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バケネコ(カクレンジャー)

げんだいのばけねこ

ここでは『忍者戦隊カクレンジャー』第8話「化猫ショップ!!」に登場する、 現代の化け猫について説明する。
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「人間どもはを勝手に捨てて、いじめ苦しめて……私達猫族を馬鹿にすると、痛い目見るぞ……!」

「おのれ…同じ猫族なのに人間の味方をするなんて許せニャン!!」


演/CV:北山亜紀子


概要編集

妖怪の1体で、白いファーの付いた手袋とブーツを身に付け、両肩に巨大な猫の手の意匠のあるボディスーツに身を包んだ獣人と言うべき姿を持つ。額に笑みを浮かべた女性の顔が付いている他、両大腿部の側面に黄色いラインと共に「HUSTLE」と言う文字が書かれているのも特徴の1つ。人間態ペットショップの店員で、猫の爪を生やした中間体にも変化する。


死んだ猫の怨念が妖怪化したものとされる原典の「化け猫」同様、子猫を苛める人間を憎んでおり、猫の鳴き真似で子供を誘き寄せては「妖術神隠し」で誘拐し、裏で妖怪達(モヒカンの一つ目小僧や狼型の妖怪などが確認できる)に食料として売りさばいていた。


戦闘では猫由来の俊敏な動きに加え、日本刀や鋭いの他、多彩な忍法で敵を攻撃する。得意技は幻影で敵を滅多打ちにする「朧影之術」。

人間態ではギターの音色で相手を自在に操る「バケネコロック」(使用楽曲は細川ふみえの『にこにこにゃんにゃん』)を使用する。

巨大な包丁を持っているが、劇中では人間を料理しようとする際に使うのみであり、武器としては使っていない。


活躍編集

下校中の少女2人を猫の鳴き真似で誘き寄せると、予め仕掛けていた檻に閉じ込めては「妖術神隠し」で連れ去る。


やがてカクレンジャー猫丸の暴走運転で猫塚に激突すると、空を飛ぶ蝋燭で自身のアジトである料亭へと誘導。を引く和装の女性の姿で5人を出迎えると、痺れ薬入りの料理を振る舞う。その夜、クシャミで目覚めたセイカイに自身の正体を知られるも、痺れ薬のおかげで再び眠りに堕ちる(この時、化け猫らしく行灯の油を舐めていた)。

やがてバケネコロックで5人を踊らせると同時に正体を明かすバケネコだったが、既に正体に勘付いていたサスケ鶴姫は料理を口にしたふりをしていたために服毒には至らず、反撃を受けた挙句スーパー変化を許してしまう。


ニンジャレッドの猿手裏剣を代わり身之術で回避するも、自身の攻撃を相手に抜け身之術でかわされてしまい、高い所から挑発される。咄嗟に「あれは何だ!?」と言うハッタリでレッドの虚を突いて攻撃し、その場を撤退した。


撤退後、自身のアジトであるペットショップに戻ると、それまで拉致して来た子供達を客としてやって来た妖怪達に売ろうとする。その内の1体に買われた少年をまな板に載せて料理しようとするも、現れたレッドとニンジャホワイトの2人に妨害された挙句、子供達まで逃がされてしまう。負けじとカクレマルを手に向かって来るレッドを退けると、今度は鶴姫に連れられて採石場まで逃げる子供達を妖術で猫のように凶暴化させて襲わせる。

再び子供達を檻に幽閉し、捕えた鶴姫を釜茹での刑(浸した剣が溶解するくらいの高温)にしようとするバケネコだったが、彼女から漢方薬を飲まされて回復した3人が駆けつけたために失敗し、子供達も逃がされる羽目になる。


さらに抜け身の術で逃れていたサスケも遅れて駆けつけた為、5人揃ったカクレンジャーをドロドロと共に迎え撃つ。再びレッドと一騎打ちを繰り広げるバケネコだったが、忍法朧影之術で5人をピンチに陥れる。しかし空から駆けつけたネコマルに跳ね飛ばされたため、上記下段の台詞の後に今度は妖怪エネルギーの落雷巨大化

巨大戦ではレッドとホワイトの一体化したレッドサルダーホワイトカークを素早い動きで翻弄するも、残る3体の獣将と合体した無敵将軍からパンチを受け、怯んだところに火炎将軍剣を止めに喰らって爆散、「コンニャローめが~!!」という台詞と共に昇天していった。


余談編集

妖怪モチーフは化け猫で、デザイン画の段階では胸に猫の顔が付いていた(よく見ると胸ポチも確認できる)。

本編ではロクロクビに次いで2体目の女性怪人である。


自身を猫族と称し、猫やネコマルを同族と見なす発言をしているが、ネコマル(設定では妖怪の一種)の出自は明らかにされなかった為、彼が猫族という妖怪の種族に該当するかは不明となっている。


『サスケ達に痺れ薬を盛るため』という理由があったとはいえ、サスケ達に料理を振る舞ったバケネコだが、料理の味をはじめとするクオリティ自体はセイカイやサイゾウ、ジライヤには好評だったようでセイカイは「もう一遍食ってみてぇ」、サイゾウは「あのバケネコ……料理の天才かも」と絶賛していた。(もっともそれを聞いたサスケは「お前等は騙される天才だよ……」と三人に呆れていたが……)

しかし、バケネコの振る舞った料理は講釈師のおじさん曰く「主な材料はムカデネズミゲジゲジとのことらしく、まさに知らぬが仏とはこのことである。


人間態と声を演じた北山女史は現在は俳優業を引退しており、現在ではハスラーとしてビリヤードで活躍している。好きな言葉は「ビリヤード命、されど球のみに生きるにあらず」


関連タグ編集

忍者戦隊カクレンジャー 妖怪軍団 妖怪(カクレンジャー) バケネコ

女怪人 痺れ薬


他作品の関連項目編集

スーパー戦隊編集

XXミレーノオズチュウ星人イーアル臨獣ピッグ拳タブーカニアマゾン:同じく人間を料理しようとした怪人達。

妖怪ネコマタ忍者スーパー戦隊第3作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場する化け猫繋がりの後輩怪人。


バラカッカ翌年に登場した怪人で、こちらも戦隊ヒロインを釜茹でにしようとした。


その他編集

東方Projectに登場する化け猫繋がりのキャラ。

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