概要
1981年創業。社名は『スターウォーズ』に登場した「ミレニアムファルコン号」からの着想で、「ファルコン」の語尾に当時コンピュータ開発関係の社名として称されることが多かった「com」を合成したもの。元は米アップルコンピュータの代理店。
日本のパソコンゲームの黎明期である8ビットパソコンの時代より続く老舗メーカーであり、日本では数少ないパソコンゲームを業務の中心としながらもアダルトゲームの開発を行なわない(「女子大生プライベート」以来。もっとも18禁の区分なかった時代のものなので、厳密には嘘ではない)メーカーでもある。8ビット時代から多くのヒット作品を生み出しており、ロールプレイングゲーム(特にアクションRPG)には高評価を得た物が多い。
主要のタイトル数や販売ペースと比較して、上場企業にもかかわらず従業員数が非常に少ない事でも有名。2020年にようやく60人を超えて過去最大数になったとか。その上で一時期は1年で約1000人の応募が来た事もあったらしく、採用倍率が異常なまでに高い。その為、社員の殆どがプログラミング・モデリング等の専門職では無くマルチクリエイターで構成されている。
2022年4月4日に東京証券取引所の市場再編に伴い、「マザーズ」から「グロース」に移行された。
ファルコム音楽フリー宣言
早くに自社レーベルを発足させる等ゲームミュージックに力を入れており、その質の高さにも定評がある。
2009年6月5日には「ファルコム音楽フリー宣言」をし、現在4000曲近い楽曲を規約の範囲内で自由に使えるようになった。(→【公式サイト・宣言】)
falcomキャラの法則
「ア」で始まる主人公
また、falcom作品では「ア」で始まる名前の主人公が多いことでも知られる。
アドル(YS)、アッシュ(ダイナソア)、アレス(ブランディッシュ)、アトラス(ドラゴンスレイヤー英雄伝説Ⅱ)、アリオス(風の伝説ザナドゥ)、アヴィン/アイメル(英雄伝説Ⅳ朱紅い雫) …など
ついでにドラスレ英伝のセリオスと風ザナのアリオスも紛らわしい。
名の最後が「ア行」で終わるヒロイン
イースシリーズではヒロインに適用されている。
例でいうとフィーナ、レア、リリア、カージャ等。
主要作品
ドラゴンスレイヤーシリーズ/ドラゴンスレイヤークロニクル
イースシリーズ
- Ys
- YsⅡ
- ワンダラーズフロムイース/フェルガナの誓い
- YsⅣ/セルセタの樹海
- YsV 失われた砂の都ケフィン
- YsVI ナピシュテムの匣
- イース・オリジン
- YsⅦ
- YsⅧ-Lacrimosa of DANA-
- YsⅨ-Monstrum NOX-
- イースX-NORDICS
英雄伝説シリーズ
イセルハーサシリーズ
ガガーブトリロジー
軌跡シリーズ
他
関連タグ
過去在籍関係者
かつてファルコムに在籍していた