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天道あかねの編集履歴

2024-10-07 14:31:09 バージョン

天道あかね

てんどうあかね

天道あかねとは、漫画『らんま1/2』の登場人物。

「冗談じゃないわよ!あんな変態、お断りよっ!!」


「何よ乱馬のバカーーーっ!!!」

アンタって人は………いっぺん、死んでこーーーーいっっっ!」


「乱馬を助けに行く! アタシの許嫁なのよ!」


CV日髙のり子 / 実写版:新垣結衣


人物像

漫画『らんま1/2』の登場人物でメインヒロイン

格闘技道場を営む天道家の三姉妹の末娘。主人公の早乙女乱馬とは、父親同士(早乙女玄馬天道早雲)によって定められた許婚である。

父親同士が交わした許婚の約束は「乱馬と天道家の娘のうちの誰か」という取り決めであったが、あかねと乱馬が同い年だったため、姉たちに押し付けられる形で許婚となる。また、あかねがスポーツ万能で、格闘技に関してもかなり腕が立つため「天道道場の跡継ぎに相応しい」というのも父が乱馬との結婚を決めた理由のひとつである。

さらに、物語初期の頃は(おそらく変態九能帯刀のせいもあって)男嫌いになってしまったため、乱馬との婚約はそれを矯正するためという意味合いもあった。


当初は片思いの相手で初恋の相手の小乃接骨院の小乃東風への想いと、長姉・かすみへの憧れから髪型をロングヘアーにしていたが(ロングあかね)、乱馬と良牙の戦いに巻き込まれて、髪を切られてしまったことを機に想いを吹っ切って、恋敵とも言えるかすみに髪を整えてもらいショートボブにした(ただし恋敵と言ってもかすみが東風先生に一方的に想いを寄せられているだけの東風先生の『片想い』であり、彼はかすみと会うたびに骨格標本の骸骨のベティちゃんをもって街中を走りまわる奇行をいつも彼女の前で見せるため、恋愛対象としては彼の存在は彼女の眼中になく、彼の好意に気づいてもいなければ、かすみ本人には「妹がよく世話になってる知り合いの近所の医者」または「変な人」としか思われてない)。


私服は普段着ている学校の制服のスカートがロング丈なせいか短パンやミニスカートなど露出の多いものを好んでおり、意外にも服のセンスが良いので、よく次姉のなびきに勝手に服を借りられている。乱馬は「道着が一番似合う」と思っている。


乱馬からは照れ隠し交じりに「胸が小さい」「寸胴」などと言われているが、女子化した乱馬に及ばないだけで実際はかなりの巨乳かつスタイル抜群。乱馬の母・早乙女のどかも、あかねに対し「グラマーになった」と評価している。


初対面で裸のまま風呂場で鉢合わせをする羽目になり、当初は彼の秘密を知らなかったことも手伝ってなのか、乱馬のことをあまり快く思っていなかった。

話が進むにつれて乱馬に対する気持ちは徐々に良好になっていくものの、気が強く負けず嫌いな性格のため中々素直になれないせいで、いつまで経ってもツンデレである。乱馬も広義のツンデレ(但しこちらは八方美人ナルシストのきらいがある)である為、珍しいツンデレ同士のカップルといえる(キャラソンである「乱馬とあかねのバラード」の歌詞でこの事について触れている)。


容姿が整っており、男子からは非常にモテる。(本人はほとんど相手にしていないが、一応学校中の男子生徒の憧れな存在であり学校中の男子から想いを寄せられ告白されるほどの美少女である。)明るく快活で人間性が非常に高く、お節介焼きで面倒見も大変よく頼りになる存在ので、恋敵以外の女子からの人望も非常に厚い。

乱馬と許嫁になるまでは「天道あかねと付き合いたかったら、彼女(あかね)と戦って勝て」という九能帯刀のはた迷惑な提唱によって、毎朝通学する風林館高校の男子生徒に襲われる日々を送っていたが、「風林館高校最強な男・九能」(同時に「風林館高校最強な変態・九能」)が乱馬に敗れたことにより、少なくともこの弊害だけはなくなっている。

だが、こうした弊害に長く見舞われ続けたためなのか、自分に向けられる好意に対して相当にニブく、おおよそ男子陣(主に乱馬、良牙、五寸釘)からの好意は友情あるいは身内である事からくる善意として捉えるきらいがある。また告白して好意を示せば逆に下心を疑い、拒否反応を示すことが多い。


料理を興味本位でよく作るが料理が下手なヒロインメシマズヒロインの一人)であり、手先が元々不器用なせいもあってなのか料理が下手。完成した料理の見た目も良くない。

例えレシピ通りに作ったとしても何故か不味くなり、あかねが料理をするたびに誰かが被害者になっている(主に乱馬・良牙・玄馬・早雲など)。ただし、良牙はあかねの料理を最初だけ絶賛したことがある。

