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『アキハバラ電脳組』とは、1998年にTBS系列で放映されたTVアニメ作品。

概要

概要

1998年4月4日から9月26日までTBSほか、一部系列局で放送。全26話。アニメーション制作は葦プロ


タイトル通り、電気街であった放送当時のイメージが色濃く反映された秋葉原を舞台としている。ことぶきつかさデザインによる華やかなキャラクターやコメディタッチのシナリオから「萌えアニメ」とされることが多いが、SF・アクション要素も強く、難解な用語や設定、熱いバトルシーンといった要素も盛り込んでいる。実際に放送前はアニメ雑誌などで詳しい内容が伏せられており、バトル要素が明らかになったのは1話の終盤である。


詳しくは後述するが、本作は『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットを受けて製作された「ポストエヴァ」と呼ばれる作品群の一つである。

特に本作はスポンサーにセガスターチャイルドがおり、主題歌や一部スタッフ陣も『少女革命ウテナ』と被っているなど、他作品に比べてかなりわかりやすく「二匹目(ウテナも含めると三匹目?)のドジョウ」を狙ったような要素(戦う美少女や生体と機械が組み合わさった人工生命体、複雑で謎の多い描写など)が強い。

しかしこの1998年はあのヤシガニの年で、大量にアニメが製作された時期であったため、作画が不安定になってしまい、評価に悪影響を及ぼすことになった。


1999年には劇場版アニメ『アキハバラ電脳組 2011年の夏休み』も公開された。監督は桜井弘明

映画版はテレビアニメ版に比べ作画がかなり安定しており、ストーリーやキャラクターの魅力も十分にまとまって描かれていると評価されている。


また、放送と同時期にキャラクターデザインを担当したことぶきつかさにより『アキハバラ電脳組 パタPi!』のタイトルでなかよしにて漫画連載が行われた…が、当時(なかよしの)変身ものは『カードキャプターさくら』の独擅場であり、こちらもそれほど人気が出ずに終わった。

ゲーム『アキハバラ電脳組パタPies!』(ドリームキャスト)では、アニメとは異なるオリジナルストーリーが展開された。


あらすじ

主人公・花小金井ひばりはアキハバラ第参中学校の新1年生。ある日、夢に出てきた「白い王子」から最近流行の電脳育成ペット・ 「パタPi」を与えられる。ひばりはそのパタPiに「デンスケ」と名付け、友人の桜上水すずめ、東十条つぐみ、泉岳寺かもめたちと一緒に育て始めるが、正体不明の敵・ブラッドファルコンにデンスケが狙われてしまう。

いよいよ追い詰められたひばりたち。すると、デンスケが突然女性型の機動兵器に変身し…!


敵の目的とパタPiの秘密とは?秋葉原を舞台とした電脳的物語が始まる。


登場人物

登場人物

主要人物の苗字は駅名、名前は鳥の名前になっている。()は担当声優。

アキハバラ電脳組メンバー

  • 花小金井ひばり島涼香)…主人公。少々ナルシストなところがあるが明るくて優しい性格の少女。1話で白い王子(クレイン)にパタPをもらい、話が進むにつれ敵との戦いで自身も成長していく。パンチラシーンが多く、かもめの祖父にスカートを捲られたこともある。
  • 桜上水すずめ吉住梢)…お嬢様口調で話す少女でひばりの幼馴染。父親は有名重工業メーカーの重役を務めており、令嬢である。
  • 東十条つぐみ浅川悠)…勝ち気な性格の少女。両親が格闘家で実家に道場があるため、空手が得意である。性格とは裏腹にアイドルに憧れている。
  • 泉岳寺かもめ長沢美樹)…関西弁で話す少女。お金にはうるさい。劇場版では祖父と共に大阪に帰っており、たこ焼き屋を経営している。
  • 大鳥居つばめ林原めぐみ)…ひばりより小柄で大人しい少女。敵対関係だったが愛情を知ったことをきっかけに、ひばりと和解しひばりの家に居候することになる。後にすずめ達からも仲間として認められ、戦いに協力することになる。アニメと劇場版では髪の色が違う。

パタPi


ローゼンクロイツ(薔薇十字団)


