され、移植作にもかかわらず100万本を売り上げるミリオンタイトルとなった。
『ゼルダの伝説1』はオリジナルのディスクシステム版ではなく、ロムカセット移植版を移植したものである。要するに、移植の移植ということである。
第2弾(2004年5月21日発売)
番号 | タイトル | オリジナルの発売日 | メーカー |
---|---|---|---|
11 | マリオブラザーズ★ | 1983年9月9日 | 任天堂 |
12 | クルクルランド | 1984年11月22日 | 任天堂 |
13 | バルーンファイト★ | 1985年1月22日 | 任天堂 |
14 | レッキングクルー | 1985年6月18日 | 任天堂 |
15 | Dr.マリオ★ | 1990年7月27日 | 任天堂 |
16 | ディグダグ | 1985年6月4日 | ナムコ |
17 | 高橋名人の冒険島 | 1986年9月12日 | ハドソン |
18 | 魔界村★ | 1986年6月13日 | カプコン |
19 | ツインビー | 1986年1月7日 | コナミ |
20 | がんばれゴエモンからくり道中 | 1986年7月30日 | コナミ |
第3弾(2004年8月10日発売)
第3弾は「ディスクシステムセレクション」と題打って、10作品すべてディスクシステム作品から移植された。ディスクカードにちなみ黄色のカートリッジ・ディスクシステムでのタイトルラベルを模したラベルがカートリッジに貼られている。
GBAの電源を入れる際にAもしくはBを押しっぱなしにしておくとディスクシステムの起動デモが流れる隠し要素がある。さらにBを押すとローディングと著作権表示まで再現される。(スキップ可能)
番号 | タイトル | オリジナルの発売日 | メーカー |
---|---|---|---|
21 | スーパーマリオブラザーズ2 | 1986年6月3日 | 任天堂 |
22 | 謎の村雨城 | 1986年4月14日 | 任天堂 |
23 | メトロイド★ | 1986年8月6日 | 任天堂 |
24 | 光神話パルテナの鏡★(※1) | 1986年12月19日 | 任天堂 |
25 | リンクの冒険★ | 1987年1月14日 | 任天堂 |
26 | ふぁみこんむかし話新・鬼ヶ島(前後編) | 1987年9月4日(前編)・1987年9月30日(後編) | 任天堂 |
27 | ファミコン探偵倶楽部消えた後継者(前後編) | 1988年4月27日(前編)・1988年6月14日(後編) | 任天堂 |
28 | ファミコン探偵倶楽部part.Ⅱうしろに立つ少女(前後編)(※2) | 1989年5月23日(前編)・1989年6月23日(後編) | 任天堂 |
29 | 悪魔城ドラキュラ★ | 1986年9月26日 | コナミ |
30 | SDガンダムワールド ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ | 1987年11月20日 | バンダイ |
※1ニンテンドークラシック ファミリーコンピュータでは海外版のみ収録。
※2『ファミコン探偵倶楽部partⅡ うしろに立つ少女』のみCERO-C(15歳以上対象)となっている。
非売品
以下の2作品は懸賞の景品であるため、店頭には並んでいない。
関連タグ
ファミリーコンピュータ(FC)ゲームボーイアドバンス(GBA)
ニンテンドークラシックミニ:ファミコンミニの流れを汲む。このためか上述通りそれを指して「ファミコンミニ」と呼ぶ人も少なからずいる。