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ヒヒダルマの編集履歴

2022-03-02 22:16:26 バージョン

ヒヒダルマ

ひひだるま

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.555
ぶんるいえんじょうポケモン
たかさ1.3m
おもさ92.9kg
とくせいちからずくダルマモード(夢特性)
タイプほのお(※)

※ダルマモード時のみ、エスパータイプが追加。


その他言語

和名英語風表記Hihidaruma
英語名Darmanitan

進化

ヒヒダルマッカ

初期最終
ダルマッカヒヒダルマ(レベル35)

概要

ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場した、ダルマッカの進化系。


だるまのような体型はそのままに、狒々の様な姿となり、ゴリラじみた半四歩行をするようになった。

名前の由来も「ヒヒ(狒々)+ダルマ(達磨)」に「火だるま」をかけたもの。


常に燃えている特徴的な炎の眉毛を持ち、常に開いている口からは閉じたギザ歯を見せている。

腹部には、特徴的な3本の模様があり、背中にも波状の模様がある。


非常にパワフルなポケモンで、性格も喧嘩っ早い乱暴なもの。体内で1400度のを燃やすことによって、ダンプカーパンチで破壊する程のパワーを作る。

一方自身が戦いで弱まると、打って変わってのように動かなくなり、姿も戦い方も変化して、心を研ぎ澄まし精神力で戦うようになる。


ゲーム上の特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ
10514055305595

ゲーム発売前から公開されたポケモンの一匹。しかもかなり早い時期に公開された(オープニングにも登場している)。

非常に優れたポケモンであり、進化前のダルマッカは序盤で手に入るので、しばしばバオッキーと比較される。ちなみに"炎上ポケモン"ということで最後に「オーバーヒート」を習得する。


攻撃が最も高く、素早さ・HPも高めという攻撃的なステータスを持つ。

特に「こうげき」の種族値が140と非常に高く、現在でもほのおタイプの中ではトップクラス。これはドサイドンと同じだが、素早さはこちらの方が圧倒的に素早く、速攻性に長ける。


逆に特攻は僅か30とほのおタイプ最弱であるが、高い攻撃を軸にしていけば気にならないだろう。

防御・特防もかなり低いため、威力の高い技での短期決戦を狙っていくべき。


対戦面ではその攻撃力を生かした物理技が主体となる。

特性「ちからずく」の恩恵を受けられ、高いHPともシナジーのある「フレアドライブ」は必須級。

威力は実質"234"に跳ね上がり(半減でも"117")、単純な威力だけなら600族をも超えるのは非常に魅力的である。

なんと言うか、"フレアドライブをぶっ放すために生まれてきたポケモン"と言っても過言ではない性能である。


同タイプ対策では特性の効果こそ乗らないものの「じしん」が優秀。いわタイプ対策も兼ねられる。

また、いわタイプ対策には威力で上回る「ばかぢから」もある。ただし、使うと能力が下がるので注意。

アームハンマー」は素早さが落ちるので一撃で倒せないと相手の次の反撃が辛い。


苦手な相手や交代読みには「とんぼがえり」がオススメ。こだわり系アイテムとの相性も良い。フォルムチェンジでエスパーになるからかトリックも習得でき、耐久型のポケモンにこだわり系アイテムを押しつけて機能停止させる事も出来る。


補助技としては「はらだいこ」があるが、自身の耐久や「フレアドライブ」を連発する事を考えると専用の型を作らなければ使う余裕は無い。反動の無い「ほのおのパンチ」を主軸にし、「アンコール」で隙を作るなどの工夫が必要だろう。


この圧倒的な攻撃力と高めの素早さ、と炎タイプにありがちな二刀流になりがちな部分を完全なまでに捨てきった姿勢はBWで種族値が広まった当初「種族値尖りすぎだろ」「これがインフレか…」と一部で話題になった。


実際いじっぱりで鉢巻を巻いてたりするとみずタイプですら後出しでは焼き払われる。晴れた日にはあの防御特化のスイクンですら二発で焼き払う。もう意味が分からない。

育成面も攻撃と素早さを粘れば良く、自力技で完結し進化等にも特殊なアイテムを要さない手軽さもそのためBW発売当初、ランダムバトルにシャンデラと共に大発生した。



…が、物理で殴る以外の事が殆ど出来ないので案外対人戦では動きにくく、炎が通らないドラゴンタイプが最メジャータイプなのもあって今は意外と収まるべきところに収まってたりする。

