アサシン(フラグメンツ)
せいひつのはさん
……タツミ。殺した瞬間から、あなたのことが好きだった。
『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』に登場するアサシンクラスのサーヴァント。
サーヴァント階位は第七位。
その正体はれっきとした暗殺者であり、全身に猛毒を纏った「毒の娘」。
本来の召喚者である仁賀征爾を召喚直後に殺してしまい、はぐれサーヴァントとなっていた己を拾ったセイバーのマスターである沙条愛歌に従っている。
『Fate/Prototype』世界におけるサーヴァント第一号と目される存在。
劇中で囁かれている都市伝説『メアリーさん』の正体でもある。
「真夜中の東京で、外国人の少女・メアリーさんが仕事帰りの男性に声を掛ける。2人は共にホテルに入り、翌朝男性はベッドの上で死体となっていた。外傷は何1つ無い。メアリーさんは何処にもおらず、部屋の鏡には"Welcome to the world of death!(死の世界にようこそ!)" と紅い口紅で書かれたメッセージのみが残されていた」と言うもの。
イスラムニザール派の暗殺教団の教主「山の翁」を務めた歴代の暗殺者、『ハサン・サッバーハ』の1人であり、生前には『静謐のハサン』の異名を有した毒殺の名手。
紀元前のインドをはじめ世界各地の各時代で語られた伝説の『毒の娘』を、暗殺教団は現実に於ける暗殺の道具、兵器として作り上げていた。それこそが彼女である。美しき娘の外見は、あくまで仮初め。その肉体はありとあらゆる毒に耐え、同時に毒の塊でもある。自らの爪はおろか肌や体液さえをも猛毒として、王や貴族、将軍の命を閨(ねや)で音もなく奪い去る――
恋人や婚約者といった関係を暗殺対象者と結ぶ事も多かった。
つまり、成就しない「擬似的な幸せ」を自らの手で構築しながら自らの手で奪う、という行為を繰り返し続けたのである。徐々に、彼女の精神は軋んでいった。
最期は、手さえ触らせない彼女の振るまいを怪しんだ某軍の将軍に首を撥ねられたとも、暗殺者という正体を自ら明かして「殺してください」と将軍にせがんだとも――
あるいは、将軍がふと目を離した隙に何者かの手で斬殺されていた、とも。
一人称は「私(わたし)」。
瑞々しくしなやかな容姿の少女で、外見年齢は10代の後半。褐色の肌を覆う黒衣はその体にぴったりと張り付いていて、均整の取れた肉体のラインをありありと見せてつけている。その為、後述の毒の効果もあるが、『蒼銀のフラグメンツ』劇中で彼女を目にした召喚者がその可憐さに魅了されている描写がある。しかし、彼女にとって見た目の可憐さや美しさは暗殺の為の道具でしか無い。
潜入活動時の「顔」は基本的に変化スキルで作成するが、その暗殺の特性上、他の「ハサン・サッバーハ」と違って仮面の下には彼女本来の素顔が現存しており、彼女が『フラグメンツ』劇中で一般人に変装した時の顔も彼女本来のもの。この際は髑髏の仮面を外して白いワンピースを身に纏い、故郷の言葉で”影”を意味する「ジール」と言う偽名を使っていた。
己の肉体及び後述の毒の特性故に他者と触れ合えない為、生前から孤独感に苛まれていた。その為なのか、聖杯戦争に掛ける願いは「自分に触れても死なず、微笑みを浮かべてくれる誰かとの出会い」。召喚者である仁賀と口付けを交わして殺してしまったのも殺意があったわけではなく、「今度こそは死なない人に出会えたかもしれない」という思いによるもの。
また、”暗殺対象に取り入る為に標的と友人、恋人関係になった後でその関係ごと相手を殺す”、と言う事を少なからず繰り返して来た為、上記の願いに加え「人間らしく誰かを愛し愛されたい」と言うもう1つの願いを心の奥底に秘めているが、本人は当初この願いに気付いていなかった。