その他

  • 花小金井雛子(鶴ひろみ)…ひばりの母。性格はとても優しい。顔がひばりに似ている。
  • 花小金井トキ次郎(鈴木琢磨)…ひばりの父。メガネをかけている。ひばりを激愛する親バカ。
  • 泉岳寺シマ福郎 (緒方賢一)…かもめの祖父。スケベ爺だが意外と真面目な性格である。ひばり達をサポートする。劇場版ではかもめと共に大阪に帰っている。
  • 北浦和うずら西村ちなみ)…ひばり達の友人で貧乳好き。アニメでは出番は少なかったが、劇場版やラジオドラマの方では活躍する。
  • エノケン(堀江由衣)…うずらのパタPi
  • 高井戸先生(飛田展男)…ひばりのクラスの担任教師。

スタッフ

スタッフ

  • 企画・原作・ KA・NON
  • 監督・ ふじもとよしたか
  • ベースプランニング・ 山口宏
  • メインライター・ 長谷川勝己
  • プランニング協力・ 小黒祐一郎
  • キャラクターデザイン原作・ビジュアルディレクター・ ことぶきつかさ
  • アニメーション用キャラクターデザイン・ きしもとせいじ
  • アニメーションデザインワークス・ 阿部宗孝
  • SF設定・ 堺三保
  • 美術監督・ 宮前光春
  • 色彩設定・ 中野倫明
  • 撮影監督・ 小西一廣
  • 編集・ 田熊純
  • 音響監督・ 田中英行
  • 音楽・ 光宗信吉
  • 制作プロデューサー・ 石坂透
  • プロデューサー・ 源生哲雄、加藤博
  • 制作協力・ ガンジス
  • 製作・ TBS葦プロダクション

主題歌

オープニングテーマ「Birth」

作詞・歌 - 奥井雅美 / 作曲 - 奥井雅美、矢吹俊郎 / 編曲 - 矢吹俊郎


エンディングテーマ

「太陽の花」

作詞・作曲・歌 - 奥井雅美 / 編曲 - 矢吹俊郎

「シンシア・愛する人」(第20話のみ)

作詞・作曲・歌 - 岡崎律子 / 編曲 - 光宗信吉


挿入歌

「恋しましょ ねばりましょ」

作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / 歌 - 代官山はとこ(かかずゆみ


各話リスト

第1話ディーヴァ
第2話黒い流星
第3話ホムンクルス
第4話デスクロウ
第5話コカトリス
第6話白い王子
第7話ビリケン
第8話五人目…
第9話温泉
第10話決戦アキハバラ
第11話赤い靴
第12話黒いディーヴァ
第13話つばめ
第14話去りにし日々の光
第15話砂の城
第16話アニマ・ムンディ
第17話新生
第18話奈落
第19話仮面
第20話羽ひらく時
第21話召還
第22話今ひとたびの幻
第23話祭壇都市
第24話失楽園
第25話旅立ち
第26話Birth

評価など

評価など

先に述べたように、本作はいわゆる「第二のエヴァンゲリオン」を狙ってのアニメ制作が相次いだ時期の作品であり、アニメの制作会社も多忙ということからクオリティの高いアニメを作る労力が追いつかず、作画監督がいない状態で放送されてしまうなど作画崩壊が頻発(再放送、放送当時発売のVHSやDVD・Blu-rayボックスなどソフト版では修正されたバージョンに差し替えられた)。詳細は「ヤシガニ」または作画崩壊を参照のこと。


BGMや挿入歌、キャラクターやその演技などの評価は高く、またシナリオも決してクオリティが低いわけでは無いが、ヴィジュアル面のイメージや放送時間(※キー放送局の東京放送では土曜の夕方)、初期の展開からするとシリアスかつ難解、各話ごとの差が大きいということもあって『エヴァ』や『機動戦艦ナデシコ』ほどの人気は獲得できなかった。


