難関資格
単に試験が難しいという場合だけでなく、受験資格に制限があったり(例:特定の大学の学部を卒業していないと受験できない)、受験に至るまでに時間とお金がかなりかかる場合など様々である。
ほとんどが国家資格であるが、日商簿記1級や英検準1級以上など、一部の民間資格も難関と言われる場合がある。
また単に合格率だけを見てその試験の難易度を評価することはできないという点は留意する必要がある。例えば医療系の国家資格は総じて合格率が高いが、これは大学や専門学校への通学が受験資格として含まれており、さらにそっち系の学校は総じて卒業するのが難しいため国家試験に合格できそうな者しか卒業できず、必然的に合格率が高くなってしまうのである。
難関と言われることが多い主な資格
最難関(五大資格)
その他難関資格
超難関国家資格
難関国家資格
- 社労士(社会保険労務士)
- 一級キャリアコンサルティング技能士
- マンション管理士:宅建の上位資格のひとつ。
- 一級建築士
- 保健師、助産師:事前に看護師資格を取得しておく必要がある。
- 中小企業診断士
- 行政書士
- 海事代理士
- 電気主任技術者(電験):最も簡単とされる第三種ですら合格率は10%未満である。
- 一級自動車整備士
- 高度情報処理技術者試験
- 応用情報技術者試験
- 一級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
- 公認心理師:受験資格が心理系大学及び大学院で所定単位取得等
難関民間資格
- 臨床心理士:受験資格が心理系大学院で所定単位取得
- 樹木医:7年の実務経験が必要。
- アクチュアリー:民間資格としては最難関。司法試験にすら匹敵する。
- 日商簿記1級:簿記検定の最上位。
- 全経簿記能力検定上級:上記に匹敵。
- 英検1級:デーブ・スペクターでも落ちたことがあるほどの難関である。
- QC検定(品質管理検定)1級
場合によっては難関とされることがある資格
難関とされることがある国家資格
- 放射線取扱主任者
- 危険物取扱者の甲種
- 二級建築士
- 宅地建物取引士 : 通称、宅建。不動産関連資格の王道で、法律関係の資格試験の中では比較的簡単なほうではあるが、ナメていると落ちるので注意。
- 基本情報技術者試験 : プログラミングが苦手な人なら、むしろ応用情報や高度試験のほうが簡単に感じられる場合もある。
- 二級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
- 管理栄養士
- 臨床検査技師
- 放射線技師
- 看護師
- 各種リハビリ資格(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士)
- 保育士
- 社会福祉士
- 大型二種免許:バス運転手になるのに必要。大型一種(トラック運転手)も簡単ではないが、安全確認の徹底が求められる点ではこちらの方がより難関。
- 国家一般職(厳密には採用試験であり資格試験ではない)
難関とされることがある民間資格
- 英検準1級
- 日商簿記2級 : 試験範囲が拡大し、難易度が上がった。
- QC検定2級