クリアスモッグ

くりあすもっぐ

ポケモンの技の一つ。

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データ

第五世代から登場した技。スモッグ（煙）なのに(物理的に)浄化する特徴を持つ泥の塊を投げつけるという存在自体が矛盾した原理の良く分からない技。

威力は50しかないが、相手の能力変化を元に戻す効果がある。この技を受けるとグロパンメガガルーラだろうが加速バシャーモだろうが能力変化がリセットされる。

能力を下げるではなく元に戻すなので特性クリアボディやしろいけむり、あまのじゃくやまけんきの影響を受けないが、くろいきりと違い鋼タイプには技そのものが無効化され、みがわり状態相手には、みかわりにダメージを与えられるが能力リセットが出来ないため注意。もっとも攻撃技なのでちょうはつやマジックミラーの影響を受けないのは大きい。また、忘れがちだが必中であるためちいさくなるなどで回避率を上げられても大丈夫。

毒タイプや炎タイプなど煙にまつわるポケモンが自力習得する他、コダックやタッツーなどの水タイプ、フワンテやヒトモシのようなゴーストタイプもタマゴ技で覚える謎の技。

技タイプはどく。毒を化学と捉えるならば「消臭スプレー」もしくは「除菌スプレー」のようなかもしれない、そんなものを出すポケモンも大概だが…。

ポケモン剣盾では、マックスレイドバトルでレイドボスが展開するふしぎなバリアを貫通して能力を元に戻せる点で注目されている（ただし、使いどころに気をつけないとバリア破壊時のデバフまで元に戻してしまうので注意）。

ちなみに、助っ人の1人であるおまわりさんのリクヒコの繰り出すコータスがこれを覚えているが、たいていは「かえんほうしゃ」を使うことが多く、「クリアスモッグ」の使用率は低い。運よく使ってくれたらラッキー程度に考えておいた方が良いだろう。

そして、2020年2月27日～3月2日にかけて開催されていた、「ミュウツーをたおせ!」では、めいそう&バリア崩し技として注目されていた。剣盾内で自力習得するのはドガース系統のみだが、エスパー技に弱いため、タマゴ技で習得するもらいび特性のシャンデラがちょうはつ、トリックルームと合わせた上で起用されることがあった。

ポケモンSVのテラレイドバトルでも、引き続き相手のバリアを貫通して相手のバフをリセットできることから注目されている。

ただ、前作と比べて習得者が減ってしまっているのが難点か。

レイドではグレンアルマとソウブレイズによく搭載されている。