更に、このような事情からその手のタガがおかしくなっているらしく、気に入った相手に対してとことん恋愛感情を向けてしまう。早い話が、毒を喰らっても死なない人がいると一目惚れしてしまい、更に助けてもらうなどの恩があるとバグる。しかも、いつものテンションからさして変わらずに。"ハサン"の名を継いだとは言え、元をただせばまだ若い少女であった彼女にとって、この肉体と戦い方はあまりにも心的な負荷が大きすぎたのだろう。この暴走気味の恋心もその反動か。
上記の経緯から、”あの御方”の手で殺されたことのみが「ハサン・サッバーハ」として胸を張れることである、と語る等、暗殺者としてはともかく暗殺教団の党首としての自己評価は結構低い。
『FGO』でのセリフやマテリアルから察するに、感性そのものは極々普通の年頃の乙女のようである。ついでに本来は引っ込み思案でもあるようで、心の内はあまりはっきり口にはせず、マスターと仮面を取って顔を突き合わせることを恥ずかしそうにする。
だが、“山の翁”の頭目としてそうした自己を強く抑制してもいるようで仕事となれば冷淡に、虚無的に目標を屠り去ってきた模様。上述にある通り、普通の乙女心を秘めた彼女にこうした使命の繰り返しは、彼女自身に精神的な摩耗と破綻をもたらし、彼女自身が壊れていく原因となった。
同作では聖杯にかける願いがハッキリとしていないが、誰とも触れ合えない毒の体に関係しているらしい。彼女の心理と前の文脈から推測すると、「触れただけで他者を殺してしまう毒の身体の毒性を消して欲しい、或いは毒性を制御可能にしてほしい」等と思われる。彼女の毒を喰らっても死なない人、或いは死ななそうな人はたとえ型月作品全体に範囲を広げてもそんなにいるわけではなく、またその大半も何らかの人外の異能が働いているため、逆転の発想で自分の身体の方をどうにかしようという考えに変わったのかもしれない。
暗殺者としての「気配遮断」と変装術、そして短刀が主な武器。
基本的なアサシンクラスの例に漏れず、戦闘に長けたサーヴァントとの正面対決は苦手。
しかし、最大の武器は宝具と化しているその体そのものを用いた毒殺であり(後述)、意図的なまでに女性らしさに満ち溢れた肢体も、その武器を活かす為の道具である。
『FGO』では両手に構えた短刀での斬り付けや投擲を主体にして戦う。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
なし(仁賀征爾) | D | D | A+ | C | A | C |
藤丸立香 | D | D | A+ | C | A | C |
保有スキル
気配遮断(A+) | アサシンのクラススキル。自身の気配を消す能力。主に隠密行動に長けており、A+ランクであれば、発動すればサーヴァントであっても感知はほぼ不可能なレベル。ただし、攻撃時には効果が大幅に薄れてしまう。 |
---|---|
単独行動(A) | 本来はアーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。単身で敵地に入り込み、場合によれば長時間の潜入を行っていたという生前の行動から与えられたスキル。Aランクなら、マスターからの魔力供給がなくとも、一週間程度の現界が可能。 |
耐毒(?) | 毒に対する耐性。ランクは不明。 |
投擲(短刀)(C) | 短刀を弾丸として放つ能力。接近戦用ではなく、投擲用の短剣を用いる。 |
毒の刃(C++) | 「投擲(短刀)(C)」が変化したスキル。効果は概ね『投擲(短刀)』スキルと同等のものだが、毒ステータスを対象に付与するという付帯効果を持つ。 |
変化(潜入特化)(C) | 文字通りに「変身」する能力。自在に姿を変え、暗殺すべき対象に接近する事が可能。ただし、変身出来るのは自分と似た背格好の人物のみ。この条件さえ満たしていれば、特定の人物そっくりに変身する事も可能。多少の体型の違いであれば条件に影響は無い為、異性への変身も可能である。 |
