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Ado

あど

Adoとは、日本の女性歌手・歌い手である。Cloud9所属。ユニバーサルミュージック内のVirgin Musicからメジャーデビュー。
目次 [非表示]

今は私の曲を聴いてくださる方々の代わりに戦える存在に

  誰かの人生の脇役になれたらと思ってます。


概要編集

2002年10月24日生まれ。東京都出身。

Cloud9(クラウドナイン)所属。2020年10月23日にユニバーサルミュージック内のVirgin Musicからメジャーデビューを果たした。また、デビュー時は現役の高校生であった。


2017年1月10日ニコニコ動画にてクワガタPの「君の体温」の歌ってみた動画を投稿し、歌い手としての活動を開始。


2019年12月16日にはfeat.Adoとしてくじらの「金木犀」に参加。以降複数のクリエイターの楽曲にボーカリストとして参加し、2020年3月29日にfeat.Adoとして参加したjon-YAKITORYの「シカバネーゼ」は、Spotifyにおける日本のバイラル50チャートで堂々の1位を獲得した。

同年10月23日にsyudou書き下ろしの「うっせぇわ」を配信限定リリースし、ソロでのメジャーデビューを果たす。同楽曲を自身のYouTubeチャンネルにてミュージックビデオを公開したところ爆発的なヒットとなり、テレビ番組でも多数取り上げられ「うっせぇわ」が流行語大賞にもノミネートされるほどであった。

その後は映画・ドラマなど、タイアップでも精力的に活動している。


Ado」という名前は、小学校の国語の授業で、狂言の世界における「シテとアド」という言葉と出会って付けたもの。「アド」は主役のシテを支える脇役のことだが、当初意味はよくわからず単純に単語の響きのカッコよさに惹かれて付けたという。

ここから後付けではあるが「自分の歌を聞いてくれる人の代わりに戦える存在、誰かの人生の脇役になれたらいい」という意味が込められているとしている。


素顔は公開しておらず、テレビなどに出演する際はアバターとして「青みがかった黒髪のロングヘアーの女性」のイラストを用い、リモートで出演する。

ファーストライブとなったZepp Diver cityのライブ「喜劇」以降、ライブ等で生出演する登場する機会も増えてきたのだが、一貫して「暗くした室内でステージから客席に向かってだけ光を出し、逆光でAdoの姿はシルエットにしか見えないようにする」という演出がなされており、依然として顔が判別できないような措置が取られている。

本人のオリジナル楽曲のMVに登場する人物も、服装や髪型のディティールは違えどおおむね同じ姿をしている(ただし、同一人物というよりは「Adoのパブリックイメージ」を共有しているという形に近い)。


また、当然ながら別人なのだが、台湾にもAdoを名乗る歌手がいる(Ado' Kaliting Pacidal)。


2022年10月24日に成人し、同日にゲフィン・レコードとパートナーシップを提携、全米に本格進出する事が発表された。


2023年にはNHK紅白歌合戦初出場を果たした。(昨年2022年はあくまでウタとしての出場なので別人扱い。)


歌唱編集

女性としては低めのハスキーボイスで、かつ鼻にかかったようなふくよかでねっとりとした声質の持ち主。高音域では特徴のあるファルセットを用いることが多いが、地声でもある程度高い音を出すことができる。

「うっせぇわ」のような音域の高低差を生かした楽曲や、「ギラギラ」のようなミドルテンポの曲ではその特徴が前面に出やすい。


好きなアーティストとして椎名林檎を挙げ、「歌い方や表現の仕方をリスペクトしている」と語っている。

なお、その椎名林檎によれば、「理想的などら猫声。25年前に出会えていたら代わりに歌ってもらっていた」とのこと。

後に実写版『カラダ探し』の主題歌「行方知れず」でタッグを組む。


人物編集

歌い手になるまで編集

小学生の頃の夢は、漫画家またはイラストレーターであった。クラスの中での自身の存在については、「目立つような存在でなく、地味で内気で根暗でクラスの端っこで絵を描くような人間」「自分と趣味が合う数人の子と話すくらいで、本当に目立つ位置にはおらず、目立つ人達はむしろ避けていた」と振り返っている。


小学1〜2年生の頃、父のパソコンでVOCALOIDの曲を聴き興味を持つ。

小学校高学年になってから歌い手の存在を知り、「『顔がわからないのにこんなに歌を聴いてもらえる人が居るんだ』と感動。2014年にニンテンドー3DSニコニコ動画がみられるソフト『ニコニコ』がリリースされたことでのめり込み、また同じく3DSのソフトである『うごくメモ帳』、YouTubeなどでさまざまな動画を見るようになる。

その後「本当に自信がなかった自分でも、これならもしかしたらできるかも」「目立ちたい、ちやほやされたい、もっと色んな人に見てもらえるような人間になりたい」と考え、歌い手を目指すようになった。


歌い手としての意識編集

2017年1月から歌い手としての活動を始める。

活動開始から数日後、友人からの誘いでまふまふによるワンマンライブ『ひきこもりでもLIVEがしたい!』へ足を運ぶことになる。歌い手のライブに行ったのは初めてだった。

Adoはこのライブで感銘を受け、「まふまふのような歌い手になりたい、人を感動させられる存在になりたい」と考えるようになった。


気づいた時には、漠然とした夢であった漫画家やイラストレーターは、「有名な歌い手」になることへ変わり、具体的な目標として「さいたまスーパーアリーナに立てるような有名な歌い手になること」を意識するようになった。