なお、桜井弘明・高橋亨・川嶋恵子の3人が揃って担当した回は屈指の名エピソードが多く、本来こうなるはずだった作品の一端を垣間見る事が出来る。


関連タグ

関連タグ

アニマムンディ

パタPi ディーヴァ(アキハバラ電脳組) / 機動女神

アフロディーテ ヘスティア アテナ アンフィトルテ エリヌース 霊機融合

2011年 秋葉原/アキハバラ

概要

概要

1998年4月4日から9月26日までTBSほか、一部系列局で放送。全26話。アニメーション制作は葦プロ


タイトル通り、電気街であった放送当時のイメージが色濃く反映された秋葉原を舞台としている。ことぶきつかさデザインによる華やかなキャラクターやコメディタッチのシナリオから「萌えアニメ」とされることが多いが、SF・アクション要素も強く、難解な用語や設定、熱いバトルシーンといった要素も盛り込んでいる。実際に放送前はアニメ雑誌などで詳しい内容が伏せられており、バトル要素が明らかになったのは1話の終盤である。


詳しくは後述するが、本作は『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットを受けて製作された「ポストエヴァ」と呼ばれる作品群の一つである。

特に本作はスポンサーにセガスターチャイルドがおり、主題歌や一部スタッフ陣も『少女革命ウテナ』と被っているなど、他作品に比べてかなりわかりやすく「二匹目(ウテナも含めると三匹目?)のドジョウ」を狙ったような要素(戦う美少女や生体と機械が組み合わさった人工生命体、複雑で謎の多い描写など)が強い。

しかしこの1998年はあのヤシガニの年で、大量にアニメが製作された時期であったため、作画が不安定になってしまい、評価に悪影響を及ぼすことになった。


1999年には劇場版アニメ『アキハバラ電脳組 2011年の夏休み』も公開された。監督は桜井弘明

映画版はテレビアニメ版に比べ作画がかなり安定しており、ストーリーやキャラクターの魅力も十分にまとまって描かれていると評価されている。


また、放送と同時期にキャラクターデザインを担当したことぶきつかさにより『アキハバラ電脳組 パタPi!』のタイトルでなかよしにて漫画連載が行われた…が、当時(なかよしの)変身ものは『カードキャプターさくら』の独擅場であり、こちらもそれほど人気が出ずに終わった。

ゲーム『アキハバラ電脳組パタPies!』(ドリームキャスト)では、アニメとは異なるオリジナルストーリーが展開された。


あらすじ

主人公・花小金井ひばりはアキハバラ第参中学校の新1年生。ある日、夢に出てきた「白い王子」から最近流行の電脳育成ペット・ 「パタPi」を与えられる。ひばりはそのパタPiに「デンスケ」と名付け、友人の桜上水すずめ、東十条つぐみ、泉岳寺かもめたちと一緒に育て始めるが、正体不明の敵・ブラッドファルコンにデンスケが狙われてしまう。

いよいよ追い詰められたひばりたち。すると、デンスケが突然女性型の機動兵器に変身し…!


敵の目的とパタPiの秘密とは?秋葉原を舞台とした電脳的物語が始まる。


登場人物

登場人物

主要人物の苗字は駅名、名前は鳥の名前になっている。()は担当声優。

アキハバラ電脳組メンバー

  • 花小金井ひばり島涼香)…主人公。少々ナルシストなところがあるが明るくて優しい性格の少女。1話で白い王子(クレイン)にパタPをもらい、話が進むにつれ敵との戦いで自身も成長していく。パンチラシーンが多く、かもめの祖父にスカートを捲られたこともある。
  • 桜上水すずめ吉住梢)…お嬢様口調で話す少女でひばりの幼馴染。父親は有名重工業メーカーの重役を務めており、令嬢である。
  • 東十条つぐみ浅川悠)…勝ち気な性格の少女。両親が格闘家で実家に道場があるため、空手が得意である。性格とは裏腹にアイドルに憧れている。
  • 泉岳寺かもめ長沢美樹)…関西弁で話す少女。お金にはうるさい。劇場版では祖父と共に大阪に帰っており、たこ焼き屋を経営している。
  • 大鳥居つばめ林原めぐみ)…ひばりより小柄で大人しい少女。敵対関係だったが愛情を知ったことをきっかけに、ひばりと和解しひばりの家に居候することになる。後にすずめ達からも仲間として認められ、戦いに協力することになる。アニメと劇場版では髪の色が違う。