あかねの料理がどれだけ不味いのかと言うと「死ぬほど腹が減っているからブタのエサでも食える」と発言していた乱馬が血相を変えて残したり、「あかねの飯がない世界に旅立つ」と旅支度を始めたりした事があったほど。他にも、乱馬の母・のどかが口にしただけで気を一瞬失ったり、良牙や八宝斎が食べた直後に目に涙を溜めたりもしていた。

料理が下手な原因は材料を力任せに切ったりかき回したりするほど不器用なせいもあるのだろうが、まな板の欠片を混入させたり、サラダ油と白ワインを間違えたり、余計な隠し味まで入れようとしたり、生卵を電子レンジで爆発させたりと基礎的な部分に問題があるためだと思われる。

料理をしようとするあかねを応援するのは、乱馬の母・のどかのみである。しかし、長姉・かすみも料理を教わり始めた頃は失敗ばかりしていたことから(本人談)、あかねも練習すれば上達すると思われる。カップラーメンに入れるお湯を沸かす事はできる様子。

また、上記の基礎的な問題の1つに、分量を量りなどで調整せず豪快に入れてしまうというものがあるが、量りなどを用いても改善されない域ではなく、年の数茸栽培の際には定規などを駆使して意外な手際の良さを見せた。


ちなみに料理に関しては他のヒロインの久遠寺右京シャンプーは店の料理を普段作っているだけあって料理が普通に出来、あかねと違い手先が器用な乱馬の方が料理が上手かったりする。


基本はスポーツ万能だが、不器用なせいなのか新体操のような細やかな演技を必要とするものは苦手であり、勉強が不得意な乱馬と違って、勉強もよく出来る文武両道タイプ。

だが水泳はどうしても苦手であり泳げないという致命的な弱点があり、浮き輪をつけても溺れるほどのカナヅチ。基本的に体が水に浮かないタイプのカナヅチであり、そのために水に入ると即窒息してパニックに陥り大暴れする。

おそらくは普段の格闘訓練による体脂肪の絞りすぎが原因(水の中で浮くには一定の体脂肪率を必要とする。現実においても筋肉は脂肪よりも重く水に浮かず、筋肉質の人間が泳ぐためには相応の無駄なパワーを必要とするため、アスリートスイマーは10~15%の体脂肪率をキープするように食事や訓練の調整をしている。そのため無差別格闘一派の中でも水中を含めた野外格闘で鍛えられた早乙女流の息子である乱馬が泳げて、室内を主なフィールドとする道場格闘に特化した天道流の娘であるあかねが泳げないのは、実は理にかなっている)。


比較的友好的な久遠寺右京を除いて、恋敵となる九能小太刀やシャンプーに生命を狙われることがあり、特にあかねより実力が勝るシャンプーに対しては防戦に苦労している。

原作のみの話になるが良牙の彼女である雲竜あかりとも仲が良く、出会えば呑気に談笑をするくらいには良好な関係。二人の仲の進展を無邪気に喜んでいる(そして実はあかねに惹かれている良牙が痛烈にショックを受ける)。そのあかりとは、一目には解りづらいものの「道場(あかねは格闘道場、あかりはブタ相撲部屋)の娘」「下の名前が似ている("あか『ね』"と"あか『り』"で一字違い)」「名字の韻踏みも同じ("て『ん』ど『う』"と"う『ん』りゅ『う』")」「真面目な努力家でコツコツと積み上げていくタイプ」「時に普段からは考えられないほどの大胆な行動を起こす」など共通点が多く、あかりの姉貴分的な存在でもある。


呪泉郷に行ったメンバー(乱馬、玄馬、シャンプー、ムースパンスト太郎)の体質にはすぐに気づいたが、とあるメンバーの隠された体質には(そのメンバーが必死になって隠したこともあったが)ついに気が付くことはなかった。


原作37巻においては泉に溺れ「茜溺泉」が出来、呪泉郷の関係者の一人となる。同巻登場の鳥人キーマはこれにより、水を被るとあかねそっくりの姿になる。


戦闘能力

無差別格闘天道流の手解きを三姉妹で唯一早雲から受けており、その実力は風林館高校の男子運動部員が束になって掛かっても軽く一蹴するほど。

やたら腕っ節も強く、特にキレた時には(ギャグ補正も込みとはいえ)恐るべき怪力を発揮することもあり、並み居る男子陣を一撃でノックアウトしてしまう。

一方で技量に関しては今一つ追い付いていないところがあり、猪突猛進気味な直情的な戦闘スタイルのせいもあってなのか、搦め手から攻められて容易く圧されてしまうことも多い。


前述の朝の騒動では男子生徒たちを蹴散らした直後に九能帯刀と戦い、勝っていたとのこと。この話を聞いた乱馬は「九能も女の子相手に手加減したんじゃない」と評しているが、それを証明するかのように、後にあかねが正体を隠して風林館高校の剣道部員との試合に挑み、勝ち続けた末に現れた九能があかねを一方的に打ち据えるシーンもあった。


