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エリィ・マクダエルの編集履歴

2024-10-21 16:38:24 バージョン

エリィ・マクダエル

えりぃまくだえる

『英雄伝説 零の軌跡』のメインキャラクターの1人で、『零の奇跡』と『碧の軌跡』のメインヒロイン。

守りたい・・・この、クロスベルを・・・!


CV:遠藤綾


概要

出自

クロスベル自治州・クロスベル市生まれ。祖父ヘンリー・マクダエルはクロスベル市市長を務め、父はクロスベル議会議員を務めたが、エリィが10歳の時に政争に敗れて父母は離縁し、一家離散となる(後述)。まだ少女だったエリィは祖父・ヘンリー市長の元で育つが、政治家を志す一方で、祖父の勧めもあり各国への留学を行うことになる。


ゼムリア大陸各国に留学し、帰国後はクロスベルを別の視点から見る社会勉強のために警察官を志望。クロスベル警察学校への入学はしなかったものの、警察官採用試験においては筆記と射撃で満点を獲得していたことなどから警察官として採用され、特務支援課に配属されることになる。


支援課でのポジションはリーダー補佐。


人物

留学の際に学んだ政治に関する知識や国際情勢の知識は非常に豊富で、その知識と優れた交渉術、権力者との太い人脈等を使って特務支援課の参謀役を務める。実際、クローディア皇太女オリヴァルト皇子とも面識があり、クロスベル内でも学生時代に同級だったマリアベル・クロイスと親しく、その縁からマリアベルの父・クロスベル中央銀行総裁ディーター・クロイスとも懇意にしている。


同性も含めて周囲を引きつけるほどの美貌と作中でも指折りのダイナマイトバディの持ち主で、後の仲間にも絶賛されているが、そのスタイル故にシャーリィによるセクハラ被害にも遭っている。


父母の離縁(後述)を発端に祖父・ヘンリーの元で優しく聡明に育ち、祖父の権力に頼ることなく、むしろ上に立つ者の苦悩を知るが故にしっかりとした誇り高い女性となる。このことから、後に同僚となったランディからは親しみを込めて「お嬢」と呼ばれる。

普段はとても優しいがその反動か怒ると非常に怖い。また極度の幽霊嫌いで、ミシュラムワンダーランドでのホラーコースターや、クロスベル西の《月の僧院》の雰囲気には取り乱すほどに怖がる一面もある。




零の軌跡

英雄伝説7のヒロイン

ロイド・バニングスクロスベル警察に入局し、セルゲイ課長の案内で署の会議室でロイドとエリィは初めて顔を合わせる。この時にはエリィのほか、ランディティオも同席しており、この5人で特務支援課をスタートさせることになる。


中盤、ロイドにエリィは自分の出自を語った。かつて議員だった父がクロスベルの改革を志したが、結局クロスベルの裏に蔓延る利権や裏社会との繋がりなど暗部に潰されて挫折。更には出自が異なる夫妻だったため、父は実家があるカルバード共和国に、母も同じく実家があるエレボニア帝国に帰国してしまい、これにより家族が離散した過去を持つ。その渦中にいたエリィは、前述の通り祖父の元で育ちいずれその志を受け継ぐつもりのようだが、あまりに巨大なクロスベルの暗部を目の当たりにしてかつての父のように絶望していたという。


そんな自分の光明となったのがロイドの前向きな正義感だったのである。

彼のことは同僚として尊敬するのみならず異性としても強く意識するようになり、彼が他の女性と親しげにしているのは内心面白くないようで度々わかりやすくやや不機嫌になる。

《黒の競売会》の調査

この頃、クロスベル腐敗の中心の一人であったクロスベル議会議長・ハルトマンが保養地ミシュラムにて開催している『黒の競売会』に潜入しており、その時にはカモフラージュのための正装姿を披露しているが、大胆な衣装ながら育ちの良さからメンバー内でも特にしっくり来るものであった。その『黒の競売会』のオークションにてトランクに入れられていた少女がキーアである。


ロイドの無自覚な天然女たらしっぷりをよく理解しており、途中からは半ば諦めている様子であった。


終盤、聖ウルスラ医科大学教授・ヨアヒム・ギュンターが作った薬物・グノーシスを用いた『教団事件』が発生。黒幕のヨアヒムはクロスベル古戦場の奥にある太陽の砦で特務支援課との激闘を繰り広げた末に赤のグノーシスの副作用により死亡・消滅し、逮捕はかなわなかったが、同時にクロスベルの暗部であった利権と腐敗が明るみに出ることにもなった。

この一件で、祖父・ヘンリーが新たな市議会議長に就任することになり、空白となった市長にはディーター・クロイス総裁が市長選に立候補ののち当選。正式に市長に就任したことがエンディングで語られる。