静寂の舞踏(B) | 静謐のハサンの踊りは毒を振りまき、対象を弱らせ、宝具使用の成功率を高める。本来は魅了系のスキルだが、『FGO』では使用されない。 |
青ざめた死の舞踏(A) | 「静寂の舞踏(B)」が変化したスキル。詳細不明。 |
楽園への扉(B+) | 『FGO Material Ⅳ』にて記載されたスキル。マテリアルにも詳細記載はなく、全く謎のスキルとなっている。これが意味するものは果たして? |
妄想毒身(ザバーニーヤ)
- ランク:C→C+
- 種別:対人宝具
- レンジ:0
- 最大捕捉:1人
「主命を受諾。」
「熱く、熱く、蕩けるように。あなたの体と心を焼き尽くす――『妄想毒身(ザバーニーヤ)』」
猛毒の塊と言える肉体そのものが彼女の宝具。爪・肌・体液・吐息にすら猛毒が含まれている。また、直接の接触が無い場合でも汗を揮発させ吸収させることで、相手の肉体・精神機能を緩慢に失わせる事が出来る。その毒性は強靭な幻想種ですら殺しうる程で、特に粘膜の毒は強力。人間の魔術師であればどれほどの護符や魔術があろうと接吻だけで死亡し、英霊であっても3度も接吻を受ければ同じ末路になる。犠牲者の体にまで残留し、遺体に触れた者にも被害を及ぼす凶悪なもの。
詳細は該当記事を参照。
黒化英霊
『Prototype』の時間軸において、再び愛歌の配下として蘇った存在。黒化した事により聖杯の泥を猛毒の波として自在に操る能力を会得しており、その範囲は新宿を覆い尽くす程。ただでさえ凶悪だった宝具のレンジが大幅に広がったので厄介な事この上ない。
前述の通り、召喚直後にマスターである仁賀を殺してしまい、はぐれサーヴァントとなった。その後も願いを捨てられず、消滅を免れる為に街中で出会った一般人を殺して生命力を奪っていた(3日間で5人)ところを愛歌に拾われる。自身の毒が効かないその体質と彼女の美しさに心奪われたアサシンは、彼女の手足として活動し、キャスターの神殿の調査・バーサーカーのマスターの暗殺・ライダーのマスター及びその一族の抹殺等、重要な各場面で活躍した。そして、バーサーカーのマスターである來野巽との出会いが、彼女の運命と心境に大きな変化を与えることに。
Fate/Grand Order
メインシナリオ第1部6章『神聖円卓領域 キャメロット』の実装と共に参戦。レアリティは☆3。
アグラヴェインの配下に捕まっていたが、百貌のハサンの依頼を受けた主人公達に助けられる。
また、『FGO Material Ⅳ』の記述によると、今作の彼女は1991年の東京の聖杯戦争での記憶を継承していないらしく、作中で戦ったサーヴァントとは面識がない様子である。パラケルススの考察によると、彼女は「愛を求めて」現界しており、愛が得られたならばその記憶は英霊の座に封印され、別件で現界した時にその「愛を得た記憶」が再現されることは無いと推理している。
『輝け!グレイルライブ!!』では『夜に咲く毒の華』の霊衣開放を伴って登場。
ゲーム上での性能
《Quick:2/Arts:2/Buster:1》とアーチャー&ライダー型のカードバランスで、同格の百貌のハサンと同じで、HP/ATKもほぼ互角。Quickでのスター生産がそこそこ強くスキルで強化可能な一方、QuickでのNP獲得量自体は低め。スキルは、敵単体のチャージを低下させてCT発生率もDOWNさせる「変化(潜入特化)(C)」、クリティカルスターを発生させる「短刀(投擲)(C)」、自身の即死成功率・弱体化成功率をUPさせる「静寂の舞踏(B)」。百貌と比べるとデバフ特化で、味方への支援はあくまでスターの生産に留まっている。
宝具は『妄想毒身』。
種別はArtsで、効果は【敵単体に毒状態を付与(5ターン)&確率でスキル封印状態を付与(1ターン)&確率で宝具封印状態を付与(1ターン)&確率で即死させる&超強力な攻撃】。強化クエストをクリアすると、宝具の威力と毒のダメージ量が増加する。確率ながら複数種のデバフを与えることが可能。事前に「静寂の舞踏」を使用すれば、宝具の効果を更に有効に発揮させてやれる。
