プロフィール
名前 | 村上宗隆 |
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英字表記 | MUNETAKA MURAKAMI |
読み方 | むねたか むらかみ |
愛称 | 村神様、ムネ |
所属 | 東京ヤクルトスワローズ(55) |
出身 | 熊本県熊本市 |
生年月日 | 2000年2月2日 |
最終学歴 | 九州学院高等学校 |
家族構成 | 長兄・友幸、次男・本人、三男・慶太(村上三兄弟) |
身長・体重 | 188cm、97kg |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 三塁手 |
プロ入り | 2017年ドラフト1位 |
ヤクルトの契約金 | 8000万円 |
同初年俸 | 720万円 |
同最高年俸 | 2億2000万円+出来高(2022年) |
経歴
九州学院高校では一塁手のレギュラーとして高校通算52本塁打を記録した。チームは1年夏に甲子園大会に出場しているが、村上選手の出番はなかった。1年秋に捕手に転向した。
2017年のドラフト会議で、清宮幸太郎選手を外した東京ヤクルトスワローズから1位指名を受け、ヤクルトに入団した。背番号は55。
プロ入り後は内野手に転向し、三塁手を守る。二軍で6月の月間MVPを獲得するなど活躍した後、9月に一軍に昇格。9月16日の広島東洋カープ戦でプロ初ホームランを記録したが、2000年生まれの選手では史上初だった。
2019年に1953年の中西太氏に並ぶ高卒2年目での36本塁打、高卒2年目以内での歴代最多打点となる96打点を記録してセ・リーグ新人王獲得(なおこの陰で盗塁王を取りながら新人王になり損ねた選手が……)。
2021年9月19日、21歳7か月で最年少通算100号本塁打を記録。同年ヤクルトは優勝、日本一となり、セ・リーグ最年少MVPにもなった(なおパ・リーグ最年少は稲尾和久氏(20歳)、イチロー氏も21歳で獲得。ちなみに1リーグ制時代には巨人の沢村栄治氏が19歳でMVPを獲得している)。
途中開催された東京オリンピックでは決勝のアメリカ戦で決勝弾となるホームランを放ち、金メダルに貢献した。また、この大会で鈴木誠也にアドバイスを求めたことをきっかけで交流が始まり、後の様々な場面で彼の助けを借りることになる。
2022年は記録ずくめのシーズンになり、すでに松井秀喜氏を超えたと言っても過言でないほどの大打者に……
- 8月2日に(前日の打席からの続きで)5打席連続ホームランというプロ野球新記録を樹立。
- 最終的には元チームメイトのウラディミール・バレンティン氏(60本塁打)には及ばなかったが、王貞治氏、タフィ・ローズ氏、アレックス・カブレラ氏を超えるレギュラーシーズン56本塁打を記録。
- ホームランだけでなく打率や打点もトップに立ち、NPB史上8人目(13例目)・22歳での史上最年少&令和初となる三冠王に輝いた。
2023年には侍ジャパンに招集され、第5回WBCではチームの主砲として期待されるが、大谷翔平のすぐ後ろで打つというプレッシャーが彼にのしかかったのか、決勝トーナメントまではヒットはおろか三振に苦しみ、4番としての役割を果たせない苦しみに満ちた表情が何度も映ることになった。
しかし、ケガで欠場することになった鈴木誠也の激励や苦境の中でも応援を送るファンの期待を受けて、更に栗山監督の機転で5番打者に下がったことで力んでいた状態から少しだけ解放されたのか、準々決勝のイタリア戦では打点を挙げる等次第に復調の兆しを見せ始め、準決勝のメキシコ戦にて9回で逆転サヨナラの2ベースヒットを放つという劇的な展開を手繰り寄せ、チームを救って見せた。決勝戦のアメリカ戦ではホームランで先制されたそのすぐ後にホームランを打ち返して日本のホームラン王の意地を見せ、完全復活をアピールした。
大会後は、「さらに目標を高く設定させられる大会になった。次回は全試合4番で打ちたい」と三冠王になった後でもさらに成長を期待させる意気込みを見せた。
2024年シーズン終了後に、来シーズン(2025年シーズン)終了後に、ポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を行うことを表明(所謂“25歳ルール”の関係上、2024年シーズン終了後の挑戦は断念した模様)。
上記のように、日本では素晴らしい成績を残しているものの、同じく圧倒的な強打者として日本球界に君臨していた筒香嘉智がメジャー挑戦に失敗したのを目の当たりにした野球ファンからは「メジャーに挑戦せず日本にいた方が幸せだと思う」とも評されているが、果たして…。
リアル野球BANでの活躍
2021年より、毎年1月2日にテレビ朝日系列で放送されている「夢対決とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」内の「リアル野球BAN」に複数回出演している。
2021年は「侍オールスター」チームの一員として参加(他のチームメイトはソフトバンクの柳田・ツインズの前田、カープの鈴木、日ハムの中田、オリックスの吉田)。対戦相手である石橋貴明率いる「チーム帝京」の杉谷拳士に向かって(チームメイトである山田哲人に代わり)「ヒダリデウテヤ」発言を浴びせた(ちなみに杉谷の方が10歳年上である)。
ただし、この時は杉谷も負けじとゴルゴ松本と共に「好きな飲み物は?」と村上に質問して「烏龍茶」と回答を捻り出させ、対する二人から「(それを言うなら)ヤクルトだろう!!」「乳酸菌パワー出せよ!!」と弄られて反撃され、とどめに実況を担当していたアナウンサーにも「そうなんです。彼(村上)はヤクルトの4番なんです!!」とオチを付けられてしまった。
2022年は杉谷が出演しなかったために前述のくだりは無かったものの、代わりに自らを「最年少BIGBOSS」と称して自チームの采配を振るったり、験担ぎである「塩バット」の際には自らも塩を飲むという奇行ぶりを見せた。
2023年は2年ぶりに杉谷と「再会」し、杉谷による「初日の出」バットのパフォーマンスや、彼が呼んだファイターズガールによるきつねダンスをガン無視、そして前述のくだりの代わりに前年では原口に吹っかけた「プロ球種への変更」を要求し、まんまとしくじらせて「コンコンwww」とおちょくり(そして「2年前の意趣返し」の如く、前回と同じ実況担当のアナウンサーに「狐につままれたのは杉谷の方でした」とオチを付けさせた)、離ればなれになった間に自ら三冠王となり再試合含めて敗北させるなど中田翔の後釜として三冠王としての実力を遺憾無く発揮した。