碧の軌跡

エリィ・マクダエル

教団事件解決後、エリィたち特務支援課はさながら『クロスベルの英雄』と見られるようになり、後に後輩となるユウナに至ってはこれをきっかけに特務支援課に憧れてクロスベル警察学校に入学するほどであった(後発の設定であるため初代版のゲーム内では描かれていない。ユウナの項を参照)。

そんな特務支援課にメンバーの増員が決定し、クロスベル警備隊よりノエルが、地元の不良軍団「テスタメンツ」より離脱したワジ(但し正体と真の目的は別にあった。ワジの項を参照)が加わる。

アルテリア法国に留学していた時期にリース・アルジェントとも懇意にしており、彼女が巡回シスターとしてクロスベル大聖堂に派遣された際には彼女の身の上を察した上で口止めしている。


その後、中盤でディーター市長がクロスベル独立国建国を宣言し、自ら大統領に就任。その野望の道具となるキーアを引き渡しを迫られるのみならず、野望の障害と断じられた特務支援課一同はアリオス国防長官と国防軍に組み込まれた同僚のノエルによって無力化され、ロイドはクロスベル拘置所に投獄、エリィは祖父・ヘンリー議長とともにミシュラムに軟禁されることになる。


その後、拘置所より脱獄したロイドが次々と特務支援課メンバーと合流していき、エリィは最後の合流となり、この際に感極まって公衆の面前でロイドに抱きついている。そしてクロスベル共和国の不当性を祖父・ヘンリーが宣言したことによりディーター大統領と国防軍を追い詰め、激闘を経て遂にディーターの身柄を確保。しかし、真の黒幕が恩義のあったイアン弁護士と、旧友・マリアベルだったことには愕然とし、マリアベルがキーアの力を用いて発現させた『碧の大樹』にキーア奪還のため、そしてマリアベルとの対決のために向かった。その最奥部にて用済みとしてイアンを始末したマリアベルと戦闘となりこれを破るが、直後に力を開放させられたキーアが『碧のデミウルゴス』と化しエリィたちに襲い掛かる。


壮絶な戦いの末にデミウルゴスを打倒し、キーアの奪還に成功するが、マリアベルは結社「身喰らう蛇」からのスカウトを受けていた旨を告げ、エリィを眼前にして逃亡を果たしてしまう。


好感度次第ではクロスベル解放作戦の前夜の絆イベントにて、ロイドに想いを伝え晴れて恋人同士となる(ただし、しばしば『身分違いの恋』とも言われる)。



閃の軌跡Ⅲ

本作においては直接の登場はなし。クロスベルがエレボニア帝国の侵攻を受けて併合されてしまい、総督に就任したルーファス・アルバレアの作戦『鳥籠作戦』によりエリィは祖父のヘンリーと共にまたもや保養地ミシュラムに軟禁されてしまった。しかし騒動の後に無事解放。その後ラインフォルト社室長であるアリサと顔合わせしていたようであり、同じお嬢様育ちであり趣味や共通の話題も多く馬が合ったためかこれ以降アリサとは親しい仲になる。



閃の軌跡Ⅳ

閃Ⅳエリィさん

《巨イナル黄昏》の発生後、ロイド・キーア、さらにはリベール協力者としてエステルヨシュアレンと共にエレボニア帝国に起きた異変の調査をすべくオルキスタワーに入り、クロスベル解放のため行動を開始するが、そこで敵の首魁の一人、黒のアルベリヒ・その護衛クレア・リーヴェルト、そして結社の幹部『蛇の使徒』第三柱となっていたマリアベルと再会。その悪びれない態度に対しエリィはとうとう「最低よ」とかつて親友だったマリアベルを罵倒するに至った(本人も自覚はしている)。


その後エレボニアに行っていたランディ・ティオとも連絡が取れ、再会は帝国儀礼艦パンタグリュエルでのミルディーヌ公女が提唱した「千の陽炎作戦」での会席であった。


その会席ではエレボニア帝国・セドリック皇太子と結社の急襲を受け、当然マリアベルとも対峙するが、更に続いてそこに現れたのはオリヴァルト皇子が駆る新型巡洋艦「カレイジャスⅡ」だった。カレイジャスⅡの救援でセドリック及び結社勢力を離脱させた後、エリィはロイドとともに別行動をとり、『黄昏』への抵抗に力を注いだ。


最終決戦直前には偶然クロスベルに来ていた母・ディアナが黄昏によって生まれた悪魔に攫われており、支援課・そして後輩のユウナと彼女の教官リィンの協力により救出に成功。母と約10年ぶりの再会を果たす。


