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和泉元彌の編集履歴

2022-07-27 19:40:55 バージョン

和泉元彌

いずみもとや

狂言師。俳優、タレントとしても活動している。

概要

1974年6月4日岐阜県大垣市生まれの東京都板橋区育ち。

本名・山脇元彌(読みに諸説あり)

祖父は人間国宝・九世三宅藤九郎1901年1990年)、父は和泉流19世宗家・和泉元秀1937年1995年)。

家族は母(和泉節子)、姉(和泉淳子、十世三宅藤九郎)、妻(羽野晶紀)、一男(和泉元聖)一女(和泉采明)。

野村萬斎とははとこの関係(祖父・九世三宅藤九郎は萬斎の祖父・六世野村万蔵の弟)。

青山学院大学文学部日本文学科卒。卒業まで22年間青学に通い、大学は8年かけて2001年3月に卒業した。

3歳で狂言の初舞台を踏んで以降、9歳で『三番叟』、10歳で『奈須与市語』、16歳で『釣狐』を披く。18歳の時に映画デビューして以降は狂言以外のジャンルに進出している。

2002年から数年に渡り、各種騒動で連日ワイドショーのネタにされてしまう。先代からの因縁もあって現在は能楽協会退会処分の身ではあるが狂言の自主公演を行い、狂言以外にも舞台や映画に出演するなど精力的に活動中。


人物

たまに『和泉元弥』と表記される。


身長168.5cm。この数値は2002年に生放送のバラエティ番組で測定した実測である。それまでの公称は171cmだった。大河ドラマ松重豊と一緒になったシーンでは、(本人曰く、生まれて初めて)セッシュウされた。


本人曰く、「狂言の次にマンガアイスをこよなく愛している」。

大河ドラマの撮影期間中もNHKが休みである土日を中心に狂言の公演を入れていた。「自分が何屋さんかわからなくなったら、根っこが無くなってしまう気持ちがして耐えられない」というのが理由。

マンガは幼少の頃から大好きで、様々なマンガを読んでいる。特にジャンプでは『ONE PIECE』(特にエースお気に入り。また、ウソップのエピソードでタクシーの運転手に見られながら泣いてしまった。)、『BLEACH』(『サキよみジャンBANG!!』の『BLEACH』特集に3度出演。番組内で『BLEACH狂言』をメインMC3と一緒に披露している。)、『バクマン。』の大ファンを公言している。ちなみに一番は決められないとのこと。幼少時代は『北斗の拳』のケンシロウに憧れていた。

マンガは絵から入ることが多い派。

また、アニメ、マンガグッズ収集が趣味で、キン消し等のグッズを収集している。ジャンプショップやコンビニにもよく行く。

ドクロも好きで、ドクロをあしらった私物を大量に持っている。

幼少の頃から時代劇も好きで役者の立ち回りに憧れていた。大河ドラマの主演の話が来た当初、「大河ドラマは見るものだ」との認識から大河は大河でも何か別の大河ではないのかと思っていた


米米CLUB石井竜也の大ファン。

コンサートにたびたび足を運ぶ、自身のブログで石井氏のネタをたまに投稿しているのはもちろん、後述の元彌氏がMCを務める『ジャパネスクな男たち』の初回ゲストとして石井氏が出演している(元彌氏が2001年に出した写真集に掲載されている石井氏との対談にて、そのキャスティングのいきさつが語られている。ちなみに全9回の間に出演した非伝統芸能ゲストの中で、唯一の男性ゲストである。)、2001年に元彌氏がCDデビューした際のプロデューサーを石井氏が務める、ものまね番組の特別枠として出演した際に米米のものまねを母(ジェームス小野田に扮する)、姉2人(シュークリームシュに扮する)とともに披露している等、枚挙にいとまがない。

さらには大学時代(『はなきん』降板後の22歳の時)に米米のコピーバンドをしたことがある。その時の衣装は本当に米米の衣装を制作しているところに頼んで作ってもらったとのこと。


