「1番速くて、1番強い!1番みんなに認められる、1番注目されるアタシじゃなきゃ嫌なの!!」
プロフィール
キャッチコピー | 唯我独尊!負けん気満点のツンツンガール |
---|---|
誕生日 | 5月13日 |
身長 | 163cm |
体重 | 不明(計測拒否) |
スリーサイズ | B90※・W56・H82 |
靴のサイズ | 左右ともに24.5cm |
学年 | 中等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 勉強、家事全般 |
苦手なこと | 妥協すること |
耳のこと | 隠している本音が無意識に漏れ出てしまう |
尻尾のこと | 毎朝、癖を伸ばすため櫛で格闘している |
家族のこと | 仕事熱心な母親に憧れと恋しい思いがある |
ヒミツ | ①定規を使わなくても真っ直ぐ線が引ける/②好きな漫画の作者にまめにファンレターを送っている |
自己紹介 | こんにちは、ダイワスカーレットです!精一杯頑張り…って、アンタか。ふんっ!目指すは1番よ。それ以外はないんだから! |
一人称 | アタシ |
CV | 上坂すみれ(プロジェクト初期のみ)→木村千咲 |
※旧データではB93だったがB90に変更された
勝ち気で強気で生意気で、一番になることを目指し続けるウマ娘。表向きは優等生でおとなしいふりをしているが、その正体は負けん気の塊。
一番になるためなら、どんな努力もいとわない。常に目立つウオッカに、ライバル心を燃やしている。
誰もが認める抜群の美少女で、学園内でもアイドル的な人気を集める優等生。だが、それはすべて外面で、プライドがとても高く負けず嫌いの一面を持つ。何事においても一番でいるための努力を欠かすことはない。
(リニューアル前公式ポータルサイトumamusume.jpより)
ソロ曲
世界の中心がどこだか知ってる?
『 Rising Girl 』
作詞:中村彼方 作曲・編曲:中土智博
概要
メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在する競走馬であるダイワスカーレット号をモチーフとする。
端的に言ってしまえばツンデレ猫かぶり優等生。走者として強い目的意識を持ち、親しい相手の前では日常的に勝ち気な性分を剥き出しにする負けず嫌い。特に宿敵とも呼べるウオッカとの関係は媒体を問わず頻繁に描写されている。
プロジェクト始動初期の2016年の発表時点では担当声優が上坂すみれとなっていた(後に上坂はアグネスタキオン役になっている)。
どこかあどけなさを残した顔立ちと堂々たるプロポーションのギャップが目を引くが、これはダイワスカーレット号の牝馬離れした馬格に由来している。史実でも宿敵だったウオッカ号も、これまた同じく非常に筋骨隆々としたマッシヴ馬だったのだが、「出るとこは出てる」ダイワスカーレットと比べると全体的にスラッと引き締まったシルエットであり、これが特定部位の差に繋がっていると推測される。
ゴール直前の体勢によってはハナの差ならぬムネの差が着順判定を左右する可能性もあり、『うまよん』でも胸囲で先着をもぎ取った際には文字通り胸を張って喜んでいた。
容姿・デザイン
艶やかな栗毛のスーパーロングツインテール(ほとんど膝丈)をなびかせ、前髪のインテークには母から譲り受けたシルバーのティアラが輝く。モチーフとしているダイワスカーレット号が主立ったレースではメンコを着用していたためか、星はデザインに取り入れられていない。
母直伝だという髪型はファーシュシュのようなアクセサリーで結っており、左耳の下には真紅のリボンを付けている。目力の強いツリ目気味の目元、口の端に覗く八重歯など、懐かしのツンデレヒロインを思わせる様式美がこれでもかと詰め込まれている。
容姿端麗なウマ娘たちの中でも頭一つ抜けて“美少女”然としている一方、原案からそのままゲーム版へと落し込まれた縦長の瞳孔が種族としての底知れなさを覗かせている。
史実のダイワスカーレット号は現役時代は美しく均整のとれた馬体に、牝馬らしからぬ隆々と豊かに発達した筋肉を持つ大柄の馬格で知られ、2歳時には既に「雄大な馬体」と評されていた。全盛期ともなれば肩と胸の深さ、トモ(臀部から後肢にかけての部分)の張りは牡馬顔負けレベルであった。