作中の武術キャラクターの中では「強い」部類には入らないあかねだが、実は非常に優れた潜在能力を秘めており、並外れた腕っ節の強さもその片鱗の一つであった。

この潜在能力が何らかの形で完全に発揮された場合、乱馬ですら指先一つで圧倒するほどの戦闘力を見せるが、大体その場合にはあかね本人の意識が無いことが多い。


余談

乱馬を演じた山口勝平氏は、自分の娘に「茜(あかね)」と名づけたらしい。

また、アニメ「犬夜叉」で山口氏が犬夜叉を演じた時にかごめの事をうっかり「あかね」と言ってしまったことがある。(山口氏本人はこのことをX〈旧Twitter〉で否定しているが、『高橋留美子原画全集 アニメ犬夜叉の世界』の座談会にてかごめを演じたゆきのさつき氏が述べている。)

「犬夜叉」の収録スタジオで山口氏と桔梗を演じる日髙氏が仲好さそうにしていると、「かごめ役のゆきのさつきさんがにらんでて怖かった」と日髙氏は語っている。また、犬夜叉の放送直前に少年サンデーで特集ページが組まれた際に「あかねのつもりで犬夜叉とかごめの仲を邪魔してやります」的なコメントが掲載されていた。


実写リメイク版ではあかね視点の物語のため主人公になっているが、これは日髙氏が同じく演じたヒロイン・浅倉南でも実写映画版『タッチ』で同じことが起こっている(ちなみに同作の南を演じたのは長澤まさみ)。


関連イラスト

あかねあかねひまわり畑でつかまえておどるらんまーず・動画素材①


関連タグ

らんま1/2 らんま1/2の登場人物一覧 呪泉郷

早乙女乱馬 / 早乙女らんま 響良牙 / Pちゃん

天道早雲 天道なびき 天道かすみ

小乃東風 九能帯刀

早乙女玄馬 早乙女のどか


シャンプー 久遠寺右京 九能小太刀:よくライバルになる女キャラ。

キーマ:茜溺泉の呪いにより、水をかぶるとあかねの姿になる。


ロングあかね:初期のロングヘアーverはこちらのタグを推奨。

天童あかね 天堂あかね:誤字。こちらのタグで投稿されていることもある。同作におけるよくある誤字としては「久能帯刀」(本来は「九能帯刀」)がある。


よくできた妹 女子力(物理) ツンデレ 不器用

カナヅチ 料理下手なキャラクター一覧 断髪髪は女の命


カップリングタグ

乱あ:カップリング人気が高く、本人のフルネームを検索した場合よりこちらの方が件数が多い。

らんああらん) 良あ:他のカップリング


共通点のあるキャラクター


人称・口調・口癖・呼称

一人称
  • アタシ
二人称
  • 乱馬など快く思わない人物・シャンプーなど恋敵⇒「アンタ」
  • 頭が全く上がらない人物・馴染みが薄い人物⇒「あなた」
口調
  • 頭が全く上がらない人物⇒敬語
  • 親しい人物・同い年以下の人物・敵キャラクター⇒-女性語タメ口
口癖
  • 「乱馬(らんま)のおバカ!」
  • 「乱馬(らんま)なんて大っ嫌いよ!」
  • 「アンタ(乱馬・らんま)って人は……いっぺん死んで来ーい!」
呼称
  • 頭が全く上がらない人物・馴染みが薄い人物⇒「苗字・名前・フルネイム+さん」
  • 親しい人物・同い年以下の人物・敵キャラクター⇒「苗字・名前・フルネイム+ちゃん・くん・呼び捨て

関連人物への呼称

関連人物呼称
早乙女乱馬(らんま)乱馬(らんま)
天道なびき(なびき)お姉ちゃん
天道かすみ(かすみ)お姉ちゃん
天道早雲お父さん
亡くなった母親お母さん
早乙女玄馬(早乙女の)おじさま
早乙女のどか(早乙女の)おばさま
シャンプーシャンプー
久遠寺右京うきょう
九能小太刀こだち
響良牙りょうがくん
PちゃんPちゃん
九能帯刀九能先輩
ムースムース
八宝斎(八宝斎の)おじいちゃん
コロンおばあさん

関連人物からの呼称

関連人物呼称
早乙女乱馬(らんま)あかね
天道なびきあかね
天道かすみあかね(ちゃん)
天道早雲あかね
亡くなった母親あかね
早乙女玄馬あかねくん
早乙女のどかあかねちゃん
シャンプーあかね
久遠寺右京あかねちゃん
九能小太刀天道あかね
響良牙あかねさん
九能帯刀天道あかね
ムース天道あかね
八宝斎あかねちゃん
コロンあかね
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