概要
- アイドル・偶像的な存在のこと。
- 「萌え絵」で描かれた、萌えさせることを意図して作られたキャラクター。
- (個人的に)萌えを感じられるキャラクター。
- 「かわいい」という感情を感じるキャラクター。
- 企業が宣伝に使う美少女キャラ。
- 推し、本命の別名義。
もともとはアニメやゲーム(とりわけギャルゲー・エロゲ)に登場する、目の大きい美少女系キャラクターを指す。
各地でご当地萌えキャラなど地域おこし・まちおこしや地域のPRのために萌えキャラを創作・活用する事例も増えてきている。
萌える対象が広がり続けているため、もはや何でもありである。それがたとえ戦国武将、ロボット、ケモノであろうとも。
またピクシブでは、萌えキャラを描いた絵は数多く存在する為、実際の萌えキャラのイラストの規模よりもこのタグが使われることは少ない。(前出の理由以外にも萌え自体が広い意味を持つことと、より具体的な分類タグが充実しているため、あえてこの単語を使う必要性が薄いこともある)
似たタグでも、「キャラ萌え」は「萌えるキャラクター」のことではなく「自分(読者)がキャラクターに萌える行為」を指すことが多い。
口癖持ちキャラ
萌えキャラにはかわいい口癖を持つキャラが居る。これらのキャラは萌えキャラの例として分かりやすいため、以下にその代表的な例を挙げる:
- 一般ゲーム
- ギャルゲー
- 同人ゲーム
- 少女漫画
- アニメ
またツンデレ系の口癖も存在する:
- ホシノ・ルリ(機動戦艦ナデシコ / バカばっか)
- 伊吹風子(CLANNAD / 最悪ですっ!)
- 柊かがみ(らき☆すた / 〇〇なさいよ)
- ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(ゼロの使い魔 / このバカ犬ぅぅぅーッ!!!)
- 香風智乃(ご注文はうさぎですか? / 〇〇な人ですね)
ツンデレキャラが萌えキャラに入るかは文脈に依る。
伺かキャラ
企業や団体の萌えキャラ
萌えキャラが人気になるにつれて企業や団体も萌えキャラを宣伝などに使うようになっている。これには以下のようなキャラが存在する:
- プラモのモ子ちゃん(タミヤ、1981年-)
- 大和まほろ(佐賀県佐賀郡大和町、1997年前後)
- デ・ジ・キャラットのでじことうさだ(ブロッコリー、1998年-)
- えここ(東北電力、1999年)
- スルットちゃん(スルッとKANSAI、2000年-)
- びんちょうタン(アルケミスト、2003年-)
- あまっこ(尼崎市交通局、2003年-)
- 江井ゆうこ(KDDI、2004年-)※au携帯電話の取扱説明書のキャラ
- アイカちゃん(北陸鉄道、2004年-)
- 夢叶ちゃん(亀有信用金庫、2004年-)
- まあちゃん(警視庁、2005年)※FLASHゲーム「ドキドキまあちゃんゲーム」のキャラ
- ニュースウオッチ9の春ちゃんと小夏ちゃん(NHK、2009年-?)
- ニパ子(ゴッドハンド株式会社、2013年-)
- ジスたん(ファンタジスタ、2015年-)
- クックパッドたん(クックパッド、2018年-)
なお、東京電力の人妻キャラクターでんこちゃんを萌えキャラの一つとして見る動きもある。
PC萌えキャラ
1990年代前半には既に大阪日本橋の阪神商会が4コマ漫画家の胡桃ちの氏を起用していた(参考1・参考2・参考3)が、PC萌えキャラが本格的に流行するのは2000年代に入ってからのことであった。
OS系:
小売系:
- 阪神商子ちゃん(阪神商会、199x年-)※マウスパッドもあったらしい
- つくもたん(PCショップツクモ、2009年-2020年)
- まぷ子(ソフマップ、200x年-)
- アク子(パソコンショップアーク、?年-)
- ビッカメ娘(ビックカメラ、2015年-)
部品メーカー系:
サーバーおよびクラウド系:
ご当地萌えキャラ
ご当地萌えキャラを参照。
萌え擬人化キャラ
萌え擬人化キャラは擬人化を参照。
実用書および教材系の萌えキャラ
- 虹原いんく(もえたん、2003年11月-)
- 解析魔法少女美咲ちゃん(解析魔法少女 美咲ちゃん マジカル・オープン!、2004年8月)
- はてなようせい(進研ゼミ、2007年冬-)
- エレン・ベーカー(NEW HORIZON、2016年-)
その他
萌えキャラの着ぐるみ
萌えキャラの着ぐるみの歴史は不明(90年代はファンによるものが多かった?)だが、2000年代前半にはヒーローショーの延長で着ぐるみによるおジャ魔女どれみショーがあったり、キャラクターカードゲームデジキャラットのCMに着ぐるみが使われたりするなど一般的となっていた。
その後、地域マスコットの着ぐるみ(ゆるキャラ)ブームがあり、萌えキャラの着ぐるみは下火になったと思われる。着ぐるみの本場のサンリオでもSHOW BY ROCK!!の着ぐるみが製作されることは無かった(残念)。一応2011年には初音ミクの着ぐるみ『ミクダヨー』が登場したが、萌え感より威圧感が強く、アイマス派生のホメ春香(PlayStation Homeアバター)と同様に萌えキャラよりもネタキャラとして親しまれた(ニコニコ御三家を揃えるために東方のガチルノを加えることもある)。
その後、2020年代になるときらら系の再ブームがあり、きらら系から着ぐるみ化が行われるようになった。2023年にはゆるキャンの志摩リンの着ぐるみ『きぐリン』が、2024年にはぼっち・ざ・ろっくの後藤ひとりの『承認欲求モンスター』の着ぐるみが登場した。
萌えキャラのクロスオーバー
萌えキャラでは最萌トーナメントのファンアートでクロスオーバーのイラストが描かれることが多々あった。
また2002年には萌えキャラのクロスオーバー同人格闘ゲーム GLOVE ON FIGHT(2002年)も登場した(月宮あゆ、デ・ジ・キャラット、えここなどが参戦)。