ウマ娘としても中等部とは思えない恵体の持ち主となっており、ゲームアプリ版の3Dモデルではトモ(=ふともも)の太さがウマ娘で一番。上半身の筋肉も発達しており、ヒシアケボノやスマートファルコンに比肩するほど。
ゲーム版では「トップ・オブ・ブルー」と呼称される。
ダイワスカーレット号の現役時代の活躍ぶりを「女王」になぞらえたものか、大礼服の要素を取り入れた鮮やかな群青色の勝負服。原案に見られるファーショールや、スカートのプリーツ部分は省略されている。
右肩から下がる飾緒は襟元(というか胸の下)の石筆に繋がっているが、3Dモデルでは簡略化されている。カフスの内側には青い袖口が見て取れるため、デザイン的には付け袖になっている模様。
スカート下の黒いショートパンツが豪奢な印象を引き締めており、サイハイソックスのガーターはショートパンツの裾にクリップで留められている。
レース用のシューズはショートブーツ型で、青みのある蹄鉄を装着している。
学外のイベントへの抜擢に際して誂えられた、チェック柄の鮮やかな赤い生地をファーで縁取ったクリスマスモチーフの衣装。髪型はハーフアップになっており、実質的な髪下ろしモデルとしてトレーナーたちを骨抜きにした。
サンタ帽を模した耳カバーや、ファーをあしらったゴールドのティアラなど、アクセサリーも冬仕様で、ショートパンツもサンタカラーになっている。厚底のサイハイブーツには金色の蹄鉄。
- 私服(アニメ版)
青いブラウスにダークグリーンのミニワンピース、白のニーハイソックスにサイハイブーツと、甘めのコーディネート。リボン飾りとフリルの付いたトートバッグを愛用している。また、青いバラをモチーフとしたイブニングドレスもデザインされた。
- 私服(ゲーム版)
オフショルダーにフリルのフェミニンなトップスに、青いチェック柄の編み上げスカート。左手首にブレスレット。機能性重視のためか、足元は白のスニーカー。青色のスパッツを履いている。
漫画版
STARTING GATE!
「いいえ、アタシはプライドのために走る」
栗東寮生として登場。メインキャラの一人として、出番自体はスペやスズカに次ぐ勢いで多い。同室のウオッカとの(しょうもない)喧嘩は寮の風景の一部と化している。激情家の一面を覗かせながらも、友人想いで涙もろい。
他の媒体のスカーレットと比較するとアニメ版に準拠した性格となっており、調子の思わしくないスズカを案じるあまりニンジンで誘き出して監禁しようとするなど、情に厚くちょっと残念なムーブを見せている(実際に釣れたのはこっちの先輩)。
スペやスズカを心配してボロ泣きしたりする描写があるほか、テイオーには「案外優しい」、ウオッカには「本当は寂しがり屋で追いかけてやんないとダメなヤツ」、スズカには「辛いときも笑顔で頑張ってしまう子」と指摘されており、メンタル面がゲーム版以上に不安定な面もあるが、競走者としての実力は本物。
劇中ではレース選考会や選抜会で落選するなど、実力とやる気に相反して結果がついてこない場面も多く、一足先に選考会を突破したウオッカとも大喧嘩してしまうのだが…?
アニメ版
誰もが認める抜群の美少女で、学園内でもアイドル的な人気を集める優等生。明るく誰にでもやさしいクラスの人気者だが、それはあくまで外面で、本当はプライドが高く負けず嫌い。試合でもただ勝つだけではなく、自分のペースでレース全体を支配し、周囲のライバルを完膚なきまでに捻じ伏せる展開が大好き。
チーム<スピカ>所属。クラスメイトのウオッカとは最大のライバル。本人は「あんなヤツ、ただの腐れ縁よ!」と否定するが、唯一本当の自分をさらし合い、実力を認め合える戦友にして親友同士である。(アニメ公式サイトより引用)
Season1・Season2
「チームの2人が休日返上して頑張ってるのに、ノンキにタピオカすすってられないわ!」
ジュニアクラス所属で、愛称は「スカーレット」。感情のままに動くところが多々あり、「不良」のはずのウオッカをもブレーキ役にしてしまうお転婆。スペックの高さにもかかわらず、チームメイトと共謀して先輩の誘拐といった優等生らしからぬ所業に手を染める一方、ギプスに回復祈願のラクガキをしたり、スイーツに眼の色を変えたりといった可愛らしい振る舞いも見られる。
1期、2期共に決して出番が多いわけではないが、度々スピカメンバーの一員として仲間たちのサポートに徹している。Season1開始時点ではまだデビュー前の段階だったらしく、ボイスドラマ『サイドストーリー』においては度々デビュー戦に出走するためにトレーナーへウオッカと共にアピールする場面もある。