特務支援課

最終決戦では空中要塞への侵攻のために、そのバリアを形成する『塩の杭』を攻略するべく、エリィ・ロイド・ランディ・ティオ、そしてキーアのサポートという特務支援課復活のもと立ち回り、最後にはこの世に顕現した[[すべての黒幕>イシュメルガ])打倒に協力者として合流。ついには見事に打倒を果たした。



創の軌跡

軌跡 エリィ(習作 トレース模写)

大戦終結後、クロスベル自治州の再独立のために祖父・ヘンリーの補佐兼秘書として動いていたが、その調印式でかつてのクロスベル総督・ルーファス・アルバレアが現れ、自ら総統として「クロスベル独立国」の建国と「呪い」とも取れる黒き念を放ち、特務支援課は散り散りとなる。


エリィは祖父・ヘンリーの負傷により郊外のアルモリカ村に避難し、看病をしていたが、同じくルーファスに傷を負わされ、その後回復したロイドがリーシャと、その助っ人として共にいたレクターがアルモリカに到着して再会。改めてルーファス総統への反攻のため行動を開始した。


ロイドとの関係は順調なようであり、グレイスからはその関係を聞き出されそうになったり、アルモリカ村では告白のようなやりとりをしており既に実質交際関係のような間柄になっている。



センシティブな作品

本作のAmazon店舗特典DLCは『クロスベル・クイーン』なるレースクイーン衣装が用意されており、3D化して初の店舗特典衣装である。






黎の軌跡Ⅱ

直接の登場はなかったものの共和国議員である父ライアンと連絡している声だけ登場。

詳しい事は未だ不明であるが、クロスベルで政界デビューしたと告げている。


界の軌跡

父親であるライアンと通信越しの声のみで直接登場はしなかったがエレイン・オークレールと面識があることが判明した。



対人関係

特務支援課――最初は政治家として歩む過程の通過点の1つに過ぎなかったが、警察の視点からのクロスベルの腐敗やそれを取り巻く事件を通じて、支援課に自身の居場所を見出していく。


ロイド・バニングス――支援課の初期メンバー。最初から信頼していたが、次第に異性としての好意も寄せていく。絆イベントによると実はロイドの方もエリィを相当意識していたようで、時折二人だけの世界に入って周りを呆れさせたり、おちょくられている。


ティオ・プラトー――支援課の初期メンバー。初期メンバー内では唯一の女性同士だったこともあってか、すぐに親しくなっていく。エリィの方からは「ティオちゃん」と呼び、同僚でありながらまるで姉妹のような関係でもある。


ランディ・オルランド――支援課の初期メンバー。過酷な環境の生まれから軽い性格に至るまでまるで真逆とも言える存在だが、息は合っており前述のように彼からは「お嬢」と呼ばれ親しまれる。ランディの軽薄な言動へのツッコミ役を担うことも。


ノエル・シーカー――支援課の追加メンバー。付き合い自体は支援課発足直後のクロスベル警備隊時代からあり、同い年の同性でもあるため当初から協力関係を経て打ち解けている。また、ユリア・シュバルツのファン同士であることで話が弾む場面も。


マリアベル・クロイス――旧友で、ローゼンベルク人形を見せて貰ったりした仲。敵対しながらもお互いをよく分かっており、マリアベルなりにエリィに愛着を持つ。エリィの方も再会した時には最低と断じながらも、縁は切れていない。


リース・アルジェント――アルテリア法国に留学していた時期に知り合った七耀教会のシスター。彼女の本職も知るほどに親しく、独立国の事件までは口止めされていた。


アリサ・ラインフォルト――クロスベルが帝国の属領となった後に知己を得て、親しくなる。尚、意中の男性と二人だけの世界に入り込んで周りを引かせるメインヒロインという立ち位置も共通している。


オーレリア・ルグィン――帝国最強の将軍でルグィン伯爵家の当主。母がこの家の親戚筋にあたり、遠縁の間柄ということになる。


マクダエル家――元々帝国と共和国にも知られるクロスベルの名門。祖父ヘンリーは市長から議長に就任し、祖父の議長就任後は秘書として活動する。離散した両親との仲は別居しながらも良好。


ライアン・コネリーエリィの父親で共和国で活動している政治家。


シン・ルゥ――黒月ルゥ家の長男で、クロスベル方面の代表として出向している。年上の女性に弱く、特にエリィに『運命の人』と呼ぶほどに惚れ込んでいる。


バトルスタイル

エリィ

登場作品に共通して導力銃を得物とする。クラフトは攻撃のものもあるが味方支援技が多く、Sクラフト「オーラレイン」は「全状態異常・能力低下・戦闘不能」解除、HP全回復、さらにCPMAX時はEP全回復が加わり、劣勢に追い込まれたときの挽回の切り札とも言える。


