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2021-02-23 18:49:40 バージョン

steins;gate

しゅたいんずげーと

2009年に発売された、Xbox360用のアドベンチャーゲーム作品。もしくはそれを原作とするアニメ。

pixivタグではSとGが大文字になっている「Steins;Gate」の方が登録数が多い。


概要

5pb.ニトロプラスコラボ企画「科学アドベンチャーシリーズ」第2弾。2009年Xbox360用で発売された。


第1弾『Chaos;HEAD』(カオスヘッド)の世界観と設定を受け継いでおり、前作が渋谷を舞台としていたのに対し、今作は秋葉原を舞台としている。なお、前作をプレイしていないと理解不能ということはなく、本作のみで十分楽しめる。


2015年12月10日には正統続編となる『Steins;Gate0』が発売された。


さらにいろいろな意味で重要な年である2017年には新たな要素と共に大幅にアップデートした『STEINS;GATE ELITE』の制作決定が発表された。こちらは『やるドラ』などを意識した『フルアニメーションアドベンチャー』となっている。


Steins;Gate0

ゲーム版に関しては2015年秋予定で発売され、対応ハードは発表の段階でPS3/PS4/PSVitaとなっている。発売日に関しては秋予定が延期となり、12月10日へと変更された(この延期は上記の世界線変動が決定したため行われたもの)。XBoxが対応ハードに入っていないが、「開発ラインが空いていない」(志倉千代丸氏のツィッターより)ためであり、将来的にはスマホ等でも遊べるようにしたいと発言している。


そしてWindows版が2016/06/24発売される予定であることが発表されたが、発売日は同年の8月26日までのびた。


アニメ版の企画が進んでいることも2017年7月28日に発表され、2017年10月より再び無印版Steins;Gateが再放送された。そしてその最終回から1週置いた2018年4月より独立UHF局ほかAT-Xにてアニメ版「ゼロ」が放送開始。


またSteins;Gate 0のノベライズ版の発売も決定しているとのこと(本来、Steins;Gate 0の原作は小説作品のため、ゼロやCHAOS;CHILD等の新規要素によるブラッシュアップ作品かゼロの別ルートの小説化だと思われる)。


本作に加え、ファンディスクである『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』、本編のスピンオフ作品である『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』がセットになった『STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソート』が発売中。


ストーリー

厨二病から抜け出せない大学生の岡部倫太郎。彼は秋葉原を拠点に、小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」にて、サークル仲間と日々珍妙な発明を繰り返していた。


2010年7月28日、岡部は単位取得のため同期にして友人の橋田至と共に向かった講義会場で、弱冠18歳でアメリカの科学誌に学術論文が掲載された天才少女、牧瀬紅莉栖と出会う。しかし、彼はその数時間前にラジオ会館の8階奥で大量の血溜まりの中に倒れる彼女を見ていた。


そしてそれを橋田へ報告した携帯メールは、何故かその1週間前の日付で受信されていた。

検証の結果、発明品の一つである電話レンジ(仮)が偶然にも携帯メールを過去へと送るタイムマシンとしての機能を備えていたことが判明する。そしてその偶然が全世界の未来を左右するできごとになると、世紀の大発明に浮かれていた岡部自身は知る由もなかった―――。


※〔転載元:「Steins;Gate」『ウィキペディア日本語版』2009年11月15日 00:57 UTC。http://ja.wikipedia.org/wiki/Steins;Gate


内容

タイムトラベルを題材とした本格SFノベルゲーム。 2ちゃんねる(作中は@ちゃんねる)語を多用したキャラクター同士の会話や 流血表現、多少のホラー表現等が特徴。「C」(15才以上対象)指定。


妄想科学ADV『Chaos;HEAd』とは異なり、ジャンルは「想定科学ADV」。前作と比べて、比較的現実の理論や事象をモチーフにしている。キャラクターデザインブラック★ロックシューターで有名なhuke氏を採用したことでも話題になった。


