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魔界戦記ディスガイア7

まかいせんきでぃすがいあせぶん

魔界戦記ディスガイア7とは、日本一ソフトウェアから発売されたゲームである。
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概要編集

日本一ソフトウェアが手掛ける『魔界戦記ディスガイアシリーズ』のナンバリングタイトル第七作。

2023年1月26日発売で、対応機種はプレイステーション4プレイステーション5ニンテンドースイッチ


遂に至った七作目にして、オンライン対戦機能が新たに実装。以前にも対戦機能はあったが、今回はAI同士での対戦となる模様。

所謂「」の要素が前面に押し出されており、妖怪じみた悪魔が住む「日ノ本魔界群」を舞台に、凸凹コンビが"非"人情物語を繰り広げる。


2024年7月25日には、無印の追加DLC全種+更なる後日談を同梱した完全版「これまでの全部入りはじめました」が発売。


ストーリー編集

此処は「日ノ本魔界群」

怨霊の魂が温泉として湧き出る「怨泉魔界」に、超ド級の宇宙イワシの体内に存在する「鰯魔界」、大勢の悪魔を海の藻屑とした大渦潮が魅力の「死国魔界」など……


個性豊かな多数の魔界から構成されるその世界では、多くの住人たちが、悪魔らしからぬ信念・武士道に従っていた。


しかし、それも今や昔。

「魔提督オープナー」率いる界軍の来航により、日ノ本は変わった。


日ノ本を生きる悪魔たちは今、オープナーが制定した、義理も人情も無い「日ノ本デストロイ法度」に従って生きている。

そして日ノ本から、気高き武士たちは淘汰されていった……。


これは、そんな誇りを失った世界の中で、武士道に憧れる少女と武士道嫌いの青年が出会い、互いの信念のために共闘していく物語である。


登場人物編集

メインキャラクター編集

本作の主人公。

外道/守銭奴/怠惰と三拍子揃った悪魔らしい性格の悪魔。

「勝てば英雄、負ければ下僕」をモットーに、戦いで勝つためなら、不意打ちでも、騙し討ちでもする。

自称「人情アレルギー」で、人間的な愛情・友情・同情を自覚すると、拒絶反応で吐血と共に悶絶してしまう。


本作のもう一人の主人公。

ワヘイ魔界からきた天然お嬢様。

重度の日ノ本魔界オタクで、誤った武士道観を口にして、他の者たちを従わせようとする。

「超・性善説主義者」であり、悪人であろうとも「何か理由があって悪に染まったに違いない!」と言って寄り添う。


フジを「お父さん」と呼び慕う幼い外見の少女。

フジには子供らしく甘える一方で、フジ以外の者には容赦がなく、自分の邪魔をする者は圧倒的な力でグチャグチャに破壊してしまう。


ビビりでヘタレでナルシストな大穢戸幕府のお飾り将軍。

女好きで、金で雇った舞妓を侍らせては日々宴会に興じている。

お飾り将軍だが、始祖の七振りである『神杖・説革天下(トクガワテンゲ)』に選ばれる才覚を持っている。


日ノ本魔界にその名を轟かせる『界盗義賊マウス★ガール』。

武具や爆発を見たり火薬の匂いを嗅ぐと人が変わる火薬&武具マニアで、長期間火薬の匂いをかがないと体調が悪くなってしまう程。

研究のために『魔改神器』を収集しているらしいが…。


幕腐の重鎮『予知奉行』であり、機械仕掛けの身体をもつ少年。

見た目は幼いが戦闘能力は高く、機械の身体を活かした情報処理能力で未来を予知して戦う。

普段はロボットじみた淡泊な口調だが、時には見た目通りの子供らしい発言をすることも。


日ノ本最強の剣豪の証『絶勝斎』を受け継ぐ女性。

フジに剣を教えた師匠であり、彼いわく「日ノ本で一番強くてえげつない、最凶最悪の剣士」。

剣を使うと強すぎて戦いにならないため、今は槍を極めている最中。


サブキャラクター編集

ピリリカが幼い頃から彼女に仕えている、黄色い特別製秘書プリニー。

優秀な秘書だがビジネスライクで、ちょっと薄情。自分の管轄外の仕事には関わりたがらず、時にはピンチのピリリカを見捨てて逃げてしまうことも。


  • ニトラ(CV:白雪巴)

幕腐に襲われていたところをフジに助けられた物腰柔らかな天使。

天使の彼女がなぜ魔界にいるのか、彼女の目的はなんなのか、その行動には謎が多い。


  • 十三奉行

現幕腐の幹部達。主要人物達と縁のある者もしばしば。

オープナーの配下として日ノ本各地を預かり、様々な外道を働いている。


  • オープナー(CV:堀内賢雄)