この手の物理型炎タイプとしては珍しく(というよりはバランス調整により意図して)「かみなりパンチ」を覚えられないため「ストーンエッジ」や「いわなだれ」があろうともペリッパーギャラドスは苦手。


「フレアドライブ」の反動により、HPが高めなポケモンとの潰し合いではヒヒダルマ自体は旗色が悪い事も多い。

また、混乱すると高すぎる攻撃が仇となり、その上紙耐久であることが追い打ちとなり自滅ダメージはすごい事となるので注意が必要である。不意の「イカサマ」にも注意。


ダルマモード

通常のヒヒダルマは野生には出現しない。ただし、ある特定の場所で特殊なヒヒダルマを入手することが出来る。


クリア後の「こだいのしろ」前のポケモン像に「いかりまんじゅう」を使うと、正体を現したヒヒダルマとの戦闘になる。(もちろんゲット可)

このヒヒダルマはダルマモードという特性を持っており、ここで捕まえたヒヒダルマしか持っていない特性である。


【非エロ注意】ダルマモード

体力が半分になると姿が変化し、エスパータイプが追加され、ビクティニマフォクシーと同じ「ほのお/エスパー」の複合となる。


HP攻撃防御特攻特防素早さ
通常時10514055305595
ダルマモード105÷23010514010555
変化÷2-110+50+110+50-40

ステータスも変化して攻撃と特攻の数値が入れ替わり、さらに「ぼうぎょ」・「とくぼう」もそれぞれ"55"から一気に"105"まで上昇する為、耐久力が半端なく高くなる。反面、売りであった素早さは"95"から"55"へと鈍足となってしまう。


数値上の能力は非常に高いが、「体力が半分以下の状態を維持すること」と発動条件が非常に厳しく、さらに体力を半分以上に回復させると、通常のヒヒダルマに戻ってしまう。

言わば耐久型なのに実質回復技が使用不能。


そして厄介なのが変身のタイミングが「ターン終了時」である点。フレアドライブでHPを調整しても脆い時に攻撃を受けなければならなく、変身したら次のターンは遅いと兎に角動きにくい。HPが半分になった瞬間変身するのならフレアドライブで攻撃して変身とかも狙えたのだろうけど…。

仕様上体力が半分以上だと特殊技が使い物にならなくなり、半分以下だと物理技が使い物にならなくなってしまうようなものであり、技の構成も難しい。


また、前述した通り鈍足となるのもあり、使い勝手は悪いようだ。

敢えて使用する場合は、「フレアドライブ」を「オーバーヒート」や「だいもんじ」に変え、サブウェポンとしては「サイコキネシス」「きあいだま」「くさむすび」などが候補に挙げられる。


但し汎用性の高いマフォクシーとは大半の技が被ってしまっている上にあちらの方がレパートリーが広いため、差別化は忘れずに。


なお、ポケモンBW2では、とある条件を満たす事で、Nの持っていたヒヒダルマと戦える機会が出来る(特性はダルマモードである)。

出現地はリゾートデザート。

もう一度言おう。ヒヒダルマである。LVは脅威の35。無論フレアドライブ習得済

この時点での手持ちのLVは良くて25だろう。真っ向から向かっていったらまずパーティが半壊する。

ヒヒダルマは本来野生で出ないため、ダブルショックを受けた人は少なくないだろう…。


リージョンフォーム

ヒヒダルマとガラルヒヒダルマ

タイプこおり (/ほのお)
たかさ1.7m
おもさ120.0kg
とくせいごりむちゅう / ダルマモード(夢特性)

ポケモン剣盾』から登場する、ガラル地方の環境に適応して姿を変化させたヒヒダルマのガラルのすがた

ガラルヒヒダルマ


関連イラスト

マントヒヒだるマントヒヒだる激突

富士と松と狒々達磨【アニポケネタ】お疲れ様


関連タグ

ポケモンBW ほのおタイプ エスパータイプ 四尾


ゾロ目


ウインディ…… ほのおタイプの555仲間

キュウコン…… 原種がほのおタイプでリージョンフォームがこおりタイプの仲間。

チェリムロトムヒヒダルマギルガルド

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