ムサシ(アニポケ)
ろけっとだんのむさし
プロフィール
年齢 | 無印2話登場時点で推定25歳(自称17歳) |
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別名(偽名) | キャンディ・ムサリーナ、ムサヴィ |
英語名 | Jessie |
人物
容姿
長い赤髪と青色の瞳が特徴。黙っていれば申し分のない美女であり、スタイルも良い。腹部を露出した白い制服にタイトミニスカート、サイハイブーツを履いている。
またへそはチャームポイントらしくツボツボに舐められたことがトラウマらしい。
その特徴的な髪型は幼少時代から変わらず(学生時代に後述のアイドル候補生を意識してか、ミヤモトに似た髪型に変えていた時期がある)、「女優の命」としてとても大事にしている。
水に濡れると非常に長く見えるのがお約束。
その一方で髪を切られたり、荒らされるなどして台無しにされるとコジロウやニャースが震え上がるほど怒り、ハブネークを素手で倒すほどの力を発揮する。
コジロウやニャース同様、本編では変装していることが多い。初期の頃は男装を披露した回もあった。
性格
高飛車で非常にわがまま。年齢を気にしている描写もあり、カスミに「おばさん」呼ばわりされて激怒するシーンも度々あり、その後も子供にも言われ、仲間のコジロウやニャースからも「後半年ぐらい(は大丈夫)かな」や「もうすぐおばさんだけど」と言われている(実年齢は20代半ばであり、怒るのも無理はない)。
女性らしく可愛いポケモンを好むが、毒蛾ポケモンのドクケイルや恐ろしい設定を持つミミッキュなども「可愛い」と絶賛しており、その守備範囲はかなり広い模様。
上述のように「女優」を自称しており、XY編ではカロス地方のチャンピオンであり大女優でもあるカルネに対抗心を燃やしたり、SM編ではポケモンスクールで生徒たちによって上演されていた演劇に大女優ムサバーバラを名乗って乱入したりしたこともある。
上記のようにナルシストだが目標のために突き進もうとする意欲も強く、妥協もしないなど、意外に努力家な面もある。
ロケット団らしく悪事を行う事はあれど、相方と同じく本質的にはポケモンをとても大事にする人情家としての側面も持つ。
アーボックやドクケイルと別れざるを得なくなった際には涙を流していたり、ミミッキュの被っている布が破れてしまった際にはきちんとピカチュウの形に修復し、ヤミカラスに奪われた際には取り返そうとしたほど。ミミッキュに対して掛けた『ピカチュウの姿でいる事があんたにとって大事みたいだし』という言葉にも表れている辺り、他者の好き嫌いや信条には理解のある人物である事が伺える。
その感情は他人のポケモンや野生のポケモンに対しても向けられており、普段ポケモンを捕獲する際にも極力傷付けないようにしている他、自分達と同じく茨の道を歩んできたヒコザルに対してはかなり感情移入していた。
ポケモンコーディネーター・パフォーマーとして
過去にも出場経験があるらしく、AG編からポケモンコンテストに出場し始める。
コーディネートのセンスは割と高く、特に発想力等に関しては時にハルカやヒカリを上回ることもあり、審査員たちからも高い評価を受けている。
コーディネートの秘技を編み出すため、コジロウやニャースの力を借りて血の滲む努力もしているとのこと。
最初こそは、ムサシのアピールのコンセプトである「自らを吹っ飛ばす演技」の評価が今一つでなかなか成績を伸ばせなかったが、自分のポケモンの魅力を引き出しながらスタイルを貫いていくことで徐々に成績を伸ばし、ケンゴを破り初めてのリボンゲットに至った。
AG編では毎度衣装や名前を変えて出場していたが、DP編からは「キャンディ・ムサリーナ」という名前と衣装を統一し、正式なライバルの一人として出場。
手持ちポケモンの少なさをカバーすべくコジロウのポケモンを借りて出場することも多く、ムサシのポケモンだけでなくコジロウのポケモンの個性を有効活用したパフォーマンスを披露することもあった。
そしてシンオウグランドフェスティバルでは、ついにベスト4の実績を残した。
XY編ではトライポカロンの存在を知り、「ムサヴィ」の名前で出場。こちらはコジロウのマーイーカは使用せず、代わりにニャースとともに出場することが多い。