パタPi


ローゼンクロイツ(薔薇十字団)


その他

  • 花小金井雛子(鶴ひろみ)…ひばりの母。性格はとても優しい。顔がひばりに似ている。
  • 花小金井トキ次郎(鈴木琢磨)…ひばりの父。メガネをかけている。ひばりを激愛する親バカ。
  • 泉岳寺シマ福郎 (緒方賢一)…かもめの祖父。スケベ爺だが意外と真面目な性格である。ひばり達をサポートする。劇場版ではかもめと共に大阪に帰っている。
  • 北浦和うずら西村ちなみ)…ひばり達の友人で貧乳好き。アニメでは出番は少なかったが、劇場版やラジオドラマの方では活躍する。
  • エノケン(堀江由衣)…うずらのパタPi
  • 高井戸先生(飛田展男)…ひばりのクラスの担任教師。

スタッフ

スタッフ

  • 企画・原作・ KA・NON
  • 監督・ ふじもとよしたか
  • ベースプランニング・ 山口宏
  • メインライター・ 長谷川勝己
  • プランニング協力・ 小黒祐一郎
  • キャラクターデザイン原作・ビジュアルディレクター・ ことぶきつかさ
  • アニメーション用キャラクターデザイン・ きしもとせいじ
  • アニメーションデザインワークス・ 阿部宗孝
  • SF設定・ 堺三保
  • 美術監督・ 宮前光春
  • 色彩設定・ 中野倫明
  • 撮影監督・ 小西一廣
  • 編集・ 田熊純
  • 音響監督・ 田中英行
  • 音楽・ 光宗信吉
  • 制作プロデューサー・ 石坂透
  • プロデューサー・ 源生哲雄、加藤博
  • 制作協力・ ガンジス
  • 製作・ TBS葦プロダクション

主題歌

オープニングテーマ「Birth」

作詞・歌 - 奥井雅美 / 作曲 - 奥井雅美、矢吹俊郎 / 編曲 - 矢吹俊郎


エンディングテーマ

「太陽の花」

作詞・作曲・歌 - 奥井雅美 / 編曲 - 矢吹俊郎

「シンシア・愛する人」(第20話のみ)

作詞・作曲・歌 - 岡崎律子 / 編曲 - 光宗信吉


挿入歌

「恋しましょ ねばりましょ」

作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / 歌 - 代官山はとこ(かかずゆみ


各話リスト

第1話ディーヴァ
第2話黒い流星
第3話ホムンクルス
第4話デスクロウ
第5話コカトリス
第6話白い王子
第7話ビリケン
第8話五人目…
第9話温泉
第10話決戦アキハバラ
第11話赤い靴
第12話黒いディーヴァ
第13話つばめ
第14話去りにし日々の光
第15話砂の城
第16話アニマ・ムンディ
第17話新生
第18話奈落
第19話仮面
第20話羽ひらく時
第21話召還
第22話今ひとたびの幻
第23話祭壇都市
第24話失楽園
第25話旅立ち
第26話Birth

評価など

評価など

先に述べたように、本作はいわゆる「第二のエヴァンゲリオン」を狙ってのアニメ制作が相次いだ時期の作品であり、アニメの制作会社も多忙ということからクオリティの高いアニメを作る労力が追いつかず、作画監督がいない状態で放送されてしまうなど作画崩壊が頻発(再放送、放送当時発売のVHSやDVD・Blu-rayボックスなどソフト版では修正されたバージョンに差し替えられた)。詳細は「ヤシガニ」または作画崩壊を参照のこと。


BGMや挿入歌、キャラクターやその演技などの評価は高く、またシナリオも決してクオリティが低いわけでは無いが、ヴィジュアル面のイメージや放送時間(※キー放送局の東京放送では土曜の夕方)、初期の展開からするとシリアスかつ難解、各話ごとの差が大きいということもあって『エヴァ』や『機動戦艦ナデシコ』ほどの人気は獲得できなかった。


なお、桜井弘明・高橋亨・川嶋恵子の3人が揃って担当した回は屈指の名エピソードが多く、本来こうなるはずだった作品の一端を垣間見る事が出来る。


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アキハバラ電脳組
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アキハバラ電脳組
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『アキハバラ電脳組』とは、1998年にTBS系列で放映されたTVアニメ作品。