OVA『BNWの誓い』
外伝における『BNWの誓い』では練習中の事故で目にウッドチップが当たって眼帯姿となったりマックイーンには厨二病扱いされたりと散々な目に遭うが、チーム対抗の駅伝実行委員として奔走することになる。駅伝の参加を拒否して引退すら視野に入れていたタイシンを説得するべく必死に捜索を続けるが…。
うまゆる
ライバルのウオッカともども登場。メイン回も貰うなど厚遇されている。
ゲーム版
「やっぱりアタシが__『1番』なんだからっ!」
チュートリアルで入手・育成することになる最初のウマ娘。
このためリセマラ中は彼女とずっと顔を合わせることになり、そのまま愛着が湧くプレイヤーも多い。
サポートカードは現在SRとイベント配布でのSSR及び2022年4月11日のピックアップサポートガチャで追加のSSRが存在。
何事も一番にこだわるツンツン娘。忙しい両親を安心させたいという思いからか、主に生徒の面前では優等生として振る舞っており、日直の仕事を放ってトレーニングしていたアニメ版とは良くも悪くも対照的である。
家事が得意というのも「両親が忙しく、一人でいることが多かったため」とされており、2021年水着イベントではスペの母親は電話をかけてきたところを、自身は手紙だけであったなど、多忙ぶりは娘が下宿に行った今でも変わらない模様。
一方でプレイヤー含むトレーナーの前では地の負けん気の強い性格を見せ、そのあまりのこだわりの強さからプレイヤー以外のトレーナーは彼女の育成を気性難として諦めてしまうほど。
10月16日にはテレビCM「Rivals」でウオッカと対決した。
「誰にも1番は譲らないんだから!」
育成ストーリーでは王道を行く自分とは対照的に破天荒な道を行くライバル・ウオッカとの確執を通して自分の求める一番とは何なのかを考えていく姿が描かれる。
目標レースはクラシックまでは主にティアラ路線(桜花賞・オークス・秋華賞の、現実の牝馬三冠に相当する)やエリザベス女王杯を中心としたものに、シニアでは大阪杯・天皇賞(秋)・有馬記念となっている。なお、上述の通り、オークス出走直前にイベントが発生し、そのイベントで目標レースを日本ダービーに変更することが可能で、変更した場合はウオッカとの直接対決となる。
途中の選択肢でウオッカを追ってダービーへ挑むという珍しい目標変更イベントがあるのが特徴。変更した場合はウオッカとの直接対決となる。
ストーリー前半では自身以上の注目を集めるウオッカへの対抗心が強調されるが、これは史実の単勝オッズで一度も上回れなかったことの反映か。(ウオッカ側での有馬記念では1番人気になったことを誇らしげにする姿も描かれている)
ちなみに、ウオッカの育成ストーリーではウオッカのトレーナー(プレイヤー)に対して優等生な姿を見ることができる他、「デタラメなローテーションで話題になってるだけ」「その場の負けん気」などとしながら、結果を残し続ける彼女を認めていく過程が描かれる。
また、怪しい実験に周囲を巻き込もうとするため避けられがちなアグネスタキオンには史実(後述)の縁からか全幅の信頼を寄せており、受け取った薬も疑いもせず服用している模様。
育成ウマ娘
- ☆2[トップ・オブ・ブルー]ダイワスカーレット
ダイワスカーレットの初回実装版。詳細は当該記事にて。
目標レースに対する初期状態の距離適性は最終目標の有馬記念を除きマイル及び中距離で適性A、最終目標の有馬記念のみ長距離で適性がBとなっている。最終目標の有馬記念では1着をとる必要があるため、因子継承で長距離適性をA以上にすることで多少達成しやすくすることができる。
初期入手の中では長距離適性が比較的高く、メインストーリー1話最終レースではゴルシ以外で長距離を勝つ必要があるため、長距離適性のあるウマ娘が著しく不足している場合は彼女を長距離対応にして育てるのも有効である。
- ☆3[緋色のニュイ・エトワレ]ダイワスカーレット
ストーリーイベント「Illuminate the Heart」にあわせて、2022年11月28日に実装された衣装違い版。
ニュイ・エトワレ(nuit étoilée)は、フランス語で「星が輝く夜」の意味。象徴的なツインテールを解いてロングヘアーとなり、クリスマス衣装に身を包んでいる。この実装が発表されたぱかライブTV Vol.23では木村千咲さんもロングヘアーで登場しており、これが伏線となっていた。