訓練された悪魔で構成される軍事組織「界軍」のトップ。 日ノ本魔界を支配下に置き、武士道を重んじる伝統的な価値観を大きく捻じ曲げた。

始祖の七振りの一つ『神拳』を持ち、その圧倒的な武力で武士たちを支配している。


歴代キャラ編集

今作の歴代キャラ達は日ノ本へ観光に行くものの、宇宙船が事故で壊れて全員散り散りになってしまい、それぞれ3人一組で行動している。

そのためか、今作のDLCに登場する歴代キャラの組み合わせはナンバリング統一ではなく、ごちゃ混ぜになっている。


その他編集


新システム編集

弩デカ魔ックス編集

キャラクターが盤面から飛び出すほど超巨大化し、敵全体を圧倒的スケールで纏めて叩き潰す豪快なプレイも本作の醍醐味。巨大な宝箱も開ける事が出来る。

ただし当然相手も弩デカ魔ックスして来るため、ピンチに陥る事も。

弩デカ魔ックスは味方2体と敵2体の最大4体まで可能。


神討モード編集

一部のキャラクターは戦闘を通して『神討ゲージ』を貯められる。

『神討ゲージ』が最大まで貯まると、神器の力を解放した『神討モード』になることができる。

神討モードになると能力値が上昇し、それぞれに対応した特殊なスキルと技が解放される。


アイテム転生編集

アイテムを転生させて強くする。

転生前のアイテムの特性を引き継ぐため、元回復アイテムの剣を食べたり、元スリッパの杖を装備して移動力を上げたり、常識にとらわれないアイテムづくりが可能。

勿論アイテム界を攻略して強くする事も可能。


ランクバトル編集

ディスガイアシリーズ初のネット対戦。

自分が育て上げたチームを使って全国のユーザーとAI対戦をする。

チームの強さだけではなく、AIの設定も問われる。

ステージやルールは一定期間で変わる。

「男性のみ」や「魔物型のみ」など、特殊なルールの期間も……?

なお、ランクバトルに負けてもデメリットは無い模様。


ガ邪ポン編集

魔界病院から利用出来る運試し。

治療してもらう度に貰えるRPを使ってガチャが出来る。

最大100回(条件達成で999回)回す事が出来、様々な装備やお金、マナが手に入る。

特定の装備が出るとコンプリート特典が埋まっていき、全て埋めるとシンボル(全ステータスアップ)が貰え、更に上位のガ邪ポンが解放される。

しかもストーリー進行度関係なく解放されるので順当に解放して装備を集めれば、低レベルでも装備によるゴリ押し攻略が出来てしまう

ただし、防具だけは排出されない。


既存システム編集

今作では前作の問題点が大きく改善された。

特にオート周回には大きな制限が入り、クリア済みのステージかつ「魔ソリン」が必要となった事で、ゲームの意味が無い放置ゲーと化す心配はなくなった。


容量の問題で削減された汎用キャラの少なさも、22体から45体と倍以上に増加。

同様に削減されたと思われる「武器技」も復活し、それぞれの汎用キャラ専用化していた多くの特技が、再び全人間キャラで共用出来る様になった。


ステータスに関しては、レベルは従来の9999、武器の装備タイプは人間用と魔物用に再び分けられ、転生はステータスと特技の一部引継ぎ+クラスマスターによるボーナスで能力値を上げる等、以前のシリーズと同じ仕様となった。


一方で、経験値の獲得に関しても以前と同様「撃破者のみ」に戻っている。

こちらに関しては6は「ステージクリア後にステージ参加者に配布」という仕様だったため、6と同じような上げ方は困難になっている。


ドリンクバーは好評だったためか、今作にも続投する上、必要経費(お金)がなくなった。

しかしEXPを用いて、ウェポンマスタリー、職業経験値を入手することは出来なくなっており、クラスの多さ、魔チェンジ不可等の問題で職業経験値を貯めるのがトップクラスで苦行と化している


難易度に関しては「寄り道してレベルを上げれば楽に勝てる」様に調整したらしいが、実際そんな事は無く、むしろ新システムを敵が無条件で即使用して来るようになった(しかも効果時間も無限)事で、逆に難易度が激増してしまっている。

特に敵の優遇仕様が理不尽と化す、今作のDLCが極めて高難度。

今作のDLCはストーリー進行度関係無く常にこちらの最大レベルと同じ仕様になった事で、レベル差によるゴリ押しは不可能。

更にステージもジオパワーを活用したガチ構成になっており非常に厄介。

また、敵は必ず初手に神討モードを発動するので、圧倒的にこちら側が不利な状況での戦闘を強いられる

特にデスコはジオパワー込みで常に能力150%アップの状態なので、上位ガ邪ポンから強力な装備を調達しておかないと、どうあがいてもワンパン確定と調整ミスを疑うレベルの理不尽難易度になっている。


汎用キャラクター編集

22体しかいなかった前作と違い、2倍+1の45体にまで増加した。

前作に登場した汎用キャラクターはリストラされる事無く全員続投。

また、前作の邪竜族騎将族鋏殻族の3体は、面積を5マスも使う大サイズ仕様だったが、今作ではサイズ関係無く1マスで済む。

余談だが、盗賊(男)は初代に登場していたので、今作では復活と言うべきなのだが、何故か新キャラ扱いされている。デザインが完全に一新されたからなのだろうか? 「実は初代にいた小結」という名前のNPCがいるので、一応は公式も忘れていた訳ではないようだが(ちなみに女のほうは「初登場は小結」というNPCがいる)。


人型キャラクター編集


魔物型キャラクター編集


関連タグ編集


弩デカ魔ックス関連編集

  • レッドマグナス:同シリーズの元祖巨大化キャラ。とある合体技では、弩デカ魔ックスすら霞む程の巨大化っぷりを見せる。
  • ダイマックス:巨大化系の先輩で、演出も酷似。パロネタで有名なディスガイアなので、これもパロネタの一つなのかもしれない。

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