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源義経の編集履歴

2018-09-20 20:40:49 バージョン

源義経

みなもとのよしつね

平安時代末期の武将。
  1. 平安時代末期の武将。本項目で説明。
  2. 1をモチーフとした、無双OROCHIシリーズの登場キャラクター。本項目で説明。
  3. 1と同一人物と設定された鬼灯の冷徹の登場人物。本項目で説明。
  4. 真剣で私に恋しなさい!S」の登場人物。

概要

 河内源氏の棟梁・源義朝の九男、常盤御前の三男、鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟として生まれ、幼名を「牛若丸」、仮名は九郎、実名は義経

正妻は郷御前、側室は静御前。正妻の子に千歳丸(後に伊達家初代、伊達朝宗の養子になる中村朝定)と鶴姫(義経、郷御前とともに衣川の館でなくなる)。


 平治の乱で父・義朝が敗死したことにより出家を条件に平清盛に生命を助けられ、7歳の時に鞍馬寺に預けられた。寺では稚児名を遮那王と名乗っている。

 出家を拒んで寺を出奔し、旅の途中で武蔵坊弁慶をはじめとする様々な家来を得て、奥州平泉藤原秀衡に身を寄せた。1180年(治承4年)に頼朝が挙兵するとその軍門に加わり、武将として華々しい活躍をとげることとなる。

 異母兄の源範頼、軍監の梶原景時らと協力し、先に上洛した木曽義仲の追討を命じられて上洛し、近江国・粟津の戦いで義仲を倒した。その後は情勢を安定させるために京に留まり、範頼が西国へ向かっていたが、苦戦が続いて義経も戦場へ戻った。

 続いて瀬戸内海に逃れていた平家追討では一の谷屋島壇ノ浦などで時に正面からぶつかる勇猛さを見せ、時に断崖絶壁の崖を馬で駆け下りて平家の将兵の虚をつき、また、時に船の漕ぎ手を狙うなど奇策(悪く言えば卑劣)とも言える戦法で相手を手玉に取る戦術手腕で連戦連勝し、平家追討の最大功労者となった。

 しかし、その後、後白河法皇から検非違使に任じられたことが原因で頼朝と不和になる。許しを請うための書状・腰越状を兄・頼朝に送り、壇ノ浦の戦いで捕虜となった平宗盛・清宗親子を鎌倉に護送してくるも、ついに鎌倉に入ることを許されなかった。追いつめられた義経は後白河院から頼朝追討の院宣を得ることに成功したが、挙兵に誰も応じようとはせず、それどころか義経追討の院宣が出されて九州へと逃亡するも不運にも大嵐にあい率いる軍は四散し、秀衡をたよって弁慶らごくわずかな家来ともに奥州へ逃れる。最後には頼朝の追及を拒みきれなくなった秀衡の子・藤原泰衡に攻められて自害に追い込まれた。


 義経の人気は後に判官贔屓(ほうがんびいき)と呼ばれ、後世に歌舞伎(義経物)などで創作されたさまざまなエピソードで知られる。

 また様々な伝説を残した。鞍馬山で遮那王は天狗鞍馬天狗)から武術の修行を受けたといわれる。実は義経は平泉で死ななかったという伝説もあり、北方へ、北海道へ、ついには大陸へ生き延び、チンギス・ハーンになったという伝説すらある。(チンギス・ハーンの出生で不明なのは生まれた場所だけであり、他は生まれた年も両親の名前も残っており、義経と同一人物ということはあり得ない。これは英雄にどこかで生き延びていてほしいという庶民の願望の発露にすぎず、義経の他には、西郷隆盛なども「日本を脱出してロシアで生きている」という噂が広まった。)