ゲーム上の性能としては、長距離適性がB→Aになったことで最終目標の有馬記念が勝利しやすくなった。代わりにマイル適性はA→Bとなっているため、クラシック期のチューリップ賞・桜花賞も全勝したいなら注意が必要。脚質適正は変わっていないものの、初期・覚醒スキルが先行/中距離寄りから逃げ/長距離寄りになっている。
固有二つ名
ミスパーフェクト
育成で皐月賞を勝利したウマ娘から想いを継承し、全レースで2着以内で、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を含む重賞を10勝する。
- 育成前から仕込みが必要。なお、無敗である必要はない。
- 「全レースで2着以内」つまり連対率100%じゃないとダメ。
- 該当レースは全て目標に含まれてるが、目標だけでは重賞は8回しか無いので残り2つを忘れない様に。
- なお、仕様か不具合かは不明だが、クラシック級のエリ女を勝利した時点で条件を満たしていた場合、その時点で二つ名を獲得となり、その後連対を外したとしても二つ名は没収されない。
固有実況
ティアラ路線のみ出走の状況で、有馬記念(シニア期12月後半)で1着になると発生する。
ティアラ路線から外れてはいけないため、先述の選択肢で「日本ダービーに出走」を選択したら聞けなくなるので注意。
サポートカード
- SR[努力は裏切らない!]ダイワスカーレット
リリース初期からサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプは賢さ。
- SSR[トライフル☆バケーション]ダイワスカーレット
ストーリーイベント「あの娘が水着に着替えたら_ウマ娘夏物語」にて報酬での配布として登場したSSRサポート。タイプはパワー。
- SSR[Outfit as No.1]ダイワスカーレット
2022年4月11日のピックアップサポートガチャで追加されたSSRサポート。タイプはパワー。
競走馬「ダイワスカーレット」
『明日も、緋色の風が吹く。』 ─JRAヒーロー列伝 No.67 ダイワスカーレットより
女王の物語、開幕
兄をはじめとする一族は
華やかな成功を収めた。
追いかけてくる相手との
ライバル関係はこの先も続く。
でもそんな
誰かが作ったストーリーなど
気にすることはない。
ただ全力で駆け、前へ進め。
みずから紡ぎ出すのだ
女王の物語を。
《「名馬の肖像」2017年桜花賞》
2004年生まれの美しい栗毛の牝馬(07世代)。同世代には生涯のライバルともいうべきウオッカや、史上2頭目の3歳牝馬によるスプリンターズステークス制覇を成し遂げたアストンマーチャンなどがいる。
主戦騎手は安藤勝己。「アンカツ」の愛称で知られる笠松競馬出身の名手であり(ちなみに笠松時代のオグリキャップの主戦を務めた人物である)、ダイワスカーレットの鞍上をデビュー戦から一貫して務めた。
実は調教においては武豊も騎乗しており、元々は武と共にデビューする予定だったが、同レースに出走する池江泰郎厩舎のウインスペンサーと騎乗の約束が被ってしまい、武は先約だったウインスペンサーに乗ることになったため、スカーレットには安藤が騎乗することになったという。
母はスカーレットブーケで、彼女自身重賞4勝している他、ダイワスカーレット以外にも優秀な子を持つ一族である。半兄は皐月賞を含むGⅠ5勝を挙げたダイワメジャー。
また、デビュー戦と重賞3戦の計4戦を全て勝ち抜いた後に、怪我により早々にターフから姿を消したことで「幻の三冠馬」とも謳われたアグネスタキオンを父に持つ。
その良血は伊達ではなく、粘り強い勝負根性と高いスタミナを併せ持ち、出走した12レース全てを連対する安定した強さを誇った。
反面、安藤騎手に「前向き過ぎる」と評されたように、くりっとした目の大変かわいらしい顔立ちからは想像できないほど恐ろしく負けず嫌いで、闘争心が強すぎるきらいがあり、気性面では若干の難を抱えていた(結果として、先行逃げ切り戦法でしか運用できなかったといえる)。
ノンフィクション作家の島田明宏は、スカーレットを「『普通』ではなかった」と評しており、曰く「サイレンススズカは、他馬がついてくることのできない領域に『逃げて』いたように見えたが、スカーレットの走りは純粋に『ただスピードに乗っていただけ』」とのことで、大敗するリスクや他を差し置いて逃げ切った際の興奮が、逃げ馬とは違って存在しなかったという。