本作品では通常のアドベンチャーゲームのような選択肢は存在せず、代わりにフォーントリガーという携帯電話を使ったシステムが重要となる。場面ごとに送受信するメールや登場人物との通話のタイミングによって物語が分岐し、たった一通のメール、一本の電話が大きくルートを変える場合もある。


公式がネタバレ」と言われるほどに公式サイトなどにおけるネタバレが多く「プレイする前に情報をググらない方がいい」などの意見も出ている。


特にWindows版のイメージソングである「A.R」が流れるPVでは最後まで通してプレイしたプレイヤーでなければ見てはいけない程のネタバレが詰め込まれているので注意してほしい。興味を持ったなら公式サイトを見るのではなく、Xbox360版の体験版などをプレイした方が無難である。


テレビアニメが放送終了したこともあり、Wikipediaにもネタバレが記載され、インターネット全体にもネタバレ解禁のムードが漂っている。pixivも例外ではなく、内容を前提としたファンアートが多く投稿されており、閲覧はゲームクリア後、もしくはアニメ視聴後を推奨する。


また当然ながら、続編作品である『Steins;Gate 0』は存在自体が無印のネタバレであるため、公式サイドが散々言っているように無印のゲームクリアかアニメ版を最低でも23話(βルートが望ましい)まで見てプレイする必要がある(こちらも公式サイトがネタバレの嵐である)。


メインキャラクター

オカリンペロペロ

本作の主人公。東京電機大学1年生。愛称はオカリン。強烈な厨二病が特徴で、自らを「狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真」と名乗る。


常に悪役っぽく上から目線で振舞い、何かと人に下らないアダ名を付け、空気を読まずに厨二病を発現させたりするために友人が少ない。そのためかラボメンは「宝物」と称するほど大事にしており、彼らの危機には命を賭けてでも助けようとする。


「鳳凰院凶真」時の〆の言葉は「――それが、運命石の扉(シュタインズゲート)の選択か。エル・プサイ・コングルゥ」。特に意味はない。


クリスティーナ

本作のメインヒロイン。ヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所所属研究員。飛び級でアメリカの大学を卒業し、17歳にして学術雑誌「サイエンス」に論文が掲載される才女。


常に隙を見せないよう、ムスッとした表情をしていて友達はいない。馬鹿な人間が嫌いで、特に厨二病の岡部に対しての突っ込みは容赦ない。特にクリスティーナ助手 といった彼からのアダ名には心底うんざりしている。


実は@ちゃんねる(現実の2ちゃんねるに相当)の住人で、口を滑らせてネットスラングを喋ってしまう場面がある。メシマズ系女子。


砂時計

本作のもう一人のメインヒロイン。岡部の幼馴染的存在。御茶ノ水にある私立花浅葱大学附属学園2年生。小柄、太眉童顔、そして巨乳。おまけにオタク趣味持ち。これなんてエロゲ?


一人称は「まゆしぃ☆」、口癖は「トゥットゥルー♪」。


食いしん坊でマイペースかつ天然な楽天家。あまり空気は読めず、目を離した隙にいなくなることも。難しい話には全く付いていけずアホの子な印象は否めないが、時に優れた観察力や運動神経を見せる。心優しい性格により周囲から愛されている。


未来ガジェット研究所階下にあるブラウン管専門店「ブラウン管工房」の押しかけバイト。元気でちょっとがさつな自転車大好き娘。店長がいない隙に仕事をサボって自転車の整備をしている。


性格は良く言えば人懐っこく、悪く言えば馴れ馴れしい。割と面倒見がいいが、深いところには互いに干渉しない。「一人前の戦士」を自称しており、格闘技やサバイバル術に詳しい。そのため岡部に付けられたあだ名は「バイト戦士」。


バイクによく乗るのに自転車に乗ったことはないなど、どこか世間知らずで常識外れな面がある。


センシティブな作品

四ッ谷にある私立金糸雀学園2年生。メイド喫茶「メイクイーン+ニャン2」の人気No.1メイド。まゆりもそこでバイトしており、仲が良い。なお、この名前は源氏名。


岡部に引けを取らない厨二病の持ち主で、岡部がうっかり厨二病台詞を言おうものなら、それを巻き込んでさらに上をいく厨二病設定でまくし立てる。ゆえに岡部からは避けられている。