エリィ

『碧』の追加Sクラフト「ディバインクルセイド」は白・黒の二挺導力銃でそれぞれ1回ずつ雨のように銃撃を降らせて、最後に二挺構えて鳥を象った気弾を放つ。『創』では通常攻撃クラフトに降格となるが、攻撃クラフトの中では最大級の威力を誇る。


Tio and Elie

アーツ攻撃も純粋な魔法攻撃力やEPの高さこそティオに譲るものの、決して引けを取らない能力を持っており、とくに『零』『碧』では固定属性スロットは「風」で、風属性のアーツが大部分の優秀なダメージソースである。『閃Ⅳ』以後は[[オーブメント>戦術オーブメント])をエニグマからアークスに変更し、固定属性は『風』×2、『空』×1の構成となり、自由に組める『創』ではこの2つの固定属性のアーツ硬直軽減やEP消費軽減、また普段の得物・導力銃の命中率アップ、そして通常攻撃で敵の詠唱を妨害できるクォーツを装備していきたいところ。


余談

センシティブな作品

立ち絵や劇中での評判でもわかるようにかなりの巨乳の持ち主で、ロイドら異性からは勿論同性からも羨望や嫉妬の眼差しを向けられる場面が多々ある。「碧の軌跡」では更に規格外の巨乳を持つリーシャが正式に加入するため大きさで言えば二番手となってしまうが、それでもなお後のシリーズを含めてもそのサイズは未だにシリーズ屈指の見事なものである。(実は特典で描かれていた初期案ではほぼ現在のデザインな中で胸だけは普通サイズの設定であったようである。ちなみにリーシャは初期案の時点で巨乳設定であった)。尚、ランディによればまた一段と育ったらしい。つまりまだまだ更新中なのである。


そして彼女以降軌跡シリーズのヒロイン枠は『お嬢様・ブロンドヘアー・巨乳』と言うイメージが定着しているようである。


ちなみに彼女の衣装の腰から横に下がっている左右のモノは、広げると羽根になって飛べるらしい。



料理に関しては決して不得意ではないものの失敗の際に何故か食材から『Uマテリアル(武具のカスタマイズ素材)』を生成する事から一部で『錬金術師』とネタにされている。(なお公式でもセシルと料理をしている横でUマテリアルと思わしきU字型の金属片が大量に置かれている描き下ろしイラストがあったりと公式からもしっかりネタにされているようである)

更にその失敗の際に再生される「何かしら…これ?」と言うボイスが零では不穏な声色だったのが続編の碧では同じテキストながらどこか開き直った感じになっている事も引き続きネタにされている。



母ディアナはエレボニア帝国の血筋であり、オーレリア・ルグィン伯爵の縁戚であることが『閃Ⅳ』の前述のパンタグリュエルでの会席にて語られた。オーレリアとは髪の色が同じ銀髪であることから、母方の血が大きく出ているとも言える。(なお祖父のヘンリーはディアナの実の父であるため彼も同じくオーレリアと親戚であると思われる)


父のライアン・コネリーは元はクロスベルの政治家であったが、クロスベルに蔓延る変える事のできない体制に苦悩し挫折した末に離婚して故郷のカルバード共和国に帰国。その後も共和国の政治家として活動している事が創の軌跡黎の軌跡で語られている。ちなみに離婚し一家離散こそしたがディアナとは今でも連絡を取り合ってはいるようである。



エリィも少女時代は地元・クロスベル大聖堂にある教会学校に通っており、ロイドとも面識があったかもと思われたが、エリィが住んでいた住宅街地区とロイドが住んでいた西通り地区とは教会学校の曜日が違ったため面識はなかったことがわかり少々残念がっていた。その後は外国の学校に留学しており、エレボニア帝国留学時は1年間聖アストライア女学院に通っており、『創』のグループミッションでは女学院の後輩にあたるエリゼアルフィン、ミュゼの3名とこのことを語る戦闘掛け合いがある。

関連イラスト

零・碧

朝とエリィさんエリィお姉様

閃・創

Elie MacDowellElie·Macdowell


関連タグ

零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡Ⅳ 創の軌跡 クロスベル自治州 クロスベル警察 特務支援課

特務支援課の仲間

ロイド・バニングス ティオ・プラトー ランディ・オルランド キーア ノエル・シーカー ワジ・ヘミスフィア ツァイト リーシャ・マオ ユウナ・クロフォード

カップリング

ロイエリ

他作品での関連キャラクター

リーンベル - 『End of Eternity』のプレイヤーキャラ。中の人が同じなのもあるが、衣装変更でエリィの衣装を再現できる。ちなみにリーンベルは貧乳。

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