概要
カプコンのゲームソフト『ロックマン』の愛好家であり、好きすぎるあまりにそのロックマンを大胆に脚色、しかし原作の設定を緻密に織り交ぜたという驚異のアレンジ漫画『ロックマンメガミックス』が代表作。初代だけでなく、ロックマンエグゼやロックマンゼロのネタも仕込む辺り、その造詣の深さが窺い知れる。
『メガミックス』は刊行の復活と中断を繰り返すという波瀾万丈の末、メガミックスファンの熱意も一助となり、『ロックマンギガミックス』として続編が刊行され見事完結。
いい大人達の生放送に出演したり、胡桃沢りりかのサムネ絵を描いたり、魔王マグロナの『ロックマン7』実況配信に降臨したりと有名実況者や個人Vtuberまで様々なロックマンユーザーと関わりを持つバイタリティ溢れる人物でもある。
名義について
かつては『有賀ヒトシ』名義で活動しており、このタグも主に『有賀ヒトシ版ロックマン』のファンアートにつけられる。
2020年12月21日に当人はWikipediaやニコ百など、各所での自身の名義をできれば「ありがひとし」の見出しで統一してほしい、とTwitterで語っている。
理由としては、漢字+カタカナ名義の活動時期には雑誌が休刊になる、単行本が絶版になるどころかレーベル自体が消滅する、ゲーム会社も無くなる……などが重なり、縁起が良くないためとのこと。またコミカライズ作品を手掛けたものの版権は企業側の方にあり、昔の作品を褒められる事自体に悪い気はしないものの公式の許可が無ければ公の場で話せない・描けない立場にある。にもかかわらず未だに『ギガミックスのイラストを云々・・・』というDM(主に海外)が多く困ることも多い様だ。
pixiv百科事典でも、それに倣って「漢字+カタカナ」での名義から現在の名義である当記事に移転した。
当人の言葉を借りて言うならば児童書「ようかいとりものちょう」が代表作にあたる。岩崎書店・原作者である大崎悌造氏とのタッグで描き始めて2024年時点で11年目・発刊書籍は18冊目でまだまだ続く模様。有賀ヒトシ名義で描いてきた作品よりもダントツで執筆量が多いため代表作というのも間違いではない。漫画作品ではない為、イラストは漫画作品に数で劣るがイラスト一枚に込めた熱量は漫画作品の比ではない。巻を追うごとに主人公が成長し、よりハードな展開に話が進む点など中高生(それ以上)のファンも多い。
なお、大崎悌造氏は2024年2月に亡くなったので、今後は物語も担当することとなる。
他、制作作品は、漫画版「ビッグオー」、「鉄板少女アカネ」、アメコミ版「風のクロノア」、アニメ版「風のクロノア」の脚本など。
最近では『桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番!』においてゲストボンビーの1体「ビッグボンビー」のデザインも手掛けた。
元々ゲーム業界にいたらしく、アクトレイザー2に参加していた事がある。
ポケットモンスターシリーズへの参加
ロックマン愛好家として知られている氏であるが、実はポケモンの愛好家でもある。
ちなみに好きなポケモンはムウマ一族でTwitterでもムウマの事をよく投稿している。
2013年からは杉森建氏の紹介でポケモンカードゲームのイラストを担当するようになり、その縁からか同年発売の『XY』からはなんとポケモンのデザインもするようになった。
以下、本人Twitter等で明言されたもののみ。
『X・Y』
マーイーカは氏が作業中につけた仮名がそのままポケモン名として採用されたとのこと(ソース)。
ちなみに、よく「ロックマンに出てきそう」と評されるガメノデスは担当していない。
『サン・ムーン』
- イシツブテ(アローラのすがた)/ゴローン(アローラのすがた)/ゴローニャ(アローラのすがた)
- ベトベター(アローラのすがた)/ベトベトン(アローラのすがた)
- アゴジムシ/デンヂムシ/クワガノン
- メテノ
- ジジーロン
- ネクロズマ(デザイン原案)
『ソード・シールド』
『ポケモンユナイト』
- 人物デザイン(リン博士、エルビー研究員、エオスマート店員、ジルトレーダーズ店員)
またポケモンのデザイン以外にもダイゴとメガメタグロスのセット絵や『ポケモンSM』公式サイトのウルトラビースト集合絵などの各種公式イラスト、コトブキヤより発売のフィギュア「ARTFX Jシリーズ」の元イラスト、「ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs」のドラゴンミクのイラストも氏が担当している。
マッツァンカードゲームカードイラスト参加
株式会社いい大人達オフィシャルTCG 1弾につき1枚~?枚
・第一弾 ノッチ神撃剣
・第二弾 星獣オフューカス
・第三弾 バトル・オブ・アカツキ、他
外部リンク
関連タグ
古代祐三(妻の古代彩乃の兄のため、義理の兄の関係になる)
いい大人達(遊び友達・マッツァンカードゲーム繋がり)