『尾白くん私ちょっと本気出すわ 手袋もブーツも脱ぐわ』
『透明(インビジブル) 私は無敵!!!』
プロフィール
スニーキングミッションはお任せ 私の姿 全部見せます(不可視)!!
透明ゆえ大胆不敵!? 積極的に存在アピール
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
ヒーロー名 | ステルスヒーロー《インビジブルガール》 |
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個性 | 透明化 |
学校・学年 | 雄英高校ヒーロー科1年A組16番 |
出身校 | 毛糸(けいと)中学校 |
誕生日 | 6月16日 |
身長 | 152cm |
血液型 | A型 |
出身地 | 東京都 |
好きなもの | キャラメル、ドッキリ番組 |
性格 | すごく明るい |
個性把握テスト | 18位 |
一年一学期中間学力テスト | 16位 |
CV | 名塚佳織 |
概要
雄英高校ヒーロー科1年A組の女子生徒。主人公緑谷のクラスメート。
人物
透明化の“個性”が常に発動されている影響で他人からはその姿形は認識できないが、明るいキャラクター性と激しいアクションで異様な存在感を放っている。表情こそ見えないものの、作画上は「ニコッ」などの擬音でその時々の感情や声音が表現されている。
ノリがよく悪戯っぽい性格をしており、透明な見た目に反して(あるいは透明な見た目だからこそ)目立ちたがり屋気質なところがある。
クラス内では尾白と仲が良く、共に過ごしている場面がよく描かれているが、どちらかと言えば葉隠の方から尾白にちょっかいを掛けているようなシーンが多い。冬に開催した鍋パーティでは、尾白に対してわざと煮えていないお肉をよそって渡すというどっきりを仕掛けていた。尾白の方も葉隠の悪戯に毎回呆れつつも何だかんだで許しており、互いに気の置けない関係を築いているようである。
彼女自身は自分の姿や顔立ちを認識しており、おそらく透明化を自力で解除することもできるはずだが、人前に出るときは常時透明化の個性を発動させており、誰にも自分の姿を見せようとはしない。本人曰く「見えないのがアイデンティティ」とのことで、気分や信頼感の問題ではなく、とにかく人前では透明でいることにこだわりがあるらしい。
一応それでも日常生活で困っている様子はなく、例えば劇場版第一弾『2人の英雄』でジャンケンをした際には、手が見えない代わりにグー・チョキ・パーのプレートを出して周囲にアピールしていた。
ハイツアライアンスのお部屋披露大会では、意外にもA組女子の中では一番女子らしい部屋を披露した。このとき峰田に衣装箪笥を覗かれそうになっている。
また、特技のひとつとして体が柔らかさがあり、雄英体育祭でチアダンスを見ていた尾白によると「尋常じゃない軟体っぷり」を見せていたらしい。
コスチューム
透明化の能力をいかんなく発揮するため、ふだんのヒーローコスチュームは手袋とブーツのみでそれ以外は一切の衣服を着ていない。
本気のステルス行動が必要になるときはそれらも脱ぎ捨てて完全な全裸になる。
透明人間であるのでその姿は誰にも見えないため、本人には衣服を着ていないことへの抵抗は一切ない。
冬も手袋とブーツを厚めのものに変えるだけでそれ以外は何も身につけない。本人曰く「めっちゃ寒ーい!!」らしいが、当たり前である。
個性
個性は『透明化』。
常に透明化した身体が個性。いわゆる透明人間。身につけている物は透明化しない。両親も同じ透明化の個性。
原理的には体の表面の光の屈折率の変化させることで周囲から透明に見せているらしく、"個性"の応用として、反射光を調整することで敵に目眩ましをする技も持っている。
基本的には偵察などに向いた個性だが、透明で動きが読めないことから戦闘に応用することも可能である。
ただ彼女自身には拳藤や麗日のような武術の心得はなく、身体能力的にもあくまで一般的な女子高生の範疇であるため、格闘戦での活躍シーンは少ない。
仲間からも見えないので"個性"の巻き込みに要注意。USJ襲撃では轟に敵とまとめて凍らされそうになったこともある。
林間合宿の個性伸ばし訓練では、『隠密能力の向上』のため、障子を相手に気配を消し続ける訓練をした。
クラス内では青山の"個性"『ネビルレーザー』との相性が極めて良い。
光の屈折率を操作するという性質上、青山のレーザーによって葉隠がダメージを受けることはないうえに、葉隠の体や手でネビルレーザーを受けることでレーザーの軌道を自由自在に変化させることもできる。
葉隠には敵を確実に無力化できるような技が無く、青山の方にもレーザーの軌道が敵に読まれやすいという難点があるため、コンビを組むことで互いの弱点を補い合う形で戦闘力を格段に底上げすることが可能となっている。
葉隠も青山も決して一人では戦えないわけではないのだが、同じクラス、同じインターン先という合縁奇縁もあって、冬のインターンを機に様々なコンビ技を開発することになった。
必殺技
- 集光屈折ハイチーズ
自身の透明な肉体をレンズとして利用して、周囲の光を集光・屈折させての目眩ましを行う。
活躍
雄英体育祭は、第1種目障害物競走では38位でクリアし、第2種目騎馬戦では耳郎、砂藤、口田とチームを組み敗退する。詳細はこちらへ。
期末試験では障子と共にスナイプ先生に挑み、原作では詳細が描かれなかったが、どうやらかくれんぼの要領でなんとか出口まで逃げ切ったらしい。
アニメ版ではもう少し細かく描かれ、出口付近で遠距離攻撃を続けるスナイプ先生から2人で柱の陰に隠れていた。発煙筒で視界を奪われるも、障子が服を脱いだ葉隠の行動の意図を鋭く把握し、先生の射撃を引き付ける囮となる。そして先生の背後から近づいた葉隠がカフスをかけ、ミッションクリアとなった。
林間合宿襲撃の際は、耳郎と共にマスタードのガスを受けて意識不明の重体に陥る。そのためか全寮制移行の家庭訪問の際、家族の説得に苦労したという。
ヒーロー仮免試験一次試験では、スタート早々に傑物学園高校の攻撃で一度は1年A組皆バラバラになるが、終了間際に青山のレーザーを見つけ、まだ残っていた1年A組の皆と合流できギリギリで一次試験通過できた。
二次試験では個性などを使い救助活動を続け、無事ヒーロー仮免許を取得する。
雄英文化祭では、ダンスチームとして参加。アニメ版では全身が光る。どうやって…
A組・B組合同戦闘訓練では、第二試合に登場。出場者は、A組から青山・八百万・葉隠・常闇、B組から小森・拳藤・黒色・吹出。
小森の"個性"のせいで姿が見えそうになる。終盤に吹出にラッシュをかけている最中に、拳藤に確保される。第二試合はB組の勝利になった。
冬のインターンにて芦戸、青山と共にヨロイムシャの元で活動する。
僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!