概要

概要

1998年4月4日から9月26日までTBSほか、一部系列局で放送。全26話。アニメーション制作は葦プロ


タイトル通り、電気街であった放送当時のイメージが色濃く反映された秋葉原を舞台としている。ことぶきつかさデザインによる華やかなキャラクターやコメディタッチのシナリオから「萌えアニメ」とされることが多いが、SF・アクション要素も強く、難解な用語や設定、熱いバトルシーンといった要素も盛り込んでいる。実際に放送前はアニメ雑誌などで詳しい内容が伏せられており、バトル要素が明らかになったのは1話の終盤である。


詳しくは後述するが、本作は『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットを受けて製作された「ポストエヴァ」と呼ばれる作品群の一つである。

特に本作はスポンサーにセガスターチャイルドがおり、主題歌や一部スタッフ陣も『少女革命ウテナ』と被っているなど、他作品に比べてかなりわかりやすく「二匹目(ウテナも含めると三匹目?)のドジョウ」を狙ったような要素(戦う美少女や生体と機械が組み合わさった人工生命体、複雑で謎の多い描写など)が強い。

しかしこの1998年はあのヤシガニの年で、大量にアニメが製作された時期であったため、作画が不安定になってしまい、評価に悪影響を及ぼすことになった。


1999年には劇場版アニメ『アキハバラ電脳組 2011年の夏休み』も公開された。監督は桜井弘明

映画版はテレビアニメ版に比べ作画がかなり安定しており、ストーリーやキャラクターの魅力も十分にまとまって描かれていると評価されている。


また、放送と同時期にキャラクターデザインを担当したことぶきつかさにより『アキハバラ電脳組 パタPi!』のタイトルでなかよしにて漫画連載が行われた…が、当時(なかよしの)変身ものは『カードキャプターさくら』の独擅場であり、こちらもそれほど人気が出ずに終わった。

ゲーム『アキハバラ電脳組パタPies!』(ドリームキャスト)では、アニメとは異なるオリジナルストーリーが展開された。


あらすじ

主人公・花小金井ひばりはアキハバラ第参中学校の新1年生。ある日、夢に出てきた「白い王子」から最近流行の電脳育成ペット・ 「パタPi」を与えられる。ひばりはそのパタPiに「デンスケ」と名付け、友人の桜上水すずめ、東十条つぐみ、泉岳寺かもめたちと一緒に育て始めるが、正体不明の敵・ブラッドファルコンにデンスケが狙われてしまう。

いよいよ追い詰められたひばりたち。すると、デンスケが突然女性型の機動兵器に変身し…!


敵の目的とパタPiの秘密とは?秋葉原を舞台とした電脳的物語が始まる。


登場人物

登場人物

主要人物の苗字は駅名、名前は鳥の名前になっている。()は担当声優。

アキハバラ電脳組メンバー

  • 花小金井ひばり島涼香)…主人公。少々ナルシストなところがあるが明るくて優しい性格の少女。1話で白い王子(クレイン)にパタPをもらい、話が進むにつれ敵との戦いで自身も成長していく。パンチラシーンが多く、かもめの祖父にスカートを捲られたこともある。
  • 桜上水すずめ吉住梢)…お嬢様口調で話す少女でひばりの幼馴染。父親は有名重工業メーカーの重役を務めており、令嬢である。
  • 東十条つぐみ浅川悠)…勝ち気な性格の少女。両親が格闘家で実家に道場があるため、空手が得意である。性格とは裏腹にアイドルに憧れている。
  • 泉岳寺かもめ長沢美樹)…関西弁で話す少女。お金にはうるさい。劇場版では祖父と共に大阪に帰っており、たこ焼き屋を経営している。
  • 大鳥居つばめ林原めぐみ)…ひばりより小柄で大人しい少女。敵対関係だったが愛情を知ったことをきっかけに、ひばりと和解しひばりの家に居候することになる。後にすずめ達からも仲間として認められ、戦いに協力することになる。アニメと劇場版では髪の色が違う。

パタPi


ローゼンクロイツ(薔薇十字団)