また、幕間の物語をクリアすると、「短刀(投擲)(C)」が「毒の刃(C++)」にランクアップ。クリティカルスターの数が+3個され、敵単体に5ターンの毒状態と毒のダメージを倍加させる蝕毒状態を同時に付与するようになった。さらに2つ目の強化クエストをクリアすると、「静寂の舞踏(B)」が「青ざめた死の舞踏(A)」へランクアップ。【自身のArtsカード性能アップとArts攻撃時に敵単体に毒状態を付与(5T)する状態(各3T)】が追加された。
これらの強化により、設定通りに相手を猛毒地獄へ追いやる毒の娘へと成長した。特に各スキルを掛けた状態で「大魔女の麦粥」「仄黒き妄執の令印」の指令紋章を装備したArtsと宝具によるブレイブチェインが全て決まれば、合計で1万以上という破格のスリップダメージが発生する。
弱点はやはりこの毒と即死に特化し過ぎた性能。
デバフを弾く弱体耐性や弱体無効化を持つ相手には毒が通じず、弱体解除でせっかく付けた毒を回復させられるのも厳しい。同様に即死も敵サーヴァントにはほぼ効かない事から、非常に相手を選ぶ性能をしているため、クエストの相手をキチンと把握した上で出撃したい。
余談だが、宝具演出は「気配を消して相手に近づいてキスする」という大胆なもの。しかもわざわざ座標計算処理まで使用してちゃんと相手と唇を重ねるという気合の入れようである。さすがに人外エネミーには上手く入らないが、サーヴァントをはじめ、等身大の人型エネミーならほぼ確実に口づけする状態になる。ついでにライダーには女性サーヴァントが多いので、わざわざキマシタワーの建設に勤しむ輩もいるとかいないとか……
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
仁賀征爾
己を呼び出した男性魔術師の召喚者。一般的な魔術師のマスターとしてはかなりの当たりで彼女を道具扱いせず共に勝利するために戦いを持ち掛けられた。
アサシンの可憐さに魅了されてしまい、彼女の求めるままにキスを交わした結果、毒で死亡した。
はぐれサーヴァントとなっていた己を救い上げた存在でセイバーのマスター。
猛毒を纏う己の体に触れても痛みどころか何も感じない、彼女の人間を超越した体質とその美しさに心奪われ、絶対的な忠誠を誓うようになる。ちなみに、愛歌はアサシンと正式な契約を交わしておらず、彼女に魔力供給を行っていない為、彼女は所謂"魂喰い"で現界の為の魔力を補給していた。
愛歌に従う者同士だが、その仲は険悪。
理由は彼がアサシンを「自分に触れても死なない相手なら誰にでも従う奴」「愛歌様の僕(しもべ)には相応しくない」と評して辛辣な言葉を投げかける為。彼女に「触れても死なない相手」として後述の”悪趣味なプレゼント”を送った張本人だが、最終的にはその真意を踏まえて、彼に一応の感謝の意を伝えた。『FGO』でも陰ながら色々とアドバイスをしている。
敵対するマスターの1人。バーサーカーのマスター。
バーサーカーが彼から離れている隙に、一般人の少女の姿で彼に接近、自分を敵と理解しながらも自分を殺すことを躊躇い、救おうとした彼の優しさに付け込む形で毒の口付けを贈り、殺害した。
彼の死後も「変わった相手」と心の何処かで彼のことを思い続け、キャスターから彼の死体を改造したリビングデッド(動く屍)を贈られるが……
愛歌の実の妹。無垢な子どもである彼女には好印象を抱いている。
一度、沙条邸で彼女と邂逅した際には、彼女を気遣って差し伸べられたその手を拒んだ。
愛歌のサーヴァントであり、愛歌が恋する存在。愛歌から彼とのノロケ話を聞かされる度に、彼に嫉妬はしまいと己を律してはいたが、完全には割り切れなかった様子。
最終的には愛歌を止める覚悟を決めた彼の手で討たれた。