見えないって中で存在をアピールするアグレッシブな女の子。
ヒーローを目指す生徒として個性を目立たせないといけないけど、個性を目立たせると逆に目立てないという二律背反が悩みどころ。
寝る時は裸派。合宿中は他の人に踏まれちゃうので、夜は青ダヌキなところで寝ることに。まぁ逆にアガるよね。
余談
関連イラスト
関連タグ
僕のヒーローアカデミア 雄英高校 雄英高校生徒一覧 ヒーロー科 雄英高校1年A組
全裸:※R-18注意(葉隠自身にはR-18要素無し、というか作りようがない…と思われているが、実はいくつかある。しかしその内容はやはり上級者向けである。)
インヴィジブル・ウーマン:身体を透過させる女性ヒーローの元ネタ。こちらは後天性かつ任意発動。
コンビ・トリオ・グループタグ
素顔について
えっ 私の顔? 最近みんな変だと思ったら そんなことが知りたかったのね!
しいて言えば楊貴妃と・・・・・
絶世の美女という設定で、文化祭のミスコンにて優勝する展開のプランもあったとか。ただ作者として作画のハードルが高すぎて描くのが無理らしく、pixivでは彼女の外見を予想したイラストも投稿されている。
なお、2021年夏公開の映画『ワールドヒーローズミッション』特典冊子の質問コーナーに「障子と葉隠の素顔を公開する予定はありますか?」という質問が掲載されているが、それに対しては作者が「障子はあります。葉隠についてはまだわかりません。」と回答している。
以下、ネタバレ注意
しかし、原作が最終章を迎え、彼女の素顔の一端についても遂に描かれる時がやってきた。
No.337『使い捨ての人生を』にて葉隠は、青山と両親の会話を偶然立ち聞きし、彼が敵連合に通じていたことを知る。それを緑谷、さらには1年A組の仲間に伝える役回りを担った。
その際に、自暴自棄になって発射した青山のネビルレーザーを自らの個性により屈折させた葉隠。そこで発生した大量の煙の奥に、彼女の姿がシルエットのようにうっすらと描かれたのだ。青山を問い質す葉隠の瞳には、確かに涙が浮かんでいた。
「…みんな死んじゃってもおかしくなかったんだよ」
「……日本中が… おかしくなっちゃったんだよ…」
「何考えて 教室にいたの!!?寮で!!みんなと暮らしていたの!!?ねぇ、青山くん!!!」
なぜこの時に彼女の姿が一瞬映ったのかは不明であるが、考えられる可能性としては「大量の煙がスクリーンとなってシルエットを映し出した」もしくは「通常時と異なる強力な光の屈折を行ったことにより常時発動中の個性が瞬間的に弱まった」「青山の裏切りに対する怒りと悲しみによる精神的作用で、一時的に光の屈折率が変わった」などがある。
実際のところ顔半分しか映らなかったため細かい容姿はわからないのだが、少なくとも黒髪ではなさそう(白系統の明るい髪色)ということとウェーブが掛かったセミロングの髪型であることは判明している。
↓全体の予想図(?)
後に第34巻発売日の2022年5月2日、作者の描き下ろしイラストで透明化が解かれた顔が、第368話の扉絵では髪色及び瞳のカラーリングが判明した。
なお、第368話の扉絵はヒーローコスチューム姿、すなわちほぼ全裸の姿でのイラストであり、局部こそ隠れているものの抜群のプロポーションがほぼヌード状態で公開された事に度肝を抜かれ、「話の内容が頭に入って来なくなった」と語る読者も多く見受けられた(葉隠役の名塚佳織も、あまりの衝撃にプルスウルトラしていたほどである)。
そして、全容が判明した途端に透明化解除のイラストが(全年齢・R-18ともに)大量投稿されたのは言うまでもない。
なお、pixivにおける素顔ありの作品については葉隠透(素顔)のタグが存在する。棲み分けや検索がしやすくなる為、作品投稿の際はこちらのタグも併記する事を推奨。