その他

  • 花小金井雛子(鶴ひろみ)…ひばりの母。性格はとても優しい。顔がひばりに似ている。
  • 花小金井トキ次郎(鈴木琢磨)…ひばりの父。メガネをかけている。ひばりを激愛する親バカ。
  • 泉岳寺シマ福郎 (緒方賢一)…かもめの祖父。スケベ爺だが意外と真面目な性格である。ひばり達をサポートする。劇場版ではかもめと共に大阪に帰っている。
  • 北浦和うずら西村ちなみ)…ひばり達の友人で貧乳好き。アニメでは出番は少なかったが、劇場版やラジオドラマの方では活躍する。
  • エノケン(堀江由衣)…うずらのパタPi
  • 高井戸先生(飛田展男)…ひばりのクラスの担任教師。

スタッフ

スタッフ

  • 企画・原作・ KA・NON
  • 監督・ ふじもとよしたか
  • ベースプランニング・ 山口宏
  • メインライター・ 長谷川勝己
  • プランニング協力・ 小黒祐一郎
  • キャラクターデザイン原作・ビジュアルディレクター・ ことぶきつかさ
  • アニメーション用キャラクターデザイン・ きしもとせいじ
  • アニメーションデザインワークス・ 阿部宗孝
  • SF設定・ 堺三保
  • 美術監督・ 宮前光春
  • 色彩設定・ 中野倫明
  • 撮影監督・ 小西一廣
  • 編集・ 田熊純
  • 音響監督・ 田中英行
  • 音楽・ 光宗信吉
  • 制作プロデューサー・ 石坂透
  • プロデューサー・ 源生哲雄、加藤博
  • 制作協力・ ガンジス
  • 製作・ TBS葦プロダクション

主題歌

オープニングテーマ「Birth」

作詞・歌 - 奥井雅美 / 作曲 - 奥井雅美、矢吹俊郎 / 編曲 - 矢吹俊郎


エンディングテーマ

「太陽の花」

作詞・作曲・歌 - 奥井雅美 / 編曲 - 矢吹俊郎

「シンシア・愛する人」(第20話のみ)

作詞・作曲・歌 - 岡崎律子 / 編曲 - 光宗信吉


挿入歌

「恋しましょ ねばりましょ」

作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / 歌 - 代官山はとこ(かかずゆみ


各話リスト

第1話ディーヴァ
第2話黒い流星
第3話ホムンクルス
第4話デスクロウ
第5話コカトリス
第6話白い王子
第7話ビリケン
第8話五人目…
第9話温泉
第10話決戦アキハバラ
第11話赤い靴
第12話黒いディーヴァ
第13話つばめ
第14話去りにし日々の光
第15話砂の城
第16話アニマ・ムンディ
第17話新生
第18話奈落
第19話仮面
第20話羽ひらく時
第21話召還
第22話今ひとたびの幻
第23話祭壇都市
第24話失楽園
第25話旅立ち
第26話Birth

評価など

評価など

先に述べたように、本作はいわゆる「第二のエヴァンゲリオン」を狙ってのアニメ制作が相次いだ時期の作品であり、アニメの制作会社も多忙ということからクオリティの高いアニメを作る労力が追いつかず、作画監督がいない状態で放送されてしまうなど作画崩壊が頻発(再放送、放送当時発売のVHSやDVD・Blu-rayボックスなどソフト版では修正されたバージョンに差し替えられた)。詳細は「ヤシガニ」または作画崩壊を参照のこと。


BGMや挿入歌、キャラクターやその演技などの評価は高く、またシナリオも決してクオリティが低いわけでは無いが、ヴィジュアル面のイメージや放送時間(※キー放送局の東京放送では土曜の夕方)、初期の展開からするとシリアスかつ難解、各話ごとの差が大きいということもあって『エヴァ』や『機動戦艦ナデシコ』ほどの人気は獲得できなかった。