関連史料

義経記 平家物語 源平盛衰記 吾妻鏡 平治物語


関連人物

源義朝 源頼朝 北条政子 静御前 武蔵坊弁慶 那須与一 後白河法皇 藤原秀衡 平清盛 平知盛


創作に登場する源義経

主な映画・テレビドラマに登場した源義経

映画『源九郎義経』(1962、東映)俳優:北大路欣也

テレビドラマ『武蔵坊弁慶』(1986、NHK新大型時代劇)俳優:川野太郎

テレビドラマ『源義経』(1990、TBS大型時代劇スペシャル)俳優:東山紀之

テレビドラマ『弁慶』 (1997、テレビ朝日新春時代劇スペシャル)俳優:西村和彦

テレビドラマ『義経』(2005、NHK大河ドラマ)俳優:滝沢秀明 俳優(子役):神木隆之介

テレビドラマ『平清盛(大河ドラマ)』(2012、NHK大河ドラマ)俳優:神木隆之介


鬼灯の冷徹』の源義経

義経様

CV.梶裕貴

上記歴史上の義経その人。

パッと見では性別の判断が付かないほどの、やや小柄な美少年

死後、その不遇な晩年から彼を鍛え育てた鞍馬山の大天狗が、“究極の判官贔屓”を発動させて地獄に召喚し、烏天狗警察警察官として抜擢して以来、地獄で生活している。


雑誌表紙ポスターモデルを務めるなど、伝説に違わぬ美少年として地獄でも大人気。

ただし、本人は自分の容姿にコンプレックスを抱え、日々肉体改造に苦心している。

……というのも、彼は生前から力士になるのが夢であり、太く逞しい体に憧れているのだった。幼少期に自分の夢を語ったところ、彼の美少年ぶりへの危機を感じた女官たちから、舞や謡いの稽古が続いたという。そして現在も、その夢を追い続けている。(なお喜々として告白して鬼灯に「有名人としての自覚が足りない」叱られている)

魔王サタンが講演会で美青年ルシファーから今のガチムチ系に変身して美しい感じた時のことを語った際には、妙に共感していた。

関連タグ

鬼灯の冷徹 残念なイケメン


コーエー作品での義経


源平合戦蒼き狼と白き牝鹿などシミュレーションものでは武力や指揮など戦争関係の能力が高めに設定され、政争に負けたためか政治力は低め。


ジンギスカン」での彼は裏切らない一武将だったが、「元朝秘史」では最高の武力と魅力で戦と外交に重宝する名将になり、チンギスハーンⅣでは何と藤原泰衡の配下として弁慶と一緒に二枚看板の活躍を見せる。

源平合戦」では主に源頼朝側に属し、平家やその他群雄を相手に戦う猛将だが、頑張れば他勢力でも使用可能である。最終シナリオでは、何と君主武将として使用可能になり、天下を取った兄の頼朝に反逆。困難ではあるが、逆転勝利すれば鎌倉幕府ばかりか奥州藤原氏までも倒す覇者となる。


無双OROCHIシリーズの義経

源義経

CV.織田優成


稲妻の玉や光の刃を放つ籠手を用いて戦う源氏の若武者。魔王再臨・呉軍シナリオで初登場。

仇敵である平清盛によって遠呂智が生み出した異世界に召喚され、濡須口で呂布と互角以上の戦いを繰り広げていた所を呉軍に保護される。

2では福島正則から尊敬の念で見られ、自らが知る鬼の伝説から酒呑童子との絡みも見せる。


生真面目な性格と女性に対する古風な考えで、周囲にからかわれることもあり

それが顕著になっているのがあやねとの会話である。


関連タグ

無双OROCHI 無双OROCHI2   平清盛(無双)  あやね(DOA)


その他の作品


少女義経伝

実は女性で、本名は「源九羅香」。年齢をどう計算しても、義朝の死後何年も後に生まれた事になるが、あまり史実を気にしない方がいいだろう。


乃木若葉は勇者である

乃木若葉の精霊として登場。切り札として憑依させる事で速さが増し、伝承に伝わる八艘飛びが可能になる。

姿は作中では見せていないが、花結いのきらめきでは勇者システムが最新式に統一された関係で結城友奈は勇者であるの精霊達と同じデフォルメされた容姿が明かされており、三好夏凜の義輝に似た人型をしている(喋る事もできるかどうかは不明)。


ラヴヘブン

源義経(ラヴヘブン)

乙女パズルゲームの攻略キャラクター。初期レアリティはSRでの登場。

異世界を救うため、主人公によって召喚された。

戦の天才でありスピード感のある戦いで敵を翻弄する。忠臣の弁慶に無茶振りする事も多々。(ゲーム内プロフィールより引用)

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