概要
グラフィックが完全に3D化され、キャラクターも原画の等身がそのまま再現されている。
職業システムを廃し、レベルアップによる成長の他、レベルアップ時に得られるスキルポイント(SP)によって呪文や特技を習得するようになった。
テンションを溜めることで攻撃力が上昇するシステムが登場した。
そして、錬金釜によってアイテムを合成できるようになった。
また、本作は日本で発売されたPlayStation 2用ゲームソフトでは最多の出荷本数を記録しているゲームである。
なんと、発売どころかPS2での開発決定というだけでCMが流れた。珍しい作品。
後に移植・追加要素のあるニンテンドー3DS版がリリースされた。
あらすじ
主人公が近衛兵として仕えるトロデーン王国は、ある日道化師ドルマゲスによって呪いをかけられイバラに覆われてしまう。
トロデ王はモンスターの姿にミーティア姫は白馬の姿にされ、ほかに城にいた者も主人公を除き植物と化し、城は魔物の巣窟となってしまう。
主人公はトロデとミーティアと共に、呪いを解くためにドルマゲスを追う。
ヤンガス、ゼシカ、ククールを仲間に迎えた主人公達は、幾多の冒険を経てとうとう闇の遺跡でドルマゲスを追い詰める。そしてドルマゲスの撃破後、彼の持つ杖に封印されていた暗黒神ラプソーンの存在が明らかになる。
登場人物
パーティキャラクター
3DS版からの追加パーティメンバー
七賢者の末裔
以下1名は名前のみ
七賢者の末裔との関係者
その他重要人物
- ルイネロ(CV:稲葉実)
- ユリマ(CV:佐藤利奈)
- ポルク(CV:田村睦心)
- マルク(CV:合田絵利)
- パヴァン(CV:羽多野渉)
- イシュマウリ(CV:杉田智和)
- クラビウス(CV:金尾哲夫)
- チャゴス(CV:宮田幸季)
- レティス(CV:合田絵利)
- ラグサット
- ラパン(CV:石住昭彦)
竜神族の里
モンスター(ドラクエ8初登場のモンスターのみ記述)
- デンデン竜
- プリズニャン
- バベルボブル
- ウィッチレディ
- バードファイター
- ワニバーン
- サイコロン
- ワンダーフール
- いばらドラゴン
- くしざしツインズ
- びっくりサタン
- さつじんイカリ
- ポグフィッシュ
- わかめ王子
- シーメーダ
- オーシャンクロー
- ノックヒップ
- パペットこぞう
- なぞの神官
- プークプック
- メタッピー
- モヒカント
- バッファロン
- デュラハーン
- シャイニング
- 海竜
ボス
- ザバン(CV:青山穣)
- オセアーノン(CV:多田野曜平)
- なげきの亡霊
- ドン・モグーラ(CV:宮澤正)
- アルゴリザード/アルゴングレート
- キャプテン・クロウ(CV:丸山壮史)
- レオパルド(CV:高木渉)
- マルチェロ(CV:諏訪部順一)
- ドルマゲス(CV:子安武人)
- 妖魔ゲモン(CV:後藤光祐)
- 暗黒の魔人
- ジャハガロス(CV:石住昭彦)※3DS版のみ
- ラプソーン(CV:高木渉/大友龍三郎)
3DS版での新要素
新たなる仲間
上記の通り、新たに、オリジナル版ではモブキャラだった「モリー」と「ゲルダ」が仲間になる(ゲルダはある程度のストーリーが進んだ後、モリーはモンスターバトルロードSランククリア後に仲間になる。仲間にしなくてもクリア可)。それに加え、新たなる武器も登場し、一部の仲間にも、装備できる武器が見直されている。
ボイス機能
ナンバリング作品初のフルボイス対応。すべてのイベント及び、戦闘の一部の特技使用時に、豪華声優陣の撮り下ろしの声が聞けるようになる。なおボイスをオフにすることもできる。
追加シナリオ
3DS版では、主人公とミーティアの出会い、ドルマゲスの過去、マルチェロのその後など、オリジナル版では語られなかったシナリオが追加されている。
新モンスター
オリジナル版では登場しなかったモンスターや、本作初のモンスターが多数登場。及び、フィールドでのモンスターとの戦闘では、シンボルエンカウント方式に変更。PS2版でもシンボルエンカウントだったスカウトモンスターは頭上にマークがついているため、判別できる。
戦闘の高速化
戦闘時に「はやさ」のコマンドた追加され、「はやい」に設定すると、戦闘スピードが1.5倍になる。
すれ違い対応
本作はフィールドで写真が取れ、写真を加工して他のプレイヤーと写真を交換することができる。
新たなるエンディング
ゼシカに関する新要素。リブルアーチでゼシカが仲間に復帰した後、リーザス村のあるイベントをこなすと、エンディング分岐が発生するようになった。
追加ダンジョン
ストーリー終盤に出現する「奈落の祭壇」と、クリア後に特定の条件を満たすと出現する「追憶の回廊」が追加。追憶の回廊の最深部にはシリーズお馴染みの強敵が潜んでいる。
余談
3DS版ではエイトには声優が設定されていなかったが、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALで勇者参戦としてエイトもファイターとなっており、声の担当が梶裕貴となった。
あれこれ
タイトル | ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 |
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機種 | プレイステーション2/ニンテンドー3DS |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2004年11月27日(土)/2015年8月27日 |
希望小売価格 | 税込9,240円/5980円 |
開発 | レベルファイブ |
販売元 | スクウェア・エニックス |
CERO | A(全年齢対象) |
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