なお、桜井弘明・高橋亨・川嶋恵子の3人が揃って担当した回は屈指の名エピソードが多く、本来こうなるはずだった作品の一端を垣間見る事が出来る。


関連タグ

関連タグ

アニマムンディ

パタPi ディーヴァ(アキハバラ電脳組) / 機動女神

アフロディーテ ヘスティア アテナ アンフィトルテ エリヌース 霊機融合

2011年 秋葉原/アキハバラ

概要

概要

1998年4月4日から9月26日までTBSほか、一部系列局で放送。全26話。アニメーション制作は葦プロ


タイトル通り、電気街であった放送当時のイメージが色濃く反映された秋葉原を舞台としている。ことぶきつかさデザインによる華やかなキャラクターやコメディタッチのシナリオから「萌えアニメ」とされることが多いが、SF・アクション要素も強く、難解な用語や設定、熱いバトルシーンといった要素も盛り込んでいる。実際に放送前はアニメ雑誌などで詳しい内容が伏せられており、バトル要素が明らかになったのは1話の終盤である。


詳しくは後述するが、本作は『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットを受けて製作された「ポストエヴァ」と呼ばれる作品群の一つである。

特に本作はスポンサーにセガスターチャイルドがおり、主題歌や一部スタッフ陣も『少女革命ウテナ』と被っているなど、他作品に比べてかなりわかりやすく「二匹目(ウテナも含めると三匹目?)のドジョウ」を狙ったような要素(戦う美少女や生体と機械が組み合わさった人工生命体、複雑で謎の多い描写など)が強い。

しかしこの1998年はあのヤシガニの年で、大量にアニメが製作された時期であったため、作画が不安定になってしまい、評価に悪影響を及ぼすことになった。


1999年には劇場版アニメ『アキハバラ電脳組 2011年の夏休み』も公開された。監督は桜井弘明

映画版はテレビアニメ版に比べ作画がかなり安定しており、ストーリーやキャラクターの魅力も十分にまとまって描かれていると評価されている。


また、放送と同時期にキャラクターデザインを担当したことぶきつかさにより『アキハバラ電脳組 パタPi!』のタイトルでなかよしにて漫画連載が行われた…が、当時(なかよしの)変身ものは『カードキャプターさくら』の独擅場であり、こちらもそれほど人気が出ずに終わった。

ゲーム『アキハバラ電脳組パタPies!』(ドリームキャスト)では、アニメとは異なるオリジナルストーリーが展開された。


あらすじ

主人公・花小金井ひばりはアキハバラ第参中学校の新1年生。ある日、夢に出てきた「白い王子」から最近流行の電脳育成ペット・ 「パタPi」を与えられる。ひばりはそのパタPiに「デンスケ」と名付け、友人の桜上水すずめ、東十条つぐみ、泉岳寺かもめたちと一緒に育て始めるが、正体不明の敵・ブラッドファルコンにデンスケが狙われてしまう。

いよいよ追い詰められたひばりたち。すると、デンスケが突然女性型の機動兵器に変身し…!


敵の目的とパタPiの秘密とは?秋葉原を舞台とした電脳的物語が始まる。


登場人物

登場人物

主要人物の苗字は駅名、名前は鳥の名前になっている。()は担当声優。

アキハバラ電脳組メンバー

  • 花小金井ひばり島涼香)…主人公。少々ナルシストなところがあるが明るくて優しい性格の少女。1話で白い王子(クレイン)にパタPをもらい、話が進むにつれ敵との戦いで自身も成長していく。パンチラシーンが多く、かもめの祖父にスカートを捲られたこともある。
  • 桜上水すずめ吉住梢)…お嬢様口調で話す少女でひばりの幼馴染。父親は有名重工業メーカーの重役を務めており、令嬢である。
  • 東十条つぐみ浅川悠)…勝ち気な性格の少女。両親が格闘家で実家に道場があるため、空手が得意である。性格とは裏腹にアイドルに憧れている。
  • 泉岳寺かもめ長沢美樹)…関西弁で話す少女。お金にはうるさい。劇場版では祖父と共に大阪に帰っており、たこ焼き屋を経営している。
  • 大鳥居つばめ林原めぐみ)…ひばりより小柄で大人しい少女。敵対関係だったが愛情を知ったことをきっかけに、ひばりと和解しひばりの家に居候することになる。後にすずめ達からも仲間として認められ、戦いに協力することになる。アニメと劇場版では髪の色が違う。