裕福な家の生まれで育ちは「お嬢様」といっても過言ではないが、本人は決してそれを表に出さない。


ルカ子

御茶ノ水にある私立花浅葱大学附属学園2年生で、まゆりのクラスメイト。見た目・言動は完全に美少女のそれだが秋葉原にある柳林神社の一人「息子」。つまり男の娘


自己主張が乏しく、恥かしがりや。だが男だ。オカリンの厨二病設定を真に受けてしまう程に純情。だが男だ。当たり前だがヒロインの中で一番胸が小さい。だが男だ、「ヒロイン」ですらない。かわいいは正義。だが男だ。とあるイベントでプレイヤーが驚く(でもなんだか納得できる)ウルトラCを決める。だが男だ。


色々な意味で男の娘の可能性について考えさせられるキャラクター。なにせ男だからな!

ちなみに岡部からは「ルカ子」と呼ばれている。


桐生萌郁

IBN5100という旧型のパソコンを探して秋葉原をさまよう女性。人と話すのが苦手で、極度の携帯依存症。目の前にいる相手と話すときでもメールで会話しようとする。しかしメールでは口調(文体)が激変し、顔文字を使うなどとてもフランク。送信頻度も異常。


メールを打つ速度が度を超しているため、岡部が名付けた異名は「閃光の指圧師シャイニングフィンガー」であった。


ダル

東京電機大学1年生。岡部の数少ない友人の1人。日常会話でもネットスラングを使い、二次元や三次元はおろか無機物にも萌えられるアクティブなオタク。かなりの肥満体型で、無呼吸症候群の傾向がある。


岡部の無茶な注文には「めんどくさい」と言って雑に済まそうとするが、友人としては信頼している。プログラミングやクラッキングの技術に長けており、自ら「スーパーハッカー」と名乗るほど自信を持っている。未来ガジェット研究所の発明品も、そのほとんどは彼が製作した。だが岡部からは「スーパーハカー」と呼ばれ、その度に訂正を求める。


作中の活躍・ポジションの重要さから、ファンの中には「シュタゲ最強の萌えキャラ」と称する意見が出るほどの隠れた人気者だが、限定版の設定資料集に紹介されていないなど、公式の扱いは不遇。


いくらデブヲタな野郎だからって、これはひどいお!!ヽ(`Д´#)ノ


HERE COMES A NEW CHALLENGER!

未来ガジェット研究所の階下にあるブラウン管専門店「ブラウン管工房」の店長。岡部は彼をミスターブラウンと呼ぶ。ブラウン管と娘をこよなく愛する。娘に危害を加える人間と液晶テレビに殺意を抱く。


とりあえず外見だけで、どんなキャラかおおよそ察しがつくだろう。度を越した親バカっぷりから岡部は「実に気持ち悪い」と漏らした。お前が言うな


なえニャンニャン

ミスターブラウンの一人娘。たまにブラウン管工房へ遊びにくる。未来ガジェット研究所の女性陣とは仲がいい。対して岡部や橋田などには怯える。大人しい性格で、岡部の厨二病が発現するとびっくりして鈴羽や父親の後ろに隠れる。


サブキャラクター

ガイアが俺にもっと輝けと囁かれている感じの雷ネッター。雷ネットアクセスバトラーズの池袋地区代表、ヴァイラルアタッカーズのリーダー。性格は卑劣な子悪党で「チョイ悪」を自称する厨二病だが、岡部よりもはるかにレベルが低い。


学会から放逐された物理学者で、世間では色物発明家として知られている。ラジオ会館でタイムマシン完成記念会見を開いたが、ジョン・タイターのパクリだと岡部に論破されてしまう。