自分を『イケメン』と呼んでくれるのはテレ朝さんだけ」。元彌氏は三枚目キャラを自称している。


2005年、ハッスルに1回だけ参戦。鈴木健想と対戦し、『空中元彌チョップ』で勝利を収めている。この参戦はその年に亡くなった破壊王・橋本真也との出会いがきっかけ。

また、硬派な体育会系と著書にて称する。学生時代は運動部に所属しており、中学は体操、高校は陸上。狂言の公演等で欠席してもいいように個人競技を選んでいた。

逃走中』のハンターを引っ掻き回せる程度の俊足であり、番組ナレーターからも「狂言師の足は意外と速かった」と評されている。だが、最後の最後で確保されてしまった。


かなりのやきもち焼きで、そのやきもち具合はバラエティでたびたびいじられるレベル。

「(晶紀夫人を)ドラマ上の設定で妊娠させた」という話もダメ(その発言直後にどや顔をした発言者にも問題はあるが)。


照れ屋ラブシーンが苦手。大河ドラマ撮影時に「ラブラブシーンだけはご勘弁を」とドラマのスタッフにお願いしていたが、「和泉さん、この際そういう枠も思い切って取っ払っちゃいましょう」と返された。また、バラエティの企画で初めてキャバクラに行った際もマイクッションキャバ嬢と脚を触れ合わせる、との噂を聞いて持参してきたらしい)を持参して共演者から突っ込まれている。


浮気自殺離婚はない」と結婚当初から発言している。

とあるバラエティで実施された多数決ゲームで『体の浮気と心の浮気 許せないのはどっち?』という問題を出された際は上述の信条を理由に自ら棄権を申し出たが、問題のシステム上の都合により却下された。その際、共演者が「羽野晶紀ちゃんが~」と彼の妻を使ったたとえ話をして元彌氏から怒られている。


狂言以外の活動

主なもののみ。

映画

2周目の初恋

    • ヒロインのうちの一人・納戸遊子(清水美砂)の恋人である狂言師・夏木寿也(イラスト左の青年)役
      • 当初、夏木は『舞踊をやっている人』という設定だったが、父・元秀氏の「うちの元彌は狂言しかできません」との発言により設定を変更してもらった。(『いつみても波瀾万丈』より元彌氏本人談)

ドラマ

単発、ゲスト出演

泣かないで 泣かないで

    • 骨なし風馬役
      • 旗本くずれの遊び人で取り巻きの女2人(演じたのは姉2人)とともに行動している。
  • 混迷ニッポンを救えスペシャル!あの勝海舟が最も恐れた男、サムライ小栗上野介!~世紀末を救うもうひとつの幕末ヒーロー伝説~ ※ドラマ初主演作(1998年 テレビ朝日系)

斬首直前 静止画Ver.

    • 主人公・小栗忠順役
      • 島田紳助司会の政治バラエティ番組内で流れた再現ドラマで、「放送当時の大河ドラマでたった1行の台詞でしか登場していない」とネタにされていた。
  • トーマとチョーサク 凸凹迷宮ファイル ミイラが呼んでいる(2002年 テレビ東京系)

休息

    • 主人公の大学助教授・塔馬双太郎(トーマ)役
      • 高橋克彦『即身仏の殺人』を原作とした2時間ドラマで、原作や10年後にフジテレビで放送された『塔馬教授の天才推理』シリーズ(佐々木蔵之介主演)とは違い、もう一人の主人公・長山作治(チョーサク)とは絶交宣言中(トーマの無神経な発言が原因)。
  • 乱歩R 第7話『地獄の道化師』(2004年 日本テレビ系)

ミラーハウスの白井さん+@

    • ゲストヒロイン・野上愛子(石川梨華)の婚約者・白井透役
      • 原作ではメインゲストポジションのキャラだが、ドラマ内では最後の最後に真犯人の手により刺殺される。ただし、真犯人が一連の事件を起こすきっかけとなってしまった点は原作通り。