パタPi


ローゼンクロイツ(薔薇十字団)


その他

  • 花小金井雛子(鶴ひろみ)…ひばりの母。性格はとても優しい。顔がひばりに似ている。
  • 花小金井トキ次郎(鈴木琢磨)…ひばりの父。メガネをかけている。ひばりを激愛する親バカ。
  • 泉岳寺シマ福郎 (緒方賢一)…かもめの祖父。スケベ爺だが意外と真面目な性格である。ひばり達をサポートする。劇場版ではかもめと共に大阪に帰っている。
  • 北浦和うずら西村ちなみ)…ひばり達の友人で貧乳好き。アニメでは出番は少なかったが、劇場版やラジオドラマの方では活躍する。
  • エノケン(堀江由衣)…うずらのパタPi
  • 高井戸先生(飛田展男)…ひばりのクラスの担任教師。

スタッフ

スタッフ

  • 企画・原作・ KA・NON
  • 監督・ ふじもとよしたか
  • ベースプランニング・ 山口宏
  • メインライター・ 長谷川勝己
  • プランニング協力・ 小黒祐一郎
  • キャラクターデザイン原作・ビジュアルディレクター・ ことぶきつかさ
  • アニメーション用キャラクターデザイン・ きしもとせいじ
  • アニメーションデザインワークス・ 阿部宗孝
  • SF設定・ 堺三保
  • 美術監督・ 宮前光春
  • 色彩設定・ 中野倫明
  • 撮影監督・ 小西一廣
  • 編集・ 田熊純
  • 音響監督・ 田中英行
  • 音楽・ 光宗信吉
  • 制作プロデューサー・ 石坂透
  • プロデューサー・ 源生哲雄、加藤博
  • 制作協力・ ガンジス
  • 製作・ TBS葦プロダクション

主題歌

オープニングテーマ「Birth」

作詞・歌 - 奥井雅美 / 作曲 - 奥井雅美、矢吹俊郎 / 編曲 - 矢吹俊郎


エンディングテーマ

「太陽の花」

作詞・作曲・歌 - 奥井雅美 / 編曲 - 矢吹俊郎

「シンシア・愛する人」(第20話のみ)

作詞・作曲・歌 - 岡崎律子 / 編曲 - 光宗信吉


挿入歌

「恋しましょ ねばりましょ」

作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / 歌 - 代官山はとこ(かかずゆみ


各話リスト

第1話ディーヴァ
第2話黒い流星
第3話ホムンクルス
第4話デスクロウ
第5話コカトリス
第6話白い王子
第7話ビリケン
第8話五人目…
第9話温泉
第10話決戦アキハバラ
第11話赤い靴
第12話黒いディーヴァ
第13話つばめ
第14話去りにし日々の光
第15話砂の城
第16話アニマ・ムンディ
第17話新生
第18話奈落
第19話仮面
第20話羽ひらく時
第21話召還
第22話今ひとたびの幻
第23話祭壇都市
第24話失楽園
第25話旅立ち
第26話Birth

評価など

評価など

先に述べたように、本作はいわゆる「第二のエヴァンゲリオン」を狙ってのアニメ制作が相次いだ時期の作品であり、アニメの制作会社も多忙ということからクオリティの高いアニメを作る労力が追いつかず、作画監督がいない状態で放送されてしまうなど作画崩壊が頻発(再放送、放送当時発売のVHSやDVD・Blu-rayボックスなどソフト版では修正されたバージョンに差し替えられた)。詳細は「ヤシガニ」または作画崩壊を参照のこと。


BGMや挿入歌、キャラクターやその演技などの評価は高く、またシナリオも決してクオリティが低いわけでは無いが、ヴィジュアル面のイメージや放送時間(※キー放送局の東京放送では土曜の夕方)、初期の展開からするとシリアスかつ難解、各話ごとの差が大きいということもあって『エヴァ』や『機動戦艦ナデシコ』ほどの人気は獲得できなかった。


なお、桜井弘明・高橋亨・川嶋恵子の3人が揃って担当した回は屈指の名エピソードが多く、本来こうなるはずだった作品の一端を垣間見る事が出来る。


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