るかの父。いかにも優しそうで常識人に見えるが、息子に巫女服を着せたり、巫女舞を教えたりしているため、作中一番のHENTAIなのではないかと疑われる。岡部曰く「物腰は柔らかく、尊敬できる大人だ。ルカ子の育て方を間違えた以外は…」岡部のことを本気で「鳳凰院凶真」が本名だと思っていた。どうやらルカ子の性格は彼譲りらしい。


2010年の@ちゃんねる(現実の2ちゃんねるに相当)に突如出現した人物。IBN 5100というレトロPCを入手するために、2036年から1975年へ来たタイムトラベラーだと自らを名乗り、独自のタイムトラベル理論を書き込んでスレッド内に論争を巻き起こしている。現実世界においてジョン・タイターは2000年のアメリカの掲示板に出現している。このゲーム内でもそうだったらしいが岡部しかそのことを覚えていないようだ…。


スタッフ

  • 企画原案:志倉千代丸(5pb.)
  • シナリオ:林直孝(5pb.)
  • シナリオ構成協力:下倉バイオ(Nitroplus)
  • キャラクタデザイン:huke
  • ガジェットデザイン:SH@RP
  • プロデューサー:松原達也(5pb.)
  • アートディレクター:ぺはら塗装(Nitroplus)
  • 音楽:阿保剛(5pb.)、磯江俊道(ZIZZ)

アニメ

2011年4月から9月まで、独立UHF局ほかAT-Xにてテレビアニメが放送。2013年4月20日からは劇場版『Steins;Gate 負荷領域のデジャヴ』が公開された。アニメ最終回後(正確にはSPECIALである25話の後)を描いた完全新作エピソードとなる。


主題歌

OPテーマ

EDテーマ

  • 「刻司ル十二ノ盟約」

再放送

TOKYOMXBS11の2局にて、二度にわたって再放送された。TOKYOMXでの放送に関しては、試験運用中のアプリ「エムキャス」に対応している。二度目は発売5周年を記念したもので、その年の7月からの放送であった。


その際、以下の変更が加えられた。


  • 23話において、ある人物の行動をきっかけ(正確にはあるものがこなかったこと)に、本来のルートとは異なるβルートへと変化。当時発売が予定されていたゲーム版「ゼロ」へと続く展開になった。
  • そのため、再放送では本来の24話(ニコニコ生放送では24話(SG)と表記)ではなく今回の23話(β)を作る事になった流れ、シュタゲゼロに関する特別番組となった。
  • また、二度目の再放送でも23話がβルートに変化したものとなっており、かつ24話を放送しないまま最終回となった。これは、その翌々週から放送開始予定のアニメ版「ゼロ」へと繋げたいという、前回再放送時に志倉氏が構想しながらも諸事情でやれなかった構成だと推測されている。

関連イラスト

ニャンニャンタックル未来ガジェット研究所

steins;gateシュタゲ、ほぼ全キャラ

Steins;GateSteins;Gate


関連イベント


関連タグ

表記揺れシュタインズゲートシュタインズ・ゲート
カップリングタグオカクリおかまゆオカスズオカルカオカマホ
楽曲Hacking_to_the_Gate
関連作品カオスヘッドChaos;HEAdROBOTICS;NOTESCHAOS;CHILD
コラボ
  • CHUNITHM:コラボをする事になった音ゲー。ラボメンメンバーが登場するだけでなく、アニメ版主題歌「Hacking to the Gate」等も収録。
  • 御城プロジェクト:RE:コラボする事になったブラウザゲーム。ラボメンメンバーがイベント期間限定で入手出来る。
その他だが男だIBN5100志倉千代丸まっちょしぃこの世界線はなかったことにしようラボメンヽ(*゚д゚)ノカイバー鳳凰院紅莉栖牧瀬プリン未来ガジェット研究所荒ぶる助手のポーズダイバージェンスメーターうーぱ阿万音由季ドクターペッパーこころむすび

評価タグ


外部リンク

想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』公式Webサイト

TVアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』公式サイト

STEINS;GATE0 公式ティザーサイト

Steins;Gate - Wikipedia

FrontPage - Steins;Gate/シュタインズ・ゲート 攻略・考察Wiki

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