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「奴がデンジピンクの秘蔵っ子か? 面白い、まずは奴に取り憑いてやろう」

「おい多すぎるぞおい!」

「分身だらけじゃ!本物だけ、本物だけ来い!」

CV飯塚昭三

憑依体:佐藤たくみ小泉あきら


データ編集

電子戦隊デンジマン』第42話「少年を喰う悪い夢」に登場するベーダー怪物ベルトバックルの番号は「41」。


古来より日本に伝わる忍術妖術を体得しており、変幻自在の奇怪な忍者姿で暗躍する。

なお、彼率いる下忍に当たるダストラー達は忍び装束を身に付けている。


ミクロ化して人間の頭部に潜り込み、乗っ取った相手を自在に操る妖術を身につけており、この力でデンジピンクこと桃井あきらの教え子で、彼女の一番のお気に入りの秀一少年に取り憑いて、さらにあきらに転移憑依して“デンジランド”へと潜入して破壊することを使命としている。


水遁風遁火遁土遁といった様々な忍術を体得しているほか、大量の羽根を撒き散らして相手を拘束する『忍法・羽根吹雪』や無数のを放って敵の動きを封じる『蜘蛛絡め』という忍術を得意とする。


しかしデンジマンがデンジ影分身で一気に15人に分身して来た時はさすがに動揺を隠せずにいた。



本編での活躍編集

バンリキ魔王から「ベーダー怪物はへなちょこばかり、いつもデンジマンにしてやられているではないか」と侮辱され、怒り心頭のヘドラー将軍に呼び寄せられる。

しかしバンリキ魔王からは登場早々烏天狗の出来損ないめが」と嘲笑されてしまい、「人間の心に住む悪の権現ニンポーラー、馬鹿者呼ばわりは生まれて初めて」と憤慨しつつも、デンジピンクを利用しデンジマンを叩きのめすことを宣言して行動を開始した。


手始めにあきらの生徒である少年・秀一に憑りつき、公園の子供たちをいじめる、古タイヤに火を付けるなどの悪事を働かせあきらをおびき寄せる。

こうして呼び寄せたあきらに憑りつくと、今度は彼女に毒薬入りのコーヒーを振る舞わせて電子戦隊を毒殺しようと企てるが、すんでのところで駆け付けた秀一少年に「あきら先生の頭の中に怪物が住み着いている」とバラされてしまう。


電子戦隊の4人は一か八かの作戦として、デンジランドであきらの身体に電気ショックを与えることで強制的にニンポーラーを追い出す作戦を決行。

この電気ショック療法はなんとか成功、ニンポーラーはあきらの身体から抜け出したのだが、これもベーダー側によるデンジランド潜入作戦のうちであった。

部屋を抜け出したニンポーラーは廊下を疾走。迷った末、目に入った扉に飛び込んだのだが……

扉を出た先はなんと小田原城


赤城「ベーダー怪物、お前は俺たちに一杯食ったのさ」

青梅「お前が誘い込まれたデンジランドは、真っ赤な偽物さ」

黄山「今頃気付いてももう遅い!」

ニンポーラー「騙したなーっ!!」

緑川「騙しあいはお互い様だ!」

桃井「逃げようなんてそうはいかないわ。何の罪もない少年の頭に入り込み、苦しめるなんて……もう許さない!」


デンジマンには既にこの作戦を見抜かれていたのだった。憤慨したニンポーラーはダストラー達と共に戦闘に突入、数々の忍術で苦しめるが、負けじと放たれた『デンジ影分身』で15人にまで分身したデンジマンのショットガン一斉アタックを受け、よろめいている所に放たれた『デンジブーメラン』を受け、爆散。


直後に巨大化。ダイデンジンとの戦闘では首だけになって襲い掛かったほか、『蜘蛛絡め』で動きを封じてからの『忍法・羽根吹雪』といった技で苦しめたが、『デンジ忍法返し』でその両方を跳ね返されて動きを封じられしまい、『電子満月斬り』で両断され倒された


余談編集

企画者104所属の久保宗雄氏による、始祖鳥モチーフのデザインストックの中から選ばれた。


関連タグ編集

ベーダー怪物 ベーダー一族 忍者 始祖鳥


忍者モチーフの戦隊怪人および敵組織編集


始祖鳥モチーフの戦隊怪人編集

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