つまり、スズカのように考えもって戦略的に逃げに打って出ているわけではなく、上述した高い能力と根性に任せてただガムシャラに前へ前へと突っ走っているだけで、負けず嫌いな性格がそれに拍車をかけていたと思われる。
このため、島田氏はスカーレットを逃げ馬と呼ぶことに、少なからぬ抵抗を感じていたという。
この逸話から、ファンの間では脳筋扱いされることもしばしばある模様。ちなみに安藤騎手は後に武豊との対談で「賢い馬はサボろうとするが、スカーレットはバカだったから一生懸命よく走ってくれた」と述懐している。
2006年デビュー。
2007年には桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を優勝。有馬記念では2着となったが、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬、最優秀父内国産馬を受賞(なお優駿牝馬は感冒のため回避)。
2008年は産経大阪杯(当時はG2)で1着、天皇賞(秋)で2着(1着は大接戦を演じハナ差のウオッカ)を経て、有馬記念で前年王者マツリダゴッホを破り優勝。牝馬による有馬記念制覇は、37年ぶり4頭目の快挙であり一番人気での勝利だった。なお牝馬が一番人気で有馬記念を制したのは史上初(2020年にクロノジェネシスが2頭目の達成)。
2009年にはフェブラリーステークスをステップとしてドバイワールドカップへの遠征が予定されたが、父と同じ屈腱炎を発症したことが判明して引退、繫殖入りした。
もし故障しなかった場合は、ドバイワールドカップへの遠征後、イギリス、アメリカ、日本の4ヶ国を転戦し、有馬記念連覇を狙う計画が立てられていたという。
通算成績は12戦8勝2着4回で、生涯連対率100%を記録した(古馬もといシニア級まで現役で全戦2着以内という戦績は、ウマ娘化されている競走馬では他にエルコンドルパサーぐらいしかいない。惜しまれつつもクラシック級で引退した子を含めるならばミホノブルボンもこれに該当し、全勝で引退した競走馬としてはマルゼンスキー、フジキセキ、そして父・アグネスタキオンがいる)。
ウオッカとの対戦成績は3勝2敗だが、単勝オッズでは一度も上回ることができなかった。
繫殖入り後は2020年まで10頭の仔を産むも全て牝馬だったが、2021年に遂にロードカナロアとの間に念願の牡馬が生まれた。
関連イラスト
関連項目
アグネスタキオン…史実での父
エイシンフラッシュ…史実では2頭の間に産駒がおり、その名が「アンブレラデート」だからか、第3のシナリオのストーリーにはそういうイベントも用意されている。
サイレンススズカ…メンコ故かウマ娘デザインに星が取り入れられていないつながり。ただし、こちらにはスカーレットとは明らかに違う部位がある。
ゴールドシップ…名前とイメージカラーの不一致つながり。ちなみにサンデーサイレンスの孫だったり、と意外な共通点が多い。
タニノギムレット…ライバルの忠実での父。松田国英調教師繋がりでもある。
容姿が似ているキャラ
ケルベロス(神撃のバハムート)…同じCygamesの見た目そっくりさん。
ツムギ(プリコネ)…同じCygamesのツンデレキャラ繋がり。ツムギはツインテールで巨乳と似た属性を持つ。
エステル・ブライト…英雄伝説空の軌跡の登場人物で、性格や容姿が似ていると一部のユーザーの間で話題になっている。(特に髪型)
惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレー…90年代アニメのヒロインの一人。「何事も一番にこだわる」「勝ち気で負けず嫌い」「(勝ち気が先行して)相手に素直になれない」「母親に認められたい」などが共通。このため「きれいなアスカ」「ちゃんと母親の愛を受けて育ったアスカ」なんて言われることも。また、「ダイワスカーレット」(競走馬・ウマ娘のいずれも)はよく「ダスカ」と略される(ただしウマ娘作中では基本「スカーレット」で通しているが、「ダスカ」が使われた場面もある)。ゆえに語呂から「ダスカ・ラングレー」とも呼ばれる。
このとおり、衣装チェンジしてもあまり違和感がない。なお、アスカのみ上3人と異なりツーサイドアップである。
その他
ベジータ…プライドが高い、一番を目指す、ツンデレ、ライバルがいると共通点が多い。
ネタタグ