敵対するサーヴァントの1人。スキル「頑健」のため「触れても死なない相手」に該当する相手であり、彼女の抱える闇を指摘した相手であるが、既に愛歌と出会った後だった為、彼の言葉を敢えて振り切った。ちなみに、『FGO』における彼の幕間の物語では主人公の回想シーンで登場し、主人公に「英雄アーラシュ」の伝承を歌として語った。しかし、伝承は知っていても「別の聖杯戦争」で戦ったことは知らない様子である。この辺りは彼女自身の幕間の物語で明らかになるが……
Fate/Grand Order
同じ「山の翁」の襲名者。彼らやカルデアのマスター達と共に危機に立ち向かう。
マイルームでハサンからハサンに対して専用台詞があるのは、現在のところ静謐から呪腕へのみ。
2017年の更新時に呪腕から静謐へのマイルームボイスも追加された。
仕事人気質の彼であっても、山の翁の掟の厳しさに憤っていた。
偉大なる「山の翁」の祖。初代ハサン・サッバーハ。
生前の己に引導を渡した相手で、彼に討たれたことだけが「山の翁」としての誇りだと語る。
第1部6章では戦闘能力を向上させた上で精神支配を受けた事でカルデア一行への試練の道具に使われてしまったが、主人公達の奮闘によって支配を解除させるという形で難を逃れた。マイルームでは「その毒の身体で結局何が護れたというのだ」と怒られている。翁殿、マスターが護られているんですが……(一応、初代様は「『自身の毒が効かない』盲目さ故に討伐するべき存在を守ってしまった」ということに対して言及しているという説もある)。
契約したマスター。
アグラヴェインの拷問を受け、消滅の危機に瀕していたところを助け出される。
命の恩人かつ自身に触れても死なない特殊な力を持つ為、恋心を抱くようになる。劇中ではハプニングキスを交わしているが、彼/彼女は毒耐性があるので無事だった。マイルームのベッドにいつの間にか潜り込んできてナチュラルに夜這いを仕掛けてくることもあった。なお、性別は問わない。
ちなみに自身の幕間の物語では、こちらでもアーチャーに毒が効かないことを知り、自身は立香を愛しているのか、それとも「毒が効かない者」を愛しているのかと悩む自体に陥った。しかし、最終的には彼/彼女自身を愛しているのだと結論づけた。
第1部6章にて敵対した者の一騎で獅子王の補佐(側近)。当初は彼に捕えられた後、拷問を受けており、ダメージで消滅の危機を迎えていた所をカルデアのマスター達に助けだされた。
自身を含めてマイルームのベッドに潜り込んでくるトリオ。同時に、溶岩水泳部のメンバーでもある。彼女らと比べれば静謐は直接的な言動が少なく一歩引いた控えめな態度に見えるが、彼女らのような人外でもないのに、同じ様に愛パワーで溶岩を泳いでいる時点で同類である。
抱けば確実に死ぬ自身に対して、「むしろ燃えてきた」と発奮する困った男。
彼女はフェルグスへの対処について、主にシェヘラザードに相談しているのだとか。
褐色肌娘アサシンコンビ。コラボイベント『輝け!グレイルライブ!!』では、彼女とユニットを組んでいた。ニトクリス自身が古い神代の呪術師であり、さらに特異点の効力で毒の効果が弱まっているため「触れても死なない」人物の一人でもある。
アサシンはいくつかの候補の中から奈須きのこ氏が選んだというが、「静謐のハサン」以外には爆殺タイプのアサシンだった「輝く星のハサン」なる候補もいたとか。作者曰く「出オチで終わっちゃいますから本当、静謐のハサンになって良かったと思います(笑)」とのこと。容姿は、百貌のハサンの人格のうちの1つで没になったちびアサシンが成長したような姿になっている。
Fate/Prototype蒼銀のフラグメンツ Fate/GrandOrder
メリーさんの電話:『蒼銀のフラグメンツ』作中で語られる都市伝説は、実際のこの都市伝説と「エイズ・メアリー」の都市伝説を掛け合わせたものである。
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