歌い手になって数か月後、ネット上で知り合った歌い手のライブを観に行く機会があり、そこでプロ意識が低く理想とはかけ離れた歌い手の姿を眼にし「馬鹿に真面目に頑張る自分が馬鹿なのかと思い始めるようになり、自分が間違っていたのか、自分の思い描いた歌い手の世界は嘘だったのかとやたら執着していた」という。


元々は皆が笑顔になるような・支えになる曲を歌いたいという輝く感情を抱きながら歌っていたはずが、活動を続けていく程にいつしかネガティブな感情を抱きながら活動をするようになったという。


その苦しみが消えない今でも歌い手として活動を続ける理由は、「苦しみが消えないというよりかはその苦しみを生かしている。自分が間違っていると思いたくなく、だからずっと諦めずに歌を投稿している」「歌い手を始める前に思い描いていた輝かしいものを忘れたくないと思いながら、そればかりを探して戦っている。そして、自分は間違っていないことを証明し、誰かを支えられる歌い手になりたいと思っている」からという。


他の歌い手の方々とのコラボも積極的に行っており、自身のYoutubeチャンネルにて投稿している。なお、そのコラボに関して否定的な意見だけでなく誹謗中傷とも取られかねないコメントをしている一部の人達に対して「私は私の好きな方や尊敬してる方とコラボさせていただいています。それに対してマイナスの意見を持つのも構いません。ただ、ご本人達が見える場所に書き込んだり、それに対してまた見える形でリアクションして賛同の声を上げてしまうような想像力も優しさも配慮もない無神経な方々に私は作品を届けたいとは思いません。」「今後も私は私が大好きな色んな方とコラボさせていただきます。その方々を傷つける可能性があるような人達にはLIVEもYouTubeも見てほしいとは思わないので来ないでください。私にもしっかりそれらの声は届いているので、Xもブロックさせていただきます。」と毅然とした態度を表明している。


その他編集

歌について、以前はとにかく自信があり、小6の頃から積極的に歌うようになった。歌うことは単純に楽しく、当時は動画投稿したら「10万再生は余裕でいけるだろう」と考えていたこともあった。


「歌ってみた」については(メジャーデビュー後は基本的にスタジオで録音しているが)吸音スポンジを貼った自宅のクローゼット内でレコーディングしたものだと言及している。机上に置いたパソコンの画面の明かりだけを頼りにしたスペースで、胡座をかきながら作品を完成させている。

また、歌や音声の編集などは全て独学であるとのこと。


バイラルチャート1位になった際は、「喜んだり調子に乗ってもいいはずなのに、最近は逆に冷静になってしまい、本当に他人事みたい」と発言していた。


憧れの歌い手として、まふまふそらるりぶを挙げている。


メジャーデビューの時点では現役の高校生(高校3年生)であった。また、学生生活で親しい友人以外に「自分はAdoである」と話したことはなかった。

2021年3月に高校を卒業したことを報告している。また、それより以前のツイートで大学などへの進学の予定はなく、卒業後は芸能活動に専念するとしている。


2022年に公開されたアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』では"世界の歌姫"ウタとして出演(詳しくは音楽の項で後述)。

Twitter上やインタビューなどでも各楽曲への印象やウタへの想いを語っている。


プロデュース業も始めており、ファントムシータというレトロホラーをテーマにしたアイドルグループを結成させた。



関連音楽編集

自身の楽曲編集



『FILM RED』劇中歌編集


映画『ONE PIECE FILM RED』にて本作のヒロインであるウタ歌唱キャストを担当。ボイスキャストである名塚佳織とのダブルキャスト制。

楽曲はそれぞれのアーティストから提供を受けており、実質的なキャラソンとしてアルバム「ウタの歌」に収録されている。


タイアップ編集

会いたくて
みゆはん / みきとP
会いたくて
蝸旋
jon-YAKITORY
センシティブな作品
阿修羅ちゃん
Neru
阿修羅ちゃん
心という名の不可解
まふまふ
心という名の不可解より
行方知れず
椎名林檎
Ado
リベリオン
Chinozo
  • 映画『カラダ探し』挿入歌
Ado【リベリオン】
絵描きウタ
尾田栄一郎 / 中田ヤスタカ / 辻林美穂
  • FILM RED大ヒット御礼
絵描き歌ウタちゃん!!!
いばら
Vaundy
センシティブな作品
向日葵
みゆはん
Adoart「向日葵」
DIGNITY
B’z
「取り舵…」「面舵…」「「いっぱい!」」
TOPHAMHAT-KYO(from FAKE TYPE.)
  • USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」コラボレーション楽曲
唱
UNFORGIVEN(日本語版)
LE SSERAFIM
unforgiven
クラクラ
meiyo
  • テレビアニメ『SPY×FAMILY』シーズン2OPテーマ
FAMILY
ショコラカタブラ
かめりあ、TAKU INOUE
  • ロッテチョコレート60周年記念ソング
ショコラカタブラ
ルル
MARETU
ルル #Adoart #Ado  #ルル
EpisodeX
Ayase
  • 『劇場版 ドクターX』主題歌
From the Dark
エルフ
てにをは

CM編集

  • タマホーム ハッピーソング

2021年6月放映。15秒のCMソングだが、「ウォォォォォォォ」というパワフルなシャウトが華やかなムービーと併せて視聴者に(良い意味で)強烈なインパクトを残した。


ラジオ編集











関連イラスト編集

3人のAdoちゃん狂言

Happy birthday!!🦋Ado


関連タグ編集

歌い手 歌手

外部リンク編集

人物の欄におけるエピソードなどは、本人のインタビュー、Twitter、ブログ等を参考にした。


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