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概容

ニコニコ動画&pixivユーザー『ぶーわ』氏により制作された、東方Project二次創作動画シリーズ。

秘封倶楽部を代表とした東方のミステリー愛好家達が、互いに『事件』を出題し合い真相を巡って争う様を描く。

参加者である東方キャラは、自分の考えた事件を呈示する『出題者』と、その事件の謎を解く『解答者』に分かれ、真相が暴かれるか否かを議論により決めていく事となる。

ただし異質な点として『出題者を屈服させられるなら不正解も正解となる』『出題者が明言していない箇所には独自の解釈を押し付けられる』というルールが有り、解答者は出題者が望まない答えをも次々に呈示し、自分の推理を正当化しようと盛んに議論を誘導していく。

また出題者も、そのような解答者の屁理屈や暴論を一蹴していき事件の迷宮入りを目指す。

上記ルールにより、動画は超展開メタ発言叙述トリック等を含めたカオス極まる内容となっており、普通のミステリーファンは相応の注意が必要である。

ちなみにボイスゆっくりが担当している。

基本ルール

作中では一部参加者の独断で新たなルールが追加される事がある。

本記事では第一話にて明言されている物のみを記述する。

ゲームの流れ

  • 参加者はネット上の無料通話アプリにて『出題者(1名)』と『解答者(複数名)』に分かれゲームを行う。
  • 『出題者』は自身の考えた事件を出題し、その真相の隠蔽を目指す。
  • 『解答者』は出題に対して質問を行いつつ真実の解明を目指す。
  • 出題者が解答者全員を不正解で全滅させた場合、出題者の一人勝ちとする。
  • 解答者1名が出題者に『拒めない「真実」(後述)』を呑ませた場合、その解答者の一人勝ちとする。
  • ゲームは通話アプリグループ主『メリー』により不定期に繰り返される。

沈黙と嘘

  • 出題者は解答者の質問を『拒否』して良い。拒否した場合は何も言う必要は無い。
  • 出題者は質問に『嘘』で答えてはならない。
  • 嘘でなければ、出題者は質疑応答に何を答えても良い。
  • 出題者は真相を後付けしてはならない。

屁理屈推理合戦

  • 解答者は出題文にて明言されていない箇所を憶測や妄想で補完して良い。
  • 解答者の答に対し出題者が反論出来なかった場合、その解答が出題者の用意していた物と違っても解答者の勝ちとする。
  • 解答は1ゲームにつき1人1回のみである。
  • 解答者は自身の解答に対する出題者の反論に答えられなかった場合、そのゲームにて解答権を失う。
  • 解答者は解答権を失っても発言権は失わない。

主なキャラ設定

物語の都合上、それぞれの登場キャラはHNを持っている。

名前は『/』の左を原作名、右をHNとして記述する。

※『出題者か解答者としてゲームにログインしたキャラ』のみを紹介します。

主人公。大学の友人『メリー』によりミステリー愛好グループの会へ呼ばれ、推理ゲームへと導かれた。

事件の矛盾点や手がかりを目ざとく突く頭脳を持つが、推理の詰めが甘く出題者や他解答者に反論されやすい難点も抱えている。

グループチャットサービス『SKYBO』のコミュ主であり、蓮子を本作のゲームに誘った張本人。

このゲームの肝である『語られない部分の誇大解釈』をフル活用するクセ者で、出題者としても解答者としても超理論で場を制圧していく。

いわゆるかませ犬であり失敗も多いが、それ故に他の解答者へ推理のヒントを与える事もある。

一方で出題者としては事件に粗が多いようで、彼女の問題は尺の都合で丸々カットされている。金髪の子かわいそう

女子力の高い自称『密室大好き女子高生』で、その趣味が推理にも現れたりする。

出題者としては、凄惨さに特化した推理を行う解答者を引っかけ考えを改めさせる『愛がなければ視えない』問題を呈示して来る。

参加者の中では寡黙かつ生真面目であり、推理のみを優先し雑談に参加して来ない。

他の解答者へ盛んに反論したり、ウィークポイントを補強した上で他人の推理を強奪する強敵。

普段は物腰軟らかだが、刃物や斬殺と聞くと豹変し暴走する某殺人鬼風キャラクター。

ブッ飛んだ真相を用意する上に固定観念まで植え付け難易度を爆上げする絶望的なプレイを好む。

様式美に拘り語りが長くなる事も多い(他者からのツッコミで省略する)が、推理に関しては暴論・屁理屈を否定しルールを追求する古典派。

故に自身が用意した問題にノックスの十戒を定めたり、解答編までに全ての手がかりを呈示するなどフェアなプレイを重んじている。

聖徳太子…を元に作られた人工知能プログラム。

その性質から嘘や勘違いを行わない為、彼女の出題は自動的に王道ミステリーとなり合理的な解答が要求される。

専ら解答専門であり出題に回る事は無いものの、推理小説の表面をなぞり続けて蓄えた知識は侮れない。

喜怒哀楽、そして希望と絶望が交差する性格は相変わらず。

最初にルールを明言し自らも守りながら、それに則った上で他者を騙す不正なき嘘の使い手。

前述のクソネミミノミコ、そして後述の『閻魔様』を制作した張本人でもある。

地獄の閻魔…を元に作られたロボット。

ノックスやヴァン・ダインなどのミステリールールが組み込まれており、それに従って厳正に参加者を裁き倒す。

非常に簡単な事件を出題するが、そのシンプルさ故に頭の固い者を罠に嵌めるという上級者キラー。

その柔らかな思考は解答者に回っても健在で、単純な手がかりや問題の原点から事件の真相を組み立てられる。

蓮子の後輩に当たる新参。

思った事を即座に口に出してしまう天然キャラで、強固な頭脳の上級者らにも柔らかな頭で立ち向かう。

新たな参加者にして活躍中である蓮子に期待を寄せつつ、最もタチの悪い思考法を持つメリーを警戒している。

ゲーム内では問題文の外から手がかりや解釈を持ち込ませない為、ヘンペルのカラスを用いた事件を巻き起こす。

非常にマイペースなユーザーであり、ゲーム中にも遠慮なく寝落ちを繰り返している。

出題は『意味無し』『ナンセンス』に重きを置いており、解くに値しないかのように見える事件を出して解答者の動揺を誘う。

嫉妬深い性根は此処でも健在で、蓮子がゲーム内にて『生き残っている』事を妬ましく思っている。

その悪意はミステリー最大の敵である『探偵』にも向けられており、迂闊な推理は全て彼女の策により信憑性を摩り替えられてしまう。

極度のコミュ障であるらしく、会話では声が小さ過ぎて他人と意志疎通が出来ない(音声も画面上の文字も日本語でおk)。

その為、推理ゲームに参加するには通訳『こあ』が必要であり、自身の判断を全て彼女に伝えさせている。

パチュリーの使用人にして通訳担当であり、ゲームでは彼女を無様には負けさせまいと奮闘していく。

本人はあくまで自身をパチュリーの付き人と称しており、存在を気にしないよう周りに吹聴している。

場の空気を即座に把握し、炎上覚悟なトリックを容赦なく打ち出せる気概の持ち主。

作中ではメリーが『本作』を新たに進化させた事に対応して動き始める。

蓮子が入るまでの全ゲームにて無敗を誇る謎の小人。

その『小さな密室』は誰にも破れず、解答者は真相も告げず去っていく彼女を見送るしか無いと言うが…?

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東方言葉遊
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