    • 足利義昭(画像内の烏帽子を被った人物)役
      • 第1話と第16話に出演。歴代大河ドラマにおける義昭の例に漏れず奇天烈でアクの強いキャラ。後年のインタビューで元彌氏はこの役を貰った際、「何かを考える機会を与えていただいたような気がしました」と振り返っている。

連続ドラマ

  • 必要のない人 ※連ドラ初出演(1998年 NHK)

生意気王子とさわやか名探偵

    • そば職人・中川勇役
      • 第7話から出演。信州に残ったかつての職人の代わりに女将(森光子)が新しく雇ったそば職人。
      • 腕は抜群にいいが、非常に気難しい性格(仲介人曰く、「そば打ちはベテラン以上だが頭は子供」)で合理的な考えを持つ青年。入社当初から女将のことが大嫌いな山形贔屓
  • 双子探偵 (1999年 NHK)

いつもと変わらぬ街の灯りと

真・謹賀新年

    • 主人公・北条時宗(13歳~34歳)役
      • 大河ドラマ史上初の狂言師の主演俳優。
      • 第1、2話にもプレタイトル出演。本格的に出演したのは第9話『決闘由比ヶ浜』終盤の果し合いのために行った小笠懸対決シーンから。
  • 柳生十兵衛七番勝負シリーズ (NHK)

軍学者リメイク詰め合わせ

サイキ様

    • サイキ
      • レイフ星のマッドサイエンティスト。

バラエティ、その他

(メイン、レギュラーのみ記述)

  • はなきんデータランド(テレビ朝日系)
    • 1992年10月より1995年の番組全面リニューアルまで男性アシスタント(前任はCHA-CHA中村亘利)としてレギュラー出演。年末の恒例だったアニメ大賞にも3回(第4~6回)出演し、第5回ではキャラクター部門のプレゼンターを担当。当時人気だった『幽☆遊☆白書』の主人公・浦飯幽助のコスプレをし、霊丸のポーズをとった。なおこのVTR終了後、元彌氏は「幽助ファンの人ごめんなさい!」と平謝りをしている。
  • ジャパネスクな男たち(NHK-BS)
  • 第51回NHK紅白歌合戦 (NHK)
    • 白組司会を担当(赤組は久保純子)。紅白史上初の『翌年の大河ドラマ主演俳優司会者』であり、白組初の『現役大学生司会者』(当時大学8年生)。
  • ソルトレイクシティオリンピック 、世界フィギュア選手権(TBS系)
    • 安倍なつみとともにメインキャスターを務め、番組中では一貫して『家元』と呼ばれていた。
  • ごきげんライフスタイル よ~いドン! (関西テレビ)
    • 同番組のレギュラー企画『となりの人間国宝さん』タイトルコール及びVTR中の狂言ボイスを担当。番組公式HP着ボイス配信されている(有料)。

舞台

  • ロミオ&ジュリエット (1998年)
    • 主人公・ロミオ
      • この舞台で現夫人・羽野晶紀(ジュリエット役)と知り合い、2002年の結婚に至る。
  • 天翔ける獅子~義経と弁慶~ (2002年)
    • 主人公・源義経
      • この期間中に所謂『ダブルブッキング騒動』が起き、マスコミが元彌氏を徹底的に追いまわしていた。
  • 北条時宗 (2002年)
    • 主人公・北条時宗役
      • 2001年大河ドラマの舞台版。

ラジオ

  • 和泉流宗家の浅草ラジオの会(あさくさFM)
    • この番組はWebでも配信されている(上記リンク)。2曲目が狂言関係(狂言の謡か『ソッキョウゲン』と呼ばれる即興の狂言)なのが特徴。

関連動画

イベントに出演し、『レッツゴー!陰陽師』を踊った。

『浅草ラジオの会』のCM動画。


関連項目

狂言 男優 狂言師

ネスカフェ・・・1998年、ゴールドブレンドのCMキャラクター『上質を知る人』として出演。

チョコレートプラネット 長田庄平・・・持ちネタに元彌氏のものまねがあり、なおかつ元彌氏と間違えられたことがある。なお、流派は違うらしい。

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