初参戦のヒヨク大会では一次審査で敗退したものの、それ以降は2次審査に進出するようになり、レンリ大会では見事初優勝を決めた。
その後別の大会で残り2本のプリンセスキーを集めたらしく、マスタークラスへ出場し準決勝まで進むも、サナと共に敗退となった。
優勝できなかったためコジロウたちからは機嫌が悪くなるかもと危惧されていたが、本人は「これでカロスの奴らにあたしの美貌を知らしめることができたでしょうよ」と、特に気にしていない様子。
過去
詳しい生い立ちは不明だが、『サウンドピクチャーボックス ミュウツーの誕生』にてミヤモトという女性ロケット団員が「ムサシという娘がいる」と発言していることから、彼女が母親ではないかと思われる。
番外編「ルージュラのクリスマス」では豪華な家に住んでいたが、ムサシの母で幹部だったミヤモトがミュウを探してリアルアメリカ(イッシュ地方)で行方不明になった影響で、番外編「イワークでビバーク」の話ではムサシのおばあさんと共に貧乏生活をしていた。
少女時代から不味い物を食べていたせいか、極度の味覚音痴。
ラッキー(現在はハピナスに進化)と一緒に看護婦(今で言うポケモンドクターに近いか)になろうとしたが、なれなかったことがある。ハピナスのペンダントを半分に割って友情の証として片方ずつ所持しており、DP編38話(タケシのピンプク加入回)でもそのエピソードを回想しながらペンダントの片割れを所持し続けていた。
また、アイドルになるために付き合っていた彼氏と別れてオーディションを受けたが落選したこと(無印編メタモン回・DP編ドクケイル離脱回)もあった(回想シーンによるムサシの容姿から、時系列はアイドル候補生→看護学生の順と思われる)。その後はチャリンコ暴走族となり、しばらく後にロケット団に加入。
ロケット団の入団試験の頃は、上述の通り母親が行方不明・親戚の家をたらい回し・夢を何度も失うなどの凄惨な経験から人との付き合いが苦手で、現在や少女時代とは逆に非常にストイックな性格であった。
チームメイトからは「死神ムサシ」と呼ばれていたらしい。
ポケモンコンテストやトライポカロンにおける実力や目立ちたがり屋の性格は、学生時代の経験による物かもしれない。
また、それ故に恋愛関連にもそこそこ敏感でニャース同様理解力も高く、オレンジ諸島編では相思相愛だがトレーナー同士の中が悪いせいで結ばれずにいるニドランのオスとメスの恋を叶えるべく一芝居打ち、DP編ではドクケイルの恋を実らせるために涙ながらも逃がしたり、XY編では長年の付き合いであるソーナンスをメスのソーナンスの元に置こうとしたこともあった(最終的にソーナンスはムサシたちとの付き合いを優先し、メスのソーナンスと別れた)。
イベント『世界の破壊を防ぐ悪』にてまさかの登場。
カスミやタケシなど今までのキャラはゲーム基準設定でキャスティングも変更したのにも関わらず、アニメ初出キャラが何故参戦出来たのかというとこれは彼らは過去にピカチュウバージョンやLet's Go!ピカチュウ、Let's Go!イーブイに逆輸入で登場していた為、現時点ではゲームキャラのみという縛りは一応破られてはいない。
オコヤのジャングルへ向かっていたのにパティオには何時の間にか来てしまう。
その後はコジロウとニャースと共に色違いのセレビィを追っていた所をブレイク団と出くわして抗争している所に主人公と遭遇し、ブレイク団を追っ払う為にセレビィを助ける為と口車に乗せ、主人公を利用しようと共闘するが三人とも時折、自らを悪党だとばらしたり、悪巧みを口走りそうになるなどどこか抜けている所は変わらない。
その後はいつものようにゲット出来ず、そればかりか正義の味方として感謝されてしまう。手ぶらでは帰れないと主人公や他のトレーナー達のポケモンを隙を見て盗もうとすり寄って仲間入りする。
バディとしてゲームと同じアーボックと共に実装された。
PVはアニメと変わらず林原めぐみである。
手持ちポケモン
どくタイプ・ゴーストタイプのポケモンを持つ傾向が強く、本人も「悪党はどくタイプポケモンが似合う」と言っている。
またメスの割合が多いが、性別に関しては後で気づいて把握することも多い。
ムサシの場合、ボールを投げてみたらあっさりゲットできたというパターンがほとんど。
現在の手持ち
- ソーナンス(♂)